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2001年08月13日(月) 渇望して

誰にもそばにいて欲しくないけど、誰かにそばにいて欲しい。
心配して欲しい。そばにいて欲しい。生きててもいいんだって錯覚するから。
手首に傷を付けるのは生への渇望への反動。
生きたい。あたしは、先が見たい。


2001年08月12日(日) 病気?

たとえばごはんを食べに行っても、三分の二くらいでおなかいっぱいになる。一日一食しか食べられない。甘い飲みものも飲み切れない。もっと云うと何も食べなくても平気。食べたくないし食べられない。食べてもおいしくないから食べられない。
父親から電話があった。あたしが入院してるかどうか確かめたかったらしい。あたしはむっとして云った。「入院したら連絡します!」「なんで怒るんだ!」だって日曜日の朝の6時半だよ?なんだってこんな時間に電話してくるのよ。睡眠作用のあるお薬飲んで寝んでるのに。
電話が欲しいひとから電話が来ない。あたしの電話番号は残ってるはずなのに。嫌われたんだとしたらどうしよう。あたしは、どうしたらいい?どうしたらいいの?
お願いあたしを受け入れられなくてもいいから拒否だけはしないで。

「るうちゃんもっとばかになんなよ」
「お前もっと鈍くなれよ」
哲生とか早苗ちゃんに云われて、何となく意味が分かる気がしたけどわからなかった。


2001年08月11日(土) 痛い

胃が痛いのか生理痛なのか判らない。
何も食べたくない。
薬のせいか動くと目眩がする。
今日は一日中眠っていたけど。

どうしよう。


2001年08月10日(金) 愛を乞うひと アダルトチルドレン

昨日はハーゲンダッツの抹茶を半分。あとはお茶。食べる気がしない。熱っぽい。風邪気味かもなんて先生には話さなかった。失敗した。
親から電話があった。幸いに留守番電話が承った。
「病は気からって言葉があるからね・・・。気にしないように」

・・・何を?何を気にしないように?あなたがあたしに「いつ死んでも良いから」って云ったこと?「こんな子が産まれて」って云ったこと?「親だって子供は選べないからねぇ」と云ったこと?何を?
病は気からどころじゃないんだけど。
どうしてこの人達はあたしが去年入院したときも、話を聞きに来てくれなかったんだろう。今でも。それどころかあたしの状態も知らずに、「さっさと退院しろ」と云う電話ばかりが留守番電話に吹き込まれていた。話を聞きに来てくれ、といっても、全然駄目だった。公務員なんだからおやすみなんてある程度どうにでもなるでしょうに。理由が、「忙しい」というのと「どうせあなたは親の悪口しか言わないんだから」って事だった。あたしのためなんかじゃない。

こういう、親のどこから仕入れたのか判らない誤った偏見、そして本当のことを知ろうともしない怠惰さにあたしは苦しめられてきたのだった。想い出した。

映画「愛を乞うひと」を見た。
母親に蹴られ殴られ、と虐待の限りを尽くされた主人公が、父親のお骨を探しに出る旅だ。あまりにもひどすぎて、リアリティがないほどだった。最後に、主人公が
「あんなにひどい母親でも、愛されたかったの。おかしいでしょう」と自分の娘に云い、「ねえ、お母さん泣いてもいい?」と訊き、「いいよ」って云われて彼女は泣く。

どんな親でも親は親で、代わりはいなくて、他の誰でもなく、その人から愛情が欲しいのだろう。自分の望む形で。
親はよかれと思って、あたしに
「しあわせっていうのはこういうものなんだよ、るうちゃん」
と親の幸せの理想型にあたしを填め込もうとする。
あたしには其れが、苦しい。


でもどうしたらいいのか判らない。
もういい大人なのに。
アダルトチルドレン。
子供の頃の傷を癒せないまま成人してしまった人々。



2001年08月08日(水) デプロメール錠25

少々鬱、との診断が下されて、お薬を増やされてしまった。
ああん。
・・・吐き気を起こすことがあります。だって。こわいこわいよう。
服用するときは充分な水でおのみ下さい。かみ砕いたり潰して飲んだりしないで下さいって、このお薬ナニモノよ?!

泣き疲れて眠るんじゃなくて、ぐっすりお眠りなさいな、と処方されたお薬だけど。こんなときに林檎ちゃんの「時が暴走する」なんて聴いてはいけないわいけないわ。悪夢にうなされるとか何度も空耳のベルで起こされるとかそういうウタ。

でもおかげで意欲低下はちょっとましになったかも。

自分が長年望んできた状況に身を置けそうなのに、全然嬉しくなくてどうでも良くて、何もかもどうでも良くて、死んでも生きててもどうでも良くて、て日々にただ疲れてた。周囲の大人な人たちの失礼な言葉にむっとしながら。
親から生活費はもらってません。入院費も自分で返済してます。
「きみはえ?ひとりぐらしなの?でも実家はこっちなんでしょ?しょっちゅう帰ってるんでしょ」
「お家賃幾らのところに住んで月々どれくらいで生活してるの?本当に働いてるの?どんな仕事してるの」
「あの仕事どうやって入ったの?コネ?」
(そこはコネじゃないよ。あなたはコネだったんですか?同じ系列の会社でしたが。コネでないと入れないと悪名高い会社ですが)

なんて話を友達にしたら、
「るうちゃんは浮遊感在るって云うかなんか現実離れしてるからねぇ。どうやって生きてるのか不思議なんだよけらけら」
と返ってきた。


入院、どうしようかなー。
食欲ないから、去年も6キロ落ちたんだよ。
喉痛い。風邪かしらん。
夏は、嫌いじゃないのに。好きになりたいのにもっと。あたしの生まれた季節。


2001年08月07日(火) 正しく舐め合う傷


入院しようかどうか迷っている。
安定するのなら其れも良かろう。

このあたしが自傷行為なんて、本と、馬鹿げている。嘘みたいだ。
死ねるもんなら死んでみろって。
自分自身のことを守りたいくせに、中途半端に傷なんて作って。
お涙頂戴なんて大嫌いだ。
死ねないようなかすり傷ばかり作って。

決断力だけは在るんだけどな。
うまく言葉に出来ないけど、ただ、あたしの鬱のせいであたしが周りの大事なひとに泣きつくのが自分で辛い。宥めてもらって、ちょっと立ち直って、また鬱になって宥めてもらっての繰り返しが、終わりが見えなくて辛い。
妹のことを想い出す。
あのこは人の話を全く聞けない。おそらくあたしよりもやばいのに、カウンセリングなど受けもしない。閉鎖家族という形の狂気の中で育って、あたしも彼女に対して加害者な気がして、責任を感じてるけどどうしようもない。手に負えない。はっきり云ってみた目からやばそうで、一緒にいるのが苦痛だ。
血が繋がっているというのが単純に厭だ。
昔はそんなんじゃなかったのを知ってるから、痛々しい。フツウにかわいい女の子だったのに。あたしはかわいい女の子が好きだから、かわいがった。しばらく離れていたら、別人のようになっていて驚いた。だから直って欲しい。カウンセリングに行って、あたしは自分のことで手一杯だから、というあたしの言葉が彼女を傷つける。あたしは病気なんかじゃない、お姉ちゃんよりもずっとまともなのに、と云う。
カウンセリング受けて。そうでないのならあたしとは接しないで。
今のままの彼女は受け入れられない。
彼女と接していると参る。

あたしもこんななの?
哲生にこんな思いを毎回させているの?見たくもない汚いものをほら御覧と差し出して。

でも、
「哲生に厭な思いをさせようと想って電話してるわけじゃないんだよ」
ってあたしが云ったときに
「判ってる。判ってるよ」
って云ってくれた哲生を信じたい。
ひとなんて信じるな、なんて云われ続けて育ってしまったあたしだけど。






ただただ薬ばかり飲んで眠っていた。
朝起きて、ごはんを食べて学校やお仕事場に行って働いて、帰ってごはんを作って食べて明日の支度をして眠る、という普通のことがあたしには難しい。
いつもいつもいつも。
コミュニケーション能力が足りない、なんていうのは体のいい言い訳でしかないような気がしてきた。


どうして君は、あたしが泣きつくとかまってくれるの?

なんて訊いてみたくて、だけどきっとどんな答えを貰ってもあたしは信じられないんだろう。その場しのぎでしかなくて、しがみついてみても、すぐ疑ってしまうのだろう。
相手を傷つけるほどに。

生きててもいいねんなーと恭子ちゃんは云ってくれたけど、
この前頭を下げたおかげで、親が援助費をくれたけど、
先の明るさが、見えない。


元気になっても一時的で、
あの時はきちんと笑ってたのに、
笑うことさえ忘れてしまった。
笑い方がわからない。

天性のポジティブ娘みたいに
けたけた元気に笑ってたあたしは何処へ?

もう駄目なのに。
駄目なだけなのに。
どんなに傷ついていても、
太陽を見据えるあたしの瞳だけがあたしの武器だったのに。
もうなんにも見えないの。

それでもいいって云ってくれるかな。
生きてるだけでいいからって。

死にたくなんか無いんだよ。ほんとだよ。
幸運なことに自分を切り売りするやり方を持ってるから。
自分のあしできちんと立って、生きていきたい。
偽物じゃない孤独を持っているアダルトチルドレンがかっこいいなんてほざいてる輩は殴るからね。






2001年08月06日(月)

こんな風に突然電話で涙声で、切々と自分の混乱を訴えてそれで気が紛れて生き延びていって、なんて繰り返してあたしはまわりのひとに迷惑を掛けてないのだろうか。
そんなことを想いながら彼の声を聴いていて、切なくなった。
このひとは優しい。今大変な時期なのに、あたしに時間を割いてくれる。解らない言葉も訊き返したりはしないから、きちんと話は聞いてくれてはいないのかもしれないけど、でも落ち着くように優しい言葉を優しい声で掛けてくれる。


このひとの腕の中で眠れたら。


いつまでも、安心して。


2001年08月05日(日) 自傷行為

そんなこと自分は絶対しないと思っていた。死にたいなら死ね、と自分を罵り、ううん、あたし、死にたいわけではないの、と切に祈って、生きたいと切に願う質だから。
以前リスカしますか?というメールを貰って、
しないわよそんな馬鹿げたこと、と毒づいた。
戯れで傷を付けるくらいならあたしはきちんと死を選ぶだろう。

今までも、現状に不満ばかり言って結局のところぬくぬくした場所にしがみついている輩を軽蔑していた。
本気でやめる気もないくせに、やめるなんて云ってるんじゃないわよ。
やめたいならやめればいい。

鬱だった。
鬱というのは此だろう、ってくらい鬱だった。
親が援助費だといって、好きなようにしていいからとくれたお小遣いも、これから先も何も見えなかった。あたしは未来を待ち望んでいなかった。このお小遣いで、旅行にも行けるし、学校にだって行けるというのにあたしの瞳に映るのは真っ白だった。明るい白ではなく虚ろな空白。
自分の生を疑い初めて赤い血が見たくなって手首にナイフを当てた。程度が解らなくて想って幾つもやってみた。ぴりりと微かに腕が痛む。
雨みたいな線が幾つも付いた。

哲生がいなかったので、昔好きだったひとに電話してぐずった。自分が神経症だということも親との関係も何もかもぶちまけてしまった。
どうしてあたしは自分一人で抱えきれないんだろう。
先生は
「るうちゃんがいなくなったら悲しむよ」
と云ったけれど、
・・・あたしの苦痛を舐めさせられて、
それでもあたしに生きていて欲しいなんて思うひとはいるのだろうか。

そんな感じでも一時的に落ち着いて、明日の約束を取り決める。
「るうちゃんに会いたいんだよ」
「あたしに会っても何も出ないよ。うちでの小槌じゃないから」
なんてあたしの答えが、自虐的な答えが、ひとを傷つけるのだろう。


2001年08月04日(土) ぐすん

ネムってばかりいたので暦がいつのまにか八月になっているのにも気が付かないで居た。薬を規定量ぎりぎりまで飲んでいるので、目眩が強く、頭が重い。
デパス2mg
ソラナックス2,4mg
一日の許容量。
いつもの4倍。

ぐずっては此を飲んで、眠っていた。
日にちの感覚が曖昧だ。
やばいそろそろ働かないと失業手当が。
ていうか、夏ばてもひどいし入院した方がよいのかしらん

8月の太陽は、赤い。


ダーとか理恵ちゃんから電話があったけど出ないでいた。
誰かのそばに居たくて、けんちゃんに泊まってもいい?と訊いたら、断られた。
どうして。(>_<。
嫌われたのかなー。なんかしたのかなー。
うううん。
もうもう仲間内でこんなことして、
幼なじみに「もっと自分大事にしなよ」と叱られた。


思い余って、昔好きだったひとに電話してぐずった。

この子の声はどうしてこんなにあたしを落ち着かせるんだろう。
見捨てられてしまったり、嫌われてしまったわけではなかったんだなぁ。
ちょっと連絡取れなくなると
嫌われちゃったんだ、って思い込んで
泣いたり眠ったりするあたしは想った。

でも連絡が取れないと裏切られたような気になる。
かわされたままで次の約束が取り決められずにいると、
見捨てられてしまったような気になって、自分を責めてしまう。
嫌いになっちゃったのなら、教えて。
泣いてあきらめるから。













2001年08月02日(木) ジャンキー

すっかり薬に頼るようになってしまった。
こんなに量を飲むようになってしまったのは初めてだ。
先生に、
「薬ため込まないようにね。こんなお薬飲んでも死なないからね」
と云われ、
「えへー。死にたくないですよう。死ぬときは、消えるように崩れるように死にたいですねぇ」
とのんきにお話しして、診察を終える。
恭子ちゃんと会いたくて、
「恭子ちゃーん。会いたいんだけど、時間作れる?」
といったら恭子ちゃんはけたけた笑って、
「うーん。来週なら作れるで。はっきりしたらまた電話するな」
と云った。

お金無いけどおいしいもの食べたいな。

「ごはんの予算此くらいでもいい?学生みたいで御免ね」
と云うと、ひとによっては
「どうしてそんなおかねないのー!!」
といわれるけど、
一人暮らしで、バイトってそんなもんだよ。
一ヶ月16万とかだし。
別に無駄遣いしてる訳じゃなくってお家賃やはり大きいでしょ。
それで別におごってとかいってる訳でもないの。

「るうが哀れになってきたからドリンクおごるよ」
とか失礼極まりない言葉を言われて、ふてくされて、
「いいってば。いいよ」
とむっとしたまま答える。

哀れってねぇ。
あたしは帰るところがあるひとの、守られた場所からのお説教なんて聞きたくないんだってば。もう会わないからね。
失敗した。それでよく
「自分の役割は元気のない人を励ますこと」
なんて云えたものだよ。
そんなおべんちゃら云われてもあたしにはすぐわかるんですけど。
何にも知らないくせに。

さて恭子ちゃん。
ほんとうは色々話をしたくて、1ヶ月くらい泊まり込みたいくらいなんだけど恭子ちゃんも色々あるからなぁ。そんなことは出来ない。残念ながら。
結構瀕死の状態で、今は薬のせいで落ち着いてるけど、
昨日もなんか泣きっぱなしで眠ってばかりいた。
無気力。

元気になるのにはどうしたらいいのかな。
時間ばかり無駄にしてるみたいで、ほとほと嫌気がさす。
自分自身に。
もう狂ってるの?手が着けられないくらい??


2001年08月01日(水) 夏の憂鬱

ごはんをどれだけ食べたらいいのかわからなくて、拒食症か過食症みたいな食事をしている。
兎に角一日一食で、山盛り食べる。
どうしても作りすぎてしまう。
野菜野菜野菜と思いすぎて。

機械みたいに無機的に、只ただ口に運んで租借して出来るだけ早く呑み込む。固形の食べ物が口の中にあるのが気持ち悪いので。
外は暑いので出たくない。
何も考えたくなく、また薬の作用で頭がふやけているのでいくらでも眠れる。

ゆめうつつ。


るう |MAIL




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