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今日も短くて、たいしたことのない一日だった。
ちょっと遅めに起きたので、四条に着いたのは昼過ぎだった。手ぶらに近い状態で行ったが、予想外に人がいっぱいで、何だかがっかりした。目的の楽譜もなかったし。だからショパンのワルツ集を買ったけど。
春という季節は恐ろしいもので、こんな感情が夜だけでなく昼間も現れる。そして春の陽気に心を躍らせる人々の間で、自分だけはまだ冬の冷たい氷に閉ざされたままだという、周囲とのギャップに苦しみ、ますます憂鬱になる。いっそ夏になるまで部屋から出ないでいれば楽だろうと、一瞬だけどほんとにそう考えたものだ。
朝アラーム鳴ったときも頭痛は消えていない。大阪行くのはあきらめて、昼にようやく起きても頭痛はそのままでお茶とスープ飲んでみたけど余計に気分が悪くなった。ケロリン効いたのか、バイトに行く頃には幾分落ち着いていた。でも後遺症かなんとなく全身がだるかった。
ラッシュ時に電車で京都へ向かう。途中目を覚ますと外は雪景色で驚いた。京都は真っ白だった。積もった雪も解けはじめており、どこを歩いていても、周りで、しずくが落ちる音が絶えなかった。
川村
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