雨降りの寒い朝は あったまった布団の中から 窓にしたたる水滴を じっと 見つめる
雨降りの寒い昼は あったまった部屋の中で 屋根に降り立つ水滴の音を じっと 聴いている
雨降りの寒い夜は あったかいあなたの腕の中で 明日晴れることを祈って ゆっくり 眠りにつく
知らない街は あたしをやさしく迎え あたしをあたたかく包んでくれる
山の緑や 川のせせらぎは ココロを撫で あたしを休ませてくれる
時として出会う 雑踏さえも 心地良い この空間
また 来るね
誰も あたしを傷付けられるはずもないのに
何かの 影に 脅えるココロ
いつも 抱きしめてる
「何も心配要らないよ」
と あたたかくあたしを包んでくれる
あなたの腕の中さえも
不安でいっぱいなのは
誰にも 触れることのできない部分で
暗雲が 立ち込めてるから
無いものねだりな生き物は 幸福の中に 不幸を捜し 不幸になったなら また 幸福を捜す
その繰り返しを 一生 死ぬまで 続けていく
無いものねだりな バカな生き物は 『本当のしあわせ』を ずっと 見つけられないまま 朽ち果てていく
その飾り気のない あなたの姿は ボクを 崇高な気持ちにさせる
このまま 昇っても 堕ちても ボクに 後悔はない
あなたのその姿を ずっと 見ていられるなら
あなたのその存在を ずっと 感じていられるなら・・・
人は 愛し合って 支え合って 生きていく
そんな 基本さえも 忘れそうな あたしを
一生懸命 愛してくれる あなた
あなたがいるから 人間でいること 忘れないで いられるよ
甘くとろける その舌触りに 頭の中も とろけそう
キミとつないだ手を ずっと握り続けていた日のことだけ 覚えてる
キミの香りと
キミの声と
キミの全部
ボクの全てがなくなっても キミと居た日々は 永遠に無くならない・・・
|