今年のスケジュール帳を見返してみる。
一月。年明け早々に、名古屋へ仮面ライダーショー(『龍騎』出演者の須賀さん、涼平さん、松田さんを目当てに)を見に出掛けた。それを皮切りに、いやぁ出掛けるわ。我ながら呆れるほどに(笑) 出掛けた先は、芝居だライブだ映画だと盛りだくさん。新しい役者、ミュージシャンに沢山逢えた。雑誌、チケット、貢ぎ物の購入で幸せなのやら大馬鹿なのやら。その為、いつにない大恐慌がワタクシの財布の中を吹き荒れている! それでも、そういった数々のイベントを心待ちに過ごし、終われば余韻に浸る。そして次のイベントへ思いを馳せ……。 幸せなんだな、結局(笑) 毎週末、何かしらのイベントが入っていた今年。スケジュール帳は凄い書き込みの量だ。充実、していたのかな? そんな今年の幸せ締めくくりは、ライブハウスにてオールナイトライブで年越し!毎度恒例の(?)ガーゴイル(と愉快な仲間達・笑)といっしょ。
来年のスケジュール帳を見返すときには、今年以上に充実した書き込みと思い出が残っているように、更にイイ女にならなくては!
2003年12月25日(木) |
オンリーワン クリスマス |
12月24日。クリスマスイブ。冬らしからぬ暖かな日。仕事もあまり無く、定時で帰宅。冬らしからぬ日。 家で温もりつつ、この季節らしい(?)ビデオ鑑賞。『THE NIGHTMARE BEFORE CHRISTMAS』
12月25日。クリスマス。冬らしからぬ暖かな日。何処へ寄ることもなく、本日も定時で帰宅。冬らしからぬ日。 日本酒をチビチビやりながら、のんびりと振り返り綴る一日。
冬らしからぬ穏やかな日。 穏やかだけど、暖かくないワタクシ自身。心も、懐具合も暖かくない。今日は、給料日なのに……。
ワタクシにだけ寒風吹きすさぶ、クリスマス。
もう後何日か、でクリスマス。 ところが街中のイルミネーションや、各ショップのディスプレイも特にクリスマスを意識した物は薄そうだ。 TVやラジオでも、クリスマス向けの曲がかかっていたり、クリスマスソングを新曲として発表するミュージシャンも多いんだが、どうも「うわぁ〜、クリスマス♪楽しみネ〜」という雰囲気がない。 このくらいの日付になると、並行してお正月用品も盛り上がって来るんだが、こちらも弱い雰囲気。 年末に向けての浮き立つ慌ただしさが、あまりない。
ワタクシのお仕事も、12月だっていうのに、定時で帰宅する日が多い。 自分が忙しくないから、街の雰囲気も盛り上がっていないで弱いと思うのかな? ……この時期に忙しくないと、年越しの蕎麦に、正月の餅に酒が買えないじゃん!こ、こりゃあ、浮き立つ所じゃないわ。 沈むわ。いや、首括るか?
12月13日、土曜日の朝刊で知った。作家、都筑道夫氏の訃報。
高校生の時に初めて氏の作品を読み、もともと好みの傾向にあった時代小説、ショートショートという形態の文章、それ以上に、都筑道夫という作家が出す作品に大はまりとなった。
以来、古書店に入る度に氏の作品を買い求めるようになった。そして、いつかは全著作を求めようと丹念に『つ』の棚を捜しているのだ。ところが、これがなかなか難しい。 地道にノンビリと追っているせいもあり、まだまだ28冊しか、手に入れていない。なにしろ、全著作はどれだけあるものなのか見当が付かないのだ。シリーズ物も多い。エッセイ(?)もある。数を追うだけでも大変。 中には、絶版になっている作品もある。手に入れられない作品もあるという事だ。
都筑道夫作品で知ったのは、言葉が持つ豊かさと危うさ。表現としての見せ方と隠し方。 語彙の豊富さで、全てを明かすことは勿論だが、隠したままでも明かすことが出来る。伝えることが出来る。 それが出来るのも知識の確実さから。不確かな知識、資料だと明かすのも隠すのも中途半端になってしまう。知らないままぼかす言葉と知っているがぼかす言葉の差は大きい。 言葉の扱いだけでなく、作品中の世俗も分かる。 確かな資料、確実な知識を素として、作品作りをしているという都筑氏を信頼している為に、ミステリーなのに風俗誌を読んでいるかのような、楽しみがある。 都筑作品は、とてもお得である。
そのお得作品を読み続けることは、ワタクシのライフワークになるだろう。なにしろ、全著作はどれだけあるものなのか見当が付かないのだから。
2003年12月08日(月) |
ありがとう、さよなら また会いましょう |
色々なバンドのライブを見に、何度も出掛けたライブハウス。 最寄り駅改札口を抜けたら1分かからないで到着!雨が降っていても傘要らず!そんな便利すぎる立地条件のライブハウスは他にも有るんだろうか?
総武線市川駅下車、目の前にあるハコ、市川CLUB GIO。 そのGIOが今年いっぱいで閉店。GIOが営業しているのも、残り僅か!
プロバンドだけでなく、アマチュアバンドも沢山出演していたハコ。色んなバンドを見に出掛けては楽しんでいた。 中に入る度に、フロアの天井に吊された天使像を見ては「掃除してやってくれよ〜」とか呟いたり、スタッフのお兄さんらとお喋りしたり。色々楽しんだ。
ワタクシ自身のGIO納めとなるライブは、ガーゴイルのワンマンライブ。 実は、急遽「行けなくなっちゃったからチケットを受け取ってくれ〜」と半ば召還された形。しかも「今年でGIO、お店締めちゃうんだって」と、聞かされたら、行かないわけにはいくまい。 色々、思い入れもあった場所だしね。(ガーゴイルがらみでも、ワタクシ個人的にも) お店のスタッフは「またこんないい場所を作れたら……」と思っているらしい。 良いハコが復活するのを、待ってるよ!その時は、トイレを広く作ってね(笑)
12月に入ってからも、ドロドロ不調は解消されずミスばかり。さすがに凹むワタクシ。イカン!このままではワタクシ、仕事人としても社会人としても無駄な人、いや、人として『チョー使えねぇ』ままになってしまう。 ここいらで本腰入れて復活に向けて飛ばなければ! さて。飛ぶために、何が必要?何がミス解消、凹みから脱出するキッカケになるだろう? そうだな。やっぱり、ワタクシには音だろう!イイ音楽だろう!イイ音楽に触れて気持ちをほぐして、活力を!そして、酒だな。
なにか、ライブ情報は?さっそく、スケジュール帳をめくった。う〜〜〜む……。 スケジュール帳を片手に唸る。金曜日の夜。何か……?何処かで、誰かのライブが……。考えながら、もう片方の手には仕事中の電話を扱っていたワタクシ。「担当の者が外出中ですので、後ほどご連絡をさしあげます」ちゃんと仕事してる??
そうして出掛けていった先は、中目黒の楽屋(らくや)。ライブハウスというよりは、バー&レストランにパフォーマンススペースがついた店内。しかも、場所は小さい、狭い!!それでも、その日が移転して初ライブ!そう、こけら落としのライブだった! テーブルを設えられ、ちゃんと腰掛けている人は50人弱。何人か立っている人はフロアのサービス係の隙間に立っているといった具合。 当日、いきなり入店したワタクシは勿論立ち見。 立ち見だし、しょっちゅうスタッフは通るし少々落ち着かない立ち位置だったけど、会場の音は良かったよ〜。 いやいや、肝心のライブの中身はといえば……。そう、その日のライブはYANZ&西川さん。え?誰、ソレ??そう、face to aceのライブサポートメンバーのベース&ドラムと紹介すれば分かる?え、face to aceを知らん?そんな人は是非、音を聞きたまえ!人生の何分の一かは損しているぞ!それはおいといて(笑)。 YANZオリジナルの楽曲、ベースだけでなくギターの演奏もあり。しかも、全曲ボーカルを取る! とても、心地よかったですわ〜、好みです。乾いた空気感……といいましょうか?けっこう、(歌詞の印象からして)重い印象のラブソングだったりもするんだが、声の感じが変な癖のない、意外とストレートな感じでしたわ。さらりと肌触りがいい音。ライブアレンジだから、というだけではないだろう。その辺も、ワタクシ個人の好みに合っていたみたい。 ライブ中の雰囲気もアットホームで暖か。途中休憩を挟んでの2部構成だったが、トークもかなり身近なネタだったり、お友達のDJさんがステージに上がってトークをしてくれたり。(その間のYANZさんはひたすら笑い転げていたが)
会場となった楽屋もいい雰囲気のお店。ライブのない時は普通のバー&レストランとして営業しているらしい。お酒の苦手な人もソフトドリンクが充実しているから普通に飲み、食事に出掛けてもOK!しかも、食事メニューが幅広い!それでもってどの品も美味しそう!なんだか、ライブが無くても繁盛しそうなお店だったわ。
ライブの終了時、次回ライブの告知もしたのだが……ワタクシ自身、その日は既に予定が(涙)行ける人は一度行ってみて損は無し!その場合、予約を取って席を確保した方がイイよ!立ち見は……ヤッパ落ち着かないっす!
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