やるきまんまんの日記
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2006年04月23日(日) 今週の見通し・為替 円、日米の金融政策が焦点


 今週の円相場は日本と米国の金融政策見通しを巡って上下しそうだ。週後半は日米の中央銀行の首脳が金融政策の見通しについて発言するため、値動きの幅が大きくなる可能性がある。市場参加者の予想は1ドル=115円台から120円台までばらついている。

 最大の注目点は日銀が28日に公表する「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」。金融政策の方向性を示唆する。近いうちに利上げする可能性をうかがわせれば、将来日本と米国の金利差が縮小するとの見方から円高・ドル安が進む可能性がある。展望リポートの公表後に予定される日銀の福井俊彦総裁の記者会見も大きな材料だ。

 米国では27日に米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長が議会証言する。市場では利上げを5月で打ち止めにするとの見方が強まっているが、利上げ継続に意欲を示せば一気に円安・ドル高方向に傾くとみられる。

 経済指標では26日に3月の米一戸建て住宅販売や米耐久財受注がある。予想を上回れば、米国景気の回復期待から円売り・ドル買いが優勢になりそうだ。


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