病気について。 

病気の名前は、子宮内膜症という。
あたしの場合、生理時の経血量ははっきりいって少ない。
最初の二日が普通、の状態。
その後の3、4日は単に出血がある、って程度が続いて終わる。

ナプキンは普通用があれば、十分。
多い日用、夜用、は小学校高学年、中学生の頃には
使ってたこともあったような気がするけど、、、
経済的には安上がりだ。
そのかわり、ただし、初日の痛みは尋常じゃないのだ。

最初のプ〜時代(派遣登録したばかりで何もしてなかった頃)、
お金を下ろそうと八王子駅前のATM目指して徒歩20分かけて歩いて、
やっと着いて待っている間にすっごいお腹痛くて駅ビル入り口のベンチに
座っていたが、やっぱりダメでトイレに行こうと立ち上がると、、
視界が真っ白になった。

目を凝らして真っ白な中にも受付の人がどうにか見えたので、
「すみません、トイレは...」とたどたどしいい調子で言って、
尋常じゃない様がわかっただろう受付の人は
地下のトイレまで連れてってくれた。

半分、下痢をしていた。
多少、待ってもらったが、結局、車椅子に乗せられ、医務室に運ばれ、
そのまま、2、3時間、寝かせてもらった。

去年、神田が職場だった頃にも、3回、電車中で気持ちが悪くなり、
とはいえ、乗る前、というか起きたときから「やばい..」と思い、
いつものコーヒーで薬を飲み、念のためにいつもの倍、薬を携帯し、
出かけたのだが、、
案の定、電車に乗ってからどんどん汗が吹き出てきて、、
お腹が重くて重くてたまらなくなり、、
結局、中野で途中下車したのが2回あって、それは生理のときだった。

もちろん、電車を降りた瞬間、視界が真っ白になって、
でも、ベンチの色がオレンジだったのが見えて、そこに向かって、
座ってしばらくして、どうにか視界がはっきりしてきたのだった。。

今考えれば、症状的には昨年頃から頻繁になってきたのだが、
5年ほど前から少しづつ、進んできたんじゃないのかな。

もともと偏頭痛持ちだから鎮痛剤は欠かせなかくて
一時期は毎日飲んでたこともあって、どちらかというと
辛いのは頭痛のほう。
飲む回数、錠剤の量が多いのは、生理の時のほうだ。

ちなみに、入院することになったのは、
生理終了後一週間の頃。
経血量が少なくて、子宮内(あたしの場合は卵巣)に血がたまり、
それによって炎症が起きて、、、という具合にだ。

入院でホルモンバランスが崩れ、周期が変化したけど、
次のときも、生理生理終了してから多少、腹痛があった。
ちょうど検診の日で、主治医に言われて気付いたくらいだから。。

これからは、ある程度、いつ、この痛みがあるのか、というのがわかる。
今月はずばり、今日あたり、だったのだが、全く痛みがない。
先月は、ちょうど腹筋をしはじめたところで、筋肉痛と思っていたら
炎症を起こしてた。

あれ以来、炎症らしい炎症はない。
自分としては薬物治療をしていくつもりだけど、実際にはじめる前に、
ある程度体重だけじゃなく体脂肪も減らして、運動することも慣れさせておいた。

そして先月20日から新しい仕事が始まったわけだけど、
この5日まではトライアル期間。
普通なら一ヶ月とかなんだけど、2週間ちょいで、ってのは早いな。

新規プロジェクト内での庶務という役割だが、
一から覚えなければならない仕事はもちろんある。
会社全体での年末懇親会の取りまとめなど、
色々とあって、定時内は結構、バタバタ過ぎていってる。

最初の一週間は、鼻風邪が治ったばかりで微妙に
ぶりかえし気味だったため、着込んで熱すぎたり、
休職中は2食だったのを続けたためにちょっと体重が増えた。

その状態で、11月最後の土曜、29日は病院へ。
自宅最寄りの西武線恋ヶ窪駅までたいしたことなかった雨は、
北八王子駅からの徒歩15分は土砂降りに変わる。

再来受付、保険証の確認を済ませ、まずは超音波検査へ。
超音波というと妊婦さんの検査だが、
水分をとってお小水を我慢した状態で受ける。
前々回、コップ3杯ぐらいだったため、
「ペットボトル1本飲んで、もっとお小水ためてから来て」と
注意を受けたのだが、今回は念には念をということで、
カップ6杯近くも水分をとっていたので、すっごい
我慢しながらも、注意を受けることなく終わる。

婦人科外来へ行き、待つこと1時間。
前回通院時から二ヶ月間の経過報告と、
そして「薬物治療をしていく」という自らの決断と。

超音波の結果は、右の卵巣がまたちょっと
大きくなっているとのことだった。
サイズは聞かなかったけど、おそらく8〜9センチくらいなのでは?
(通常は、1.5〜2センチくらいとか。入院時は6センチくらいだった。)
この二ヶ月は特に自己症状もなかったので、
自分では安心していたけど、多少は症状が悪化していることを知る。

そして症状としては軽いほうなので
おそらくは2種類あるうちの少ない量の注射を右腕に打ってもらい、
次回の来院の予約の確認、そして会計を済ませ、
今度は八王子の駅まで土砂降りの中、50分近く歩き、
朝より安い値段で切符を買い、西国で降りて、帰宅の徒へ。

帰宅してからは、塗れたパンツのすそを乾かしつつ、
ちょっと遅い昼食(これが今日ちゃんとした最初の食事)をとり、
あらためて病気に関する本を読んでみて、
食べ物とか、副作用とか、入浴方法orアロマテラピーとか、、
色々と検討してみるのだった。

時間があれば一駅歩く。
職場は神田、会社までは徒歩6分というところ。
帰りは、御茶ノ水or東京まで15分、用事があって有楽町まで20分強とか、
あと、国分寺で降りて西国まで15分とか、そんなのチョロイもんだ。

ただ、歩き過ぎもちょっと。
毎日のようにヒールをはくのが久々で足の指から血が出たり、
でも、ガンガン歩く癖がついちゃってるから。。

今のところ、副作用はない。
更年期の症状で頭痛や肩こりが起きやすいらしいけど、
もともと偏頭痛持ち、万年肩こりだから、それは大丈夫だろう。

ま、3〜4週間で徐々に現れるらしいし、
とはいえ個人差があるらしいし。
あと、治療中はなくなってしまうという生理も、
今月に限ってはあるかも、ということだし。

いずれにしても、せっかく健康に目覚めたあたし。
相変わらず食費は削っていて、お腹を満たせれば十分、
結局、いったんは増えた体重もまた減っちゃって、
それでまた微妙に鼻風邪ぶり返し気味。

なので、まずは風邪治すことだなっ!
おしっ!!
2003年12月06日(土)

近況

この時期に職探しははじめてである。
派遣の仕事が減っている作今だけど、
一般職もそうだけど、特にこの時期は少ないのではないだろうか。

派遣の場合、面接は単なる打ち合わせなので
全くプレッシャーはない。
もちろん、はじめての人と会うわけだから、
多少、緊張はするけど、最初に営業担当と待ち合わせて、
先方まで着くまでにそれなりに緊張はほぐれてくる。

打ち合わせ時には今までの経験職種等を説明、
先方からの職種説明、、、
会社によっては違うこともあるが、簡単に終わってしまう。

それで良い感じと思っても他社の人に決まってしまうこともあるので
手ごたえを感じるのはどうだろう??

よは、タイミングの問題なんである。
あとは、縁と、運もちょっとはあるのかな。

9月以降、実際に打ち合わせに行けたのは3社。
1社目は打ち合わせまで時間があった。
2社目は即日からだというのに営業さんにも返事が全くなくて
こちらからもいったん、キャンセルにした。
3社目は打ち合わせもすぐなら返事もすぐで諦めも早かった。

次はどうなる??


さて、このお休みの間にしたこと、といえば。

9月頭、髪をばっさり切る。
この一年くらいはずっと襟足長めのウルフカットだったけど、
入院していて、あるいは退院してからすごい長いことに気付いて、
その襟足と、あとは全体的にすいてみた。
あ、もちろん、自分で、これは当然のこと。

部屋の掃除。
ここ数年はいていなかったスニーカーを出して2足はくことにする。
要らないCDを売って食費等の足しにする。
要らないダンボールと雑誌等の整理をする。

自転車を修理に出す。

3連休に帰省。
日中は暖かかった。
最後の日の夜行バスで東京に向かうも、
隣町の駅前の待合所までの道路温度計は13度だった。

ツヤツヤブリーチなるもので髪をブリーチする。
が、かなりすごかった上にムラがあったので
翌日には髪色戻しで良い感じの栗色に戻す。
う〜ん、久々に落ち着きすぎた感じもするけど。

そして、5年ぶりにピアスを開ける。
左の耳輪に開けたかったがちょっと怖気づいたり力が足りなくて失敗、
じゃあ耳たぶの一番上かと思うがどうもダメで、結局は右にする。
左に比べると右は前に向いている、ピアッサーを持つ手は右手だ、
もちろん今度は一気に貫通。

9月後半、久々に山本文緒モードになった。
一昨年の直木賞受賞作家で、
7月にNHKでドラマ化された「ブルーもしくはブルー」は
最終回の後で一気に読んでいたけど。
あの「大泣き開運法」なるものが最後に出てくる短編集では
やっぱり泣けてくるのだった。

未だに呼んでなかった最初のエッセイを買って読んで、
読むのは2度目のエッセイも久々に読んで、
もちろんドラマ化されたあの長編や映画化されたあの長編も
だ〜っと読んで、それで読者熱に拍車がかかった。

アルコール依存症とか、味覚障害とか、
病気がテーマになっている短編集、
あとがきで「男性はストレートでも女性は我慢しちゃう」って
記述、確かにそうだって実感させられた。

がしかし、9月終わりからは今度は村山由佳モードへ。
こちらは今年の直木賞受賞作家の一人。
ちょうど発売されたばかりの文庫を読んだ後、以前のをだ〜〜っと。
若年層向けでは久々にピュアになり、成年向けでは考えさせらる。

「野生の風」での終盤、主人公が自分の病気について語るシーン、
あ、自分と同じじゃん、って思った。
ま、もう手遅れで不妊までは行ってないんだけど、あたしの場合。

10月頭、今度は靴を修理に出す。

国分寺在住2年半にして、ついに図書館を利用する。
山村由佳、山田詠美、あとは病気に関する本を借りてみた。

9月は現金での買い物が出来たが、10月に入ってからというもの、
現金を使えるのは家賃振込と、市民税や年金等の振込のみ。
なるべくなら食料はカードで、3桁なら現金でもOK。
、、、という決まりを作ってみた。

9月は書籍代金が普段に比べるとすごかったのと、
読みたいのがどこの本屋にも置いてなかった。
がしかし、図書館には全てあった。

山田詠美のエッセイシリーズ、まだ文庫化されていないものを求めて、
今のところは市内に5館あるうちの2館に行けている。

というわけで、冊数で言うと40冊ほどか。
読書の秋を通り越して、単なる活字バカになりそうだ。

ちなみに、9月下旬から腹筋やちょっとのダンベル運動も再開、
週に何度かのウォーキングは10月中旬からは毎日に。
それも、20〜30分だったのが、1〜3時間になるんだからすごい。
あ、腹筋は1セット20回が苦痛だったのが今や楽勝。

実は、次の診察のときまでに手術にするか薬物治療にするかを
決めることになっているのだが、どっちにしても担当医からは
「太らないでね」と言われている。

この間の入院はあくまでも炎症をおさえるためだったが、
ずっと院内にいるあたしはというと寝ていることがほとんど。
3食きちっと出てもお腹痛いんだから当然、全部なんて食べられなくて、
そもそも朝は食べない人にとって、あれほど朝食が多いのはなんでや??

点滴指しっぱなしなのでトイレに行く回数は多い割に、
便秘にもなるのは必須ということで痛み止めと一緒に下剤も飲まされ、
そのために下痢にもなったから2キロ減ったのだが、その後、すぐに元に戻った。

そして、いつの間にか秋になり、それも深まりつつある頃に帰省して、
その後は多少、チョコレートなども食べたりして、、
やばい、こりゃ3キロは増えたか??
、、とは思ったが実際は1キロ増えたのみだ。

この時期としてはこれぐらいは普通なのだが、、
がしかし、薬物治療をするとなると、ある方法の場合、
副作用で食欲増進で体重増加とか、、そういうこともありうる。

そして、なんといっても、家にいてやることがない。
家にいれば、その分、電気代などの公共料金の請求も増える。

もちろん、求職活動中なのだがなかなか決まらないので
やけ食いをすることもあり、また増えたりも。。
ま、それは続くわけじゃないからすぐに減るけど。

このままの状態が続くと、食えない、公共料金払えない、
家賃払えない、治療代金払えない、、
ある意味、ストレスだったりする。
ってことで、晴れの時はもちろん、くもりでも、あるいは雨のときでも
必ず外に出ている。

おかげで、自転車でなら通ったことはあった道とかは
こうなってるんだな、、とか、新鮮な気持ちになるし、
なんといっても、国分寺在住3年目にして市内のいいたるところを知り、
もちろん、小平とか、府中とか、国立とか、新たに知ったところもあり。

いまさらだけど、あたし、歩くのが好きだったんだっけ、、
と学生の頃を懐かしんだりもするのだった。

ちなみに、すっぴんでいることがほとんど。
9月中は帽子をかぶったりもしたけど。
ま、ほんとのすっぴんだと目の下のくまは相変わらずなので、
その部分とか、鼻とあごだけは多少、ポイントファンデをぬってる。
仕事してるときに比べたらすっごい睡眠時間なのに、くまだけはねぇ〜〜。。
でも、さすがに週に一度くらいはちゃんと化粧をしてみたりもする。

あ、もちろん、定期的に買ってる雑誌は厳選して買う。
10月に入ってからは立ち読みのみで我慢することがほとんどだ。

9月は元ちとせアルバムと一緒に森山直太郎のミニアルバム、ELTのベスト、
D・A・Iのニューマキシと一緒にPV集DVDをカードで、
10月に入ってからはI WiSHのアルバムはカードで、
そしてhitomiの裏ベスト、、、を買った。

困ったことに、今月から12月まではリリースラッシュなのだ、
それもアルバムが多くて予約している。
なぜ、こうもあたしの好きなアーティストの皆さんはここぞとばかりに
CDにDVDにとリリースしまくるんだ!!o(>_<)o

ま、予約するとポイントアップするし、そのポイントで割引になるし、
カードで買えばそっちもポイントたまるし、、
良いんじゃないの?

新しく服を買うなら仕事が決まったらと決めている。
現在、無印でムジカードで5%オフというキャンペーン中なのに、
見るだけにしている。
あ、無印以外で買いたいものは、、バーゲンまで待つかな。。

というわけで、今借りてきていて読んでないのはあと一冊。
山田詠美のエッセイ「熱ポン」シリーズの影響もあってか、
アップするのは仕事が決まったらと思ってたけど、
途中経過をアップすることに決めたのだ。

ま、どうにかあたしは生きているので心配はご無用。
あたしのことでは体のことより仕事のことを案じてくれたら嬉しいですわ。
2003年10月22日(水)

より自分らしくあるために / さお