第2次治療スタート!

いちおうの結果が出て以来、吹っ切れたらしく、
5月最終週は滞りなく、過ぎていった。

一気に真夏というくらい暑すぎた5月終わり。
ついに6月、しょっぱなから雨。
梅雨入りではないようだが、前日から一気に10度下がると寒く感じる。

そのせいなのか、夜から微妙に腹痛。
いや、周期的にはちょうど生理前。
結局、比較的、元気でいられたのは10日ほど。
ま、風邪はひいてないし、鎮痛剤の減りは相変わらずだけど、
これぐらいで良いのかな。

とはいえ、翌日には回復、
念のためと職場に持っていったナプキンは使わずに済む。

その日はかなり忙しく、19時まで仕事してから帰宅。
でもって、翌朝は、微妙な腹痛と、寒気で出かける。
う〜〜ん、手や腕はときおりしびれるし、、なんだろう?


で、通院日、7日。
今回は結果を聞くだけだけど、有休をとった。

梅雨入りして二日目の関東は朝から雨。
出かけるときには止んでいたが、途中から雨が降ってくる。

駅に着き、切符を買って小走りになるも、乗る予定の電車は遅れが出ている。
乗り換えの八王子に着くと、八高線ホームには、、
普段はあるはずの緑の電車は陰も形もなかった。

仕方なく、次のを待つ。
2、3分ほどして来たけど、これから発車まで15分待ち。
平日だから、前の職場の人とか乗ってないかしら?
などと思ったけど、よくわからんかった。

すっかり雨は止んでいて、折りたたみとはいえ、傘が邪魔だな〜、
そう思いながら病院へ向かう。

着くと、総合受付はすっごい込んでいた。
さすが、第一土曜が休みで、その翌外来受付日なだけある。

保険証の確認は早く終わり、婦人科へ。
先にトイレを済ませるも、外待合にいるだけで、いつの間にか正午。
やっと名前を呼ばれて、診察室へ。

「ピル、使いますか?」って聞かれ、ほぼ、二つ返事で決める。
ちなみに、前回、急遽受けた採血検査は、、
どういったものを調べたのかはよくはわからないけど、
入院時には4桁だった某数値は今や「64」とか。
格段に下がっている、いちおうは薬物治療の成果はあったようだ。

ピルは3か月分、処方してもらうことになった。
本来なら来てもいい頃の生理が来た初日から服用とのこと。

これまた急遽、採血検査を受けることになり、
その後は会計を済ませ、薬を受け取り、、「帰るか〜」と思ったらすでに13時近く。
かなり強い雨風の中、今回は北八駅へと向かう。

パンツのすそはもちろん、スリッポンも濡れに濡れたが、
時間には間に合った。

西国着後、某ファーストフードでいつものごとく、遅い食事。
定期券の更新と、某CDの予約をして、、、
図書館にでも行こうかな、ってことで、歩き出すと、、
多少雨がぱらつくも、結局は閉じる。

ところが、、図書館は、月曜日は休みだった。
気を取り直して、郵便局へ行き、先週届いたばかりの
市民税納付書第1期分を納める。
で、帰宅したのだった。

当初は、帰りに立川によって、買い物しようかな、、
と思ったんだけど、結構時間はたつし、
ピルの服用を決めたことで、荷物は増えるし、
そもそも雨のせいで髪の毛に服に、、とすごいし、
ちょっと疲れてしまっていた。

ま、今までは月に一度、土曜日がつぶれてしまってたからな。。
今後はそれがなくなる、3ヵ月後(正式には12週後)までない。

土日、ゆっくり出来ると思うと、嬉しい。


で。
ピルを服用することになって、ある種、ほっとしたのかもしれない。
やっぱり、経済的には歓迎だし。

翌日は、朝からなんか変。
職場に着くと、お腹が痛くなってきている。
あ〜、やばい、今日はまだ来なさそう、、そう思ってたのに。。
そう思っていたら、来なかった。

生理が復活したと思い込んでたけど、実は違うようだ。
そろそろ来ても良い頃だというのに来ない、、
これのもある種、考え物だね。

なんか、あたしの体って、、やっぱり頑固なのかな、、
残っていた薬が今になって効いてきてるんだろうか。。
でなきゃ、ホルモンが戦ってるんだろうか。。

相変わらず野菜ばかりじゃなんだからと、
とりあえずは頑張って、実家から届いた笹巻きも食べてみて。
週末にはお酒も飲んでみて。

なんだか、「生理よ、お願いだから早く来て!」とばかりに
ちょっと必死。

でも、ほんとに来ちゃう前に、そう、調子の良い時にしておきたい、
そう思って、週末、久々のましな買い物をしに、立川グランデュオへ。

シマロンのローライズのデニムと、
股上普通のにもローライズにも合わせられるベルトと、
そしてブロンズが今年風のローヒールのパンプス。

う、嬉しい!!
そもそも、あれほど気に入っていたデニムも色的にそろそろウォッシュがはきたい。
今年もはこうと思っていた某シマロンの紫のパンツはストレッチがかなり
伸びきっている上、タグまでとれかかっていて、結局数回しかはけず。
パンプスは、素足に近い状態でも履けるのがもう一足、欲しいと思っていた。

ついでに、そろそろ夏物バーゲンの日程も発表される頃。
これとこれと、、という感じでバーゲン時に買うものを吟味するのだった。

帰り、なぜか虫に刺されたのか、右脇の上あたりがすっごいかゆくて、
翌日には腫れがひどくなって、久々にムヒなんぞを買いに行く。
でもって、週間天気予報ではしばらくは梅雨の晴れ間とか。
そのため、久々にビール(といっても発泡酒)の6缶セットも
含めて食材も買っておく。

ようやく、尋常じゃない痛みが来た。
翌月曜になってからじゃないとちゃんとはわからなかったけど、
ほんとに生理が来たらしい。
まぁ、量的には相変わらず少ないんだけど。
これで、やっと、ピルの服用が出来ることになった。

ってことで、第2次治療が開始した。
今度はもっと、目に見える成果を期待しようと思う。
とはいえ、肩こり、頭痛、手のしびれ、そして吐き気。。
やっぱり、辛いです。。(_ _;)
2004年06月14日(月)

転機

10日の週も、出血は続いていた。
多少、自暴自棄モードに入ってしまったためか、
冷蔵庫を開ければあるせいなのか、
(連休前に届いたアサヒ「本生」オフタイム500mlの1ケース)
発泡酒だし、オフタイムっていうと苦味をオフしているし、
一本じゃ物足りないと3本も呑んでしまった火曜日。

その翌日は1本だけだったのが、
連休最後の5日から始まった出血は、1週間を過ぎても続いていた。
とはいえ、ときどき、少量、という状態で。
こりゃ、やばいんじゃな〜い??と思っていたら、
木曜の午後からにわかに腹痛。

夜、「おかげです」を見ている頃から激しい痛みに変わる。
「離婚弁護士」以降は録画しておいて、横になる。
途中、さすがにきつい格好のままじゃということで、
Tシャツとパンツに着替え、お腹の部分を特に暖めて、横になる。

いつのまにか眠れていて、3時ごろに目が覚めたときには痛みは治まっていた。
朝、早めに起きてシャワーを浴び、ちょっと遅めの中央線特快コースで仕事へ。
午後、冷房→ドライ→送風とマメに変えたりはしたけど、脚とか腕もやばくなる。
あまりやる仕事がなくなったのでラッシュ前に帰れればと思い、17時に早退。
新宿からは座れたので、良かった。

土曜の朝には痛みはもうなくなっていた。
それにしても、久々に、妊娠か??というくらい、すっごい下腹が出ていて。
あれほどのえもいわれぬ痛みに、入院の文字が頭をかすめたのは言うまでもない。

それでも、ついに出血は止まったようだったのでホッとする。


17日の週、多少だけど痛みがときどき起きていた。
火曜日(18日)はひどかったけど、ま、ローライズ(股上浅い)パンツだから当然か。

こりゃ、予約を無視して行くべきかと思い、病院のHPの担当医一覧を見てみた。
がしかし、産婦人科は水曜は手術日なので休診日。
そういえば、そうだった。。すっかり忘れていた。
がしかし、木曜は前の担当医が唯一入っている曜日だと知る。
で、20日はお休みをとることにしたのだった。

でも、水曜日(19日)、午後からずっと某会議に出ていて、
普段あたしがいるフロアと違って暑がりが多すぎるらしく
かなり冷房が効いていたのが、
痛みらしい痛みはなくて全く普通だったため、
とりあえずは発生したばかりらしい有休はとってみたけど、
おりしも台風が近づいているらしくずっと雨降りで気温も低そう。
ま、ゆっくりしてみよう、と思ったのだった。

遅くまで寝ていて、昼食後、色々と用事を済ませたのだが。
雨ですっごく寒くなったせいなのか、ものすごい腹痛。
結局また1時間ほど横になり、どうにか治まったので、
次の用事である銀行と、食材買出しへ。
夜になってまた痛みは復活したが、どうにかもったのだった。


さて、ついに22日。
いつもそうだけど、超音波の検査のために、0.8〜1リットルの水分をとる。
コーヒーを一杯、そして暖めた麦茶を3杯と、念のため、そのままでコップに半分。

自転車で行けば、ぎりぎり某時間に間に合うという時間に出る。
乗り換え等上手く行き、北八王子駅よりドラマ「愛し君へ」だけじゃなく、
リハビリ施設のシーンの「オレンジデイズ」や、
録画して見た「離婚弁護士」でも、
最近だけでもこんなにドラマの撮影が行われている東海大学八王子病院へ。
自分が行っている病院ってどんな映像でもわかってしまうものなのね(^^;

総合受付での保険証確認はものの一分もしないうちに済み、超音波検査へ。
多少待たされるが、お小水ためてるからどんどん膀胱部分が...
呼ばれると、自分が座っていたところと違って、もっと奥の方の部屋だった。

左の卵巣部分を徹底的に看られているようだ。
5分、、いやもっとだろうか、、
かなり長い、、これが右も続くんだろうか、、
そう思っていたら、左だけで終わってしまった。

婦人科へ。
なぜか予約が入っていないようだったが、確認がとれ、外待合で
検査結果が出るのを待つ。
結果が出ても、中待合はいっぱいとのことで、そこでまた待たされる。
やっと、中に入り、呼ばれるまでは1時間以上立っていた。

さて、結果は、、、
この半年、薬物治療を続けてきたわけだけど、、
全く成果は無い、ということに。
これには医者もびっくり??のようで「なんで〜??」とのこと。

新たな治療方法として、こんなことを言い出す。

・ピルを飲む
生理の出血量を抑えるためとか。
実際に外に出る量は少ないけど、その分、卵巣内にたまっているわけですな。

・妊娠する
前の主治医にも言われたけど、この病気を一時的にでも治すためなら
結婚して妊娠というのが一番の方法なんだとか。

でもね〜、最近また新しく服とか買えるようになってきているし、
まだまだお洒落したいのに〜。
っていうか、今の仕事は、続けていけるし。

「どうする〜?」とお互いに悩むも、
そういえば、治療に入ってから全く血液検査をしていなかったということで、
急遽、採血をし、2週間後に再来院ということになった。
とはいえ、第一土曜は休みなのでその翌営業日の6月7日の月曜日だが。

超音波と隣にあるところで、採血。
しばらく注射はないと思ってたけど、こうしてまた針がささっていく
ところを見ることになるとはね。。

インフルエンザの予防接種から小学生の頃によく受けた点滴と、
幼少の頃から注射類は慣れていたけど、
昨年の入院以降、また頻繁になっていて、
針が腕に刺さる瞬間をじっくりと見てしまっても特別なんとも思わない、
せいぜいこの先生(あるいは看護士)が上手いか下手か、ってことだけ。

会計を済ませ、どうしようか迷うも、やっぱりいつもどおり、八王子駅まで歩く。
実は治療中はずっと通院時はスニーカーだった。
今回、かなり久々にパンプスをはいて行ったんだけど、
それでもガシガシ1時間近くも歩けたのが何気に収穫だった。


さて、あらためて子宮内膜症の本を読んでみた。

今までの治療は、偽閉経療法といい、
保険はきいても1万3千円ぐらいだった。
ピルを飲むというのは偽妊娠両方といい、
保険はきかないが3000円ぐらいで済む。
お!こりゃ、安いぞ!

もちろん、こちらも体重増加などの副作用が起こるらしいが、
あまり副作用も無く、全く効果が無かった今までの治療と比べたら
安くて、効果が出る見込があるなら望むところだ。
って、まだ確定したわけじゃないけど。

病院を変わるというと、一から探さなきゃならなくなるけど、
ドラマの撮影も行われるこの病院で別の治療をする、
これもある種の選択といえる。
ってことで、ある意味、セカンドオピニオンということになるんだろうな。

じっくり、ゆっくり、治療をしていこう。
そもそも有休はたっぷりあるんだし、
今後、辛くてたまらないときは使っていこう。
2004年05月30日(日)

より自分らしくあるために / さお