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2001年10月22日(月) 明日なんか見なくても

ただただ薬に生かされてる、そんな気がする。
安定剤を飲まないと駄目なんだもの。
希死願望に取り憑かれて、抜け出せない。

明日なんか見なくてもいい、そんな気がする。

雨に眠る。


2001年10月20日(土) 痛いから優しいひと

という人が好きだと思った。
あたしの作ったものが売れていた。親が買ったのでなければいいと思った。そんなことはされたくない。
誘われてたはずの飲み会から声がかからなかった。哲生が心配したのか、メールをくれた。哲生に電話したけど出なかった。
退院が決まってると云うのに手首を傷つけた。あああ。
もうどうしよう。
昨日はお化粧をしたまま眠り込んで、そのままアルバイトに出掛けた。
今日は傷を、洗い流せる傷なら洗い流して、お風呂して美容する。

のびきったお蕎麦をただ眺めてしまうのは、あたしに食欲がないからかそれとも不安定なのか。こんな感じで退院してしまってどうしよう。


赤い傷跡が人目につきませんように。


自分を傷つける、という選択肢が行動パターンにたたき込まれてしまった。
怖い。ただただただ怖くて怖くて怖い。
闇の深さをあたしはまだ知らない。


2001年10月16日(火) 盗んで欲しいもの

これから両親に買っていただいたコートをクリーニングに出しに行きます。
上質のこのコートに身を包んだあたしは、きっと、両親の望むとおりに育ちの良いお嬢ちゃんに見えることでしょう。
すべすべとしたカシミアのこのコートは、あたしのこの冬のイチバンのお気に入りのアイテムとなることでしょう。

一人暮らしのあたしはそんなにおめでたい生活は送れてないのです。
自分自身の力の無さに振り回されて。
部屋も相変わらず散らかってるし。
ひとに頼らないと生活できない。



がんばってるよって云われても自覚がない。
ずううっっっと何かに追われてる気がする。
完璧に出来なくちゃ完璧にならなくちゃあたしあたしはどうしてこんなに不出来なのだろう出来るのが当たり前なのにどうしてこんなに何にも出来ないの


スケジュール帳をついいっぱいに埋めてしまう。
駄目だから駄目な子だからひとよりもがんばんないと、がんばってもひとには追いつかないからせめて時間を無駄にしないように。


紛れ込みたいのにもう花にはなれなくても
人混みの中に紛れるように消えてしまいたい
砕けるように手折られてそっと盗まれるように

どなたかあたしを盗み出してこのなかから


2001年10月15日(月) 自分を傷つけていくこと

友達が自殺していました。
知らなかった。
知らなかったからお葬式にも行けなかった。
・・・どうして???
自分を責めてしまって


だってだってあたしあたしは




もう一度あいたい


どうして、

あのこの笑顔が思い出せないんだろう

震えるあのこの綺麗な目や怯えた表情は
残酷なほど鮮明にあたしの胸の中にあるのに



あたしは
此処まで来て漸く
恋愛依存傾向でひとを傷つける怖さを知ったのだ。
ばかなあたし。


あんな風に終わらせてしまうまで知らなかった。


もう二度と
人を使って気を紛らわせる事なんて絶対にしない
しないから。


最後にあったとき、その人の色々なところがあたしを痛く刺激して

もう会えないな
なんて感じてしまったけど

それが本当になってしまうなんて



きっと、あたしは
これからも情緒不安定で、
入退院を性懲りもなく繰り返してしまうのかも知れない
だけど
それでも生きていこうと思った
そんな夜

懲りるまで、あたしって女は本当に気が付かないのだ。
莫迦莫迦莫迦


2001年10月13日(土) 記録

此を書き始めたおっきな理由は、
「大勢の人の中で浮いてしまうあたしでも、
もしかしたら個々と向き合えば判って貰えるのではないかと思ったのです。
現に哲生とかそうだし。

判って貰えるというか、
居場所が作れるというか。

そうして少しずつ、自分を色々な意味で楽な方に導いていってあげられたらと思いました。
生まれてしまったあたしのために。


2001年10月06日(土) 契約

眠いわ。
メールもらいっぱなしの方々、御免なさい。

お返事はまたいずれ時間を割いて。


ちょっと変わった気がする。

あれから、
この人ひっかかるだろーなー、彼女いるらしーけど、
というひとつかまえてはまたいけないことをして、
でもなんにもなかったことにして、
ってそんな感じの日々を繰り返して、
莫迦な女だなぁ、あたし、って思った。
そういうのって中毒性があるから気を付けた方がいいよ、と
恭子ちゃんにアドヴァイスをいただく。
「るうちゃんが辛くなければいいんだけど」

好きなひと居るんだからそっちを大事にしないと。

うまくいってないけど。

片恋って気が多くなるからいかんな。
でもそうじゃないとやってらんない。

親が来た。
先生と四人で話をした。
はっきりいって辛かった。

事前に先生に
「あなたの症状を軽く説明してご両親を安心させるか、あなたに近い症状でお話をするか決めなさい。大きな賭だけど」
と云われた。

親はあたしを大切に育てたと云った。
どうしてこんな事になったのか判らないと云った。
優等生で明るくて活発で、いい子だったのに。

あたしは、
軽く話してもらうことを決めた。
だってあたしの親はもう50歳だ。
いままでこうしてなんにも知らずに生きてきたのに、
こんな事を知らしめる必要はない。
小さい場所で、暮らしていて、逃げ場がないのにそんなことまで教えてしまうのは可哀想だ。

あたしは一生親の前では親の望むいい子を演じる契約を交わしたのだ。
あたしの親とも、先生とも。




るう |MAIL




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