月の夜のつぶやき

2013年04月25日(木) 相性 悪し

母から電話。
送った誕生日のプレゼントへのお礼電話だった。
送ったのは

買ったもの1つ
リクエストで描いたカード 1枚
虫除けハーブを私が詰めた袋 8個
説明を含む内容の手紙 1通


買った品物は気に入ってもらえたようでよかった。
でも、すぐに自分の話したい内容をしゃべる母。
カードのことなんて触れもしない。
ハーブのことを話かけてみたら、

「うん、食べるよ」

って、食べるんじゃなくて、虫除けって手紙に書いたでしょ。。。


手紙読んでない?と聞くと、

ちゃんと読んだよ、
ねずみのこととか書いてあった、って。。。

ねずみのことなんか大して書いてないよ、
せいぜい、ねずみが出なくなるといいね、くらい。

あ〜、この人、この瞬間に取り繕った、って思った。

別にいいんだけどさ。
ちょっと不愉快なだけで。

カードを描くのに図案考えて、
下書きして、
色鉛筆だけど色つけて、と
数時間かかって、肩こりバリバリになって
やっとできたカードなんだよね。
漫画家ってすごいな〜、と思ったりしたよね。
数日、体調戻らなかったんだよね。
そんなこと、話してないけど。

今年に母からもらった色鉛筆を使ったんだけど、

あれって、あの鉛筆?発色がやっぱりきれいだよね。

って、それだけかい。
大事にするね、っていうけど、
なんか気持ちずれてる気がするんだよね。

多分ね、私のわがまま。
喜べよ!という強要だよね。
でもさ、いつもより丁寧な絵だな、とか分からないんかね?
時間かかってるな、って。

なんで、いつも自分の話したいことだけ怒涛のようにしゃべって、
私が話のテーマを振ると、すぐに

「あ!話、飛んで悪いんだけどさ」

って全然違う話を始めるんだろうね。


そして、絶対にごめんとか、そうだね、っていえないんだよね。
前に意地悪で、たまには「そうだね」って言えないの?と言ったら
大きな声で「そうだね!」って。。。
馬鹿にしとるんか!

今回もなんかそういう流れに似た会話もあったね。
最近は私がスルーしてるけど。
人の言葉の訛りは嫌って「やめて」とか言ってくるのに、
自分は30年住んだ土地の地名を
”ちゃんとした”イントネーションでは絶対に言わない。
ある意味、ここまでくると侮辱的だと思うんだよね。
たった2文字の地名だよ。
言えないんじゃなくて、言うつもりがないだけ。

いつも言うんだよね、自分は結婚して東京を離れてよかった、って。
東京にしかいなかったら、井の中の蛙になってた、って。
地方には地方のいいところがあるんだってさ。

当たり前だろ?

そんな母と父は
一度東京にまた「戻って」その後
今はまた事情があって地方に住んでいるけど、
その古い地方都市のことを馬鹿にしまくり。
東京者ってやだね〜、と母に言ってやりたいよ。
いつか言ってしまうかもね。

東京に家族で「戻った」、って母は言うけどさ、
東京に戻ったのは厳密には母だけなんだよね。
戻れてよかったね、って私に言ったことがあったけど、
その時は「私には戻ったという感覚はないよ」と言っておいた。
むしろ、生まれ育った町ははるかに遠くて、
もうそこに行く理由は観光旅行しかない、っていう感じ。
私が「帰省」とか「久しぶりに戻った」とかいう家は、
もうどこにも存在しないんだよ。

かく言う私は、地方都市生まれ、地方都市育ち。
現在も小さな地方都市住まい。
ほんの3年ほど両親と一緒に東京に住んだ。
こてこての地方人だよ。大いに結構。
東京だって、つきつめれば「地方」のひとつに過ぎない。

悪態書き並べちゃった。
読んで気分悪くなった人、ごめんなさい。
でもね、なんかもう、我慢できない気分でね。

連休に両親を訪ねないことの罪悪感、飛んで行ったよ。
こんな気分になるんだったら、行かない方がいい。

しみじみ考えちゃうねぇ。
親との相性、激まずなんだな、って。



2013年04月24日(水) 消えたり また出てきたり

ループから脱した。
理由は簡単だ。
懸案がひとつ片付いた。
ただそれだけ。

何かが決まらなくて
なんとなくイライラとかハラハラとかしていると
ついつい始めてしまう過去のループ。

何度も断ち切った!と思っているのに
心のコンディションが悪いとすぐに復活する。

なんか負けているみたいで悔しい。
なかなか正真正銘の決着にならずに悔しい。



弱いね、まだまだ。
簡単に揺らいでしまうね。
だけどね、
ループから離れている時間は長くなっているよ。
大丈夫。
どんなにゆっくりだとしても、
確実に 確実に 前に進んでいるよ。
だから 焦らないんだよ。



2013年04月15日(月) ループ再び

5月の連休が近くなってきた。
今年もまた、まだプランはない。

ちらりと思う。
二人で両親を訪ねるのもあり?と。
でも、なんとなく義務感からの発想の気がする。
夫からもその提案はない。
年末に夫の実家に行かなかったのだから、
5月に自分の親を訪ねるというのも
なんとなくあつかましい気もしてしまうし、
気ままに二人でなんとなくの時間を過ごしたい気もする。
何かを決めてしまうのを
窮屈だと感じるようになってしまった。

多少の罪悪感。
かつて、

「連休だからって毎年来られても、
 こっちだって予定があるかもしれないんだし、
 迷惑だよ」

とある種の暴言を吐いた母も
そんなことはすっかり忘れている模様。
遊びに来い、という趣旨のことばかり言う。

毎年行ったって迷惑なんでしょ、と
意地悪なことを思いつつその言葉を聞く。

この奇妙な義務感、罪悪感、夫への遠慮・申し訳なさ。
いろんな気持ちが交錯している。

そして、始まってしまう負のループ。
一時期収まっていたのに、また始まる。
あんなこと言われた、こんな顔された。
今度同じ目にあったら、どうしてやろう、と。

もうイヤなんだよ。
でも、理由は分かっている。
今年になって、あっという間にもう5月連休目前。
そして、同じくあっという間に
夏がやってくるのだ。
問題の夏が。

私はどうするのだろう。
今年の夏、私はあの場所に行けるだろうか。
行って、精神の平穏を保てるだろうか。
穏やかに過ごせるのだろうか。
今は自信がない。



2013年04月04日(木) 親 子

親ってなんだろう。
子ってなんだろう。

そんなことを思う。

子供にとって、
その子供が小さい間は
親は神にも等しい。

自分の小さい世界の真ん中にいる神に
どうか嫌わないでください、と
一生懸命になる。

少なくとも私はそんな子供だった。


自分は愛されるべき存在だ、という自己認識。
それが私には長く欠けていた。
私は迷惑をかけるかもしれない存在。
私は機嫌を損ねるかもしれない存在。
私は自分の意志を表明しても無駄な存在。

自分が中心にいて、
誰もが自分を当然に愛してくれる、なんて
これっぽっちも思ってなかった。

ある種の人間不信を私も抱いている。
人とそこそこの関係を築くと、
やがて不安がやってくる。
とんでもないトラブルが起きるかも?と。
この人を不興をかってしまうかも、と。
私が何かをしくじることで、そうなるかも?と。

変なの・・・・・
自信過剰の傲慢になるのも困るけど、
自分で自分を不幸にするのは、
これまた大変な問題だとは気づいた。
気づいて今、少しずつ忘れ物を取り戻している。
はるかな時間の向こうにある忘れ物。

どんな忘れ物をしてきているのかも、
時々分からないのだけれど、
そんなことを思い出しながらの旅だ。


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