先週はフェンス オブ デフェンスの2day'sライブがあった。その興奮から醒めぬうちに違う興奮の渦へ。
日曜日に、海上自衛隊担当の観艦式があり、お船に乗ったのだ!強烈なくじ運の持ち主が引き当てた! しかも強烈なくじ運の人物は一人だけではない。二人いるのだ。そしてその二人は「一緒に行こうね、頑張ってお船に乗ろうね。何がなんでも船に乗ってやるぜ」という端から気迫が違っていた。 その気迫は見事、二人とも当選の連絡を受け、同じ船に乗船という結果になった。
ア、アンビリーバボーや!
その幸運のおこぼれに預かり、わたくしも連れて行ってもらった。 護衛艦“あさゆき”に乗って、式が執り行われる相模湾までのんびりのんびり。ふいに周囲の人がざわめきだした。艦艇が一列になって前方にいるのを見つけた。 その凄さはとにかく、「ふわわぁ〜!」と余りの光景に口を開けているしかない。 艦艇は来るわ、潜水艦も頭出してるわ、航空機はガンガン飛来、ロケット弾の轟音に音の圧力に押されっぱなしで、「うおお〜」だの「どひゃあ〜」だの声が漏れるばかりで、言葉がない。 ディ○ニーのパレードなんて目じゃないね! 何しろこんな船に乗るのは勿論、見るのも初めて。だいたい、こんな大がかりな式典だとは思っていなかったのだから。 そして、それらの興奮が醒めぬうちにまたもや(笑)違う興奮へ。 次はface to aceのライブ。 初めて見るライブじゃないのに、どうしてこんなにドキドキなんだ?初日とセットリストは殆ど同じなのに。 きっと、最後に引けるときのACEさんの生声で「愛してるよー!」なんて台詞を聞いちゃったからだ。
ああ、この興奮の嵐。醒めないうちにレポート書かなくちゃ!自分が忘れないように、より深く自分の中に残すように。 早くしないと、ガーゴイルのライブツアーが始まっちゃうからね。
つい何ヶ月か前のこと。 暑さよりも、おかしな気候に戸惑っていた今年の夏。友人から緊急メールが届いた。
『FENCE OF DEFENSEが復活です!ライブをやるよ〜!!うっきぃ〜♪』
……異常気象だから、こいつのお脳もおかしくなったかしら?そんな、アナタ復活だなんて信じられないわ。 FENCE OF DEFENSE。ドラム、ギター、ベース&ボーカルの三人編成。メジャー狙いの一般層には浸透が薄いが(笑)、知る人には「ほほぉ〜」と唸らせるテクニシャン揃いのバンド。演奏面の高さとMC面のおとぼけ具合が愛されているバンドである。(…かな?ワタクシ分析としては) 復活はもう無いんじゃないかと思えるくらい、「ちょっとお休み」って言ってから長い。何年ライブやってないよ。 色々疑いつつも『行く行く!2DAY'Sですって?もちろん両日行くよ!』と返事をした。
そんなワタクシだが、実はFODの曲ってばロクに知らないのだ。じゃあ、なんでライブに、しかも大喜びで2DAY'Sに出掛けるかと言えば、 「だって、演奏巧いんだもん」 曲知らなくても、聞いてて楽しいんだもん。妙ちきりんな、変拍子てんこ盛りの曲を涼しい顔で軽々と弾いちゃってるのが格好いいんだもん。 あまりにも軽々と弾いちゃってるから、濃さ、重さが感じられない。本当は、かなりスッゴイ事をやっているんだが。 気持ちいいノリだな〜、楽しい〜♪で、過ぎた後に「しまった、満腹だ」となる。マイクロダイエットを飲んでらくち〜んと言いつつ、生チョコケーキをワンホール食べちゃったみたいな感じ?
そんなFOD、なんと4年振りのライブだそうだ。ひええ〜!もうそんなになってましたか!? しかし、そんなブランクは感じさせないステージとフロアとの空気。「ああ〜、この曲でのギターの音!ドラムの入り方!ベースの絡み具合。ボーカルも良い声だぁ」 客も負けていない。腕の振りとか、揃っているんだな。音に体が反応して楽しんでいるのが、見ていてホント楽しかった。 唯一のブランクらしさは、体力?
ワタクシの住む東京には、食べ物屋が多い。
中でもこの季節、蕎麦屋の看板につい、目が行ってしまう。何故かといえばその蕎麦屋、例外なく『新蕎麦』と大書きされたのぼりが揺れているから。 ワタクシを誘惑している……。憎い奴め。 秋は収穫の季節。この秋に収穫された蕎麦の実で打たれた新蕎麦。くぅ〜〜。ピンと清々しい蕎麦の香り。良い香りがするんだろうな。きっと美味しいんだろうなあ。 近所にゃしっかりした蕎麦屋もあるってのに、ロクに食べたことがない。あ〜あ。せっかくの季節だってーのに何をしてるのかね、ワタクシは。
うっ!またもや誘惑する憎いあンちくしょうを発見。 『冷やおろし』と張り紙された飲み屋の看板。ひと夏をじっくり樽の中で寝かされ、新酒の若さ、荒さが丸くなった酒。 くぅ〜〜〜!
蕎麦をたぐって酒を飲み下す。一人でもいいが、出来れば誰かと、しかも話をしなくても心地よく時間を過ごせる人とご一緒したいね。 さらに昼間ッからそんな時間を過ごせれば、最高!
はぁぁ、芸術の和の食。
久方ぶりに土曜日出勤。兼ねてからやってみたかった事に挑戦してみた。何かというと、自転車で出勤!
自宅から会社まで電車を使って向かうと、約50分の通勤時間。会社までは決して遠くないが、家から駅まで、駅から会社までが意外と歩く為に時間ばかりが掛かる。 果たして自転車ではどのくらいの時間が掛かるのだろうか!?
前日に地図をじっくりと読み込んで、無駄のない道順を検討した。 予想では、普段の通勤時間とほぼ同じくらいから少し早めに到着、と判断をする。 少し雲が多いが、雨の心配は夕方以降だそうだから、さしあたって問題とはならない。 本日の仕事内容はそれほど手こずる物でもなし。早めに退社できるだろう。 準備は万端だ。いざ、出発!
……おおよそ40分で到着。
うむ。予想通りの結果だ。……予想通りとはいえ、早いな。 そっか。自転車でも電車でも余り変わらないのか。なんだかなぁ〜。
でも、自転車通勤となると、会社から交通費が出なくなる。定期券がないと、仕事を離れて出掛ける時に不便なんだよね。
自転車で通勤は止めておこう。もし、自転車で行くのなら、雨の心配もなくて、自分一人が出勤とかそんな時だけにしておこう。 交通費が出なくなると不便だから。
でも、自転車に乗って流れる街並みは、気持ちよかった。自転車で行くのなら、暖かくて雨の心配もなくて、自分一人が出勤とかそんな時だけにしておこう。 その方が気持ちいいから。
電車の中、手すりに背中を預けて放心している人を見かけた事があるだろうか?
その人はきっと、手すりを利用してお手軽マッサージを実行中なのだ。日頃から肩が痛い、腰が痛いと悩んでいても、じっくりと施術にかかれない、癒しの手から遠い人なのだ。 だから、そんな人を見かけた時にはそっとしておいてやって欲しい。「はぁぁっ〜……」なんて溜息も聞き流してやって欲しい。
……手すりがもう少し低かったら、肩胛骨の下に入って丁度いい具合なんだけどなあ……。
今の言葉も、聞き流して良いよ。マッサージしてくれるんなら、嬉しいけど。
秋真っ直中の風に袖をくすぐられて、鉛筆を取る。この風が心に何かを浮き立たせたから。ところが……。
む〜?趣味でも仕事上でも絵を描く事が極端に減ってしまった今のワタクシにとって、“描く”事を考えながらやってしまう。「何をどうやって描こう」としている。 昔、例えば学生の頃の授業中は、「目に映る物を描き写す」または「目に映った物から得たインスピレーションだけを描く」あるいは、「ふいに浮かんできた絵を描く」なんて事をやっていた。 簡単に言えば、落書きだ。ところが、絵を描く事が日常の中から離れてしまった今、その落書きが出来なくなっている。 きちんと絵画の勉強をしたわけではないから、絵描きとしての画力はないが、毎日落書きを描いていた、という持続力、創造力は少なからずあった。
「何事もやり続けていないと力が衰える」昔、そんな言葉を聞いた。体力だけじゃない、精神的な力、心の強さも日々の鍛錬で成長するのだ。 そして、その力は落書きの出来にまで及ぼすのだ。 う〜ん。芸術は爆発だ!爆発する力が芸術なのだ!
などという事をTV番組『美の巨人たち』(エッシャーの巻)を見ていて、つらつら考えたワタクシ。 ワタクシのお脳が爆発だ!
風水の知識がずいぶんと広まった昨今、吉となる色が有ることは常識である。 年毎に吉となる色がある。今年は黄色と緑。そして来年は黄色、赤、ミルク色。 更に細かく、方角にも吉となる色がある。こちらの方が広く知れ渡っているかもしれない。西方位は黄色。南に桃色。東に赤。 特に、東南に桃色、ピンク系の色と良い香りの物を置くことで素敵な恋愛の運気が高まる。これはもう、風水の常識というか、女の子の知識として常識だろう。 ワタクシの友人にも、せっせとピンク系の花を飾ってはどうしたことか、アッという間に枯らしてしまい「恋愛は諦めろってーのか!?」と逆ギレする日もあった。
掃除を怠けるという事自体が、良運を妨げる一因だが、吉方位に吉色を用意しないのも、遠ざけるそうだ。 そう聞いて、自室を見回してみると……。
好んで置いて有る色は、家具はダークブラウンか黒。布団の色はブルー系。カーテンだって、寒色系。 ……恋の色、皆無!
「え〜、恋愛?今は彼氏とラブラブ〜っていう気じゃ、ないんだよねえ」 ……今、ではなくてワタクシには根本的に、ラブラブ気運が備わっていないのかもしれない。 恋愛機能、欠損!?
2003年10月05日(日) |
視線の先に語る事実は |
久々にじっくりと本屋で立ち読みをした。(その行為は本屋には迷惑です)
演劇関係の雑誌を読んでいたワタクシ。スカスカだった雑誌コーナー、ワタクシの隣で、女の子二人組が「あ〜、こんなの出てるンだぁ〜」と声を上げた。うち、一人は、「私、ジョニー・デップ好きなの!」と発言。 ジョニー・デップ好きのワタクシ、自分でも知らないうちに耳を傾けていた。
彼女たちが手にしたのは、え〜、どこぞの社でジョニー・デップのムック本を出した。ソレですよ。 パラパラと中身を捲る彼女たち。
「あ〜、この写真カッコイイ〜♪」
「え〜!ジョニー・デップって結婚してるの〜!?」
「……奥さん、綺麗な人ねえ」
色んな台詞でコケまくっていたワタクシ。最後の言葉に引っかかって彼女たちに気付かれないように、そっと覗き込んだ。彼女たちの視線は……。
ウィノナ・ライダーとの2ショット写真!
……色んな人が、泣きますよ。
夏らしい日がとても短くて、ずいぶん早いうちから秋の風。そんな中にはゾクリとさせる風が紛れ込んでいる。
部屋の空気が動いている。薄い夏用の布団とはいえ、しっかり潜り込んでいる為寒さは感じない。むしろ心地よいくらいだ。 それにしても、何故こんなに空気が動く?風があるんだ? ……あ。窓が開いているわ。どうりでね。しかし、いつ開けたんだっけ……。
ぼんやりと考えていると、アラーム音が聞こえてきた。ああ、起きなくちゃ。はいはい。起きますよー。
…………。
「あんた、いつまで寝てるの!遅刻しちゃうわよ!!」 勢い良く部屋のドアが開かれ、同時に飛び込んできた母の声。
心地よい風が一瞬にして変わった。
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