まだまだ続くよ・・・


 過去 : 未来 : メール 2006年11月12日(日)



「死にたい」って勝手に言う子が被害者でその周りの子はいつも加害者なんですかっ!!







そうやって言う親さんがいる。






かなりの剣幕で怒っている。








「死にたい」って言う子はその子に原因があるんですよっ。





周りの子は迷惑してるんですっ!

















詳しくは書けないがそう学校に苦情を言ってくる親さんがいる。











そういう考え方がなくならない限りイジメはなくならない。

















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そうやって苦情を言われる親さんへ



あなたのお子さんが「死にたい」と言っても同じことが言えますか?


どっちもこっち


 過去 : 未来 : メール 2006年11月09日(木)


カホが学校でおもらしをしたらしい。

トイレで間に合わなくってジャーとやっちゃったとか。。。。

いつも学校から帰ってくるとまず一番にトイレにバタバタと走っていく。



またやったか・・・・



私はカホの「おねしょ」や「おもらし」のことで怒ることはない。




で、お友達にばれちゃったの?





あのね、私、一人だけにおもらししたこと言ったの。




そしたらね









クラス全員が知ってるんだ











ぉぃ






そっか。誰に言ったの?





木村拓也くん(仮名





木村拓也くんと言えば、クラス一番の悪がき(笑)で何でわざわざその子に言っちゃったかな〜と思った。






それで同じクラスの中居くん(仮名)と稲垣くん(仮名)が大きな声で「おもらし、おもらしぃ!」って私のこと言うの。








そっか。悲しかったね。











ううん。別に (ぉぃ










「おもらし」をしたカホは保健室に行ってパンツとズボンを貸してもらった。


夜、剣道の練習のとき、カホが






「お母さん。これ貸してもらったズボンなのにハンカチが入っているよ。」








へぇ。きっと前におもらししてこのズボンを貸してもらった子のじゃないかな。










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同類だったのかな?





おかしくて笑いが止まらなかった。


進路の季節


 過去 : 未来 : メール 2006年11月07日(火)


そろそろ中学3年生は「進路」についてはっきりとした方向性を見出さなければならない。


11月半ばには親と生徒との3者面談もあるのだが、他県ではどうだろうか?



ダーリンは担任はないが、進路指導担当として3年のクラス担任にいろいろ指示をする。
初めて3年担任をもった先生に対しては細かいところからどうのように進路指導をしていくか教える。



今日夕飯を食べてるときに、同じ歳くらいのまぁベテランの先生のことで



「ちょっとあの先生は気になること言ったんだよ・・・。」
と話し出した。



その先生は

「私立単願で10人決まれば楽なんだよなぁ。10人、10人。」





楽?


誰が?


確かに早くに生徒の進路が決まれば担任は「楽」だ。
生徒も早く決まれば「楽」だ。


でも、「楽」になるために進路を決めてはいけない。


例えばオール2の生徒がいる。
そういう子にどんな進路指導をするか。




その先生は早く確実に合格するであろう「私立単願」を提案する。
生徒もそれで合格するなら・・・とその選択をする。
それは本当にシンプルな指導でとても早い。




ダーリンはそんな指導は進路指導じゃないと主張する。

オール2の子がいたとする。

選択肢を示す。

1.私立単願。でもその私立は入学すると勉強がとても大変ということを説明する。

(ちなみにここの地区は私立は一校だけしかない・・・。)




2.公立単願。この成績では併願で私立は受けられないが公立にかけてみる。もしダメだった場合は定時制などを考える。


生徒は自分はどっちを選ぶべきか迷うだろう。
確実に1を取った方が「楽」ではある。
でも入学後の勉強の厳しさをも枠に入れて考えなければならない。
果たして自分はそういう学校で続けていくことができるだろうか?



それを考えながら自分をみつめ進路を考えさせるべきだ


最終的に1の選択をするのか、2の選択をするのかは生徒の判断だ。




と思うんだよねぇ〜とビールを飲みながら言っていた。


少し怒っているようにもみえた。






もし高校受験に失敗し、後から定時制などの高校の手続きをしなければならないのは「楽じゃない」かもしれない。


でもそれって教師の仕事やん。


生徒の身になってしっかり「進路」に関わって欲しいと思う。


「楽だから」という言葉にダーリンはとても引っかかったようだ。











そんな話をしていたら夜遅くに電話があった。



久しぶりの高校時代の同級生だ。









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日本中の受験生はこれから勉強に拍車がかかるね。





そして自分に向き合う大事な時期に突入だ!








カナダの子どもたち


 過去 : 未来 : メール 2006年11月06日(月)


カナダの21人の子どもたち・・・・と言っても15、6歳で背はみんな私より高くて、中には立派なヒゲの男の子もいたりしたんですけど・・・・



見た目はどうであれ、その子どもたちはうちの学校の生徒達と一緒に半日過ごし、昼からは小学校へ行ったようだ。


教員はみんなネームプレートをつけた。


teacher riho



こうでもしないと制服は着ていないものの誰が先生で誰が何かの役員なのかわからないからだとか・・・。

それでも私は何人かの人に


Are you a teacher?



なんて聞かれた。^^


そして

What do you teach? 何を教えてるんですか?

という質問に

English

と答えるのがちょっと恥ずかしかった。(汗

こんな英語を教えているのかと思われるかなって・・・
私らしくなく凹んでいた。
自分の英会話能力の低下(いやもともとなかったのだ、)に自己嫌悪。


普段話しているAETはやっぱ自分にかなりあわせてくれてたんだなぁ。

そんなことを再認識しつつも、そこの空気を楽しんでもいた。




カナダの子どもたちはそれぞれ習字をやっていた。
正座は難しいらしいが、中にはきちんと座っている子もいた。
寝ながら書いている子もいたが、日本の生徒達はそれを注意することはできなかったようだ。


「平和」

「侍」

「日本」

「夢」



などそれぞれの意味を日本の生徒たちに教えてもらっていた。

結構引率してきた何人かの先生や親にも人気があり


It's a beautiful art. 美しい芸術だわ


と言って何枚かお手本も持って行かれた。

学校で絵の具の筆でやるんだって。


Is that OK?
それでもいいかしら?


何て聞かれた「多分ね」と答えてしまった。

誰か親切な人にちゃんと教えてもらったかな・・・・(汗




中にはカナダの子の名前を漢字にして教えているグループも。

キャメロン= 亀論 (爆

ハンナ=花  これはいいね♪





カナダの子ども達は意外にシャイだった。


けれど中にはやっぱりおもしろい子がいた。





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そして横には「テリヤキバーガー」と書いてあった。(汗



是非日本にいる間にその「テリヤキバーガー」を食べて欲しいものだ。





彼らが来た日から急に寒くなった。



明日の朝は3度の予想温度です・・・・



ホームスティ


 過去 : 未来 : メール 2006年11月05日(日)


私たちの住む地域は最近流行り(?)の市町村の統合の前までは中学校の修学旅行が海外というのは珍しくなかった。

「市」以外の「村」や「町」の中学3年生は全員その地域の人たちの税金の援助を受けてカナダ、オーストラリア、アメリカのいずれも英語圏だが修学旅行に行ったのだ。

しかし、この合併を受けてそれはすっかりなくなってしまった。

でもその名残なのか、あちらの町の学生がこちらへやってきた。


日曜の夜、カナダからの生徒達21人が私の勤める学校の村へやってきたようだ。

総勢90人弱の学校に21人のカナダ人とはかなりの数ではないだろうか?


生徒の中には何人かホームステイ先としてその学生を受け入れている。


3泊くらいするのかな。


詳しくはわからないが、今日は朝からその生徒達はやってきて一日中学校で生活を共にする。


歓迎パーティの後、教室に入って書道したり、給食を食べたりするのだ。


昨日は学校で校長先生や国語の先生が何やら原稿を持ってきて発音の練習をしたり、英文をAETに直してもらったりと準備に忙しかった。


他にも生徒により歓迎パーティの最後の仕上げや、そのゲストのネームプレートの作成など・・・・・私は昨日は午前で授業終了のはずだったのに給食も食べずにそういった3時まで働いた。




もちろんノーギャラです。←こだわるな私^^

これって私の仕事じゃないやん。←だからこだわるなって私^^;




しかしどの先生も本当に忙しくって誰にこの仕事をやってもらおうかなんて考えている時間に出来てしまう。


ってことでやたらバタバタとした一日だった。

私が帰ってからも今日の歓迎会のリハーサルが続いたのだろう・・・








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町の行事で子どもたちが学校を休むということはある。

代表的なのは「祭り」だ。

多くはその地域の祭りの日には学校が休みになるくらいだ。




今回も町ぐるみのホームスティの受け入れだ。

でも「早退」や「欠席」扱いになる。

せめて連休にかかる日程で組めればよかったのに・・・・と思う。





さて今日は忙しい!









実践英会話の難しさ


 過去 : 未来 : メール 2006年11月04日(土)


今日は市内の図書館で外国語絵本の展示とAETによる読み聞かせがあるとお知らせがあったので子どもたちと姪っ子を連れて行ってきた。












ステキでしょ。
この図書館。


中ではDVD鑑賞ができたり、ネット環境もある。


比較的新しいこの図書館はいろいろイベントがあったりしてよく利用する。


また観光地に近い。

もし観光に見えたらココの綺麗なおトイレもお勧めです。(笑





で、図書館の前で知り合いのAETに逢った。
今日の読み聞かせは彼女がやるらしい。
彼女ともう一人カナダ人の男の先生と二人で。

新聞では1時からだとあったのだが、実際始まったのは2時半で、しかも初めの頃は幼児を連れた英語を話せるボランティアのお母さんが英語手遊びと絵本の読み聞かせ。


なんだかこれって「赤ちゃんといっしょに英語で遊ぼう。」みたいな感じでうちの子供たちはイマイチ引いていたように見えた。



だったら初めからそう宣伝すればよかったのに・・・・。


集まってきたのは幼児とその親、小学生、高校生、おじいちゃん、おばあちゃん。


20人いるかいないかくらい。


その場の空気は何ともいえなかった。


でもAETの読み聞かせが始まったら集中力が高まった。
やはりネイティヴの英語が聞きたいのだ。

しかし主催者側が対象をはっきりさせていなかったのでAETも少し戸惑っているようにもみえた。





うちのチビたちは私がAETと話していると何か話したそうに傍にやってくるので日頃の英会話教室の成果を出してもらおうとするのだが・・・。


うまくいかないねぇ。





その後、図書館で何冊か本を借りて歩いて帰ることにした。


帰り道、喫茶店に寄ることにした。


遊朴館←お店紹介クリック



ここの珈琲は美味しいです。



中は満席だったが8人座れる囲炉裏を囲むような感じになってるテーブルに外国人が二人だけ座っていた。

子どもをぞろぞろ連れて相席することに。



「すみません」と声をかけるようにお二人を見るとニコニコとしていてほっとする。





子どもたちが借りてきたばかりの本を取り出して3人の読み始めた。


すると


Are they all your children?

They like reading.


なんて女の人が声をかけてくれた。

スコットランドから東京の息子さんに逢いにきてこの週末を利用して高山に来たという。

とても上品でわかりやすく話してくださるいい方たちだった。



そして我が子どもたち。
姪っ子だって英語教室ではかなり出来るのだ。




日頃はあんなにうるさくて騒がしいのになかなか話せない。



ミホが



Where are you from?

Do you like Takayama?




なんて聞くのが精一杯のようだった。




あー私が今やってる英語教室はどんな意味を持つのかとちょっと自己嫌悪。


もちろん子どもたちを責めるつもりは全くない。





日本に住んでて、そしてそういった機会がないのに実践に繋がる英会話力を育てるなんて簡単ではないよなぁ。








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そりゃそうだ。



もともとおしゃべりじゃない子が知らない大人に英語で話せって言っても土台無理な話。






それに伝えたいことがあって初めて意味のある会話に繋がる。







過度な期待をしないでボチボチこれからもやっていこうと思う。



ちん○くさい


 過去 : 未来 : メール 2006年11月02日(木)


この間、新しく買った太鼓運搬用のトヨタの車にどんなマークを入れようかという話になった。


私たちの太鼓チームのロゴを黄色のハイエースに貼り付けるらしい。



そこでいくつか案を持ってきたようだ。



私のような下っ端には意見をいう権利はないので、黙ってその様子を見ていた。



するとトップのお姉さまが










こんなもんは





ちん○くさいさーーーー!




こんな




ちん○くさいんはだめやーーーーー!












え?




今なんて言った?





何度も言うけどその○部分があまりはっきりと聞き取れなかったのだ。








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一同静寂のあと爆笑。











そうじゃなくて「ちんび」だったようだ。







ちんびくさい=すごく小さい









この地に住んでトータル9年だが初めて聞いた言葉だ。

でもこれは裏方言らしい・・・。















例文:









あんたのそれはちんびくさいです。

















おおらか


 過去 : 未来 : メール 2006年11月01日(水)


16年くらいのお付き合いになる大好きな女性がいる。

教師として、奥さんとして、母として、そして人として尊敬している。


いつも大きな声で話し、食べ、ガハハと笑う元気な先生だ。



大学を卒業して初めて学校で勤めたときにそこに一緒に勤めたのが縁でそれから年に数回だが連絡を取っている。

その先生から最近メールが届いた。

「この春で退職します。」




えーーーー?



まだ定年退職する年でもないはず。




ってことで週末に先生宅へお邪魔してきた。



田舎の大きな芝生の庭のあるお宅だ。


「来年の3月はね結婚25周年でもあるから記念に退職金で電動芝刈り機を買って毎日外で仕事するわ。ガハハ。」








「どうして早めに退職を決められたんですか?」






教務主任である先生はこの3月とても忙しかったようだ。
本当に本当に毎晩遅くて仕事をやりながら「まるで守銭奴のように働くのは嫌だ。」と思われたという。
そして入学式、始業式と終えていくうちに「これが一つ一つ教員最後の行事になっていってもいいなぁ。」と。

そこで8月には校長先生にその旨を話したという。




まぁ娘さんがこの3月で大学を卒業しすでに企業から内内定を頂いているというのもあったのかもしれない。









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「あらー、お母さん、退職するって言っちゃったのよ。ガハハ。」





きっとそのときはそんな様子だったに違いない。





またその娘さんが小学校時代からとてもユニークな子で、中学校最終成績はオール5の優秀生徒というわりには、全くそうは見えない楽しい、おおらかな子だった。しかも忘れ物の王様だったと先生は言っている。(笑


ちなみに先生は勉強のことをとやかく言ったことはないそうで。。。
もちろん塾も行ってない。





おおらかに育てられた子はおおらかに育つし、芽もよく伸びるのか。







私はカホがいつも忘れ物をするのが気になるのだが、将来何かハプニングがあっても
「まぁいいか」と思い対処できる力とおおらかさを持てばそれで良しかなととも思うのだ。長所と短所は裏腹で・・・・。


おおらかに。


おおらかに。







帰り際先生がうちの子ども達の相手をしながら



「リホさんはいい人だからいい子育てが出来てるわよ。」



と、穴があったら入りたくなるような事を言ってくれましたが



私は「大雑把」ではあるが、それは「おおらか」とはほど遠いのだ。









目指すは





おおらかに。

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