Gift -spiritual song- 
Bordeaux Snow



 うたばん

 TV番組の名前じゃないんだけど^^;・・・

 歌の伴奏、最近 かなり機会が多い。

 今日は ラウンジで、日本人女性シンガーのデビューのお手伝い。

 彼女のレパートリーは、

 半分くらいは ルーマニア女性シンガーとダブっていたけれど

 あとの半分は 初体験。
 
 キャロルキング「So far away」 「It's too late」

 シンディローパー「Time after time」

 あとは ユーミンの「卒業写真」 などなど。


 彼女は、ニューミュージックではたぶん有名?な、五十嵐浩晃さんの

 バックコーラスなどをやっている女性。

 透明&ちょっとハスキー の 癒し系。

 見た目は 宇多田ヒカルそっくり。めっちゃかわいい系。

 今日は 1ステージ目は 五十嵐さんも聴いて下さり

 ちょぃとドキドキ。

 
 何とか、何事もなく? ステージは終えたけど。

 えーん。 まだまだ ハマラナイなぁ。。。

 もっと すっきり歌をひきたてて、リズムも安定してて

 安心して 気持ちよく歌ってもらえるような伴奏・・・

 まだまだだなぁ。


 五十嵐さんや 事務所のマネージャーさんには

 「ピアノもナイスサポート、いいコンビじゃない?」

 と言ってもらえたけれど 

 ポピュラー業界のお仕事を 少しずつするようになって、

 クラシック界よりずっと 何ていうか 

 よく言えば 相手をたてる、悪く言えば 調子がよい^^; なぁって。。

 ほめてもらっても、真実から言ってもらっている気はしない・・・。

 笑顔の裏で 「ダサダサじゃん・・」と思われている可能性もある。

 率直な感想を そのまま出してくれる人があまりいなそう。

 だから、余計に、自分に厳しくならなくちゃ、

 人から頂いた褒め言葉に うずもれて

 根拠のない天狗になって エラそーになって、音は大したことない・・

 って 私の一番嫌いな人種に ハマってしまいそうになる。

 
 人の言葉を 鵜呑みにしやすい私は、

 逆に、気を張って、人の好意を疑わなきゃならなくて

 加減がよくわからなくて・・・


 要は 不器用なだけなんだけどね。



2004年04月29日(木)



 カルミな・・・ミ〓■●_ バタ・・・

 で、出来た・・・

 オルフ作曲 世俗カンタータ「カルミナブラーナ」の

 変な編成用編曲。

 ピアノ2台4手、ソプラノ、テノール、ヴァイオリン

 計7人用。10曲抜粋。


 アレンジは2ヶ月位前から、ちょっとずつやってたけど

 楽譜を整えて出力し、人数分コピーする、

 その作業が結構しんどかった^^;

 総スコア100ページ×7人分 位かなぁー。

 ひえー。それでも 演奏したら たかだか20分くらい。

 
 こんな編成でこの曲やるなんて

 世界中探しても きっと私ら位だろうから

 面白い試みだと思う。

 
 一緒にやるメンバーは バリバリのクラシックプレイヤーぞろい。

 皆大学の同級生。前日記に書いたけど。

 ベルリン音大帰りのピアニスト、
 
 パリエコールノルマル帰りのヴァイオリニスト、

 武道館でも歌ったことのあるソプラノ歌手。。。 などなど。

 今日初めての練習だった。

 スコアは 重なっていたり ずれたりして、

 結構見にくい所も多かったけど

 さすが、力のあるプレイヤーばかり。
 
 ぱっと機転を利かせて、うまく呼吸を合わせて

 思ったよりすぐ アンサンブルが合った。

 
 アレンジャーである私は、細かいニュアンスを皆に伝えたり、

 テンポを指示したり 時には指揮したり、

 大忙し。 兼 第二ピアノパート演奏。

 
 今日発見。

 このポジション、 すごいワクワクする。

 曲全体を 見渡し、色んな人に指示を出すポジション。

 人の言うなりの 演奏家、ばかり仕事でして来ているけれど

 私 絶対 ここがジャストな場所じゃない・・・と ずっと思ってた。

 すごい 私の底に潜んでいたパワーが 

 ぱ〜っと吹き出す感じがした。


 作曲家。アレンジャー。ピアニスト。シンガー。

 どれも、才能だけは 持っていると思う。

 ただ、私自身の実力が 熱いパワーで 吹き出て来やすいのは

 どれだろう?


 まだ手探り。

 

2004年04月27日(火)



 プチライブ

 昨日は、ミュージックスクールの生徒さんの発表の場、

 プチライブパーティーだった。

 発表会、っていう響きが何か窮屈でイヤなので

 「プチライブパーティー」って名前をつけている。

 ピアノ、ヴォーカル、ギター弾き語り、DTM、バンド・・・
 
 発表形態も様々。そぃで、音楽ジャンルも様々。

 ベートーヴェン、ショパン、リストのクラシックピアノ曲から

 B’z,鬼束ちひろ、矢野顕子、X−Japan、などのJ−POP、

 キャロルキング、シンディーローパーなどの洋楽、

 ストリートミュージシャン系の自作曲、

 スタンダードジャズ etc・・・


 いつもは 講師演奏で 私も ソロで披露するんだけど、
 
 今回は 生徒さんのバックの出番に徹した。


 ○B’z「どうしても君を失いたくない」のpf.

 ○ストリート系生徒自作曲のpf.

 ○矢野顕子(宮沢和史作曲)「中央線」 の vo.&pf.

 ○キャロルキング「It's too late」のkeyb.


 去年のイベントまでは、

 リストやショパン、ラフマニノフの超絶技巧系ピアノ曲を

 披露していたから、生徒さんには 私が何やりたいのか

 さっぱりわかんないかもしれないなー・・・。


 自分の 信念 みたいの、 最近 根底から揺らいでる。

 生徒さんにも 

 「完成してなくても、軽い気持ちで 

  まず出て、楽しみましょうよ♪」

 と 誘い、沢山出てくれたけれど、

 やっぱ いざ 不安なままで演奏すると 緊張するし
 
 あまりいい出来でない演奏状態の事を悔やむし。。

 
 某Y○M○H○ (笑) のように、

 厳しいレッスンをして、きっちり 準備させて

 立派な発表会を企画する  って事が どうも出来ない。

 音楽を「楽しむ」事を 最優先にしていると

 どうしても 完成度に関しては、 甘くなる。


 代わりに、人とのつながりを大事には 出来ているとは思う。

 そこで知り合った生徒さん達が どんどん仲良くなっていき、

 私抜きで 遊んだりもしてるみたい。

 そういうのは、すごく嬉しく思う。


 でも やっぱり・・・

 楽しい。だけじゃ 成り立たないんだろうか。

  
 ラウンジや ライブ、コンサートに出るたび
 
 自分のふがいなさに 傷ついている・・・

 辛い思いをしながらも、少しずつレベルアップして来た。


 どんな事でも、厳しい側面がないと、楽しみを味わえないんだろうか。
 
 綺麗事だけで 生徒さんと接してるんだろうか。

 綺麗事だけで 甘い演奏で ごまかす生活なんだろうか。


 自分がイヤだ。 

 このところ、自分の事が イヤでしょうがない。

 自分で 自分を傷つけてる状態かな。

 仕事面でも、恋愛とかプライベート面でも。

 プラスで考えよう 考えようって

 外にいる時は 必死で戦ってるから

 日記の中でくらい 感じたままの 素の 

 ネガティブな私を 出してる・・・・
 


2004年04月25日(日)



 バロックコンサート

 終わった終わった・・・

 バッハ、ビバルディ、カッチーニ、ヘンデルなどなど

 本番は まーまぁ 楽しめて よかった・・・

 それまで かなり煮詰まってブルーだったので^^;

 やっぱ 専門にやってる人には かなわないけれど

 自分なりに 聴いてくれる方と ちょっとは楽しめたかな?

 と実感があったので、まぁよしとしよう・・・。


          ♪     ♪     ♪


 恋人と どうこうって事で 最近 すごく気をとられている。

 でも、私にとって 心の奥底から 一番必要な人ってのは

 また別で・・・・・

 恋は 自分の夢の達成への 起爆剤?に

 知らず知らずのうちに 利用しているのかもしれない。

 最初につきあった人、元旦那、元カレ、みんな

 音楽の道で、私より尊敬する所がある人ばかり。

 
 それより、もっと根源的な所で

 自分に どうしても 必要、という人がいる。

 前から書いていた「婚約者」と表現する人。

 家族愛、に近いのかもしれない。

 失う事は 自分の一部分を失うと同じこと。

 恋人と別れても、何とか生きていけるけれど

 その人と別れた時 自分がどうなるか、全く予測はつかない。

 
 その人は、音楽関係ではない。

 間接的に 音楽関係とも密接に関わってるけど。

 
 普通に考えたら ありえないんだよね。

 ずるい女とか 卑怯とか 色んな呼び名があるだろう。

 
 神様にお祈りしたら

 この状態の自分への 過ちが 見えてくるんだろうか

 そして

 正しい方法も 見えてくるんだろうか

 
 バッハや ビバルディなど キリストに限りなく近い音楽に触れて

 今の自分の立ち位置について 

 迷える子羊のように 考えてる・・・・・・

2004年04月23日(金)



 溺れない

 先週も今週も、コンサート。

 合間に カルミナブラーナのアレンジ、
 
 楽譜作成、アレンジその他 雑務。

 レッスンに 練習に・・・


 そんな最中、
 
 先週から 恋わずらい? が続いている。

 5年位前に 大きな失恋をして以来、

 もう 元カレとのような 熱い恋愛は二度とないだろうと思ってた。

 でも 今の恋人と呼ぶ人とは

 何故か、いつの間にか、

 過去の恋と同じ位の温度に 熱されて来ている。


 でも 私は 

 無邪気に 無防備に 恋をすると

 一日の7割位が 彼を想う事、一色に染まってしまう。

 彼への想いの注射薬を打ったみたいに

 脳、心臓、子宮、手、からだじゅうに 駆け巡る。
 
 もはや、彼そのもの、を想ってるのとも
 
 別の事になって来るのかもしれない。

 「彼は 私の事を 一番に感じていて欲しい」

 ・・・。

 エゴ。執着。 それらが 私を支配するようになる。


 怖い。 

 このバケモノが 自分や相手の幸せに結びつくような気はしない。

 
 だから・・・


 もう 前のような 過ちは 犯さない。

 恋に、溺れない。

 輝かせるべきは、「私」自身の人生。

 夢を実現する事。

 それに集中しよう。

2004年04月20日(火)



 一年前の私の日記。

 ちょうど一年前に書いてた日記。

 読んでて 泣けて来た。^^;

 基本的に 悲しい人間だよなー私・・・。

 孤独をわざわざ選んでいくような。

 
 でも、この時点から見て、

 今の精神状態は、ほんの2ミクロン位だけ(笑)

 進んだ気がする。

 だって、「心から大事な人」に 囲まれてるって実感があるから。


 --------------------------------------


  救い、天使、光 これらは 私には 本当に必要。

  私自身は、

  孤独、闇、絶望 これらが 根づいてる人間だから

  自分に欠けているものを 求めているのかもしれない。

  私が 発する 音楽は

  無理に 明るさで 光り輝かせようとしても 無理なのかもしれない・・・


  絶望の淵・・・・・

  孤独に 打ちふるえる ・・・・・


  物質や 環境に 恵まれていて

  幸せ・・・・・って

  心で いつも 言い聞かせて。

  自分を 欺いてる。
 
  本当は 人を 信じることなんて できなくて

  誰といても 孤独で

  目に映る どんな事も 不満だらけで

  よくなる よくなる と 唱えても 心の奥底だけは いつも 満たされず

  全国の皆に 私を わかってもらいたい なんて 考えてる割に

  実際は

  私さえ 私を わかってあげてない

  周囲の皆のこと わかってあげたいのに

  実際は

  ただ一人の事も わかろうともできない


  本当は

  震えている 私の中の 小さな私 を

  救って・・・・・・・・・・・・・・ 欲しい

   誰かが・・・・・・・・・・・・・・ じゃなくて

  たぶん

  私が 私を 助けて欲しい・・・・・・・・・・・



  私の中の 「闇」 の部分を、
 
  私は 認めて あげていい。

  この、私の中に宿る 暗黒の部分は

  周囲に 分かち合える人や 芸術が 見つからなかったから

  無視・・・・・・・・されてた。

  闇を 掘り下げて 行く事。

  実生活では まず無理。

  社会性がないと 人と 平和にやっていけないから。

  だから、音楽で くらい、

  私の 本質に正直でいよう。


  無理に、 ヒップポップや J−POP、はたまた オーケストラ曲、

  「他人が 喜ぶだろう 曲」 を

  作ろうと 思わなくていい。

  普段、外に出て 仕事や 人付き合いするにあたって

   人に合わせること、十分やってきてるじゃないの。

   自分を表現する、音楽でまで、そんな 自分に可哀想な事、

   する事ない。


  私 いつも、可哀想・・・・・・・・・・・・・・・

  震えてる 小さな私、 出ておいで・・・・・・・・・

  もう、叱らないから・・・・・・・・・・・・・・・

  やりたい事、やっていいから・・・・・・・・・・・

  嫌な事、嫌って 言っていいから・・・・・・・・・・
 
  いつも 立派な人のフリ してなくていいから・・・・

  しっかり社会生活出来ない 落ちこぼれ人間でも

  ちゃんと 生きてる価値 あるから・・・・・・・・・

  やりたい事、 言ってごらん・・・・・・・・・・・・

  技術が劣ってるとか スゴクない とか

  そんなの 関係ないから・・・・・・・・・・・・・・

  沢山の編成で 曲作れないと プロになれないとか

  そんな 自分に可哀想な事 考えるんじゃない!・・・・

  仕事以外の 音楽くらい、「私」 で いていいんだよぉ・・・

  スゴクなくて、いいんだよぉ・・・・・・・・・・・・・・

  「私」を 表現する為に、

  他人に 助けを求めて、いいんだよぉ・・・・・・・・・・

2004年04月19日(月)



 久々のバロック音楽 & 秋吉敏子♪

 昨日 合唱団の教会コンサートを無事終え、

 ほっとしたのもつかの間、

 4/22のコンサートに向けて バロック音楽に取り組んでる。

 バッハの教会カンタータ BWV58 No.3

 っちゅー、ソプラノ+ヴァイオリン+ピアノ の曲が

 すっごく素敵なんだけど 弾く方は大変〜^^;

 あと、スカルラッティの歌曲「すみれ」

 ヘンデル「私を泣かせてください」 

 ・・・ああ、これは 今話題?の昼ドラ「牡丹と薔薇」でも

 おなじみの曲やねー。

 (そういや、「牡丹と薔薇」の劇中音楽は 

  最初、私の師匠?がやる事になっていたんだけれど
 
  同時期に 映画音楽を頼まれたので、後輩の方に回したそうな。

  このドラマ 学芸会チックで笑えるよねぇ・・・^^;)

 あとは、「アヴェマリア」byグノー、カッチーニ の2曲、

 映画「シャイン」でおなじみの ビバルディのモテト

 などなど。。。


 バロック音楽は あまり沢山触れる機会がなくて

 過去には、大学の試験、フルートのコンサートの伴奏くらい。

 久しぶりに ちょぃ左脳系音楽を勉強するなー。

 やるまで気が重かったけど、慣れて来たら うきうきしてきた♪

 やっぱ 歴史的価値のあるものって 本当に価値あるんだなー。。

 オリコンチャートで 湧いては消え、湧いては消えの

 使い捨て系音楽とは違う 神の宿り方してる感じ。


 先日 日記に書いた、ローラアシュレイ的素敵な女性で

 選曲や構成のセンスが 素晴らしい。

 ソプラノ歌手としての技量は 

 日本や世界の一流レベルではないんだけれども、

 表現したい事、思いが お客様に ダイレクトに伝わっていると思う。

 
 私も 見習いたいなぁ〜〜。

 私らしい表現、選曲、作詞、作曲、アレンジ、演奏、

 構成、演出、衣装 etc・・・

 やる事ありすぎ^^;

 まずは 9月のワンマンライブに向けて

 自作曲と 演奏する既成の曲を選曲してみようかなー。



 そーいや ネガティブの津波、収まったみたい☆

 昔なら、 数週間〜1ヶ月くらい 悶々として

 ブロキシーやマインスイーパやフリーセル(※パソの地味ゲー(笑))

 を 一日7時間くらいやる生活に陥ってたであろう・・・(^^;


 襲って来るのは仕方ないとして、

 何とか手を尽くして 早めに立ち直る方法を 覚えたらしい。。

 まーこれだけでも、進歩としようかな。。。(笑)


           ♪   ♪   ♪


 夜は 生徒さんと一緒に 秋吉敏子のライブ。

 実は 恥ずかしながら 一回も聴いた事なくて。

 娘さんの Monday満ちる の方は 大好きで よく聴いていたけれど。

 この地方で こんなビッグネームのライブを

 気軽に観れるのは嬉しいなぁ。


 ピアノがお気に入りのおもちゃみたいだった。

 楽しそうだったなぁ。

 今日は、ビッグネームだからどうこう、じゃなくて

 純粋に 「音」を楽しめた。

 クラシックの人みたいに 流暢な指さばきではなくて

 ちょっとぶこつで DRY で SOULFUL。

 そして、最大の違い、FREEDOM! 

 黒ずくめのアーバンスタイルの、かっこいい女性。

 70歳位らしいけれど、年齢なんて全然関係ないね。 

 おばちゃん、とか おばあちゃん、とか

 そういう言葉が 全然似合わない。

 NYがよく似合う、都会の女性。


 私も 自由に 何か表現したくなったなぁ。

 気に入られよう、とか 認められよう、とか 一切抜きにした、

 私が感じたもの。。。

 季節でも、自然でも、動物でも、

 人の想いでも、恋でも、友情でも、家族愛でも

 ほろ酔い心地、夢見心地、
 
 泣き寝入り、孤独感、郷愁、

 ・・・・・

 沢山あるね、伝えたいもの。

 「私だから」 出来上がる音。

 
 私だから。私から。
 

2004年04月18日(日)



 自由の不自由

 「これからは 自分の音楽を 作る」


 こう決めてはみたものの

 何を表現したいのか 何も見えて来ない。


 「自分のために、自分の表現したい事」

 
 こう思うと、途端に 思考がストップするような気がする。

 いつも、他人のやりたい事のお手伝いをしているから

 他人のために、自分が出来る事、ってのは 何となく浮かぶんだけど

 自分発、を試そうとすると

 何もない、んじゃなくて

 色んな思いがありすぎて、ごちゃごちゃ

 断片が ぶくぶく浮かんで来て

 収集つかない。


 ピアノを つらつら弾きながら、

 ああでもない、こおでもない。

 頭がごちゃごちゃになっているせいか、

 弾いて出てくる音も 

 ブーレーズか  ジョンケージか 山下洋輔か

 何やらわからない現代音楽風になっている。

 これを採譜する人 大変だろうなー。

 耳コピーだけは自信ある私でもヤダ。


 こないだまで、東京ソングライターズクラブのライブに出たりして

 J-POP風味なもの 作って

 いずれ オリコンチャート1位取るぞ♪

 とか まーた頭でトリップしてたんだけど・・・


 今日 教会コンサートに出演して 帰って来て

 なんか妙に 心が浄化されちゃって

 芸能界のどろどろ系に身をおいた 商業主義音楽に

 自分もハマろうとしてる事に 嫌気がさし。

 
 音楽やる本質 こんな表面的なものじゃない。

 もっと 根源的な情動に 突き動かされて

 自分のため、他人のために

 熱に浮かされたように 作り出したい。


 そのための語法を 今 選ぼうとしているんだけど・・・


 クラシック? ジャズ? ボサノバ? フュージョン? 

 J-POP? その他?


 ピアノ? 歌? 打ち込み? 


 どう組み合わせて 何の動機で 何を作り出そうとすれば

 脇目を振らず 突き進めるのか・・・・・・



           ♪     ♪     ♪


 さっき 一つ 詞を作ってみた。

 恋人とプチデートした時を思い出して。

 いつもは、自分で詞を作る発想はないんだけど。

 素直な自分を表現するには

 つたなくても 全部自分でやってみた方が よさそうだ。

 技法とか 稚拙なのは いいや、構わない。

 それより、私そのもの、の 醸し出すオーラ、思想、

 それらが 人に伝われば それでいい。

2004年04月17日(土)



 キリスト教 と 無宗教 と 恋人 の こと

 私は クリスチャンじゃない。

 でも 仕事で クリスチャンの方と 沢山会う機会がある。

 チャペル式の仕事(やめたけど)や

 教会合唱団の伴奏。

 会の終わりには必ず、

 「神のご加護がありますように・・・アーメン」

 と皆と一緒に唱和している。


 一緒に共演する人には 何故かクリスチャンが多い。

 ソプラノ歌手、ポピュラーシンガー、フルーティスト etc・・・


 私自身は特に決まった信仰はないけれど

 キリスト教の考え方は好きだ。

 「汝の敵を愛せよ」

 大変だけど 目標にしてる事。

 ‘相手を尊重し、認め合う'

 クリスチャンの人の多くは、

 そういう 謙虚な姿勢が 如実に現れている人が多いと思う。

 
 私にとっては、恋人も クリスチャンの方が 

 心の暖まる、いい関係が築けるんではないだろうか。。


 最近そんな事をふっと思った。


 数年前、炎のような恋をした。

 今も、静かながら 恋をしている。

 その誰もが 無宗教。

 無神論者、じゃなくて、特に決まった信仰がないっていうだけ。


 一概には言えないけれど

 キリスト教や、その他 信仰という束縛がないと

 ただただ快楽に溺れ、好きな事は何でもやっていいと正当化して、

 他人を踏み台にした 自分の利益を得る事に

 何の罪悪感も持たない・・・

 そんな人が 増える気がする。


 そういえば、

 もと彼も

 今の恋人も

 相手に対して 一見 素敵な思いやりを演じるけれど

 最終的には 相手から自分の利益を吸い出す。

 どこか、そんな人。

 
 私は 数年前、殺伐とした恋愛関係に 疲れ果て

 しばらく 恋愛から離れるぞ・・と決意して、

 音楽を頑張っている訳だけれど。


 恋の快楽が 目の前にあると、

 そこから逃れ、自分を輝かせる事だけに集中する事は

 すごく堅い意思が必要。 
 

 私は 相手を尊重し、相手のためになる人間になるように

 ただひたすら、それを目標にガンバル。

 
 そう、言い聞かせてる・・・

 

2004年04月16日(金)



 「できないこと」が 津波のように 心を襲う

 ただいま。

 今 コンサートの伴奏の練習から帰ってきた。

 ナント、5団体も合唱団を指揮している、ソプラノ歌手の方。

 息子さんは、イマージュのツアーなどでも活躍する

 東京芸大を首席で卒業した マジスゴヴァイオリニスト。 

 一軒家を ローラアシュレイ的な雰囲気で素敵にしていて

 いつも明るいオーラで皆をてらす。


 昨日書いた「恋人」と呼ぶ人は

 私とは違う道で 名の知られる仕事をしている。

 でも仕事バカ では決してなくて、

 遊びもしっかり。素朴ながらおしゃれな人。
 

 彼・彼女、その他 私の周囲の人は 何故か素敵な人ばかり。

 それに比べて 私は

 (・・・てのが間違っているのも わかってるけど・・・)


 家の事が 全然といっていい程 出来ない。

 料理や、洋服などの整理や 飾りつけや・・・。
 
 スケジュールの先読みや、時間やお金の計算。

 勉強の本を読む事、新聞などで社会情勢を知る事。

 海外でも国内でも、アウトドア的な旅行の楽しみをする事。

 税金や年金、日々の支払いなどを把握する事。

 
 恋人を思いやって、彼にとっていい事をしてあげる事。

 生徒さんにとって 上達する、効果的な指導をしてあげる事。

 
 何で 私

 人と比べて こんなにも 何にも出来ない人間なの??


 昨日、今日と

 人に会っていない時間は ほとんど、泣き崩れてしまっている。

 叫んでも、叫んでも 足りない程の

 深い 傷つき方をしている。


 何なんだろう?

 きっと 誰にもわかんない。

 自分にもわかんない。

 パニック障害って言うんだろうか・・・こういうのは・・・。



 「思い悩んでいるヒマがあったら、明るく前向きに

  何かやってみようよ!!何かが見えて来るから!」 


 ステレオタイプ。

 この励まし言葉を 人から聞いたら もっと傷が深くなる。

  
 出来ない 苦しい 自分を責める

 こんな自分に嫌気がさしている

 泣き崩れて、建設的な思考がストップし

 何もかもを 遮断したくなる

 
 そういう どうしようもない自分を

 誰か わかって欲しい・・・・・・・


 きっと

 私の周囲の 素敵な人達は

 ここまで 気持ちが傷つく前に、行動で何とか出来る人達なんだろうな。

 マネしたいけど・・・・・


 私の 脳の情報伝達システム、少しおかしい。 

 人より、極端に、知的障害かという程に、劣っている部分がある。


 おそらく ADHDって言うんじゃないかと思う。

 色々調べたら・・・。


 でも 誰もわかってくれない・・・

 話に耳を貸して、少しでも理解してくれようと、

 頑張ってくれた人が 2,3人いるけれど。

 ようやっと、聞いてくれる人が現れた・・・、

 でも、実感してくれる人は まだ誰もいない。

 私は 健常者だと思われている。


 「だって 君は本当に信頼できる人で、

  そういうそぶり 全然見えないよ?」


 恋人にも そう言われて

 その テキトーな信頼のされ方に、また傷ついて・・・


 自分の事しか見えてないよね。

 自分勝手なんだよね。

 他人を よくしてあげる事が 出来るようになりたいのに

 その前に 自分が傷ついて 助けて欲しいばかりで

 そんな自分に、吐き気がする程 自己嫌悪になり

 全ての人から 遮断されたくなる。


 久々に、強烈に 悪い思考のループ。


 昔より 減ったんだけど・・・

 久々に来た。

2004年04月15日(木)



 恋人


 今日のタイトルは 音楽カテゴリーじゃないなー^^;


 私にとって、「恋人」は いつも

 夢の到達点付近にいる人 を 知らず知らず選んでる。

 
 恋人は、イコール「目標」 になっている事が多い。

 彼に 少しでも 近づける自分になりたい!

 って 奮起させてくれるような。

 だから、私の 恋人の条件は 「尊敬」出来る人だ。


 おとといから今日まで 恋人と過ごした。

 すごく、感性が近いけれど

 彼は、夢見がちな私と違って 現実をしっかり見据える人。

 ものすごく、シビア。

 物腰柔らかいけれど、相当の頑固者、ひねくれ者、偏屈。。

 その分、いい物を作り出す、そのこだわり方がすごい。

 曖昧な事が嫌いなんだろうな。


 今 私は・・・

 色んな疑問、不満を飲み込んで

 沢山の事を ほどほどにこなす 音楽生活。

 こんな私の ちょっとした自信が

 根元から がらがら崩れ去った感じ。


 何にも出来ないのに、出来たような気になってるだけだな・・・


 あまりにも、彼との場所が違いすぎる自分に

 泣き崩れてしまった。


 想いが、まとまらないから

 読んでくれる人には 「???」 で 申し訳ないです・・

 ちょっと整理して また書くね。

2004年04月14日(水)



 雑用と下積みの違い

 最近、あれやこれやと 小さな用事を頼まれて

 日々の仕事と、雑用のみで 一日がとっぷり暮れてゆく気がする。


 電話やFAX、メール連絡などが 常に10件近く溜まっていて、

 他に、楽譜作成、音取り、小編成アレンジなど(あまりお金にならない)

 あとは、コンサートの伴奏の為の練習を 2,3本並行して。


 うーん。

 チャペル仕事やめたのに

 収入だけ減って、時間が増えてないぞー。


 ただ今 レッスンルーム兼住居(一軒家)に 引越し作業中。

 今住んでいる 小さなアパートは 

 引き払わずに、スタジオとして使用予定。

 
 そんなこんなで

 今月の自分の動きを考えると

 収入は 多い時の半額位なのに、雑用に押しつぶされ気味。


 今月はしょうがないっか・・・。

 とりあえず ○○でん、マッスルボディ(笑)あたりを

 収穫だ、と 自分に言い聞かせつつ。 


 でも、私にとって、下積みとされる行動は

 ○作曲をする。

 ○作曲した歌やピアノ曲を、練習する。

 ○作曲したものを、CDにする。

 ○作曲したもので、ライブをする。

 ○ジャズピアノを練習する。

 ○プロフィールを作り、各方面にプレゼンテーションする。

  
 このあたりだろう。

 やっぱり、出来てないよ、これ^^;

 今やってるのは、

 下積みじゃなくて、雑用。。


 いや〜〜〜 

 なかなか、「自分オリジナルの活動」に到達出来ないねぇ。

 このペースじゃ ホント 87年位かかるかも・・・。 


 何とかしよっ。

 

2004年04月01日(木)
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