MIKI.PRUNEの方丈日記
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2003年10月04日(土) 芸術祭美術展

 今日は栃木県立美術館で開催されている県芸術祭美術展を
 見てくる。
 昨年に続きこの美術展を訪れたが、1つの展覧会で
 いろいろなジャンルの作品を見ることができてうれしい。
 自分の世界の絵や彫刻、陶芸・工芸を作品にして出展し
 入選したものが一同に並べられているのをみると
 栃木県の人達もみんながんばっているなと思う。
 印象に残ったのは、「鉄橋」と「縄目連段挿し花篭」
 でした。また、「郷に帰る道」は自分の住んでいる所に
 近い風景を描いてあり、親近感を覚えた。

  今日の一首

   実りある 秋の田園 走り抜け 夕日を浴びて 家路に向かう

   黄金色 穂をたれし稲 起こしては コンバインの音 山あいに響く  


 
 


2003年09月30日(火) 三日月の空に思うこと

 今日、夕方、西の空を見ると三日月がきれいに浮かんでいる。
 十五夜のまんまるお月さんもいい眺めですが、三日月も美しい
 と思う。空に雲・月・星・太陽といったものが浮かんでいるが、
 これらは空に無くてはならないもののような気がする。
 どれかが欠けても、空にアクセントが無くなる。
 そんな空を見ながら、1つの詩を思い出した。
 それは、吉野弘さんの贈るうたに収録されている「祝婚歌」です。
       (花神社刊)

         祝婚歌

   二人が睦まじくいるためには
   愚かでいるほうがいい
   立派すぎないほうがいい
   立派すぎることは
   長持ちしないことだと気付いているほうがいい
   完璧をめざさないほうがいい
   完璧なんて不自然なことだと
   うそぶいているほうがいい
   二人のうちどちらかが
   ふざけているほうがいい
   ずっこけているほうがいい
   互いに非難することがあっても
   非難できる資格が自分にあったかどうか
   あとで
   疑わしくなるほうがいい
   正しいことを言うときは
   相手を傷つけやすいものだと
   気付いているほうがいい
   立派でありたいとか
   正しくありたいとかいう
   無理な緊張には
   色目を使わず
   ゆったり ゆたかに
   光を浴びているほうがいい
   健康で 風に吹かれながら
   生きていることのなつかしさに
   ふと 胸が熱くなる
   そんな日があってもいい
   そして
   なぜ胸が熱くなるのか
   黙っていても
   二人にはわかるのであってほしい

 この詩は吉野弘さんが、結婚する若い人に捧げた詩(うた)
 なのだが、現代を生きる人に「もっとゆっくり、自然に
 生きて見ないか」と語りかけているようで、肩の力がスーと
 抜けて行くような感じがする。
 自然をみつめ、肩肘張らず、自分らしくスローライフを
 過ごしたいと感じる今日この頃。(会社にいると難しいが)
 少しでもそう感じられる時間とゆとりを持って行こうと思う。
 吉野弘さんのように、人に優しく問い掛けられる文章を作れる
 なんて素敵だと思う。
 
 これから芸術の秋。
 素晴らしい小説、詩、歌、絵などに接して、自分のこころを
 豊かにしたい。

  今日の一首

  秋風と 三日月の空 凛として わたしの心 澄みわたらせる

  美しい 三日月を見て よみがえる 優しい詩を ひとり口ずさむ  

   





 


2003年09月28日(日) 秋の気配

 今日は奥日光までドライブ。
 いろは坂、中禅寺湖畔、さらに竜頭の滝、戦場ヶ原、
 そして、日光湯元まで行く。
 今、戦場ヶ原の草紅葉が最高です。赤く枯れた草が
 絨毯のように一面に敷き詰められていた。
 竜頭の滝はまだ少し早いようで、今度の土・日が
 見頃に入るのではないかと思う。
 中禅寺湖畔の風は冷たく、体が冷えてくるのが
 わかります。
 少し雲が出ましたが、時折、太陽が顔を覗かせてくれ
 よいドライブ日和でした。

 今日の一首

  草紅葉 戦場ヶ原 一面に 一足はやい 秋の便りよ

  湖畔より 吹き渡る風 冷たくて 足早に戻る 暖かき車へ

    


2003年09月27日(土) 葡萄のかほり

 今日は佐野市の近くにある大平町まで葡萄を買いに行く。
 大平山南山麓に位置するこの一帯は、ぶどう栽培が盛んで
 ぶどう団地と称されている。
 約90軒のぶどう栽培農家が集まり、ぶどう狩やぶどうを
 買うことができ、週末になると賑わっています。
 電車では東武日光線新大平下駅、JR両毛線大平下が
 最寄駅となります。
 ぶどうの種類は、8月中は種なしデラウエア、キャンベル、
 ヒムロット、9月上旬はピオーネ、8月中旬から10月
 上旬は巨峰、9月中旬から10月下旬はベリーエーと
 たくさんある。今の時期はやはり巨峰。
 黒紫の皮をむくとみずみずしく、透明な甘い果肉で、
 とてもおいしいです。
 今日、買い求めに行ったのも巨峰で、店に入るとプーンと
 葡萄のかほりが漂ってきます。
 葡萄のシーズン中、何度も足を運ぶ場所です。
 
 今日の一首

  秋晴れの 葡萄畑の 街道を 走れば輝く むらさきの房

  むらさきの 甘いかほりに 誘われて 足しげく通う この街道よ
 

 


2003年09月23日(火) 秋の休日

今日は久しぶり?のお天気。朝、晴れていると
とても気持ちが良く、いい1日になりそうな
予感がします。

彼岸の中日でもあり、お墓参りに出掛けると
どの家もみなお墓参りに来ている。
お坊さんも法事などで大変忙しそうであった。

お墓参りのついでに少し車を走らせ、今市市
小代というところに旧加藤武男翁の別荘があり、
そこは現在、栃木県が推進する「ふるさと
ルネッサンス」事業の一環として地域住民有志が
邸宅の一部を改造し、村興しに取り組んだそば店
があります。名前を手打ちそば処「小代行川庵」
(こしろなめがわあん)といいます。
勿論、そば粉も地元のそば粒を挽き、手打ちです。
とてもおいしいおそばに満足。うどんも限定20食
だけ食べられるそうです。
おいしいそば店なので、山奥のなのに大勢の
お客さんで賑わっていた。お昼時は順番待ちの
状態です。
おそばを食べたあとは、庭を散策したりでき
のんびりすることが出来ました。

澄んだ秋空にとんぼがたくさん飛んでいたし、
コスモスもきれいに咲いていたし、久しぶりに
どんぐりの実を拾ったりして、のんびりとした
休日を過ごすことが出来ました。

 今日の一首

  見上げれば 澄んだ空に 白い雲 コスモス揺れる 山里のあき

  黄金色 稲穂のたれる 風景に ほのぼのとした 秋の休日

  すすきの穂 とんぼと共に 風をうけ 
               気持ちよさそに 揺られているよ  









2003年09月21日(日) 顕桜祭

 昨日・今日と子供の通っている高校の文化祭。
 台風の影響で生憎の空模様にも関わらず、
 今日の一般公開には他校生やOB・父兄が
 来てくれていた。

 この顕桜祭は、N大学の創始者山田顕義先生から
 (明治新政府におけるわが国初の司法大臣)
 一字とS・N大高の校章「若桜」からとったもので、
 16年前に生徒からの公募で命名した。

 茶道部に所属している娘は、この一週間お手前と
 半東(はんとうというそうだ・お茶出す人)役の練習と
 自分のクラスの飾り付けで遅くまで頑張ってきた。
 運良くというか、顧問の先生の計らいで娘のたてたお茶を
 一服頂き、ツーショットの写真まで撮ってもらう。
 ステージでは、ソーラン節を踊るクラスや各クラスでは
 思い思いの趣向で人を集めていた。

 娘は高校生時代の思い出とクラブの先輩との交流など
 この顕桜祭で作ったようだ。
 
  
  今日の一首

   青春の 思い出残る 学び舎で 若人たちの 躍動触れて

   
 
 

 


2003年09月20日(土) Piano Voices

 これは国分弘子さんの新しいアルバムです。
 
 1、Going Home
 2、Amazing Grace
 3、Moon River
    〜The Days Of Wine And Roses
 4、Every Breath You Take
 5、(They Long To Be) Close To You
    〜Killing Me Softly With His Song
     〜Uskadara
      〜Manha De Carnaval
 6、Success Moon Dance
 7、Summertime
 8、Shangri−La
 9、When You Wish Upon A Star
 10、Angelus
 11、Happiest You(For Your Wedding)

 今回はピアノが歌う、ピアノが語らうというコンセプトのもと
 作られていて、国分さんのピアノソロの他にも
 トゥーツ・シールマンス(ハーモニカ)、原田芳宏(スティール・ドラム)
 姜建華(二胡)、楠瀬誠志郎(ヴォイス)らのデュオに加え、
 それぞれの楽器が歌うように演じられていて、
 どの曲も音楽の語らいを感じるアルバムでした。

 国分さんは8月26日生まれ、おとめ座。
 同じ星座生まれと年齢が近いせいか、音楽の波長が合う。
 いつも気持ち良く聴くことのできる曲ばかりなので
 大好きなアーティストです。

 突然ではあるが、昔、佐野市では夜10時になると 
 Going Home(家路)が市役所のスピーカーから
 流れていたことを思い出した。

  今日の一首

  鍵盤の ピアノの音色 吸いこまれ 秋の夜空を 駆け巡るように

     

    

  
 
 

    


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