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2003年08月26日(火) (箇条書き)

昨日の日記の意味不明箇所を削除。また、戦争と宗教については、かなり以前の日記で取り上げたはず。仏教学的観点からのおそらく少ないコメントであったと思うが。ただ、引用を挙げていなかったと思うので、ここでそれを紹介する。

実にこの世においては、怨みに報いるに怨みをもってしたならば、ついに怨みのやむことがない。怨みを捨ててこそやむ。これは永遠の真理である。「ダンマパダ」

午後、腰痛で身動きがとれず。今日の予定は中止あるいは延期。無念。午後遅くに、イブプロフェンとミネラルウォーターを買うため外出。夜にソファで観ていた映画は、ブルースブラザーズ。前半は腰痛で口も利けないほどだったので、よく覚えていない。古い映画らしいが、大胆で少し洒落たコメディとミュージカルのような要素もあって、台詞を完全に理解することはできないにも関わらず、途中からながら楽しめた。部屋に転んで読んだ本は赤川次郎「百年目の同窓会」とスタンダールの続きと、「FAST FOOD NATION」。

学校が休みのせいもあり、ルームメイトや友人のほとんどが、キャンプだとか旅行だとかで留守にしてしまう。私にはどこにも行く場所がないわけではないのだが、寂しいといえば寂しい。

I call him,
I don't want to be all by myself.


2003年08月25日(月) 重い

学ぶことの少ない人は、牛のように老いる。彼の肉は増えるが、彼の智慧は増えない。「ダンマパダ」

重いですね。一撃をくらいましたね。あくまでの表面だけの意味をとって、今日はさすがにお腹が空くのも忘れるほどに、勉強に集中していました。 

昨日トレイシーと電話でしばし話し込んでしまう。今、ちょっとした問題があり、それについても相談に乗ってくれた。

いつも思うのだが、彼らは寛容だ。何でもありのままに受け止め、全てを許す。私にはここまでできない。本当に見習うべきだと思う。ただ、互いに許しあうのが彼らの宗教の教えだと言うのなら何故戦争は絶えないのか。この問題はニューヨークのテロ以来、その後の戦争の間も、学校や個人で考えたことだった。また明日。

時差の関係があって、本来の記念日は過ぎてしまったのだが、この日付をどうしても忘れない。CAのデビュー24周年である。おめでとう。これからも、良い音楽を。そして私もずっと彼らの音楽の側に存在したいと思う。      


2003年08月24日(日) 日曜珈琲

今日も留守番。たいした事もしていないので、どうでもよい話題を二つほど。

ようやく、インスタントでありながら自分で入れるコーヒーを美味しいと思えるようになる。あの水っぽくて後味の悪い苦味もようやく解消。ティムやスタバのコーヒーは原材料の質が良く美味しいのは当たり前であるが、私の場合はコーヒーメーカーの使い方も実はわかっておらず、ただ楽をしたかったのでこれだけ時間がかかってしまたわけである。使用するミネラルウォーターのブランド、加熱時間、牛乳の質(乳脂肪分3.25%)と量など試行錯誤の結果であった。暇を持て余しているわけではないが、毎朝のちょっとしたこだわり。

午後はほとんど読書。スタンダールを理解可能な箇所を適当に選り抜いては、自らの経験と照らし合わせたり。比べる対象になるほどの重厚な人生経験を持ってはいないのだが。それ以外は、ディルバートを音読したり。

合間にインターネット。最近発見したサイトだが面白い。四条通りの、私がまさに何度も通り過ぎたその場所が中継されている。だから何なのだと言われるとそれまでだが、かつてそこに私もいた場所が、今この瞬間も変わらず存在し、動いている。それは全くもって当然のことであるが、最近ホームシック気味だった私の気分を少しばかり晴らしてくれた。

http://www.lookpage.co.jp/camera1/camera1.html


2003年08月20日(水) (箇条書き)

完全に熟睡。自然に目が覚めるまで、何の物音にも気付かず。無理もないといえば無理もない。正午にルームメイト突然の帰宅。サマープログラムの関係もあって、どうも予定の変更が多い模様。そのとき調理していたマカロニだが、牛乳がなかったので替わりに豆乳飲料を使ったところ、ものすごく甘くなってしまった。気分が悪くなる。午後遅く、ウェリントンロードのティムへ。レジュメを手渡し、どこにも寄らずバスで帰宅。どうも体がだるい。留守電にメッセージが入っていることを聞き、すぐに掛け直すが間に合わず。


2003年08月17日(日) 変わるとき

休みの日だからこそ早起き。

ルームメイトはやはり昨日のうちに帰っていなかった。昨晩見なかった着信履歴を確認したところ、ジェイミー宅からだった。さすがに気掛かりに思い、かなり遅れはしたが掛け直してみる。ジェイミーが出た。そして、昨夜マットはとても運転できる状態ではなくなったこと、電話したのは私をパーティに呼ぶためだったことを知る。前者は予想していなかったわけでもないが、とりあえずほっとしたところで"See you later"と別れる。間もなくルームメイト帰宅。

昼寝する。しばらくは、現実だったと信じてしまったほどの、リアルな、かつ濃縮された夢を見る。しかし短時間ながら質の良い睡眠がとれた。

Chaptersへ。問題集の類はもう必要ないと判断し、とにかく読み進めることが苦にならない、何か面白いものをと、あらゆる分野の本を見ては検討しつつ、店内を歩く。ほぼ1時間半。今日の気分のせいもあるが、これといって興味を引くものが見つからなかった。そして何を思ったか、購入したのはダーウィン。日本語でさえ完読しなかったものを。ついでに、ギフト用だが純白のカップソーサーも。これはお気に入りになりそうだ。

深く反省する機会を与えられた。依存心や、おこがましさ、まだまだ自分の中に残っている醜い心。裏切りに近いものや、自分自身の無力を感じたとき、それは常に持っていた心がけが試される時なのだということを知った。

結局、自分のなかに美意識を持っていなければならないのだ。人との関係の中で自分自身の立場を明確にし、外見も内面も磨いて行くこと。それは生涯をかけて続けなければならないだろう。

そして無償の愛、決して忘れてはならない。


川村 |MAIL