asap1の日記...asap1

 

 

記憶の役目 - 2002年11月20日(水)

昨日見ていた「ためしてガッテン」で、面白い特集をやっていた。

記憶のメカニズムについて。

記憶には短期記憶と長期記憶があること。
短期記憶が長期記憶に移ると、それは「忘れられない」いつまでも
思い起こせるものになること。

じゃあ、長期記憶を作るには?

いくつか方法があるが、特に「感情の動き」とともに覚えたものは
短期記憶にとても入りやすいのだそうだ。

哀しいこと・驚いたこと・嬉しいこと…。
フラッシュバックするあれこれは、そうやって私の脳にストックされたのだ。

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このしくみを普通の生活に置き換えて考えてみると、少し辛い。
だって哀しいことをいつまでも忘れられないのだから。
哀しければ哀しいほど、強く記憶されるなんて。

だけど、本来の機能は、危険を感じた状況をしっかり記憶して、二度と
同じ危険に遭わないようにするためのしくみなのだとか。

私たちの記憶の何もかもが、これから生きていくためにあるんだ、
そういう風にできているんだと思うと少し励まされた。

記憶は、強ければ強いほど、「二度とそんな哀しい目に遭わないようにね、
気をつけてね」と注意してくれているのだ。

そういう風に、思っていたいよね。


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たのしい、たのしい。 - 2002年11月14日(木)

ECCに通いはじめて半年。
なんだか波長の合う女の子と知り合いになり、その子と
会って話すのが楽しくなってきてる。

昔から女にはじっくりほれるタイプ。男にはすぐ惚れて、すぐ
目がさめるタイプ。じっくり知ると、彼女は見込んだ通りのヒトみたい。

というのもあるが、最近ますます英語を話すのが楽しい。
とくに議論をできる事が。

英語のセンセイと話していると、結構日本人に対する質問を
良く受ける。そして、それは7割ぐらいが残念なことに日本人を
否定的に捉えた質問だ。
曰く、日本の女性は見た目を気にし過ぎる、親の言う事をどうして
あんなに聞くのか、日本人は生活を楽しんでいなくて、酒を飲む事か
オシャレにしか興味がない...。
確かにみんな覇気がないなと感じている私はちょっと、いやかなり
耳が痛い。でも多分、日本人のへんな謙遜文化もかなり影響してるはず。
そこで、頑張って反論してみたりする。

反論して、それが少しでも分かってもらえたりするとすごく嬉しい。
勉強にもなり、誤解も少し緩和され一石二鳥だ。

素直に、もっともっと話ができるようになりたいなあ。



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デスクからの眺め - 2002年11月13日(水)

会社の窓ごしに、建設中の橋が見えている。
その隣はピカピカのビルで、視界に入るのはその二つだけだから
人工的な眺めなのだけど、夕暮れに窓の外をしばしぼうっと見るのが
一つの楽しみになっている。

ビルの外装はガラスで覆われていて、夕方になるとその真新しい橋が
外壁に映り込むのだ。橋には当然一台の車もなく、人もいない。
完璧に静かなその風景にうっとりと見とれる。

今日会社の広報に、その橋の名称を募集する告知があった。
あたしならその光景にどんな名前をつけようか。



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かいちゅうの結婚式。 - 2002年11月10日(日)

友達の結婚式があった。

披露宴の最中に、高校時代の友達に彼女の思い出を聞くと
昔から「キャッチセールスに引っかかりそう」とか「悪い男に
だまされそう」と心配されていたらしい。
面白いのでいろいろネタ交換をしていたのだが、
弟に最近までお小遣いをあげていたり(弟は30才:既婚)、
体重いくつ?と聞くと、いつでも正しく答えてしまって、
サークル全員が推移を把握していたり。
そういえばクリスマスは絶対誘ってもこなかった(=家族と過ごす為)
とか、でてくるでてくる。
要はものすごいいい子なのだ。ゆとりがないくらい一生懸命。

「かいちゅう」は懐中電灯をいつも持っていた。旅先では非常口を
確認しないと落ち着かず、枕元に懐中電灯と着替え常備。
花見では桜を照らしてくれた。変なヤツ。

アクセサリは最低3つ!なんて命令するオトコを本気で好きになった時、
10キロダイエットを果たしたのも忘れられない。無理しちゃう彼女には、
やっぱりアクセ&ダイエット命令オトコは似合わなかったと思いたい。

価値をわかってくれる人と出会って、無理をしない生き方をしないと。
みんなそう願っていたから、口々に「うれしいね」と言い合った。

泣き顔なんか見た事ない(たくましい)仲間たちが涙を流して、
ダンナさんのお母さんに「彼女はほんとにいいこですから!」と
絡んでいたのが印象的だった。

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ホテルのバーで5人、お茶を飲みながら夜景を見ていた。

と、その時誰かが
「よっちゃん(友だちの名)手相が見れるんでしょ」と言う。

彼女はインド料理屋で友だちの手相を見ていたら、店員(もちろんインド人)が並んで待っていたという逸話を持っているらしい。インド人に、本国にいる夫と別れるべきか相談されたとか。

とたんにそこは占い大会。黒いドレスをまとったよっちゃんは照明の落ちた
ラウンジでランプの灯りをたよりに、かなりまじに読み解き?はじめた。

恋愛運、金運。性格に友人運。皆が占ってもらうのを聞くにつれ、だんだん
占うのが恐くなった。自分が今一番気にしている事(友人関係)を
見破られそうで。けれど、一番最後に思いきってお願いした。
結局、自分の気にかけている事を別の方向からだけど指摘されたのに驚き。
だけど肯定的に教えてもらえたからすごく、すごく気持ちが軽くなった。
占いは出会いによってはすてきかも。



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休み。 - 2002年11月07日(木)

喉の痛みがひかず、仕事的にも昨日区切りをつけた感覚があったのできょうはやすみ。
体調のせいもあるのかふわふわと過去にさかのぼる夢をみた。

それにしても、いつもながら流行にすぐさまやられるヤワな体だなぁ。


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日常雑記 - 2002年11月06日(水)

昨日の夜はノドが痛んで寝れなかった。夜中に何度も起きて、
トローチをなめたりお茶を飲んだけど、だめ。
しかしこういう日に限って、打ち合わせが3つあるので
(それぞれ違うプロジェクトの打ち合わせ)はあはあ犬のように
息をつきながら会社に来てしまった。あしたは休むぞ!

友達の結婚式に向けて、大学のツレと今日久々に会うことになった。
歌を歌うらしいけど、多分あたし、今週は声でないかんじだ。
それにしても幸せな歌って結構すくないんだなと、改めて気づいた。



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記憶のインデクス - 2002年11月04日(月)

自分の中にある感情に、たまに不思議なインデクスがついている。
地方の小さな町にある商店街を抜けた時、ススキがえんえんと続く
河原で、綿毛が人の頭のように見えたとき、それが思いもかけず
自分の記憶を引っ張り出した。

それは、もう会うこともない人たちの生い立ちに関わるイメージだった。

人と別れるっていう事はしみじみやりきれない。
どこかに手がかりはあるのに、もう会えないし自分から何かを
起こす権利がない。
私の経験していない過去を持った人たち。
もう少し聞き出してみたかったその過去も、もうきっとずっと
知ることはないのだし、仕方なく私はその小さな商店街の町並みに、
想像したその人の過去を探すしかないのだ。


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蓼科山荘への(のはずだった)旅 - 2002年11月03日(日)

いつものメンツでの旅が、また始まった。
今回は新しいメンバーや復活メンバーがいっぱいの旅で、どうなるか
予想がつかない。
前日山のぼりをしていたので早起きが心配だったが、どうにか起きる事が
できた。さあ、またいつもの友だちのお迎えで出発である。
★★★
目的地のずっと手前で、友だちの車を発見。
彼女をつれてくるのは初めての彼、すれ違う車内の笑顔とはしゃぎっぷりを
鑑賞させていただく。

同乗の梅ちゃんのボヤキ「ずいぶん(置かれた状況が)ちがうじゃねーか」
に思わず突っ込みをいれる。わたくしになにか御不満でも?
まあ、あの笑顔をみればうらやましくなるのもとーぜん。

★★★
昇仙峡は紅葉の3分咲き(?)。だけど幹事の梅ちゃんの頑張りに免じて
車内では「おー!すごいね」と感嘆符の大サービス。言い出してくれた
だけでもほんと、ありがとう。でも実際の所、紅葉より岩山の風景に感心。

★★★
トラブルがつきもののメンツだが、今回は小トラブルから大トラブルまでテンコモリ。山荘に行けなかったのも残念だったけど、あったかい素泊まり宿での朝御飯は嫌いじゃなかった。家族みたいで。
思いがけず体を動かしたからか、皆の酔いも早かった。
★★★
嫉妬について聞かれたのが心に残る。友だちとの旅に快く出してくれるダンナについて、嫉妬はしてほしいとか思わないの?と聞かれた。
でも、都合のいい時だけ適度に嫉妬してもらいたいって言うのは、やっぱり無理なんだろな。
あたしは皆と出かけてる時にダンナとメールを交換するのが好きだ。
外に出て、彼の事を心配している事に気づくのは安心する。
★★★
立って入る温泉は、渋い穴場スポットだった。
男湯は立って入るだけじゃなく寝て入るとこでもあったらしい。



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