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日記 / チカフジ

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日記
チカフジ|MAIL


2001年11月30日(金)
かゆい。

なんだか最近からだが痒いのである。
全体的に痒いのでなく、局地的に、虫に刺されたみたいにところどころ痒い。
ここ2週間くらいの間、急に痒くなってきて痒いポイントも増えた。
2週間前といえば、ジャケット買ったり布団干したりした頃だが…。
やはりこの痒さは虫なのか?てゆーかむしろ、あの聞くのもおぞましいダニ?ダニなのかッ???つーか布団干したのにダニは出るのかッ?(せっかく気持ちよく布団を干したんだから気持ちよく死滅しておいてほしい)
もう痒さが気になってしまって嫌なんである、とても。
原因はなんだろう。てゆーかもしダニだったらダニって何が効くの?



2001年11月28日(水)
けいじばん

なんか最近クサクサしているチカフジです。
毎度毎度辛気くさくてスイマセン。
と、とりあえず謝っときますが、当分こんな状態かも…と嫌な予言を。
だいぶへこたれてます…。



さてさて連絡です。
日記専用のBBSを付けました。
ページ末の [BBS] から飛べます。
意見、感想等、遠慮なくお願いします。




只今のわたくし。
金髪です。というか一応くすんだ金というか…。
この頭で12月12日はライブじゃー!(ここはものすごく盛り上がる予定)わー!
ところで「グラップラー刃牙」にハマりました。面白いです。
本といえば、森博嗣の「女王の百年密室」がノベルスで出てしまいました…。欲しいなあ、けど高いなあ。手痛い出費を覚悟せねば買えません。
映画「エヴォリューション」見ました。
すんげー面白かったです。ノリノリで会話やストーリーを楽しめました。
同監督作品は「ゴーストバスターズ」。あれが面白いと思える人ならかーなりこちらも楽しめるかと。洒落の聞いたジョークだらけのイイテンポで進みます。
次は初日にハリー・ポッターを友人と見にゆきます。
そうそう、ジャケットの新しいのも買いました。欲しくてほしくて仕方がなかったタイプのジャケットをようやく買ったので嬉しくて嬉しくて仕方ないっす。いつでもいっしょ。どこでもいっしょ(笑)


ではこれからもよろしくお願いいたします。



2001年11月27日(火)
泣きたくなる時もある。

学校をサボる癖がまた出ている。単位が取れないかもしれない。無性に不安になる。留年?親にまた金かけさせちゃう。それはすごくつらい。
だめじゃん。

電気の消し忘れが多くて、無駄に電力を消費してしまう。光熱費が高くなる。出費が増す。
だめじゃん。

買い物は一気に大量にする。金がなくなる。金遣いは確実に荒い。
だめじゃん。


ダメだダメだと思うことが多くて、ダメ人間になったような気がして、無性に泣きたい気持ちになる。
切なくなる。
これは「情けない」ということかしら?
改善すらまともにできない様な気がする。
不安定だ。



でもいいことも一つあった。
バイトの面接に受かったよ。
お金稼げる。
金髪のままでもいいみたい。
これで金髪のまま12月はライブにいけます。
これは嬉しい。



2001年11月26日(月)
書きながら考えてまとめる、話、及びあたしの思考法。

価値観の合わないと思った友達がいる。
考えるポイントの違う友達がいる。
あたしは、あたし達二人ともが間違った考え方をしているとは思っていないが、捕らえ方には差がある。

同じ学校、同じコースにいるはずなのに会ったのは一週間強ぶりな友達と、今日学食で2時間くらい話をした。
相変わらず価値観に差があるなあ、と半ば諦めた気持ちで思う。
しかしそんな気持ちでいたのに、今日は話をしての収穫が微妙にあった。
「どーせ考え方違うんだからあんまりあ・た・し・の参考にはならんだろ」と諦めて話を右から左へ流しきらずに「え?ちょっと待って」と捉えてちゃんとあたしの頭で思考したからだろうか。
ちゃんと捉えたその話は、行き詰まっていた、あたしの将来への向かい方についてのもので。
「あ…、そうか…」と目の前が開けた。
ロクなアドバイスは貰えないだろうとタカを括っていたのに、「他人からの意見て、当たり前だけど客観的だよなー」と思えるくらいに助かった。

「計画でどうもデザイナーになれるのか不安だったら、グラフのセンセイのところ訪ねて相談してみればいいじゃん。この大学の学生なんだしさ」
そういえばそうだよね。当たり前だわ。



価値観に差があり続けるというのは、それはあたしが彼女の意見に対抗することを放棄しているからかもしれない、と思った。
どういうことかというと、あたしは彼女に対してあまり意見を意識的に持たず、ただ話を鵜呑み(?)にしてそこで終わらせていることが実は多いので、そのおかげで価値観の差は埋まらないのではないか、と思うのだ。
つまり、あたしと彼女の間には、意見交換はない。(とあたしは思っている)
彼女はしっかりとした自分の意見を持っている。断定的に話をする。
そう言う人なのだけれど、それは押しの強い話し方だとあたしは思う。だから正直いうと、その話し方にも彼女自身にも、そのせいでちょっと苦手意識がある。実は「その話し方心臓に悪いから勘弁して」といいたくなるくらいには苦手だ。基本的にあたしは気が弱いので。意見を押し付けられる様な気になるのだ。
価値観に相違があると感じている。苦手意識がある。それに加えて、自分の意見を早くに確定する彼女を、あたしはただただ驚きの眼で見ることが多い。
「へー、もうそこまで考えちゃってんだ…すげーしっかりしてるな」
それだけで感想が終わることが多いのだ。彼女の意見に対する意見ではない。驚きしか出ないというのは、彼女の話し方とあたしの苦手意識に寄るところも大きいと思うのだが。
この驚きの眼で見て終わるというのは、もう「意見するのを諦めている」と同義だ。
ここで彼女の意見に対して思考が終わり、あとは適当に話を合わせて会話(?)を続けている。いつものパターンだが、それでは意見はおろか理解すら適当、おろそかだ。
これでは意見交換によって価値観が埋まって彼女が理解できるはずもないように思う。
ダメだ。

…問題意識はあるのだ。
居心地が恐ろしく悪いのだから、これでいいなどとは思っていない。
できれば嫌な思いはなしに楽しく大学生活をしたい。それなのにこんな近いところで嫌な思いがあるのでは、つまらなくて苦しくなること請け合いだ。
改善のために、あとは実践なのだ。
話を整理して「でもそれさー」と意見をいう。相互理解のためには重要なことだ。

でも彼女は何のためにあたしに「報告」をするんだろう?
「今日○○がどうでさー」「昨日カレシとさー」「あたしこうしようとおもうんだけど」
勝手にやってりゃいいじゃん。愚痴なら愚痴らしく言ってくれ。
で、それで?真剣な話で報告されたのはわかったけど、それであたしは一体どうしたらいいわけ?
…そう思ってしまうのは毎日のことだ。毎日話題は変わらない。あたしの興味も大して引かれない話題だ。

…そう思わないでちゃんと整理して理解して聞いて意見しなきゃだめかなあ…。
…なんかそう考えたら適当なあいづちでもいいような気がしてきたんだけど…。



2001年11月17日(土)
やかんを買いに。

やかんを買いました。
欲を言えば、安売りしていた¥680のが良かったんですけど(値段的にもデザイン的にも)、安売り期間終わってたらしくもう¥680じゃあ売ってくれて無かったんで、仕方無しに¥1980を。笛吹きのやつを取るかデザイン好みのやつを取るかでまた10分くらい悩みつつ。(苦笑)
一人暮らしのはずなのに、ウチには何故かやかんが置いて無くて、いよいよ欲しくなったんで一人暮らし初めて1年半過ぎた本日、購入となりました。
置いて無いと言うか、本当は、買うぞと言ってくれた親にあたしが「ああいいよ、鍋で代用するから」と言って断ってたんですが…。そしてこの1年半本当に鍋で代用していたんですが…。
「買うならお気に入り(=本格的で使い勝手のイイ、かつ見た目かっこいいもの)を、そして長く丁寧に使おう…」が信条なので(時々安いやつを買って雑に使う)、上記のようにやかんのために計20分くらい売り場をうろうろしました。
もー悩みました。それはそれは。まったくもってからに。いつも通り(笑)
結局デザインをとって(機能性はちょっと脇に置いといて…)、笛吹きで無いタイプを購入し、嬉しさに心弾ませながら帰宅。
それにしても、やかんって案外高いなあと思いました。¥980位でいけるだろうと思ってたので。
…で。買ったもので現在お湯を沸かしてコーヒー(インスタント)をいれました。いつもの、ただのインスタントと水道水のコーヒーのはずなのに少し美味しく感じるから不思議です。

新しいものを買った時はすごく楽しくて嬉しいです。
そんな幸せな一日。


あしたは仕事の日です。今からげっそり。
今日はこれから自転車直しに行ってきます。またパンク…。切ねー。


●今日の美味しかったもの
●LAWSON、豚カルビおにぎり、\130
 (韓国風海苔についた塩が、うまいんだけど手が汚れて嫌だ)
 (結構具沢山で嬉しい)



2001年11月11日(日)
さむ。

鼻水がずるずるです。
足下のゴミ箱は使用済ティッシュで溢れてます。
あなたの風邪は、喉から?鼻から?と聞かれたらあたしは迷わず「鼻からじゃい!」と答えるが、それくらいにはあたしは風邪を鼻からひく。
ベンザブロックは生憎無い。他の風邪薬ならあるけど。
そろそろ炬燵だけで無くファンヒーターも入れなきゃなるまい。灯油買わねばなるまい。
明日はきっと、鼻の下ががびがびだ。泣けるなきっと。

なんていいながら、そうなった原因は冊子作りのために寒い部屋の中パソコンに向かっていたからだったりする。
ノートなら、多少悪いと知りながらも炬燵にパソコン載せて仕事しただろうに、デスクトップなのが恨めしい。
でも仕事はちゃんとはかどった。ノルマ以上だ。うわい。



2001年11月10日(土)
林檎

林檎が届いた。実家から2Kgほど。(20個くらい)
先日わざわざ7時と言う早朝から実家に電話して、父親と祖父に「林檎の季節ですねえ…」とそれだけ言って電話を切ったかいがあったと言うものだ。
林檎と一緒にあたたかそうな冬物衣類も数着入っていた。あたしのために買ってくれたらしい。母親の心遣いに感謝をする。
うれしくて、すぐに実家に届いたよコール。しかし出たのはゲーム中だったらしい上の弟で母はいないとのこと。16になる弟は早く電話を切ってゲームに戻りたそうな会話をしてくれた。相変わらずだなあと思う。姉としてはわざと会話を長引かせてそれから切った。
母親から電話が入ったのは夜7時30分きっかり。
それまで夕寝してたおかげで寝ぼけた返答をしていたら、「あんた寝てたデショ」と見破られ、じゃあいいわとばかりに適当に元気かなどと聞かれてそれから切られた。寝ぼけつつ、衣類についてあったかいよとコメントはできた。
それから五分くらいぼんやりして、テレビをつけたら今日は前々から見たかったドラマ「聖徳太子」(NHK)の日だったと気付く。チャンネルを回すとちょうど始まったところで、またしても母親に感謝。もしかして狙って起こしてくれたのか。あの人ならあり得る。たぶんあたしがちゃんと起きてれば「あんたさー今日聖徳太子やってるの知ってる?」くらいは言ったに違いない。けっこうミーハーな母親だ。
聖徳太子を見て、ネット始めてパウンドケーキのレシピを調べた。林檎を使ってパウンドケーキを焼こうと決めた。欲しかったオーブンレンジも買ってあるし。

またこうしてのんびりうとうとした休日を過ごしたいものだ。



2001年11月07日(水)
ブッククラブ

イギリスには、ブッククラブという種類の本屋さんがあるらしい。
どんなのものかというと、店に行くと、店員が席を薦めてくれて、そこで座って待ってるとまた店員がやってくる。それで、店員はこう言う。「今日はどんな本をお捜しですか?」
それに対して客は、求める本のタイトルとか、どんな内容であるとか、作者は誰々の本であるとか、こんな本が読みたいのだが…とか、どんな細かなことでも特徴になりそうなことや読みたい本の条件等を述べるのだ。そうすると、承った店員が、おおよそ客のニーズに合いそうな本を、場合によっては数冊、店内の本棚から探し出して、またそれを持って客のもとに帰ってくる。そして、持ってきた本を薦めてくれるのだ。「お客さま、こんな本はいかがでしょうか?」
要は、一般的な本屋のように店内にある自分の読みたい本を客がレジまで持ってきてそこで店員はただ会計するというスタイルではなくて、ブッククラブでは店員=本の専門家で、その店員が客の求めに応じて様々な本を探し出して薦めてくれると言うものだ。
ただ、あくまで本の選定はその店員個人の価値観だとか趣味、主観に寄るので、人(客)によっては、その店員のセレクトが客である自分の価値観等とあわない時もある。機械的に、店員個人の主観を挟まずにセレクトしてくれる、と言うわけではないのだ。
でも反面、その店員(=店を構えている「本の推薦者」)自体が気に入ったら、次からもその人のセレクトを信じてその店員のいるブッククラブに通い「エッセイを読みたいんだけど、なにかおすすめは有りますか?」と訪ねれば良い。
そういう形体の本屋が、最近では出来始めているようだ。
面白い形体だと思う。実際近くにあったらきっと利用する。
近くというと、最近ではインターネットで手軽に本が買えるようになった。届くのに日数はかかるが、本屋まで行かなくてもウチにいながら本が買える。店で本を手に取る楽しみはなくなってしまうが、ゆっくり本屋には行けないが本が欲しいと言う時等には便利かも知れない。時代はどんどん変わる。
そのインターネットだが、先ほどのブッククラブ、インターネット上でもできるのではないだろうか?
すぐに本を手に入れて即日読めると言うことはないが、薦めるだけということでもできるだろう。むしろ無意識にかも知れないが、同じ、本を薦めると言うことをやっている個人はたくさんいる。
そういう個人が集合してどんなジャンルでもカバーできる団体になれば、ネットブッククラブはすぐにでも成立可能だ。
結構よさそうな気がする。

…ちょっとそう言う団体を立ち上げてみたくなった夜。
(度胸と勢いが足りてないが…/苦笑)


この話は大学の講議で長く出版業界に関わっていたというゲスト講師から聞いたのだけれど、彼はこれからの出版メディアをとても心配していた。
活字離れとか業界の不景気、読む雑誌から見る雑誌への変化、インターネット参入に寄る紙媒体の活字のあり方の変化等、本が大好きだと言うゲスト講師の気にかかる問題は多いようだが、それでも彼は未来を憂いてばかりではなく、むしろ期待を持っているようだった。
ブッククラブと言うのもその変化・移行の先にあるものではないかと、彼が例としてあげたものである。