無責任賛歌
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| 2000年08月17日(木) |
明日から仕事/『夜刀の神つかい』(奥瀬サキ・志水アキ)ほか |
今は21:30、日記を書くには少し早いが、明日から仕事だ。早寝をするため仕方がない。
昨晩、昔馴染みの本屋に『藤子・F・不二雄SF短編 PERFECT版』全8巻(小学館)を注文したが、発売日を聞きそこなった。とりあえずもう第1巻は出てるんだが。 以前中央公論社からも全集が出たことがあったが、今回はそのとき未収録だったものもすべて集めての刊行である。 特に『カイケツ小池さん』などは名作『ウルトラ・スーパー・デラックスマン』の前編。これが何故今まで未収録だったかが不思議なくらいだ。 全巻購入者には『ミノタウロスの皿』『カンビュセスの籤』の特製コインも貰えるぞ! 藤子ファン、SFファンは本屋に走れ!
マンガ、奥瀬サキ・志水アキ『夜刀の神つかい』1・2巻、高岩ヨシヒロ『松田優作物語』3巻、冬目景『僕らの変拍子』読む。 奥瀬さんはなぜか最近自分でマンガを描かない。『低俗霊 DAY DREAM』も他人に描かせてるし。なにか編集部とケンカでもしたのか? しかし最近のコミックバーズは『夜刀』や『羊のうた』や『退魔針』など吸血鬼ものばかりだなあ。どれも面白いからいいけど、雑誌の傾向が固まるのは今一つよろしくない。つぶれなきやいいがなあ。
やっとホースを買ってきたので、洗濯機に設置して残り湯を引きこむ。調子よくあっという間に溜まる。これでどれくらい水の節約になるかはわからんが、日頃から無駄を省くようにはしないとなあ。最近はパソコン三昧で電気代・電話代もバカにならんのだ。
友人にメールを送り、その中に演劇論的なことを書く。そのあと鴻上尚史の『ドン・キホーテのペディキュア』を読むと、自分が今書いたばかりの内容と同じことを作者が書いている。こういうシンクロニシティはなんだか恥ずかしい。
父に貰ったみかんの缶詰を一人で食べたと言うので女房が怒る。いつもは果物食いたがらんくせに、俺が食うと怒るとは理不尽。 「缶詰より先になんで葡萄を食べないの!」 「剥くのが面倒臭いんだよ!」 我ながら情けない反論だが、女房、ムキになったのか、冷蔵庫内のありったけの葡萄を全部剥いてボール山盛りに入れて出してくる。 「ホラ、剥いたから食え!」 ……あ、あのなあ……(-_-;)。
| 2000年08月16日(水) |
橘外男&中川信夫ワンダーランド/映画『女吸血鬼』ほか |
朝から倉知淳『占い師はお昼寝中』読み始める。自分の感性にあった小説でスラスラ読めるが、それだけに一気に読み終えてしまうのが惜しい。今日は2話だけ読む。
突然、女房が悲鳴。 「ひいいいいいいいいい!」 まるで楳図かずおの『ママが怖い』。 「な、なんだ?!」と血相変えて女房を見ると、きょとんとして、 「……あくびしただけだけど?」 ……どこがじゃあ! 俺、確実に寿命縮められとるな(T_T)。
NHKで『ふしぎの海のナディア』映画版見る。 公開当時、テレビシリーズに比べそのクオリティが各段にダウンしていたので激怒したが、さもありなん、制作がGAINAXからグループ・タックに移り、しかも外注出しまくりだったのである。 しかし今見てもナディアのキャラクター造形って嫉妬深い馬鹿女の典型。こんな女、現実にいくらでもいたぞ。そんな女に限ってナディア嫌いだったりするが、これって、近親憎悪じゃねえのか? 伊藤つかさがヒロインの声やってるが、結構艶っぽい。ああ、あの『少女人形』の可憐な少女も今はおばさん……なんてことを書くからロリコンなんて言われんだな。
映画三昧だったので今日は一休みしたかったが、結局女房に連れ出される。 シネリーブル博多駅で『女吸血鬼』。どうせキワモノ、と思って見たら堂々たる正統派吸血鬼モノで驚き。原作が……橘外男?! 戦前から戦後にかけて活躍した怪奇・幻想小説の第一人者じゃないの! 映画化作品があることを知らなかったとは不覚。 監督の中川信夫には更に橘作品として『亡霊怪猫屋敷』がある。もしかしてこの組み合わせ、黒澤明+山本周五郎なみの名コンビかも?
映画帰りにゲーセンで、ミニ扇風機、たれぱんだのソーメンセット、おじゃる丸のミニバッグ、アルプスの少女ハイジのオルゴールをゲット。千円ちょっとしかかからなかったから、結構お得か。 女房、欲しいものが手に入って嬉しいのか、帰宅するなり早速扇風機に乾電池を入れ、回して喜ぶ。でもミニの癖に音がうるさい。
二見文庫『仮面ライダー大研究』読む。全百話の裏話を一話ずつ解説という馬鹿丁寧なモノ。藤岡弘が出ない回が何回かあったが、ケガの他に失踪もあったのか、と初めて知ったこともあり楽しい。 ゾル大佐役の宮口二郎は今日見た映画で吸血鬼を演じた天知茂の弟。二人とも今は故人だ。寂しいなあ……。
| 2000年08月15日(火) |
盆休みも終わり……なのに毎日暑いな/映画『シャンハイ・ヌーン』ほか |
しまった、またホース買い忘れた(-_-;)。
朝から『爆笑問題 死のサイズ』、京極夏彦『怪』読む。この手の本はさっさと読めてしまうなあ。『爆笑』は有名人の死亡記事が新聞でどれくらいの大きさで扱われていたかを調べたもの。爆笑問題のコメントは記憶違いや認識の甘さも目立つが、企画自体は面白い。手塚治虫や藤子・F・不二雄はやっぱり小さすぎるよなあ。 マンガ、石川賢『羅生門』、加藤元浩『Q.E.D.』7巻、聖悠紀『超人ロック Special vol.01 カデット編』。『Q.E.D』は『金田一少年』や『コナン』よりミステリーとしてのレベルは高い。でも残念なことに絵に魅力がないんだよな。女房も言ってたが、ミステリマンガで犯人の姿を黒塗りするの、アザトイからいい加減やめたらどうだ。
夕方から父のマンションで送り火を焚く。雨が心配だったが、丁度夕方には晴れた。蝋燭の火を消すまいとヨチヨチ歩いてくる女房の様子を見ていると昔の「底抜け脱線ゲーム」を見ているようだ。古いな。 昔は茄子の馬を一緒に置いてたような気もするが、省略。お経もテープ。簡略化したもんだとは思うが、儀式は基本的にキライなのでこの程度でいい。火もあっという間に消える。お袋、またな。 父と女房と「ジョイフル」で食事。スパゲティーとピラフ。ジョイフルは数あるファミレスの中でも1、2を争うマズさだが、値段が安いのでまあ我慢ができる。 マズさのせいで腹が立ってもいるのか、父の口、いつもより軽い。食事中ずっと親戚の悪口言いっぱなし。だったら縁切りゃよさそうなもんだが、それができないのがしがらみか。 大体、一番文句を言いたいのは俺に対してだろうに、それは言わないのだ。余所余所しいったらないが、まあ、こっちも何も言わないからおあいこか。 そのうち家族で温泉に行こうと約束。
夜、AMCで映画『シャンハイ・ヌーン』。……って、ちょっと待て、映画のどこに上海が出て来た? 中国のシーンは紫禁城しかなかったぞ? 女房に聞いたら「私は紫禁城がどこにあるかも知らないよ」っておいおい。 ヒロインの皇女はカンフー使いまくりだし、相変わらずジャッキーの映画はデタラメで楽しい。
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藤原敬之(ふじわら・けいし)
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