コトバが流れる
ココロが揺れる
木漏れ日を湛えた 葉っぱがそよぐ
白くしなやかな腕は あをい天を泳ぐ
2002年05月31日(金)
区内婦(ことばあそび1) |
朝 目が覚めても 忘れないように
ずっと ずっと 心に刻んでおく
ずっと ずっと 本当に忘れないように
ずっと ずっと 消えないように
何度も 何度も 繰り返し 刻む
キラキラのキミは 本当に眩しくて いつも 目を細めてしまう
いつ キミを しっかり目を開いて 見つめられるようになるんだろう
背伸びをしても しきれないから ゆっくり 歩んでいくことにするよ
盲目のあなたに
道を教えてあげるのを
忘れてしまいました
声を掛けそびれたので
気付かずに
通り過ぎてしまいました
盲目のあなたは
昔 見た幻を
現実と勘違いして
今も 独り
歩き続けていることに気付かない
季節が巡ると 迫る 気持ち
寄せては返す波のように 永遠に 終わらない
母体を失った日 その波が消えるように
カタチを失った日 その季節は 巡らなくなるのでしょうか?
満たされて
満たされて
満たされすぎて
余計なものになった
大手術しても取るの難しいんだって
この 腫瘍
苛々の雪はずっと 遠くまで そっと 夜明けまで 降り続けて 止まない 『幸せのうた』を忘れた 小鳥は
軒先で凍え死にそう 訪れない季節に
想いを巡らせ そっと 永い眠りに就く
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