2008年06月16日(月) |
KANのライブへ行きました(前編) |
長女が生まれて、かれこれ12年と半年。 彼女は今、中学1年生です。
昨日、長女と2人で初めてコンサートへ行きました。
KANちゃんです。 そうです。「愛は勝つ」でレコード大賞を取り、 紅白歌合戦では、モーツァルトのコスチュームで歌ったあの方です。
最近はTVではめっきりお見かけしませんが、 ガンガンよい曲を生み出し続け、 自身のライブ活動はもとより、他のアーティストとのジョイントやら、 楽曲提供やら、実は精力的に活動されてるんですよ。 今、どういうわけか、某動画サイト(私が確認したのは2サイト)には いくつものKANちゃん動画がUPされていて、 懐かしいのやら貴重なものまで充実のラインナップで驚きました。
・・・さてさて、以降ネタバレ含みまっす〜♪
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KAN『弾き語りばったり#7〜ウルトラタブン〜』
@新神戸オリエンタル劇場
タイトルどおり、弾き語りオンリーで、楽器はグランドピアノ1台のみ。 出演はKANちゃん1人です。 客席はオールスタンディングならぬ、オールシッティングです。
17時30分の開場を前に、長蛇の列が出来ます。 並ぶと同時に渡される「アンケートカード」に、 せっせとメッセージや質問や小ネタを書くのです。 それは、MC時に数名分紹介されるので、気合が入ります。 関西人としては、試される場です(←どんな使命感やねん!)
開場し順に入場すると、まだ照明が点いていない薄暗いステージ上にピアノと人影。 よく見ると、KANちゃん本人。♪(*'▽'*)キャー なんと!!公開リハというか、公開指慣らしをしているのです! 〜ポリロリポリロリポロピロポロピロ〜♪ 〜ラリラリラリラリ〜パラリラリラリラリ〜ピロロラリラリラリ〜♪ と、ひたすらお稽古。 お客さんたら、普通に開演前状態なんです。(゜o゜) 各自席に座って静かに見てるとか、邪魔にならない程度におしゃべりしてるんです。 で、普通よくある開場時のSEは無く、ピアノの音のみ。 娘と私は2階の下手寄りの席から、細かくよく動く10本の指に感動していました。(';')
お稽古中にスタッフが1人近寄ってなにやらメッセージ。 しばらくお稽古すると、おもむろにKANちゃんONマイクで「いらっしゃいませ〜」みたいな。 わーっと拍手が起こると、「開演は18時5分ぐらいの予定です」って。 笑いが起こるも、またお稽古を始めるKANちゃん。 そろそろ予定時刻やな・・・と思っていたら、すっと立ち上がり下手袖へ。 客電が落ち、舞台に照明が入り、大きなグランドピアノがドドーンと浮かび上がります。 そこへKANちゃん登場です。
先日、行ってまいりました。 究極の贅沢「日帰りおのぼりさんツアー」。
世田谷PTまで『瞼の母』を観に。 キャンセル分チケットを奇跡のGETをしてくれたJ子ちゃんと。
もう、ダダ泣き(ToT)(ToT)(ToT)
席は2階でしたが、全体がよく見えました。 J子ちゃんの事前情報で、話の流れと難しい台詞言葉の意味を ざっと予習できたので、置いて行かれることなくのめり込めました。 (台詞言葉の解説は、パンフレットにページがありました。)
感想は…
なかなか文字にするのは難しいですが、ざっくりと。
私が男の子を持つ母であることに、理由があるのでしょう、 感情移入は「母」でした。 ”5歳で生き別れ”…なんてむごい。 母親は毎日、子を思って泣いて暮らしたのでしょうが、 忠太郎も毎日毎日、お母さん恋しさに泣いていたのでしょうね。 ・・・ もしや母かと堅気の人に接する時の姿と、刀を持つ時の気迫と、 気持ちの起伏って言うんですか、感情の波っていうんですか、 その演技を圧倒されて観ていました。すごかった。
男の子って、つよがり言うでしょう? 「泣くな」と言われると、慌てて涙をぬぐって「泣いてない!」って言う。 ひっくひっくとしゃくりあげてても、「泣いてない」って。 (/_;)えらいね。辛抱したね。 あふれる感情を最小限に留め、小判をしまって立ち去る忠太郎。 それ見て、母の気持ちでダダ泣き(ToT)(ToT)(ToT)
あ…決して”肌身離さず持っていた小判を入れる袋になりてぇ〜”とか 思ったりとかしてないし…絶対…たぶん…(爆) ・・・ しのぶさん、神野さん、すごい女優さん。 他の演目だとどんな感じなのか、興味が湧きました。 いつかチャンスがあれば観に行きたいですね。
観劇後、おのぼりさんの王道、「東京タワー」へ。 お付き合い、ありがとうねJ子ちゃん(~o~) 実は以前から、欲しいスノードームがあって、 ここに登らないと売ってないものだったのよ。 お天気で見晴らしもよく、360度、東京の街を見渡してきました。 ♪(*'▽'*)ビルがい〜っぱい。 日常、あんまり意識してないんだけど、 やっぱり憧れてるんよね。東京に。しょうがない。
帰りは新幹線。しゃべりどおし。 久しぶりにJ子ちゃんといっぱい話せて楽しかったなぁ。 次はいつ会えるかな。
ああ、いいもの観たなぁ。
J子ちゃんありがと。 送り出してくれた家族ありがと。 SISと演者の皆さんありがと。
帰宅後、笑顔で迎えてくれた4歳の息子Sスケ。 「おかえり〜」と抱き着く。 丸一日お母さんがいないなんてなかったもんね。 寂しかったみたい、ごめんね。 同じ布団に入り、腕に巻きついて私の匂いを嗅ぐSスケ。 かわいい。幸せ。 反対の手でSスケの頭を撫でる。 ・・・忠太郎もこうして欲しかったのにね。(/_;) ちょっと泣く。
年明けから待ち焦がれた一日が、とうとう終わりました。 2008年も後半スタートです。
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