鍋をたたく...鍋男

 

 

緑の回廊 - 2003年04月24日(木)

サクラの季節は大好きだってネタで一つ書こうと思っていたのに、葉桜はおろか、世間のサクラは青々しく茂ってしまっている。数日前の晴れた日なんか、ほんと気持ちよかった。

先日までサクラ一色の並木が広がって絶景だった通りが、今は緑一色。
サクラのトンネルだったところが、緑のトンネルになっている。
空の青とのコントラストが夏の来るのを期待させる。

光の量が増えてきたと思う。
冬場はくすんでいた色達が、たくさんの栄養をあびて、たくさんの色を私達の目に打ち返してきている。夏のような日ざしを浴びるたびにそう思う。
夏のカッと暑いのも嫌いじゃない。

沖縄に行っていたのは先月の半ばの事。向こうについて最初に感動したのは、光の量が夏の量だった事。3月の半ばで。
外で写真撮るときれいに撮れそうだなってぐらい、景色がはっきりくっきりしてた。きもちいー。

夏暑くて冬寒い日本で、春と梅雨の間の、このごく短い季節が大好きです。
ゴールデンウィークって絶妙なとこにあるな。今年は休み少ないらしいけど。ま、私はどうせ休みなしと。
せいぜい仕事の合間に緑の回廊をドライブして楽しみます。


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1200人? - 2003年04月23日(水)

きょーのしごとはすごかった。
1250にんのぱーてぃーでのえんそう。

神戸を代表するナイスなホテルで一番大きい宴会場に、円卓がはしからはしまで。103個だって。すごい数よ、目の前にすると。その全員がコース料理食べるんだからホテルの厨房ってすごいわね。

ホールとか、野外ステージでもっと大勢の前で演奏した事はあるけど、宴会場でこの人数は初めて。なかなか迫力あるお客さんです。

SteelPowerではなくて、知り合いの仕事のお手伝い(いわゆる、トラのお仕事)だったので、全曲新曲で、なかなかにテンションも高く、1200余人のおばさま達も負けずとテンション高く。
楽しい仕事でした。

バンドの皆様、関係者の皆様、遅くまでほんとにお疲れ様でした。


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底を知る人 - 2003年04月15日(火)

今でこそ普通に生活している鍋男ですが、ながーい間貧乏でした。ただそれは世間にくらべて貧乏だ、というだけで、光熱費と家賃さえなんとかすれば、後はなんとかなるもんです。
少ない食費でいかに健康な食生活を送るかというのは、なかなかにスリリングで楽しい。
このビンボーだった20代前半に「無駄喰い」をなくして胃を小さくするこつも覚えました。

とりあえず食費に困らない程度の収入が安定した頃、他のバイトを全て辞めて、音楽だけで生活するようになりました。25くらいのころかな。
バイトをやめたので、収入はまた減っちゃって、結局またビンボーなんだけど、それより音を出す時間が私には必要だったのね。その頃めちゃめちゃ勉強したのが、今でも役立ってます。

でもぜんぜん元気だったし、やる気まんたんだったな。金がなくて彼女もいなくて、へこむ事も多かったけど、音楽さえちゃんとできてればいいっていう開き直りがあった。だから強かったんだろうな。



そのさらに数年前、最初にトリニダードに行った時はもっときつかった。
大学やめて、家出して(というより勘当されて)、友人の家に居候して、一年かけて金ためて。トリニダードに数週間後に出発、って時にけがして入院してお金まったくなくなっちゃって。

生きている事自体、神に否定されたような気がしたのよ。落ち込んだけど、あの頃は時間があった。ゆっくり時間をかけて考えて、何が一番大事かを問いつめて、結局やっぱり行く事にした。時間を与えてくれたのは、居候をこころよく許してくれていた友人。ずっと足を向けて寝れません。

「人にお金は借りない」ってのが信条だった鍋男がたくさんの人に頭を下げて、お金集めて、包帯をまいたままトリニダードに飛んだ。
この旅行が今の鍋男のすべての出発点だったといってもいい。



底にいる時は上しかむけない。向上心の塊だ。しっかり見据える時間があるし、中途半端な位置から飛び上がるより登れるかもしれない。

お金の話だけじゃなくて、精神的に追い込まれた時も、病気して死にそうになってる時も、底にいる時は案外冷静になれるもの。

で、底を知ってる人たちは強い。少々の事ではへこまない、へこたれない。
這い上がって来た時には、知恵と勇気と優しさを身につけている。



今、底にいる人たちへ
あなたが世界で一番強くなれるのよ。
落ち着いて、ゆっくり自分とお話してください。


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ネタは熱いうちに打て! - 2003年04月07日(月)

夏が少しづつ近付いている。
沖縄で御一緒させていただいたバンドが来るとか、
こっちから沖縄に行くとか、
スティールバンドでの演奏依頼とか、
トリニダードから、バンドが来るとか。

夏に向けて、道はまっすぐのびている。

で、エクソダス・ジャパンツアーの詳細情報を。
Trinidadian's live information

そのうち民音さんのサイトにも情報がのると思いますが、とりあえず先走っておきます。


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