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■ +黒き瞳+
さて、アゴセデス祭り期間が終わって、 ちょいと冷静に? F1の大人の事情ってヤツを 鑑みながら、今回の事象を大晦日に?紐解いてみる。
いや、実はクリスマス過ぎに この日記を書き始めたんだけどさ(;´Д`) 終わらなくて年明けちゃったんだよね…_| ̄|○
と云うわけで、加筆修正して元日にUP(笑) 正月早々なにやってるんだかw
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【1】世界同時不況とF1
日本に於いても、ホンダが撤退し トヨタが日本GPごと撤退し、ブリヂストンも 事業仕分けでF1を「無駄」だとレンホーしてさ。
《サブプライム後=リーマンブラザース破綻》から 脈々と続く、世界同時不況を感じるためにゃ 余りある事例を羅列出来るワケで有りますが…。
F1だって、バーニーが吊り上げた 『GP開催権料』と『F1放送権料』意外は 減収減益・サーキットに観客も入らないわ 証券・保険・銀行系スポンサーは撤退するわ BMWも撤退するわと、遠く東の島国からでは 体感で解らないけれども、打撃を受けてるのだな。
でだ。 話を2007年に遡るとしよう。
この頃はまだ、欧州バブルも全盛で、 銀行とか投資会社に、投資/証券化/債権熱が ものっそ高まっていた頃で有ったと思う。
そこに持ち上がったのが、 老朽化した、不便な「シルバーストン」問題。 バーニー・エクレストンは、ドニントンを猛プッシュ し始めるワケで御座いますな(;´Д`)
その為には、イマイチイギリスチームも イギリス人ドライバーも「パッとしない」ため 英国国内でF1熱が下がり気味だったという、さ。 問題がちょっとばかり有ったのだけれども。
そこに登場したのが、 スーパールーキーのハミルトン。 彼を「スーパールーキー」とスター化して 旗印にすることで、F1に金を集める。 ひいては、ドニントンに投資させる。
そーゆー思惑の元に F1が動いていたような時期が有ったのさ。
ぶっちゃけて言えば ハミルトンの1年目が、そんな年だった。
ドニントンパークという物は 日本に於いて、バブル期に林立したよな 《レジャー施設》と考えれば、良いのかも知れん。 だからバブルが弾けた後の道筋が(ryって 惨状からも考えてさ(;´Д`)
その「英国的盛り上がり」は ハミルトンの速さも手伝いまして、 2年続き、今年はバトンが引き継いで F1の中側サイドでは、脈々と続いてるんだけど 金融立国英国自体が、転けたのでなw ドニントンは呆気なく「無かったこと」になりましたが。
ドイツが「それ」をやろうとした時、 やり玉に挙がったのが、スーパールーキーではなく 《往年の名選手》ミハエルだったって事です。
先ず、この大前提が有ります。
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【2】ドイツとメルセデスとミハエルと
ハウグは夏頃からミハエルに 「F1復帰」の話をしたと言ってますが…。 まあ、地下の話し合いがどうかは知らないけど 表舞台に出て来た話だけで察するとw
ミハエルが実際に「復帰」に動いたのは マッサの事故が有った、ハンガリーの後です。
この時、ミハエルは フェラーリで走ることを選びました。 実現しなかったけど(;´Д`)
でも、この間も着々とフェラーリは イタリア純化に向かって、進んで行っていた。 それはもう、2006年から始まっていて トッドの権限が減りやロスが休養したりなー。
ミハエルが中心に居た頃と、少しずつ 組織の姿が変わって行ったのが、解りました。
そして今や、フェラーリは 若手育成プロジェクトまで始めました。
これはねぇ… ミハエルが幾らドイツで若手育成に携わり フェッテル君のような才能を見出そうとしても フェラーリには乗せられないに同意なのかも知れん。 フェラーリは、イタリア人を欲してるから。
となると、ミハエルが子供カート大会をして 若手育成&発掘するにも、その後のフォーミュラや ハコ車・サーキットの経験を積ませるにはねぇ。
しっかり若手育成のプログラムを持ち 自分も世話になった、メルセデスをね〜(;´Д`) 無視出来ないというか、通る道っつーか(;´Д`)
ミハエルが、独逸国のチームと組むことで この辺の【ねじれ】が解消して【通りが良くなる】 作用があったりするのですな〜(;´Д`)ハアハア
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【3】と、云う次第で
メルセデスは、ドイツ国内… ひいては欧州・世界市場に対する経済効果として ミハエル・シューマッハというネームバリューが欲しい。 フェラーリでのマッサの代打祭りで起きた 世界の反応を見ても、話題性充分だしね(;´Д`)
で、ドイツモタスポ界としても 《ミハエル・シューマッハ後》に育成が実を結び 多くのドイツ人ドライバーを排出してきたってーな 《流れ》が有る次第で。
フェラーリはフェラーリで、本当は 「シューマッハのようなイタリア人」が欲しい。 だからナノには、チームプレイの剣を突き付けて 「キミのようには、過去のマクラーレンのようには やるな」ってーな刃を喉に当ててる。
ダイムラーの中の人は 「シューマッハの給料誰が出すんじゃボケ」 てーな事を言ってますが。それはF1を知らなすぎる。 フェラーリ時代のミハエルの給料を出してたの だーーーーーーーーーーーーれだ? フェラーリじゃないですよ?
報道の金額が正しいなら ミハエルは、2006年までの1/5程を スポンサーから出して貰えれば良い訳です。
というか、その金額でも 「スポンサーが集められるパッケージ」が ロスとかハウグとが欲したのですね。
そう云う【大人の事情】と ミハエルの【F1で走りたいって気持ち】が ぐちゃぐちゃになって、今回があるって事ですわ。
利害はね、一致してるんだ。 少なくとも「求め/求められて」F1に シューマッハが帰ってくる。
私は去年、自転車ロードレースにて 【7度のツール王者・アームストロングの復活】 なる物を見ているのでですねwww
コンタドールには勝てなくても アンディ・シュレクを2度見させるランスぱないw という事象だけで、ワクワクしたのです。
それで____。 そう云う事で良いんじゃないかと思ってるし。 やはり時めかずには、居られないんですよ(*゚∀゚)=3
さあて、赤いフェラーリ服封印して 来年は銀色で鈴鹿に参戦ですか…ね(笑)
2009年12月31日(木)
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