一橋的雑記所

目次&月別まとめ読み過去未来


2003年04月29日(火) 酒とケーキと豆腐と恋と(何)。

晩飯を食い損ねて帰宅した己を待っていたのは。
チーズケーキの誘惑で御座いましたのです…。

残り僅かとなりましたウィスキーをちびちびと舐めながら頂く、
どこかパン屋さん謹製っぽいチーズケーキは中々に美味しう御座いました…。

これを我慢できれば、きっと、もっと、脂肪は、減る。
コレステロール値も、正常値に、戻る。
分かっておりますとも、ええ(涙)。

本日の、買って即読了。

○『いとしい』川上弘美(幻冬舎文庫)
いとしい、という言葉を語るために一冊の物語を織り成された、
川上さんに脱帽。そして、酩酊。
このお方らしく、日常と非日常が不意にするりと入れ違い擦れ違う中で、
人が人をいとしいと思うその姿が。
様々に、そして淡々と綴られており。気付けば一気に読了しておりましたのです。
それにしても、食べ物を如何にも、な描き方をする訳でもなく、
その味を一気に口中に甦らせるその素敵ワザも勿論健在にて。
空腹の極みに読んだ「対決」前哨戦での「とうふ」の描写など、
激烈に美味しそうで、マジ泣きそうになりまして御座いますです…(滂沱)。


2003年04月28日(月) 昼間っから麦酒。

陽射が強くなって参りますと、恋しくなる飲み物が麦酒。
それも、昼間っからジャンクフード詰め込みつつの、麦酒。

日曜日は、てろてろと電車・バスにて、O阪は天保山ハーバーヴィレッジまで。
噂に名高い(大げさ)「なにわ食いしんぼ横丁」なるフードパークへ。
出店しているのは、既にお馴染みな洋食屋、オムライス屋、たこ焼き屋、
いか焼き屋、和菓子屋、昆布屋(この辺が結構ローカルに壷/笑)なので。
行列に加わってまで…と、概ね素通り状態で御座いましたですが。
電車の高架下を模した、下町情緒溢れるセットと、
各所に見られるベタな張り紙広告が結構心地よく。
「渡り鳥シリーズ」の映画ポスターやらフォーククルセーダーズ(元祖)の音楽が
流れてたりするミルクホールでの「キューピッド」なる飲み物を頂いての一服は。
中々に心和みましたのです。てか、強烈に既視感(己何歳やねん)。

その一服の前に、ハーバービレッジに居並ぶファーストフード店で
各種ジャンクフード及び麦酒を購入の上、まったりと。
朝昼兼用食な「昼間っから麦酒」を頂いたのです。

己的には、某「ラーメン劇場」よりかは数倍お薦めなので御座いますです(笑)。

てな訳で。
帰路ぶらぶらと立ち寄った若者向け某米国村に御座います、
某エキサイティングな書店さんで衝動買いした本日の一冊です。
己が入店した時のBGMが大滝詠一氏の
『A LONG VACATION 20th Anniversary Edition』!だったもので、
ついついノリが良くなってしまったせいかも知れませぬが…(笑)。

○『日本の色辞典』吉岡幸雄(紫紅社)
小説は文庫でしか買わない、つか買えない(涙)己が。
うっかり衝動買いしてしまうハードカヴァーって概ね、
こういう本なので御座いますですよな…(汗)。
でもでも、フルカラー128頁で本体価格2,800円だなんて、
お買い得だと思いません?(と、同行の友人に唆されたのも大きかった/をい)。
日本の伝統色二百色余りを植物染などこれまた伝統的な手法で再現した、
裂の見本写真の豊富さには吃驚で御座いますですが、
その一色一色に付けられた説明文が読み物としても秀逸で御座いましたのです。
冗談抜きで、お買い得で御座いました。

思ったよりエキサイティングな書店で長居をしてしまい、
咽喉も渇いた事だしどっかでお茶でも…とか言いながら立ち寄ったのは、
英国パブな飲み屋さん…(笑)。
久々に精神及び財布(涙)緩みっ放しの素敵な休日で御座いましたです。


2003年04月27日(日) 真夜中の、なか、う?(笑)。

最近、牛丼屋さんがお気に入りで御座いますです。
食のデフレは、牛丼かバーガーから始まったと言っても
過言では無い(過言です)と思う己、懐具合が寂しくなると、
上から押さえつけたらぺっしゃんこになるバーガー(笑)よりかは、
かっつりコメの飯が喰らえる牛丼の方が恋しくなるのであります。
問題は、そうそう近所に牛丼屋が見当たらんということでは御座いますですが。

昨日は仕事が遅くなったので、家族総出(笑)のお出迎え車が職場にやってきて、
したらば家人が「饂飩が食べたい」と。
己もお八つ時にラーメン食ったっきりだったもので、
つい、帰り道の牛丼チェーン店に立ち寄ってみたりしたのです。
(もう一人の家人は、おねむとやらで車でお留守番)
饂飩と牛丼のお店を標榜するだけあって、
腰のある咽喉越しもつるつるりんな、なかなか侮り難いお饂飩と。
ちょいと腰がありすぎる感もないではない、ざるそばと。
己的好みのさっぱり系のタレがいい感じな牛丼を頂いてご機嫌の、
家人&己で御座いましたです。
これだけ食っても、漱石さんでお釣が来るんだもんなあ…。
有難いやら、恐ろしいやらで御座いますです。

さて、本日の読みかけです。

○引き続き、『贋物漫遊記』種村季弘(ちくま文庫)
今度京都に行く時はこれ持って行こうと思いますです
(後、加門七海さんの『噂の神仏2』も/笑)。
「9 小人国再訪」には、関西人である己に取り目からウロコなお話が
結構御座いましたのです。


2003年04月26日(土) クラッシック・ラガー。

最近家人的お気に入りの回るお寿司屋さんに。
一週間に一回のペースで行っておりますのですが。
そも家人の我侭に己がお付き合いする、という形を取る事に成功し。
行きは己が運転するも。
毎度毎度、帰りの運転の気兼ね無しに、麦酒をば頂いておりますです(笑)。

銘柄は、タイトル通りの、懐かしの逸品。
これって、瓶でしか今時飲めないんですよね。
なので、中瓶一本丸々己が頂く訳であります。
嗚呼。幸せ(極道)。

で。本日のあたりネタ。
本まぐろの南蛮揚げ(寿司ぢゃないぢゃないか)。
思わずご飯が欲しくなりますです(回る寿司屋にそんなもんありません)。
あと、わさびなすの握りも美味しいっすよ〜お薦めです。

それにしても、焼穴子を開く向きがもしかして。
関東風なので御座いましょうか、このお店。
(背中から開くのが関西風、原から開くのが関東風とやら申しまして…
あれ?鰻だっけかそれは/汗)
腸抜いた後の黒々としたお腹を上に向けて握られてる姿には、
ちょっとしたカルチャーショックを覚えまして御座いましたです。


2003年04月25日(金) 伝説に招かれる。

いえその。
最近、何故か手に取る本でやたらと目につくネタが御座いまして。
それは、「日本にあるキリストの墓」なので御座いますです…。

まあ、読んでる本の傾向から致し方なし、とか思いつつ。
この半月ばかりの間に4冊もヒットしたらば。
流石になんだか、呼ばれている気が致しますです(をい)。

そして、本日の読みかけにもやはり(笑)。

○『贋物漫遊記』種村季弘(ちくま文庫)
108頁からの、「キリストの墓いずこ」をご参照下さい(をいこら)。


2003年04月24日(木) 春だからね。

自分に余裕無い時は。
どうにも八つ当たり方向に向きがちな己を反省(うなだれ)。

差し歯状態はなんとか免れましたが。
もうそんなに若くない(涙)自前の歯と歯茎の為に。
虫歯予防と歯周病予防に効果的と評判の歯磨き粉を購入。
でも、寝る前にがばがばアルコホルを摂取する生活を改めねばな先ず(をい)。

てな訳で、昨日(笑)の買って即日読了。

○『デルフィニア戦記第一部 放浪の戦士4』茅田砂胡(中公文庫)
読み出したら止まらなかったのです…(汗)。
勿体無いと思いつつも、かなりな速度で読み終わってしまったのです。
出勤前に職場近くの書店で購入して、家に着く前に読了とは如何なものか。
今日は仕事をしなかったのか、己(あり得ない)。
なんと申しますか、色んな場面で木目細やかに周到に作り上げられた物語世界を
見せ付けられて、圧巻な第一部の締め括りで御座いましたのです。
新書版、というハードルに臆する事無くとっとと読むべきだったかも。
しかし、続刊の発売を胸をドキドキさせながら待つ、という感動を、
久々に味わえるのも嬉しかったりするので御座いますです。
なので、ヲナゴスキーな己の目下の関心事はシャーミアンに今後も
大活躍な場面があるのかどうか、だったり(をいこら)。

ついでに、本日(大笑)の買って即日読了。

○『真・イズミ幻戦記 暁の国1』若木未生(徳間デュアル文庫
またまたお引っ越しです(をい)。
え?集英社スーパーファンタジー文庫って無くなっちゃったのですか?(遅)
でも、イズミ様の続きが無事読めたのでまあいっか(をいこら)。
翠さんは相変わらずお美しくて剣呑だし、如月は鈍いし、省吾は青いし(マテ)、
西のキヨコちゃんは益々己好みだし(マテマテ)、
キャラ増えて益々己の記憶容量の少なさが嘆かわしいし、でもう盛り沢山。
ともあれ、この調子でガンガン続刊を出して下さる事を切に願っておりますです。


2003年04月23日(水) 理想の主従関係とは。

こんな感じ?な漫画を発見(笑)。

○『姫君の条件』朔野安子(花とゆめコミックス/白泉社)
でも姫君とキールよりかは、姫君とミルチェの方が壷(マテ)。
そしてゲルダ姐さんが激烈好みのタイプ♪(マテマテ)。
読む本が無くて、ついうっかりと衝動買いでしたが、
大当たりで御座いましたのです。
早く2巻を入手したくてウズウズし通しです。
ええい、このヲナゴスキーめが!(笑)

そういへば。今日も地上波アニメ十二国記あったのでしたね。
取り損ねた「風の万里―」祥瓊さん&主上邂逅の回だけは
標準でチェックする気満々です(をい)。
いえその、熊将軍と祥瓊さんのファーストコンタクトの回でも
ありますからね、はっはっは(言い訳がましい)。

杏のお酒も残り2センチほどになってしまった…。
ので購入した某夏目漱石の小説的ネーミングの焼酎。
麦ではなく米バージョンにしたのは。
裏面の何とも可愛らしいショートショートにつられたからで。
思へば、その辺りで察するべきでした……甘かった……(味が/をい)。
それも、果実酒系の甘さではないのです。
例えるのならば、甘酒系……?
で。原材料をよくよく見れば、米、米麹、酒粕とな(汗)。
やってくれるぜ、山鳥居さんよ……(滝汗)。

今度は、迷わず黒糖焼酎を購入しようと思いますです(涙)。


2003年04月22日(火) 今更なので御座いますですが。

3万と一千カウント越え、誠に有難う御座いましたのです。

先月から今月初旬に掛けて、かつて無いほど凹みモード入ってました己。
これは決してサイト運営に絡んでの事では無く。
極々己的私的事情によるもので。
ただ、情けなくもサイト上でぽろぽろ愚痴ってしまった為。
色んな方に色んなご心配をお掛けしてしまった模様(汗)。
お気遣い下さった皆様には誠に申し訳なくも、
正直、嬉しかったので御座いましたです。

そんなこんなな内に、いつの間にやら3万と1千カウント越えです。
もう、吃驚です。
飽き性で根気が無くて面倒くさがりやな己が
(オフラインでの活動から一切手を引いたのもこの性格のせいである事は
隠しようも無い事実だったり/笑)、
ここまでやってこれたのも、こげなヘボサイトにも関わりませず、
訪問して下さった、また下さっている皆様のお陰なので御座いますです。
己的我侭と趣味を炸裂させる為だけに存在している拙サイトが。
訪れてくれる(下さった)皆様にとっても。
少しでも楽しめる場所であったとしたら、
これほど嬉しい事は御座いませんのですが。
そんなことを望むのもずうずうしい状態がこれからも続くとは思いますですが。

どうかどうか。
今後とも、よしなに、御見守り&お見逃しくださいますやう。
伏してお願い申し上げますです。



2003年04月21日(月) 読み終わったです何冊か。

ところで今日は。
久々に近所の温泉に行って参りましたのです。

雨がちの中、露天のジャグジーにて浸かっては涼み、を繰り返して。
なかなかに心地よかったのですが。
それ以上に、己的心を和ませた(かどうかは謎ですが)もの。

それは。

温泉の敷地内にある今はもう使われていない子ども用プール。
その中に群生するおたまじゃくしの群れ、で御座いました(笑)。

水際にうようよと集まって。
小さい黒い口をひっきりなしにぱくつかせる(これは見ていて結構怖い)。
おたまじゃくしたちが何を食っていたかと申しますと。
水面に落ちて浮かぶ、桜の花弁なので御座いました…吃驚。
そーか、草食性だもんなあ…(をいこら)。

○『十三姉』武田泰淳(中公文庫)
なんと、未完では御座いませんですか〜!(涙)
いえ、このままでも十分に楽しめるオチでは御座いましたのですが…
(特に、十三姉と末っ子ネズミさんの関係は。
このまま緊張状態が続いた方が、己的には激烈壷/をい)。
解説で某銀河英雄伝説な作家さんが述べられている通り、
この作品が描かれた当時の中国物への世間での評価が
あまり高く無かったせいなのかもしれませぬが…嗚呼、勿体無い。
続編、是非に読んでみたかったなあ…。
元は新聞連載小説との事、そんな時代背景に於いて
読者の興味を惹く為か、随所に様々なネタが散りばめられた、
とても楽しい小説なので御座いましたのです。

○『木島日記』大塚英志(角川文庫)
いやあ面白い人だ、一ツ橋(笑)。つーか、美味しすぎ!代われ己と(をい)。
己的壷は勿論、美蘭なので御座いますですが、月と木島も切ないです……。
後半へ進むにつれ、余りにもユニークなキャラが出揃うので、
単なるホラーなら読めない己にも大変に楽しく読めましたのですが。
色々と笑わせられながらもふと、現在の世の中にも散見するやうな、
恐るべき「徴」について思いを馳せたりもしたのです……。


2003年04月19日(土) 祭だ祭りだ〜!(をい)

という訳で(何)。

いつもいつもお世話になっておりますです所の。
『APPLE-BERRY』有沢凛様宅で行われております、
『浩瀚様美形祭』に、こそこそっと、己も参加。
とはいへ。所詮、一介のヲナゴスキーたる己(をい)。
浩瀚殿「美形」祭に貢献など出来よう筈も無く。
敢え無く力尽きまして御座いますです…(さめざめ)。

ええ。所詮己は、陽子主上至上主義。
ついでに、見目麗しい野郎よりかは美少女に目が眩む正直者(をいこら)。
酔った勢いとはいへ、有沢様並びに浩瀚殿ファンの皆様、
申し訳御座いませんでしたです……(平伏)。

本日の読み始め;

○『木島日記』大塚英志(角川文庫)
漫画の方が出版された時から気になって気になって仕方が無かった己は、
何を血迷うたか高校時代、折口信夫の『死者の書』をノートに筆記した事がある
似非古代史ファン(きっかけについては恥ずかしいので追究しないで下され…)。
おどろおどろしい伝奇的展開の中にも、乾いた笑いを誘うユーモアもあり。
中でもオオウケなのは、主要な登場人物に「一ツ橋」なる、軍人にならなければ
太鼓持ち、なキャラが居た事で御座いましょうか(大笑)。


2003年04月18日(金) 己的妄想力の限界を感じ。

そろそろ、引退でも…などと弱気な昨今。

さて今週の読書です。

○『十三姉』武田泰淳(中公文庫)
まだ中途なので、読了後に感想をば。
どうでも良いのですが、注釈にお顔をしばしば出されるかのお方、
少しは注釈に徹して頂きたく存じ上げますのです。
相変わらず何かと批判精神の強いご様子に、半歩下がる己にて(笑)。

○『周公旦』酒見賢一(文春文庫)
拝読後、『十二国記』世界に通じる何かを感じる辺りが己の業と申すもの。
それにしても、目の付け所がお流石です。文句なしに、面白かったのです。

○『パルタザールの遍歴』佐藤亜紀(新潮文庫)
これまた中途で御座いますです。
どうにも己、遡って読んでますね、このお方の著書(今頃言うな)。

○『うわさの神仏 其ノ二』加門七海(集英社文庫)
先だって己たちを図らずも吉野のお山に導いて下さった有難い神社様が
確りと紹介されていたのは流石で御座いましたのです。
ええ、あの強烈な階段のお写真付きにて。
加門さんたちを驚かせた台風の影響は今尚、
そこかしこに残されておりましたのです…合掌。

○『デルフィニア戦記第一部 放浪の戦士3』茅田砂胡(中公文庫)
このシリーズ、読む前に躊躇っていた理由は、
「異世界から現れた人物」の「異世界」を、現代日本と勘違いしていたから、
というのが今となってはお笑いです。
何とも硬派な中にも笑いの壷が其処かしこに見え隠れする展開に、
今後とも目が離せませんのです…嗚呼早く最終巻まで出て欲しい…!


2003年04月16日(水) 祝!ジーコJAPAN初勝利!!

今日も今日とて、夜型お仕事にて。
リアルタイムで知る事叶わず(涙)、
帰宅後のTVニュースでその一報に触れましたのです。
何ともドラマティックな、初勝利。
サッカーの楽しさを愛するジーコ監督に、心から乾杯!
ちなみに、今夜の晩酌はいつ封切ったか覚えてない某山鳥居(をい)ウィスキー。
物置の片隅に箱に収まったままだったのを発掘してちびちびやっておりますです。
ちなみにこの銘柄、「フォーリーフ・クローバー」なるオリジナルカクテルの
ベースに使われたものだそうですよO張丸さん!(笑)
ちなみにレシピなどは此方に詳しく。

ところで。読書覚書も再開したいところなのですが、
このレイアウトではどのやうに記したものか、思案中なので御座いますです。
……早く決めないと、何を読んだかも忘れそうな今日この頃で御座いますですが(汗)。


2003年04月11日(金) 図らずも、吉野山に登る事。

今日は朝から雨模様の己的地元地域。
そして久方のお呼び出しの掛かる恐れの無い己的オフ日。
朝から歯医者の予約が入っていた為、珍しくも早起きで御座いましたので。
何となく、花見に出かけやう、という事に相成りまして御座いますです。

疲れるのであんまし遠くには…という事で検討の結果が、何故N良吉野行き(笑)。
いえ、己ん家からは渋滞さえ上手く避けられれば実は1時間余りで行けるのです。
つーても、例によってドライバーは己独りで御座いましたのですが(涙)。

いつものお出掛けよりかは幾分早目、正午前に出立致しまして。
春の花々が咲き誇る山間の国道を走り続け。
県境の峠を越えて暫く行けば行き当たる、家人お薦めの洋食屋さんで昼食を摂り。
途中工事渋滞などにも巻き込まれつつも、予定時間を少々オーバーしただけで。
午後の2時過ぎには、吉野に到着できたので御座いましたのですが。

本日4月11日は明日に続く、花供懺法会(はなくせんぽうえ)とやらで。
人も多いし雨だし駐車料金は一日千円均一だし(汗)。
しかも駐車した所から山頂金峯山寺辺りまでは、かなりの山歩きコースで
(山なんだから、あたりまえだっつーの)。
結局、自動車通行止め地点からUターン、
一旦は吉野のお山を降りた己&家人だったので御座いましたのです。

とはいへ。
折角此処まで来たのだしと。
来がけに、吉野川を渡った所で見つけた少しユニークなお名前の神社さんへの
案内表示を思い出して。
全然吉野山とは関係なさそうだとは思いつつ。
桜が見られるのかも分からないままに。
良し折角だからと、お参りしてみる事に致しましたのです。
またその神社さんの惹句(をい)が「首から上にご利益ある神様」。
最近記憶能力が極端に落ち込んできた己&家人には何やら有難そうで。
見過ごせなかったのでありましたのです(笑)。

で。
水が近いせいか随分と肌寒い感じのその神社さん付近では。
桜はまだまだ3分4分咲きといったところで。
本殿にお参りして蝋燭線香をお供えし。
その神社さんが一応、吉野山金峯山寺と関わり合いのある。
けれども、ボケ除けというよりかは学業成就にご利益な神社である事を
確認しつつ(大笑)。
参拝経路の矢印を辿って境内裏山にずんずん続く、
幅のやや広い、長い長い石段を登って登ってしている内に。
何と。
吉野山金峯山寺蔵王堂へ辿り付いてしまっておりました己たち…(吃驚)。
いやもう、ものを知らないってのは凄いなあ…(をい)。

結局、仁王門も鳥居も潜らずに言わば裏口から入山を果たしました桜の吉野山。
ちゃんと正面から順を追って数万本を数える桜を満喫しつつ登った方が
そりゃあ良かっただろうなあとは思いつつ。
己&家人には大変に有難い偶然で御座いましたのです。

さて花供懺法会なるお祭ですが、大名行列は終わってしまっておりましたですが。
山伏が四方に弓矢を放つ儀式などは拝見できました。
(所でその時の矢を観光客の皆様が先を争って拾っておられたのですが、
魔を狙って放たれた矢を貰うと得られるご利益って…などと己、
考えてもみたりして/をいこら)。

それに、蔵王院から吉水神社へとてろてろ歩く内に発見・入手した、
奈良の銘酒(結局これかい)と葛のお干菓子が大変美味で。
心密かに敬愛する静御前(義経でない所がヲナゴスキー/をい)縁の
勝手神社境内を散策したり(本殿は不審火で焼失…無念なり)、
その遺品であると伝わる品々が納められた、
吉水神社を拝観したりなども出来ましたので。
予想以上に充実した休日と相成りまして御座いますです。

でも。桜はズルした吉野山よりも、往路復路で見かけたものの方が、
相当印象に残っているのも事実で御座いますです(笑)。
今度こそは、ズルをしないで真正面から挑戦したいという決意も新たに、
己的初吉野山観桜行は、めでたく終了致しましたのです。

そして。
昼の明るい陽脚の中で眺める清しい花の色よりも。
日暮れ時から夜闇が徐々に確かに広がり始める刻限、
仄かな灯火などに照らし出されて浮かび上がる、
どこか深く沈んだ色調で。
何か誰かの気配のやうなものすら感じさせるやうな、桜色の方が。
己は矢張り好きなのでありますです事。
帰宅途中、県境の端の袂に咲く枝垂れ桜の紅と見紛うばかりの色と。
その凄み溢れる立ち姿を見て。
再確認してみたりもしたので御座いますです。


2003年04月10日(木) 祝!坂○冬実復活(夜桜お七〜♪/をい)

いえその。
題名は。本文と全く関係御座いませんのですが(マテ)。

それにしても。
花の盛りを過ぎてからの、この寒さは一体なんなので御座いましょう。
かてて加えて、花粉の猛威も相変わらずにて。
己的家人は、うっかり花粉除けトルマリンスプレーを忘れて外出したっきり
寝込んで御座いますです(笑えねえ…/汗)。

そうそう。
いつも各月初日に行っておりました。
壁紙提供、篆刻素材AOI様へのご案内と。
ボケボケ一句をすっかり忘れておりました4月なので御座いますです(汗)。
薄紅の花弁に。ほんのり爽やかな新緑を交えた、4月雑記の壁紙も。
勿論、篆刻素材AOI様より、
お借りしておりますもので御座いますです。
和物小物充実の素材サイト様にて。どうか皆様も是非、ご利用下さいませ。

さて此処で一句。
「酒呑める。期待に掛ける春の花」(何)
花見酒が葉桜見酒になりそうな今週末で御座いますです…しくしくしく。


2003年04月07日(月) 雑記帳、いよいよ始動にて御座いますです〜。

鉄腕アトムの誕生日にかこつけて(嘘)。
己的日々の覚書帳も無事お引っ越し完了と相成りまして御座いますです。

実は別の無料レンタル日記さんもお借りしてみたのですが、
何とテレホタイムには更新出来ない事が判明(汗)。
荷解きを済ませる暇すら御座いませんでした…ははははは…。


何はともあれ。
これでちったあ、更新頻度も増えます事かと…思いたい己で御座いますです(をい)。


2003年04月06日(日) 鉄腕アトム生誕日イブ。

思わず『夜空ノムコウ』など歌いたくなってしまったり(をい)。

ところで、
本日は、桜咲くW歌山まで若のコンサートにお出掛けでありますです。
これで元気をもらって帰ってくるのか、はたまたげっそり疲れて帰る羽目に
陥るのか、それは己にも分りませぬ(笑)。
取敢えず、家人は遠足前の子どもよろしく興奮の余り風邪引いてますですが(大笑)。

……てな訳で。
無事コンサート拝見&威風堂々たるW歌山城下でのお花見を。
済ませて参りましたので御座いますです。
ええ。家人も当日はすっかり元気になり。
朝の9時から平成アトムを己共々視聴いたしておりまして御座いますです(笑)。

さて、若のコンサートで御座いますですが。
結論から申しますと。
ええ。きっちりたっぷり元気を頂きますと同時に。
お城周りをうろうろと散策致しましたお陰が。
はたまた往復100キロを越す運転手状態が響いてか。
きっちりがっつり、疲れましたのです(笑)。

やーでも。
遠く東北から。
はたまた、関東九州から。
生の若見たさに。
その生歌聴きたさに。
大荷物(団扇・法被・ペンライト等等)抱えてこんな所まで。
やってくるファンの皆様の姿にこそ。
己は、相当な元気を頂きましたのです。
有難う御座いましたのです。

何かを好きになるという事は。
本当に、素晴らしい事だと。
一面恐ろしい事ではありますですが(笑)。
しみじみと、そう思った次第にて御座いますです。

「白雲の城」なる新曲に相応しい。
伝統ある城を間近に望む開場にてコンサートを開きながら。
その城を。その城下に咲き誇る桜を。
ゆっくり眺める暇もなく次なる現場に移動した、若様にも。
有難うと、ご苦労様を。
今度来る時は。
出前のW歌山だけではなく。
高速道路W歌山インターチェンジに程近い場所にある。
○高ラーメンさんにて、叉焼たっぷり、豚骨&しょうゆ味、
それでも不思議と後口さっぱりな美味しい中華そば等も。
是非、お店で賞味頂きたく願ってみたり。


2003年04月03日(木) 雑記所、リニューアルで御座いますです。

これまでの雑記は、己がメモ帳にてちまちま手打ちしておりましたですが、
どうにも更新に手間暇が掛かりますので…手っ取り早く、
日記サイト様のお世話になる事に致しまして御座いますです。

これでちったあ、こまめに更新出来るやうになると良いのですが…。
ええ、己的脳内キャパも一杯一杯で御座いますですので。

で、3月までの雑記へはここから…どうやら飛べるやうです(笑)。

使い勝手が分るまでは多分にヨタ話のみにて
さくさく進行する事で御座いましょうなあ…ははははは…(壊)。


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