『ふたり』は 『ひとり』と『ひとり』の 集合体
いくら好きでも 『ひとつ』にはなれない
別々だから 良かったり 悪かったり
どっちが良いも悪いもない
でもね 別々だから 分からないことがたくさんあるの
何のための 『あなた』で 『あたし』か
全てが同じにいかないことは 分かってるよ
いつも一緒が無理なことも 分かってるよ
だからこそ欲しいものがある
あなたが開けた穴は あなたでないと 埋まらない
あなたの名前を 唇に乗せると 自然と笑みが 零れるの
あなたの名前は 幸福のことば
あなた自身が 至福の存在
あたしとあなたは まるで磁石
惹かれ合って くっついてる
あなたの磁力の方が 若干強いみたい
だって あなたがどこに居たって その磁力に引き寄せられて あたしはあなたの 傍に行く
『どうして空は青いのか』
『どうして雲は白いのか』
『どうして林檎は赤いのか』
そんな 他愛もない あなたとの会話が 愛しくて 大切
その 言葉と時間の重なりが ずっと 続きますように
どうでもいいような 言葉の積み重ねが 『どうでもよくない』と思える日々を あなたと 続けられますように・・・
あなたが
愛して
ぎゅって抱きしめてくれる
それだけで
あたしには
幸福の魔法がかかる
その腕の中
ずっと
あたしの特等席にしてて
ずっと
ぎゅっとしてて
幸せと寂しさは 二個一で
愛する人が居て 嬉しくて暖かくて幸せなほど 寂しさを感じる大きさも大きい
あたしが 突然あなたの許から駆け出したら あなたは淋しいと思う?
あたしの居ない夜 あたしに触れられない時間
あなたも『寂しい』と あたしのことを想ってくれる?
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