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2002年08月08日(木) 氷上で。(ゴシップ)

午前中は勉強する気もなく、コナン見たりボンドの音楽を聴いたりしていた。昼過ぎに風が出てきた頃に紀伊国屋へ。買ったのは「フランス憲法史」。本当は原書を薦められていたのだが、仏語の書籍自体置いていないし、手に入れようもないので諦めたのだが、それ自体は非常に興味深い内容だったので日本語でも良いから、むしろ十分だからと思い購入。

夕方からずっと読んでいたけど、集中力が途切れたところで、98年のスケートなどを見ていた。私としてはこの頃のヤグディンが一番気に入っている。とりわけアラビアのロレンスは最高である。今年ついに五輪で優勝し、世界選手権の時は彼はマスコミに追い掛け回され(試合直前にバスにまで乗り込んで取材していた。TBSアホかと思った。)、かなり注目を浴び人気も得たようだけど、そこに含まれる、にわかなファンというのも一過性のものに過ぎないのかと思うと迷惑な話だ。そのへんベッカムとかと変わらない。

かくいう私も、今年になってようやくスケートに行こうと思わせたのは、ヤグディンではなくたぶんストイコ。最後のオリンピックは不本意な結果に終わったけれど、何故か彼の演技には感動させるものがある。技術以上に、何かうったえかけるものを持った演技をする。目を離すことができない何か。

スケートネタは尽きない。数日前も、五輪のペア審判不正疑惑に関与したロシア人マフィアが逮捕されたというニュースがあった。昨日は、ネット上のニュースで、不正疑惑について、アイスダンスの順位は試合前から決まっていたなどと関係者がコメントしたという記事が掲載されていた。しかもその関係者というのはタラソワコーチだったり。ペアの審判不正については私も報道に対して不満はあった。そしてやはり客観的で総合的な目で判定されるべきであり、審判は常に客観性と責任を保っていなければならない。今回のペアについてもロシアの素晴らしい演技は評価されずミスばかりがクローズアップされていた。カナダはノーミスだったにせよ、ロシアの高い演技力を考えれば判定は妥当ではなかったかと思う。同じような例が過去にあった。94年のリレハンメル、オクサナ・バイウルとナンシー・ケリガン、ウルマノフとストイコ。どちらも、ミスの有無や難度の評価以外に、表現力で差がつき勝敗を分けたのである。開催地がアメリカでなかったから、判定ミスだとか、そういった報道もなく、無事終わったのかも知れない。ま、私みたいな素人には判らないけど。

大変古い話題ですが、ちょっと気になっていたので。


2002年08月07日(水) 万博

友達とエキスポランドへ。電車で行ったのは初めて。昔住んでたところの近くだったことを知り、一人懐かしさに耽っていた。阪急京都線で。誘われて行ったとはいえ、数時間で本人も私もとも後悔していた。暑すぎる。そのせいで乗り物酔いまでした。なんとかカーペットとかブランコとかしょぼい乗り物でさえ酔った。おろち(足場がないジェットコースター)で意識が朦朧としてきた。ふらふらになりながら帰路へ。太陽の塔がさらに遠くに揺れて見えた。しかし数年振りに日焼けした。


2002年08月04日(日) The best thing to do in summer is skating!

前から予定していた通り、従姉妹と一緒に、午後から姫路のスケートリンクに行ってきた。1年中オープンというのも、おそらく近畿ではここくらいだと聞いている。さすがにシーズン中でないだけあって、人は空いていたものの、コーチ付きとかの上手い人ばかりであった。私も、もう十年振りくらいになるので、氷の上に立てるかどうかさえも不安だった。手すりの掃除をする羽目になるかと思いもしたけれど、さすがに氷上を移動するくらいは何とかできて、スピードはないけれど恐る恐る感覚を思い出しながら滑っていた。昔習っていた頃は巧みにバッククロスだとか、スリージャンプだとか、サルコウくらいまでやってた気がするんだけど、今となっては走る(歩く)のに必死で、バランスを崩すのが怖くて何もできない。要は、立ってるのに精一杯。前日にソルトレイクのビデオを何度か見て、一見ごく簡単そうな技を見るたび、これを真似しよう、これはできそうだなどとはしゃいでいたが、情けなくも結局どれもできない。彼らはほんますごいということが分かった。真似したのと言えばヤグディンのウィンターで氷を投げて雪のように見せる場面(技とは言えないが)くらい。結構自信があったスパイラルは氷上だと3秒くらいしかもたないし150度くらいだし。

途中で、ここのスケート場のコーチが私たちの所へ来て、基礎の基礎!から指導して下さった。親切な方で、飲み込みの早い従姉妹は靴をもらったりしていた。

さてアイススケートだが、夏には最適のスポーツだと言える気がする。こんな暑いのに、多くの人は屋外のプールとか海へ行ったりするけれど、リンクに入るととにかく涼しい。最初は寒いくらいだったくらい。そんな快適な場所でのスケートだが、ただ走るだけでも結構な運動量になるらしい。意外と気付かないのか、やはり近くにないからなのか。冬季オリンピックがあった年には、たいてい来客が増えていたのだが、今年は何故か少ないというのも聞いた。放映時間もまあ長かったほうだし、直後の世界選手権では、ヤグディン人気に目をつけてヤグディン狂詩曲ともいえるくらいマスコミも騒いでいたから、スケート熱ももっと高まっていいはずなのに、やはり観るだけで終わってしまうのがほとんどなのだろうか。

とりあえず、カナダに飛ぶまでには並みのスケーティングはモノにしておこう。


2002年07月19日(金) 600点まで。あと数千マイル。

今日はTOEFLの模擬試験があって、ついさっき終わったところ。

はっきりいって、甘く見過ぎ。舐めてかかりすぎでしたね。

今年に入ってからというもの、特に試験対策らしい勉強をほとんどしていなかったのも、当たり前だけど、やっぱりいけなかった。特に、政治英語とか選択授業とかで、英語に触れる時間が多くなったことで、ま、なんとかなるでしょうって自信過剰なとこもあって、問題形式や時間配分を含め、TOEFL試験の感覚を覚えるという最も重要なことををなおざりにしていたというのは否定できない。
 
リスニングは、普段やってるような教材とは全く喋り方が違う。話してる言葉が見えなくなったらもう手に負えない。そこまで。

文法はまあいいとして、リスニング以上に恐れていたのはリーディングなのです。はっきりした答えが見つからないまま、時間がやたらと速く過ぎていく時のあの焦りは、かなり精神を追いつめ、同時に体力をも消耗させる気が
してならない。結局前回と同じような感じで、時間は多少余ったけれど、自信あるものとないものとの割合は、五分五分なのです。情けない。

なんか、去年の好成績もかなり怪しいものとなってきた。

試験の反省はまた家に帰ってからにしよう。今日はもう疲れた。
あと一歩どころじゃないぞ。


2002年07月08日(月) アルコールの効用。野良フクロウ時間の問題。

週末は、1日の3分の2以上は寝てるという普通じゃない過ごし方をしてしまった。もう、怠惰は一度はまってしまうともう救われようがないのだろうか。

今日はさすがに授業行かねば(それでも午後から)、と思っていたので、昨晩は無理矢理寝ようと再び馬鹿な手段をとった。お酒だ。夕張メロンのチューハイかなんかを飲んで、すぐに眠れたのは確かであったが、その後は決して安息の眠りではなかったといえる。恐ろしい夢を長時間見せられたのだ。内容については書くまでもないので省略するけれど、早朝に目が覚めてからも、それが「夢だったんだ」と気づくまでに時間を要したくらいだ。そして誰かにメールを送りたい衝動に駆られる。とにかく現実に戻ったという意識を確かなものにしたかったのか、ただ恐かったからなのか。絶対後者だろう。でも、そんなか弱い人間だと思われたくないし、人には甘えないこと決めてるから、何もしなかった。甘えるといっても甘えられる相手もいないくせに。いたとしても甘えない。・・・もういい。

以前にも、眠れないからといってお酒を飲んで、同じように悪夢にうなされていたことが何度かある。偶然じゃないのかも。何か科学的な根拠でもあるのだろうか。

2週間くらい前だっただろうか、友人宅でふと目にした新聞記事があった。なんでも、ペットに「フクロウ」が今流行らしくて、注文殺到、売切れ御免状態であるらしい。写真をみれば、ハリーポッターにでていたのと同じ種類の白いフクロウ。人気の発端は、やはりその映画であるらしいが。こういう現象はもう終わらないのだろうか。「101」でダルメシアンが流行り、「ベイブ」ではミニブタ、ラスカルでアライグマ、そもそも野生であるはずのプレーリードッグだとかスカンクも。そしてブームが去ったり、飼い主に捨てられて、彼らの中に野良化したのも少なくない。

「ペット用のフクロウ」という言葉に、誰も奇妙に感じることはないのだろうか。人間の身勝手でまたも動物が玩具のように生産され売られていく。ペット用のフクロウなんていない。ぬいぐるみじゃないのです。いい加減、流行り廃りに乗って動物で遊ぶのは止めてください。


川村 |MAIL