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2003年07月21日(月) 失態

今日は、パーティに間に合わないという大失態を犯す。遅れたのではなく、行けなかったのだ。馬鹿という言葉が、今日の自分ほどに似合っていたことがあっただろうかと思うほど。1時間ほど、ショックで何も考えられず、表情も消えたままだったと思われる。しだいに、まあ仕方がなかったわけだし、と開き直る。ヴァイオリンで、いつになく激しい曲を弾いていた。

それほど遅くはない夜にルームメイト帰宅。洗面台に置いた(置き忘れた!)カードにすぐに気付いたようだ。先に"Thanks"と、マット。しかしその後に、"Sorry"という言葉は、私が言えば十分なはずだったのだが。

リビングで、珍しく話せる時間があった。今日は散々だったが、しかしいい機会だと思って、母が以前に送ってくれた風呂敷(のようなもの)と、シモジマの装飾品(日本の夏バージョン)を贈る。予想外に気に入ってもらえたようだ。

今回の失礼はお詫びのしようもないが、また来年、ということに。

Have a great birthday!
 


2003年07月19日(土) 週末(箇条書き)

昼過ぎまで寝ていた。あのとき賭けていたら負けていたところだ。マットはゴルフを観ている様子、と思いきや、今からゴルフに出かけるところだと準備を始めた。私もブラントフォードへ帰るため荷物をまとめる。

ブラントフォードのバスターミナルで、いつものようにJames家再会(毎回の送り迎えに感謝しています!)。ミニゴルフに行くそうで、キッチナーの方角へ車を走らせる。DINERが一件、それに隣接してミニゴルフのスペースがあった。そのすぐ背後、フェンスの向うは普通のゴルフ場があった。ロンドンのゴルフ場も果たしてこんな風なのかというくらい、本当に「何もない」広大な景色が果てまで続くような、そんな中で人はひたすらにボールを打ち続けていた。

私たちはというと、まずダイナーで、これもまた大きすぎるハンバーガーが夕食。店内に、ロンドンのバーガーキングで見た同じ絵を発見。その絵というのは、夜の、おそらく静かな一角のバーに集まっている4人の姿。エルビス・プレスリー、ジェームズ・ディーン、マリリン・モンロー、今は亡きスター達だ。もう一人が、未だに分からない。シナトラではなさそうだが。最初に絵を発見したとき、一瞬裕次郎に見えたのだ。それ以来、残りの一人は石原裕次郎だと思わないではいられない。本当のところは分からないままだ。

ミニゴルフだが、京都にいたら、「しょぼ」なんて言葉を吐いていたに違いない。まあ、子供たちも一緒だったわけだし。交流が目的でしょ。ちなみに、スコアは72くらいで、ダントツで負けました。


2003年07月14日(月) mission

今日はオスカルの命日だ。だからといって、何かあるわけでもない。

新しい仕事を手にし損なった。他人に100%依存してはいけないことは、分かっていた。しかし、見切りをつけ自身で行動しようとする度、足を止められてきた。信じて、待っていた。耐えていた。そしてその結果がこれだ。しかし、誰を責めようとも思わない。ただ、物事がやはりそう簡単には流れなかっただけ。もちろん自分の責任がゼロであったとは思わない。

今日からはおそらく容易ではない道を行くことになるだろう。しかし、このくらいの苦難は、まだどうってことないはず。環境こそ違いはあっても、今までに同じような思いは経験している。きっと対処できるはずだ。



2003年07月13日(日) サイコ

あまのじゃくだよ。今度から君をあまのじゃく君と呼ぼう。

まったく、繰り返してばかりだ。何ゆえに天は、このように人を引き合わせるのか。

(一瞬ではあったが、確かに身の危険を感じた。)


2003年07月12日(土) 今のところは

午後に外出。おとといから気温は下がったまま。太陽が顔を見せていないせいもあるが、風の冷たさといい3月ごろかとさえ思う。全く空腹ではなかったが、ただそういう気分だという理由でバーガーキングへ。コーラがどうしても飲みたかったというのも、普段はあり得ないことである。なにか、さっぱりと、すっきりとしたものが欲しいというのは昨夜から続いていたが。帰りにビクトリアパークへ。ただ何もせず座っていた。木々の音を聞き、風を浴び、陰イオンを吸収する。本当に、ただ座っているだけというのも、私にとっては珍しいことである。数十分ほど過ごし、帰宅。ものすごく気分がよくなっていることに気付いた。ただ油断は出来ないことはわかっているので、調子に乗って大食いしようとか、直ちに勉強をしようとはしなかった。もう少し様子を見る必要があった。本当に、数分後、数時間後はどうなっているか、自分でも予測不可能なのだ。とにかくこのところ体調が思わしくない、また変わりやすい状態であったのだから。"How are you?"の問いに、たいてい"Good"という風に答えているが、心の中ではいつも、"so far"と続けていたのだ。 


川村 |MAIL