MIKI.PRUNEの方丈日記
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今日、夏の甲子園の決勝戦が行われ、茨城代表常総学院が 深紅の大優勝旗を手にした。おめでとう!
この夏で、勇退を決めている木内幸男監督の率いる高校が 全国制覇をなしとげ、優秀の美を飾った。 世間では、木内マジックと称しているようだが、これは 木内監督が毎日、毎日、自分の選手を把握し、相手チームを研究 した成果だと思う。緻密に計算された先発メンバーと、的確な 判断で交代を告げる行動に、人はマジックと映ってしまうようだ。 いずれにしても、木内監督の率いる高校野球は今日でおしまい。 多くの高校球児と世間に出して恥じることない生徒育成をしてきた 木内監督、ご苦労様でした。
私の夏も終わりを告げる。 まだ、暑い日が続くが甲子園よ、さよなら。
今日の一首
汗まみれ 涙を流す 球児たちの 甲子園に燃ゆる あつき情熱
白球よ 大空とどけ 夢のせて 夏のドラマ 甲子園より生づる
| 2003年08月20日(水) |
きっと飛べると信じてた |
「きっと飛べると信じてた」は、オグ・マンディーノの書いた 本の題名です。この夏、オグ・マンディーノの作品をいくつか 読んでいますが、このオグ・マンディーノの描く作品はどれも 人生の生き方の道しるべになる言葉が出てきます。
この作品では、「成功の種子」という章で、次のような言葉を 紹介しています。
「この日を幸福な日にするには、ほんの少しの努力でよいことを 忘れません。私は決して幸福を追い求めません。なぜならそれは、 目的でなく副産物であり、幸福は所有することや得ることではなく 与えることにあるからです。」
つまり、幸福は人から与えてもらうものではなく、自分が他人に 幸福を分け与えることで、自分までもが幸福な気分になれると 言っているのでしょう。 また、「今日という日をバイオリンのように扱います。ある人は そこからハーモニーを奏で、またある人は不協和音を奏でます。 しかし楽器そのものを非難する人は誰もいません。人生も同じで 正しく弾けば美を奏で、わけもわからずに弾けば醜いものを奏でます」 と書いています。今日という日を良い日にするか、悪い日にするかは その人が他人とハーモニーを奏でようとすれば、心穏やかな良い1日 だし、誰かと喧嘩したり、嫌だと思うだけで悪い1日と思うだろう。 つまり、自分の1日の過ごし方でどうにでもなると言っているのだろう。
当たり前のことだけれど、これを毎朝、口にし、そのような人生を 送りなさいとオグ・マンディーノは登場人物に言わせている。 わかっていながら、常に他人のことが気になり、心穏やかで居られなく なってしまう。そこに、他人より不幸だと感じて、イライラする人間に なってしまう。 私も朝、口ずさみ、良い1日が送れるようにしよう。
今日の一首
今日の日を 心穏やか 過ごすには 己を捨てて 和を重んじよ
17日となり、夏も残り僅か。 行く夏を惜しむかのように蝉が鳴いている。
今年の夏は、本当に短く、そして、夏らしくなく 過ぎ去ろうとしている。 ちょっぴり淋しい気がする。
涼しく日照時間の短い夏に、農作物にも 影響が出始めている。 ももやぶどうなどは甘味がないようだ。
体も夏の暑さの疲れではない、けだるさだけが 残っている。 これは、ハッキリしないお天気のせいだろう。
夏よ! 残り僅かだぞ。
今日の一首
行く夏を 惜しむように 蝉が鳴く われらが命 燃え尽きるまで
今日は待ちに待ったサロン・コンサート。 仕事も途中で切り上げ、会場へ向かう。
こじんまりとした会場に、ピアノが1台置いてある。 お盆の13日だが、結構、人が集まり いよいよ、今宵のピアニストR太郎さんの登場。
ベートーベンのピアノソナタ13番変ホ長調から 始まり、ショパンの幻想ポロネーズ変イ長調と 演奏が続き、休憩となる。 (ムー、難しい。)
コーヒーとケーキのティー・タイム。 緊張の糸をほぐそう。
休憩後、今宵の企画者・KさんとR太郎さんの対談が 始まる。R太郎さんの生い立ち、ピアノ奏者への道のり、 音楽への思いなど話される。 この対談により、音楽一筋だけでない面を持ち合わせた R太郎さんの人柄を知ることができ、大変参考になった。
いよいよ、後半。ドビュッシーの沈める寺から始まる。 ピアノの演奏を少し楽しんで聴けるようになった。 そして、フォーレ舟歌 5番 嬰へ短調、さらに フォーレ舟歌 6番 変ホ長調と続き、 リスト ソナタ風幻想曲「ダンテを読んで」 いつの間に、リズムを少し合わせられるようになった 自分がいる。 アンコールに何度も応えてくれて、汗びっしょりの R太郎さん。ピアノに向かって演奏中の顔は真剣、 でも、演奏が終わった瞬間みせる何とも言えない 満足そうな表情と微笑みは自分の演奏に納得がいった のでしょう。 聞き手も至福感あふれていました。
こじんまりとした素敵なコンサートを企画してくださったKさん、 そして、会場設定・運営など担当された音楽大好きのRさん、 コール・エッコのみなさん、O楽器などスタッフのみなさん。 そして、そして、R太郎さん。 素敵なコンサートをありがとうございました。 そして、お疲れさまでした。
オフ会にも参加させていただき、いろいろな方に出会え、 お話することができ、大変楽しい一夜でした。
今日の一首
夏の宵 ファンタスティックな 旋律の 流るるサロン 至福な時よ
流れ出る ピアノの音色 クラシック 重厚な響き 時代を超えて
さまざまな 人々たちを ひとつにす 流れる調べ ピアノより出づる
音楽の ジャンル違えど 集まれば 話がはずみ 人の輪広がる
人と人 生きてるうちに 出会えるは 限りあること 素晴らしき哉
| 2003年08月10日(日) |
never、never give up ! |
今日、オグ・マンディーノ著「12番目の天使」を読み終わる。
最愛の妻と子供を事故でなくし、生きる望みを失った主人公 ジョン・ハーディングは、親友ビル・ウェストの頼みでリトル リーグ、エンジェルズの監督を務めることになる。 そのチームに、亡くなった息子リックに似たティモシー・ ノーブルが12番目の選手として入ってくる。 ティモシーは、あまり野球をしたことがなく下手なのだが 頑張り屋さんで、しかも、チームのために「みんな、絶対に あきらめるなよ!」と声援をおくる。 この小さな頑張り屋さんに、監督のジョンはいろいろと アドバイスしたり、息子のグローブや自転車を贈る。 ジョンにとっては、ティモシーの頑張りが自分の励みとなり、 そして、生きがいとなったのだ。 ティモシーは、守備では段々と上達してくるが、バッティングは ノー・ヒットが続く。やがて、リーグ戦最終試合の優勝決定戦。 1点ビハインドで迎え、ノーアウト3塁の場面で打席にたった ティモシーは、同点のタイムリーを放ちチームの優勝に貢献する。
それから、数ヶ月後、このティモシーも脳腫瘍で死んでしまうが、 主人公ジョンは、病床のティモシーの所へ何度も足を運ぶ。 それは、ジョンに希望と勇気を持たせてくれたお礼でもあった。
人間は何かを励みとし、また、支えとして生きている。 そして、 「絶対、絶対、あきらめない」 never、never give up ! 辛いとき、挫けそうなときに大切にしたい言葉です。 「12番目の天使」は感動した1冊でした。
今日の一首
辛いとき 挫けそうな時 口ずさむ 元気になれる 天使の言葉
ありがとう 優しい思い 絶やさずに 明日に向かい 生きて行こうよ
関東地方にも台風の影響が出てきた。
風と雨が強くなってきて、さの秀郷まつりも今宵は 中止のようです。 確かにこの天候ではテントも風に あおられるし会場に足を運ぶには最悪です。 明日は1日でも開催できますように。
今日の一首
風つよし 雨戸をたたく 雨音と 流るるピアノ 呼応し響く
夏祭り 台風ともに 連れてくる 激しい音に 嵐の予感
今日はN中の気の合う元役員・現役員さんと飲み会をする。 このメンバーは気心もしれてるし、なんと言っても、 楽しいメンバーばかりです。
久しぶりにあっても、「よっ、元気だった」という具合に すぐに時間が埋められる感じがする。 ビールと冷酒を飲んで、更に焼酎まで・・・! 子供のことや自分のこと、いろいろ話をして気分爽快!!
「楽しいおしゃべりとおいしいお酒とおつまみと そして、ステキ仲間と一時過ごせて最高でした。」
今日の一首 ほろ酔いの 顔にやさしい 風当たり 夜更けの街よ 気分爽快
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