TENSEI塵語

2008年01月30日(水) 休日なし、、、

休日なく、くたくたで始まった今週だが、
やることがわんさかあって、早退して休養することもできん。
次の土日も、土曜日は土曜学習の講座を入れられているし、
日曜日は市吹の1日練習。。。

こういう事態を予測して、土曜学習の3学期分の予定を問われたときに、
どこにも○をつけることができなかったのだが、
係は勝手に今週の土曜日の担当に入れてしまった。
係に抗議したけれど、教材だけでも準備してもらえれば、、、という。
人にその時間を任せて教材だけ用意する場合には、
さらに準備すべきものが増えることになるのを、君は知らないのか??
国・数・英などの教員は、どんな状況にあれ、
「平等に」休日奉仕をやれ、という意味らしい。
そして、その準備もあって、今週は時間休も取れなくなっている。
それどころか、帰宅も遅くなる上に、帰ってからの仕事もある。
土曜奉仕は2時間でも、その準備には何倍もの時間を要するのだ。

土曜日に帰宅してから夕方まで爆睡するしかないなぁ。。。



2008年01月29日(火) 不要道路建設財源確保に必死

報道ステーションの最初はもちろん暫定税率論争で、
自民党はあくまでも暫定税率を途絶えさせないインチキ奇策を強行しそうだ。

自民党は今後10年間の59兆円余の全国道路整備計画書を作っているが、
しっかりその内容を国会で吟味した上で、
無駄な道路と必要な道路を判定し、その上で財源を決めるべきだろう。
なぜなら、きょう番組で紹介された道路などは必要ないからだ。
それは高知県のある港と高速道路を結ぶ道路で、
その道路が作られれば、18分かかるのが10分になるそうだ。
ところが、その港は今は閑散としている。
以前はわりとにぎやかだったらしいが、今は釣り人の方がにぎやかだ。
今は、定期に入る船は週に1社だと言う。
高速道路までの時間が8分短縮されると、入港する船が増えるのだろうか?
それはあくまでも高速のインターまでの時間短縮に過ぎないのだ。
現在の道路を使っているトラックの運転手によれば、
10分や15分の違いなんてほとんど関係ない、そうだ。
要するに、その港と高速インターの間に、閑散とした道路ができるわけだ。

この道路建設の、8分短縮、なんてのは、単なる口実に過ぎない。
とにかく、道路を作るのが主眼であり、そのために税金を確保する、
その道路は無駄な道路になるが、建設業者から自民党に献金が入る。。。

さっき、「自民党 道路建設」というキーワードでググルってみたら、
筆頭に、日刊ゲンダイのこんな記事があった。


 国交省職員の宿舎やレクリエーションに消えていた「道路特定財源」。そのデタラメな使途を日刊ゲンダイ本紙は連日、追及しているが、フザケタ話はまだある。自民党大物政治家の道路利権に、巨額の「特定財源」がタレ流されているのである。

 ガソリンの暫定税率を廃止すれば、2兆6000億円の税収が減る。政府は、「代替財源をどこから持ってくるのか」と国民を脅しているが、自民党政治家が地元に誘致する「ムダな政治道路」の建設を凍結すれば、すぐにも問題は解決する。
 国土交通省の中期道路計画では、年間5兆6000億円の道路特定財源を“使い切る”ことを前提に、今後10年間で2900キロ、総額68兆円の道路が建設される。しかも、大物政治家の地元では必ずと言っていいほど、大規模な道路建設が進められているのだ。地元支持者たちが「久間道路」「額賀道路」「安倍道路」「青木道路」と呼ぶ“政治道路”だ。
「例えば、久間章生元防衛相の地元の長崎県では、全長8.3キロ、総事業費1629億円で『佐世保道路』が建設中です。佐世保みなとICから佐世保IC間はすべて高架橋という贅沢な造りで、1キロ当たりの建設費は200億円。平均的な建設費(30億〜50億円)の最大7倍のコストがかかっている。久間は、この道路工事落札業者から多額の献金を受け取っていたことも発覚しています」(地元ジャーナリスト)

 田んぼの中に突如、出現したのが、通称「額賀高速」と呼ばれる東関東自動車道水戸線の延長道路(全長8.8キロ)だ。採算性が疑問視されている「茨城空港」(事業費250億円)へのアクセスのため、270億円もの税金が投入される。
 さらに安倍晋三の地元の山口県長門市では、山陰自動車道三隅〜萩間(15.2キロ)が700億円の予算で建設中。2011年の山口国体までに全線が開通する。
 参院のドンの青木幹雄の地元・島根でも、山陰自動車道宍道〜出雲間(18キロ)の建設が930億円で着々と進行中。他にも「二階道路」(和歌山県)、「福田八ツ場ダム道路」(群馬県)などがある。
「道路特定財源は、小泉内閣の公共事業カットで07年度で約7000億円も余っている。余剰金があるなら、国民に還元すべき。これにムダな道路建設を中止すれば、暫定税率廃止の2兆6000億円など簡単にひねり出せます」(野党関係者) 政治家の集票に使われる道路建設は、早く中止すべきだ。



また、阿修羅ブログというところにこんな記事も。。。

ガソリン高騰に庶民が苦しむ中、道路建設業者から自民党への献金実態が明らかになった(クリックで拡大)
 全国の道路建設を主な業務とする大手ゼネコンや下請け会社などの業界団体「日本道路建設業協会(道建協)」の会員企業51社が一昨年、自民党の政治資金団体に1億8500万円以上の献金をしていたことが分かった。道建協は揮発油(ガソリン)税の暫定税率延長を求めて行動しており自民党と業界の癒着実態が改めて証明された。「ガソリン1リットルあたり25円値下げ」をめぐる与野党攻防を判断する参考になりそうだ。

 「道路建設業者は自民党の大応援団。業者は政治献金や選挙で支援する一方、自民党は道路建設予算を確保することで構造的に癒着している。自民党が福祉や教育予算を削ってでも、道路建設のための暫定税率維持に死に物狂いになる背景がここにある」

 かつて自民党にも籍を置いた民主党の鳩山由紀夫幹事長はこう語る。

 注目の政治献金は、自民党の政治資金団体「国民政治協会」の2006年収支報告書(07年3月27日報告分)で明らかになった。

 本紙が5万円を超える団体献金を調べたところ、道建協の会員企業である清水建設や大成建設、鹿島、大林組などゼネコンや全国の下請け会社の計51社=別表=から国民政治協会に対し、計約1億8508万円の献金が記載されていた。こうした会員企業から国民政治協会への多額献金は、05年以前の収支報告書でも確認できた。

 国民政治協会の収支報告書には、全国各県の建設業協会や舗装協会、建設業政治連盟から計2000万円以上の献金や、道建協には加盟していない多数の建設会社の献金も記載されている。

 道建協は、日本が第2次世界大戦で敗戦した1945年に創立された。協会HPによると、「全国の主な道路建設業者290社近い会員と10支部を擁する団体として、『道路整備の推進』『道路技術の向上』『道路建設業の健全な発展』の3つを基本方針として活動してきた」という。

 まさに、戦後復興を道路建設で支えた団体といえ、前出のHPでも「道建協のあゆみは、わが国の道路整備の歴史と言っても過言ではありません」と自負している。

 道建協は自民党の「友好団体」として知られ、昨年1月に東京・高輪のホテルで開かれた自民党大会でも例年同様、日本医師連盟や全国石油政治連盟、全国建設業協会などとともに表彰された。

 自民党と連立を組む公明党が昨年10月末に行ったヒアリングでは、07年度末で適用期限を迎える暫定税率について、「(道建協側は)道路整備計画を着実に推進する観点から適用期限の延長を要望(した)」(同党HP)という。

 今国会最大の焦点であるガソリン税の暫定税率は、第2次石油ショックの直撃を受けた74年、道路整備と需要抑制を兼ねた臨時かつ異例の措置として設けられた。それ以降、何度も延長が繰り返され、実に33年間も「暫定」状態が続いてきたが、政府与党は昨年末、総額59兆円、年間6兆円の道路整備を進めるとして、08年度から10年間の暫定延長を決めた。

 自民党には、特定分野の政策立案と予算配分に影響力を持つ族議員が存在する。小泉純一郎元首相が進めた郵政民営化で「郵政族」は力を失ったが、それに匹敵する「道路族」は小泉改革の嵐の中でも生き残った。

 かつて「道路族のドン」として君臨した故竹下登元首相は「道路イズ政治、政治イズ道路」と語ったという。自民党の実力者らは、票に直結する地元への利益誘導として、選挙区への道路敷設を公言し、全国には、こうした実力者の名を冠した「〇〇トンネル」「〇〇バイパス」なる道路まで存在する。

 鳩山氏は「小泉元首相は『自民党をブッ壊す』といい、自民党と道路建設業者の癒着構造にメスを入れようとしたが、福田内閣になって癒着は復活したようだ」といい、こう続ける。

 「わが民主党は道路特定財源を一般財源化し、暫定税率を廃止することを打ち出している。これは国民生活を苦しめる原油急騰への対策とともに、特定財源という枠を外して時代に応じて税金を効果的に活用するため。当然、本当に必要な道路建設のための財源は確保する」

 「自民党は『暫定税率廃止は地球温暖化対策に逆行しかねない』と反対しているが、無駄な道路をどんどん造れば環境を破壊し、地球温暖化を進める側面もある。次期総選挙が近いため、論理のすり替えをしてでも道路建設業者の支持をつなぎ止めたいのだろう」



こういうのを読むまでもなく、「国民のため、国民のため」と、
福田翁はじめ自民党議員たち、よく言うよ、
世の中の片隅で聞いてるだけでも恥ずかしいのに、全国に向かって嘘八百、
と思っているのだが、こういうのを読むとますます現実感を帯びて、
そら恐ろしい心持ちになるのだ。

つまり自民党は、何事も国民のためと言いながら、
まずは税金から、我々にとって実に不本意な政党助成金をがっぽりせしめ、
あちこちに税金をばらまくことによってがっぽり献金をせしめ、
税金が足りんぞ、とさらに口実作って国民から余計な税金を搾り取って
それをあちこちにばらまいて、さらに献金をせしめ、
ついでに票田も確保して、、、そんなことを数十年も続けてきたわけだ。
つまり、税金の多くは自民党安泰のために使われ続けて来たし、
その安泰ゆえに「族議員」なる諸悪の根源もうようよすることになったのだ。

一般紙もTVも、もっと明瞭に訴えろよー!
民衆の蒙を啓くのが報道の役割じゃないのか?(`ε´)

とにかく、今まで我々は無駄な税金を払いすぎてきた。
福祉や教育にちゃんと使ってくれるなら、今の倍でも払ってあげるけど、
現状は庶民に冷たい自民党政権のために、一生懸命貢いでいるようなものだ。
大金をどぶに捨てているようなものだ。いや、どぶ以下だ。



2008年01月28日(月) 自己保身政策

きょうは1日中体が重たかった。
午前中は授業とその準備に奔走し、午後は会議攻め。。。
午後の会議は、私がある議題に納得できずに質問・意見攻めしたため、
勤務時間過ぎにも再開されて、終わったのが6時半過ぎ。。。
やりたい仕事があったのに、まったく、たまらん。

自己保身集団の文科省だの県教委だのの指導なんか、放っとけぃ!!(`ε´)
時代の流れ、だとか、まことしやかに語る教員が多いのが悲しい。
教育の「理念」なんてのは、そうそう簡単に変わるもんじゃありませんよ。


報道ステーションでは、きょうの国会を比較的生々しく伝えていた。
暫定税率関係の審議のようだった。

自民党は、暫定税をとりあえず2カ月延長する法案を明日提出し、
今月中にそれを衆院可決し、3月末までに否決か保留になるのを待って、
衆院で再議決し、何とか2カ月延長に持ち込んで、
その後じっくり、10年延長法案を可決する作戦に入るようだ。

それは逆でしょうが!!
とりあえず、今は暫定税を取り払うべき時期だ。
原油高が落ち着いたら、ちゃんと財源論議をしてもらえばいい。

自民党は、道路特定財源死守に必死である。
世論も何も関係ない、という点では、給油法案と同じである。
なぜ、自民党が道路財源にこれほど懸命なのか?
それは、彼らの票田であり、金蔓だからだろう。
一般の国民から巻き上げた税金を利用して彼らに胡麻をすっておけば、
選挙では莫大な票が稼げるし、莫大な政治資金が入ってくる。。。

醜いほどの自己保身政策なのだ。



2008年01月27日(日) 大一番!! 横綱白鵬完成!

準備万端! としか思われないのに、何となく何か忘れてるような、
何か不安な思いで向かったアンサンブルコンテストは、
何と、初めて、大きな忘れ物を2つしてしまった。
ひとつは当日券チケット。
職員室のロッカーの中に眠ったままになってるではないか!!
急遽、PCでそれらしいものを作って、普通の紙に印刷して、
連盟印を捺したもので代用してピンチを凌いだ。
もうひとつは、新聞社に連絡するきょう専用の連絡先を書いた紙。
新聞社には問い合わせのしようがない。
幸い、県吹連の事務局の人が、きょう開催している一般の部の大会の
事務局の人に問い合わせてくれて、これも何とかピンチを凌いだ。

実は、大会準備の段取りを書いたチェック用紙を作ってあって、
それでしっかり確認をしたのだが、
「当日券を荷物に入れる」「新聞社への連絡先を荷物に入れる」とまでは
明記してなかったのだ。
2、3日中に書き込んでおこう。

いろいろ反省することは多かったが、何とか無事終了。
帰り道は、のんびりと高速道路の左車線に甘んじて、
亮太くんの新アルバムを聞きながら走った。
とにかく、慌ただしく落ち着かない2週間が終わったのだ。


夕食時に、そういえばきょうは千秋楽だったと思い出した。
結びの一番が横綱対決の優勝決定戦なので見たかったのだが、
アンコンさぼるわけにはいかないし、、、とまで葛藤したのに、
きょう1日の仕事に没頭していたので忘れていた。
夕食後、ヤフーのスポーツサイトで確認したら、白鵬に白星。。。

10時からのNHKのスポーツニュースで見たら、
これは、久々に、見ていて力の入る熱戦だった。
こういう力の拮抗した取り組みはなかなか見られない。
一昨年の7月23日の千秋楽の結び以来の名勝負であった。
輪島vs北の湖時代の、千秋楽が楽しみな2横綱時代が戻ってきたようだ。
あの2人は、もうとにかくどっしりとした力相撲の力士で、
今回の2人はタイプが違うはずだが、
その2人がこういうどっしりと力のこもった勝負を見せてくれるのがよい。

3年前に白鵬に注目し始めてから、この日を待っていたのだった。

もちろん、2場所もブランクがありながら、
1敗を守って、千秋楽を優勝決定戦とし、
どちらが勝つか負けるか、最後の瞬間までわからない勝負をした
朝青龍もすごいものである。
2日目にひどい負け方をしたけれど、その後どんどん勢いづいて
朝青龍が負ける姿というのが想像しにくい状況になっていたほどだ。



2008年01月26日(土) アンコン前日

明日、アンサンブルコンテスト県大会を運営しなきゃならないので、
午前中は学校に出かけて、審査集計表の整備と持ち込むプリンタのテスト。
それから、掲示する貼り紙の最終的な準備。
この2週間忙しかったが、これで準備すべきものはすべて終わったので、
きょうの会場準備に行ってくれる人の学校に走って、荷物を預けた。
去年は会場まで直接運ぶために蒲郡に往復したのだが、
今年は春日井まで走ればよかったので、ありがたい。
しかし、帰り道、運転しながら腰痛と歯痛に悩まされた。

昼過ぎに帰って、2時間ほど昼寝した。
夕方、起きるのがつらかった。
寒い中、ぼぉ〜っとした頭と重たい体で、市吹の練習に出かけたが、
やはり疲れも寒さも忘れ、汗かきながら合奏を楽しんだ。


朝刊のトップは物価高の問題を扱っていたが、そういえば福田翁、
ちっとも株暴落や原油高についての対策に言及しないなぁ。。。
放ったらかしにしておくつもりかいな??
そんなことよりも、暫定税死守が大事?

そういえば、木・金曜に、TVや毎日新聞が、
道路特定財源の使途を問題にしたり、
道路関係の莫大な補助金をもらっている機関が自民党に献金している問題を
挙げたりしていたけれど、朝日新聞にはまったく見られないのは、なぜ??



2008年01月25日(金) 「エジソンの母」の問題提起

「エジソンの母」を毎週見ていて、今夜は第3話。

参観授業の道徳の授業で、こんな物語を演技入りで行う。
ウサギが橋を渡ろうとするとオオカミが現れて、
「もどれもどれ」と威張ると、ウサギが引き下がって行った。
オオカミはこの意地悪がおもしろくなり、
キツネにもタヌキにも意地悪して楽しんでいた。
ある時、オオカミが同じことをしようと橋を途中まで進むと、相手はクマ。
さすがのオオカミもこれは分が悪いので「私が下がります」と言うと
「こうすればいいのさ」と、クマはオオカミを抱きかかえて反対側へ。
橋はひとりしか通れないけど、そうすればすれ違うことができるわけだ。
オオカミはこのクマの親切に魅せられた。
次にウサギと橋の上で会ったとき、オオカミはクマと同じことをした。
オオカミは、意地悪してたときよりもうんと気持ちがいいと実感する。。。

子どもたちに優しさや思いやりを教える教材なのだそうだ。

規子の授業は順調に進む。
子どもたちの反応も予想以上によい。
テキストに従った答えを言うだけでなく、感想が良好なのだ。
クマの親切な行動にはとりわけ子どもたちの反応がよかった。
クマさんかっこいい!! という感想があちこちで出てくる。
そして、いよいよオオカミがウサギと再会する場面である。
規子が「さぁ、オオカミはどうしましたか?」と問いかける。
子どもたちは、抱きかかえて渡してあげる、みたいに答える予定である。
テキストにはちゃんとそう書いてある。

しかし、賢人は答えた。「食べます!!」
その瞬間は拒絶反応を示す子もいたが、「自然の摂理だからです」で始まる
賢人の説明にだんだんと共感の輪が広がった。
授業は道徳でなく理科に変わってしまった。
確かに、本物のオオカミとウサギだったら、意地悪も親切もない、
ウサギはオオカミの獲物となるだろう。
こうして規子の「橋の上のオオカミ」の授業は台無しになった。


私は、授業というのは予定どおり進まないのが当たり前と思っている。
しかし、現代の教育界では、計画や予定が重視されている。
教育実習や研究授業では、指導案どおりの展開が期待され、
年間指導計画だのシラバスだの、、、まったく困ったものである。
授業が予定どおり進むのは確かに気持ちよい。
しかしそれは教師の自己満足になるだけで、
実は個々の生徒を見ていない証拠になる場合が多いものだ。
年間のシラバスなんてのは、学生に目を配らない大学の先生にしか書けない。
もちろん、集団相手の授業なんだから、ある程度の計画は立てる。
個々の授業の予定も立てるし、年間の大体の構想も立てる。
しかし、生徒の反応によって、軌道修正は頻繁に行わざるを得なくなる。

良い授業の基本条件というのは、計画どおりとか予定どおりでなくて、
子どもの予定外の反応や突発的な言動に対し、
プラスになるように応えられるかだ。

ところがこのドラマの授業では、テキストに従った猿芝居授業だったので
こういう賢人の「食べます」的な意見は想定していなかった。
授業は大騒ぎになり、話を元に戻せなくなった。
しかも、規子の元婚約者の大学准教授も参観していて、
授業の展開に感激の声をあげたので、ますます大騒ぎになってしまった。

参観に来ていた親たちはカンカンである。
賢人がいるようなクラスに自分の子どもをいさせたくない、と、
賢人追放を願って抗議行動に出る。
ちゃんと道徳心を教えてもらわなきゃうちの子はどうなるんです!!
みたいな、ちゃんちゃらおかしい発言まである。
それに対して、ドラマの中の教員たちはペコペコ詫びるばかり。。。

教育ということを誤解している親たちの苦情に、
教育に携わる者たちがペコペコする、、、これがまず、
教育を堕落させている元凶である。
仮に、教育現場(個々の学校)が、ある信念をもって苦情を突っぱねても、
教育委員会がペコペコして、その現場に圧力をかける。
これがさらに教育を堕落させる元凶である。

さて、好奇心も探求心も旺盛な代わりに、問題児の烙印を捺されかねない
賢人を、学校の中で本当に生き生きと育てることは可能なのだろうか?
そういえば、エジソンもアインシュタインも学校になじめなかったか、
学校から排除されたかで、退学になったのではなかったか。。。



2008年01月24日(木) またまた中教審が短絡的提言

朝日の記事からの引用である。

入学者の学力不足が指摘されている、大学の推薦・AO(書類審査や面接による)入試について、中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)の作業部会は、大学が学力検査や大学入試センター試験を用いたり、入学者選抜で高校の調査書を活用したりすべきだという案をまとめた。「大学全入時代」を前に入学者の学力水準を保つ狙いだ。
 23日に開かれた、中教審の学士課程教育の在り方に関する小委員会に報告した。すでに小委は学士課程での学力担保のため、卒業要件の厳格化などを求める案を作成しており、大学の入り口、出口ともに見直しを求めることになりそうだ。


まぁ、こんなのは当たり前すぎるほどの提言で、
机の前でちょっと考えれば誰だってできる程度のものだ。
大学の先生たちだって、頭のいい学生ばっかり来て欲しいのはやまやまだ。
精鋭ばかりを集めて教育できるなら、どんなに幸せなことか。。。

本来、推薦入試とかAO入試とかいうものの理念は、
学力試験では評価できない学力や特性を持った人材を求めるものだ。
柔軟な思考や閃きはあるけれど、また1分野に卓越した能力はあるけれど、
幅広い分野で詰め込み記憶するのが苦手な学生もいる。
そういう人材を発掘したいという思いから始まったものだ。
そこに、いわゆる学力試験を利用しなさいと言うのは、
本来の理念にそぐわない、めちゃめちゃな論理である。

しかし、理念と現実にギャップがあるのも事実だ。
少子化傾向に入った十何年か前からはとりわけ、多くの底辺ランク大学では
推薦入試やAO入試が授業料収入確保のための綱渡り的方策となった。
AO入試は、少子化時代の、大学生き残り策として始められた感が強い。
このAO入試は、本当は特筆すべき長所を携えてないといけないはずだった。
ところが、最底辺ランキングの大学あたりになると、
わざわざ受験に来てくれた高校生はすべて歓迎し、受け入れてくれる。
我々から見ると、授業中は寝てばっかりで、毎学期赤点を何科目も連ね、
何とか追試追試で凌いで、結局のところ、基本的なことも知らない生徒が、
AO入試に出かけて行って一発で合格してくる。
大学の先生が彼らを相手にいったい何を教えようとしてるのか不思議だが、
それほど、大学の経営は切迫していて、必死なのだ。

中教審の面々はそういう現状がわかってるのだろうか?

我々がこの十何年間もうひとつ驚いてきたことは、
次々に新しい大学ができ、新しい学部・学科が生まれてきたことだ。
子どもは減る一方なのに、増設の認可はどんどん下って、
実際、アホとしか思えない生徒がどんどん大学に進学して行った。
高校教員になったころ、高校が高校とは言えない時代になったと思ったが、
大学も大学と思えない時代になりつつあると思ったものだった。

中教審の面々はそうした事情を理解しているのだろうか?
そうしてまた、彼らは学力とか、学力低下について、
その本質はどういうものと考えているのだろうか?
短絡的な提言に終始して悦に入っている彼らに是非尋ねてみたいものだ。



2008年01月23日(水) 小松亮太「コラボレーション」

亮太くんのデビュー10周年記念アルバムが届いた。
数名の演奏者とコラボっているが、基本的に皆自作の曲だそうだ。
自作だろうが既成の曲だろうが、彼の演奏には緊張感が漲っている。
これもまた、(短調の曲が多いけれど)楽しい音楽アルバムだ。



2008年01月22日(火) 消費税還付金の問題

国会で暫定税率継続か廃止か、という論議が始まっているようだが、
少なくとも、この暴騰の間はちょっと外してもらってもいいんじゃないか、
というのが庶民の感覚である。
また2、3カ月前の水準に落ち着いたら、元に戻して、
それから「暫定」なんだから改めて議論してもらえばよい。
もちろん、いろんなところで税金を取られて、
政府自らも、官公庁も、無駄遣いばっかししてきたことを知らされてるので
野放図な課税には大反対である。
今までの無駄遣いへの反省なく、今までどおり無駄遣いするのなら、
今までどおりの課税などもってのほかである。
無駄遣いをしっかり粛正して、教育や福祉など、使うべき所にしっかりと
配分して、庶民に納得のできる使い道を示した上で、
どういうところにどれだけ課税するかを決めてほしいものだ。

ガソリンの暫定税を廃止したら財源はどうするんだ? とうるさい。
道路くらいだったら、しばらく我慢すればいいんだけどね。。。
自民党が土建屋にゴマをするために必要な財源なのだったら、
もちろんそんな財源は知ったことじゃない。
国民から集める財源じゃなくて、自民党が拠出すべき財源だ。
(しかし、実際、長年の地方での自民党信奉というのは、つまるところ、
 税金を利用しての地方へのごますりによるものだったのでは、、?)
自民党は地方が困るぞ、と繰り返している。
どんな風に困るのか、どうも我々にはわかりにくい。

とにかく「正当な」財源に困るのだったら「暫定」に頼るのがおかしいし、
それよりまず、あの莫大な「消費税還付」なるものを廃止したら?
と、最近常々思っていたのである。
しかし、いまいち理由付けがよくわからない「消費税還付」である。
どう考えてもおかしいのに、なぜまかり通っているのか、不思議である。
さっき改めて検索してみて、「輸出企業に消費税が還付される仕組み」
というPDF ファイルを見つけて読んでみた。

そこにはまず、普通の消費税の仕組みが書かれていた。

4 消費者  100000円で買う。 税5000円は小売業者に。
3 小売業者 100000円で売る。 税5000円を預かる。
        70000円で仕入れ。税3500円は卸売業者に。
                  差額1500円を納税。 
2 卸売業者  70000円で売る。 税3500円を預かる。 
        50000円で仕入れ。税2500円は製造業者に。
                  差額1000円を納税。
1 製造業者  50000円で売る。 税2500円を預かる。
                    2500円を納税。

あ、な〜るほど、こんな風に分けられて我々の消費税が納税されるわけね。

しかし、輸出品の消費税は、実に微妙な話になる。

3 輸出業者 100000円で売る。  税   0円。
        50000円で仕入れ。 税2500円は製造業者に。
2 下請業者  50000円で売る。  税2500円を預かる。
     材料を20000円で仕入れ。 税1000円を材料業者に。
                   差額1500円を納税。
1 材料業者  20000円で売る。  税1000円を預かる。
                     1000円を納税。
4             輸出業者に  2500円を還付。

これは誰も損をしていない。
輸出業者の仕入れ値の消費税2500円が堂々巡りするだけだ。

しかし、こうして分析してみてよくわかった。
我々は日本国内で何らかのものを買う限り、消費税から免れない。
輸出業者だって、国内で仕入れる限り消費税から免れない。
それを国内で売ろうが、国外で売ろうが、それは彼らの勝手である。
国内で売れば消費者が消費税を負担してくれるけれど、
国外で売ればそんな保証はない、、、と言うだけのことなのだ。
それは業者の選択であって、国が責任を負うべきものなのだろうか?

輸出業者が材料なり、部品なり、製品なりを買ったのは国内である。
国内での消費については、国内のルールを守らねばならない。
それを売る先を国外にするか国内にするかは、業者の勝手な選択である。
国内にすれば、消費者がちゃんと販売価格に見合う税を預からせてくれる。
しかし、輸出して儲けたい。
そうだったら、それはもう企業の選択の問題であって、
国家がわざわざ親切丁寧に保護してやる必要などまるでない。

とにかく自民党の政策というのは、庶民に冷たく、大企業に甘い。




2008年01月21日(月) 忙しいぞ!

土曜日に出校して漢字テストを4回分作っておいてよかった。
このひとつだけでもやってなかったら、パニックになっていた。

授業の関係の仕事が先か、アンサンブルコンテストの仕事が先か、
空き時間は常に迷いながら、とにかく思いつくところから仕事した。
図書館の仕事ももちろんしなきゃいかんし。。。

帰宅した夕食後は、もう他のすべてを諦めて審査用紙の印刷。
その裏で流れていた音楽は、小松亮太のタンゴと久石譲の「W.D.O.BEST」。

薄氷踏むような日々なんだが、音楽が入るとそんな悲惨から救われる。

白鵬9連勝。
毎晩、深夜に無理して見ているが、なかなか安定した相撲だ。
ここまで貫禄がつくとはねぇ。。。
それも多忙の中の救いだ。



2008年01月20日(日) 何が何だかわからぬ国会

今朝の朝日川柳に、

  一票の軽さ党首が証明し

そうだよ、いくら耄碌じーさんでも、こんなお手本見せちゃいけないよ。
ま、国会運営なんて、議論というものの悪いお手本ばかりだけどね。

通常国会が一昨日始まったのだけれど、
やっぱり先月か今月に解散総選挙に持ち込むべきじゃなかったのかな?
このままだと、何でもかんでも、通したい議案は衆院再可決になりそう。
そのために、衆院での議論はさっさと切り上げてとりあえず可決して、
参院で否決されたら衆院で可決できるだけの日数を確保するだけだ。
これは、手続きが面倒になっただけで、単独採決・強行採決の乱用時代と
まったく変わりない、、、いや、むしろ審議はますます薄くなるだろう。
ただでさえ無内容に近かった審議が、ますます形骸化するように思う。

まずはとにかく、衆議院の与党3分の2以上の議席を減らさなきゃ、
ろくな審議ができない。
給油新法でも、再可決ばかり前提にあるから、
肝腎な議論を何もやってくれないうちに「予定どおり」通ってしまった。
これからもしばらくは、こんなことが繰り返されるのだろう。
こういう状況を野放しにする民主党は、裏で自民と談合してるんじゃないか
という疑惑まで抱いてしまう。
衆院選で勝てる自信がないままここまで引っぱってしまったのかもしれない
が、このまま行くと、ますます民主党の勢いはなくなってしまうだろう。

福田翁の施政方針演説、、、何が本音でどれが儀礼かわからん。

「国民本位の行財政」「国民目線の総点検」「常に国民の立場に立つ」
「生活者や消費者が主役となる社会」など、民主主義本来の、
今まで自民党政治が忘れ去っていた、意識の片隅にもなかった理念が
羅列されるように述べられているが、、、これを信用するには、
今までがあまりにもひどすぎた。

「これまで生産者・供給者の立場から作られた法律・制度、さらには
 行政や政治を、国民本位のものに改めなければなりません」
という、実にありがたい言葉まで、早々と述べられている。

でも、暫定税率なんてそのままじゃん。
財源?
財源なかったら、自分たちの、または自分たちの組織の資産も投入したら?
自分たちの組織から要職に就いた人たちが、
今まで政府で無駄遣いしまくってきたんだよ。
またその人たちの職務怠慢で、社会保障がめちゃめちゃなんだよ。
自分たちの責任、っていう意識ないのかなぁ、、、国民目線って、何??

暫定税、っていったい何だったんだろう?
何のために、暫定的に期限付きの税を採用したんだろう。
いつまでも、見直しもなく、あてにし続ける「暫定」って、何?
一時的にどうしても必要だから、期限付きで付加したけど、
期限切れ後まであてにするなんて、無能な人のやることじゃないの?

国際テロにますます火をつけるブッシュの戦争のために、
国民から搾り取った税金で、無料給油奉仕をせっせと続けるのに、
国民にはますます高い油を買わせて、ガソリン税納税に課税し続け。。。
我々、乗用車組のガソリンは、大した量じゃないからまだ我慢できる。
それで営業している中小企業や個人経営には堪らんじゃないか。
国民目線、国民本位って、いったい何???

先月3日に問題にした、大企業の輸出品への消費税還付の廃止、
それだけでも盛り込んでくれたらちっとは福田翁の演説に期待しただろうが。

何か、国民生活に取り入るような法案をちょっとだけ作って、
これだけやってやるから、消費税ドバッと払え、値上げするぞ、
という結果に陥るのが、「国民本位」の意味のような予感がする。。。
国民の気持ちだとか、本当に社会の末端で困っている人のことなど、
絶対眼中にないし、知ろうともしないんだから。。。
ただ、自分たちの地位安定だけ、、、あとは、いかに騙して一票もらうか。

環境問題に力を入れると、かなり力説したようだが、
年末のCOP で、アメリカへの追従か、産業界からの圧力か、
数値目標設定に駄々こねした後だけに、これも何か信用ならん。

野党議員もたいへんだな。
こんな歯の浮くような演説に長々とつき合わされて。。。
思いっきり質問攻めにしたり、反論できるわけでもないし。。。



2008年01月19日(土) きょうの実験

昨日の続きだが、自分宛にメールを送って試してみた。

何と、いつもの宛先欄は空欄のままで、Bcc: 欄にだけアドレス入れて、
それでちゃんと送信されるのだ。
受信すると「To:Recipient List Suppressed」と記されている。
「隠されたリストの受取人宛」というわけだ。

マニュアルを何度読んでも、To: の欄にまず誰かのを入れるのが基本!
としか読めないのだが、実際にはそんなことはないようだ。
とにかく、PC部門の取り扱い説明書というのはわかりにくいものだ。

そんなわけで、とにかく送信先すべてBcc に入れればいいことがわかった。
添付ファイルもちゃんと運んでくれることもわかった。

もうひとつの問題は、ちゃんとメールチェックして見てもらえるか。。。
どう見ても個人のアドレスらしいのは、却って安心である。
しかし中には、学校の代表アドレスらしいのもある。
これがもっとも不安だ。
次に不安なのが、職員室で個人が使うアドレスらしいやつだ。
毎日チェックするのかなぁ、、、私はまだ使ったことがない。

それで、「受信確認」ボタンというのを見つけたので試してみた。
送信するときにこれをチェックしておくと、
相手が受信メールにボタンがついて、相手がそのボタンを押すと、
送信先に「あなたのいついつの何々というメールが誰々によって開かれた」
という意味のメールが届く仕組みだ。

こりゃあ便利だ、と思ったのだが、自分宛に送ってみて確かめたら、
同じユードラでは確かにボタンがついているのだけれど、
アウトルックでメールを開いたら、どこにもそんなボタンはなかった。
ほとんどの人はWin.ユーザーだし、ユードラ使いもそういないだろうから、
これを利用するのは諦めて、「受信確認返信」をお願いすることにした。

ついでながら、これについても取説のわかりにくさをひとつ。
こう書いてあるのだ。
「このオプションを選択した場合、送信したメッセージを受取人が開いた
 ときに、送信元への告知に関するメッセージが表示されます」
そりゃ、確かに「告知」なんだろうけど、この語がかなり混乱させる。
何ですなおに「送信元への受信確認についての」と書かないのか?


・・・で、まぁ、とにかく思い切って決行。
送信先は28人である。
全部送り終わるのに何秒かかるかな〜、、、と思ったら、
1通分と同じ時間で終わってしまった。
え??? と意外だったけど、考えてみたら、、、そうだわな。

そうかー、、、スパムメールってのも、こんな感じに、
この何百倍か何千倍の宛先をメーリングリストにしておいて、
あっという間に送りつけているわけだな。。。

さっそくサーバーから送り返されてきたのは、hotmail アドレスのもの。
この人には郵送するしかない。

今のところ、3人から受信確認メールが届いている。
大方は無事届いているらしいという推測はできる。
しかし、ちゃんとメールチェックするアドレスかはわからない。
来週半ばに問い合わせ攻めに遭う恐れもある。
だから、きょうの実験の成果についてはまだ数日間の検証が必要である。



2008年01月18日(金) メールの一括送信は?

アンサンブルコンテストの進行表とプログラム原稿がほぼ完成した。
これを参加校に郵送する予定だったのだが、
どの学校もweb 登録してくれて、登録者のメールアドレスが記されてるので
せっかくだからメールで送りたいものだと思う。
その方が早く届くし、費用も2500円ほど節約になるし、
紙を折り曲げたり封筒を糊づけしたり切手を貼ったりの手間もない。

今まで、3〜4人までなら、宛先にアドレスを記入して
一括送信したことはある。
しかし、その場合は、全員にアドレスが見えてしまう。
Cc に記入しても同じことだ。
私が今までにやったのは、互いにメール交信する間柄で、
全員がアドレスを知っている状態だったからぜんぜん問題なかったが、
今回は、そうではない。
登録上の必要事項でアドレスを明記したけれど、
それを、未知の人たちに知られることには不快感を覚えるかもしれない。

Bcc の方にアドレスを記入すれば、公開されないということを知った。
何と、電子メールなるものを始めて11年になるのだが、初めて知ったf^_^;
必要に駆られないと知らずに済んでしまうし、覚えられないものなのだ。
いいことを知ったのだけれど、不安な点もある。
それぞれの人にどう表示されて届くのかわからないし、
添付ファイルもちゃんとそれぞれに届くのか確証がないし、
メイン宛先のTo の欄にどれを記入するのが得策か、曖昧なところだ。

とりあえず、それぞれのアドレスをひとつのアドレス帳フォルダに登録。
ニックネームを学校名にして登録するうちに、
ひょっとしたら、これだったら全部To に入れてもいいかも、、、と。。。
メールが届いた先では、ニックネームは表示されるけれど、
アドレスまでは表示されないのではないか、、? いや、
ニックネームの後に、ご丁寧にアドレスも明示してとどくかも、、?

どちらも不安が解消できず、とりあえず明日まで保留である。



2008年01月17日(木) いらいら!!

昨日から体調があまりよろしくない。
昨日は胃腸が動いてないって感じで、痛みを時折感じたし、寒気もして、
胃腸風邪かもと思ったり、ドバッと熱が出る予兆かもと思ったり。。。
授業中板書していると、すぐ疲れて中断してしまうので、
五十肩の前兆かもと思ったり。。。
咳もいったん出始めるとしつこく、苦しい。
まぶたの辺りがやたらと痛いので、やはり熱でもあるのか、どうか。。。
昨夜はもう仕事する気になれなかったので「ハゲタカ」に専念した。
きょうは昨日よりはかなりましだったけど、全身が重い。
咳とまぶたの辺りの痛みと肩の疲弊と腰痛は相変わらずだが。。。

それよりも、もう、寒いのがたまらん。
外での肉体労働とか外回りの仕事じゃなければ、
こんな寒い職場が他にどこにあるだろう。
授業に行くたびに寒風にさらされて震えなきゃならないのだ。

仕事も忙しい。
忙しくさせているのは、ほとんど余計なくだらん仕事だ。
アンコン県大会の準備をしてるのに、その余計な仕事に始終中断させられる。

きょうやっと進行表を作って幹部4人にファックスしたのに、返事なし。
これで進めていいのかいけないのか、まったくわからない。
プログラムを明日には印刷屋に回したいのに1チームの曲目がわからない。
今週の月曜に地区大会を行った支部なのだが、
web にプログラムも報告していないし、結果も報告していない。
私のところに、大会結果と県大会の代表校の参加申込書を送ることになって
いるのに、参加申込書を送って来ない。
この最後に地区大会を行った支部の学校から、今週何度も連絡があった。
参加申込のパスワードがわからんとか、やってみても登録できないとか。。
(そんなことは支部の事務局が教えることになっている)
年末から非常に順調に進んでいた仕事が、最後になって座礁だらけ。。。
この1チームだけ曲目がわからない学校は、全国的に吹奏楽の名門校だが、
2チーム分だけちゃんと参加申込登録をしているのに、
なぜか1チーム分を登録していない。
メールで問い合わせているのに、ちっとも返事が来ない。
無責任な支部ほど、無頓着に地区大会の日時を決めているようだ。
この2週間は時間との勝負なのに。。。




2008年01月16日(水) 「ハゲタカ」(4)

今夜、全6話を見終わった。
最後はNHKらしい人情ものになってしまったが、希望が感じられてよい。

株主総会でのプロキシーファイトに敗れた鷲津は、
すぐさまTOBを発動する。
期間限定で高額を提示して、現株主たちから株を買い集める手法らしい。
しかし、旅館西乃屋の息子西野治が対抗馬として現れる。
鷲津より高額を示してTOBを始めたのだ。
彼は大空電機のホワイトナイトだと称して、新社長の信頼を得る。
芝野は警戒するが、新社長は芝野の忠言に耳を貸さない。
鷲津は何とかして大空電機を取りたかった。
本社の命令のためではない。
かつて銀行員時代に倒産させて社長を死なせた三島製作所を守るため、
本社の命令を裏切り、中国の信頼できる企業に任せる目論見だった。

しかし、鷲津の目論見は本社にばれて、鷲津は解雇される。
大空電機の権利は、西野の会社に渡った。
ところが、西野はかつてのインサイダー取り引きが追求されて失脚。
西野は鷲津の前で、銃で自殺しようとするが、
それを止めた鷲津の脚に銃弾が当たり、鷲津はしばらく意識不明。。。
結局、鷲津のいなくなったホライズンが大空電機を手に入れる。
芝野は、ホライズンのリストラ対策に奔走しなければならなくなる。

小出しにしていたホライズンの活動も、ついに本命に入り、
創業部門のレンズ部門をアメリカの軍需産業に売却しようとする。
欲しいのはその技術であり、精鋭50人をアメリカに送り、
他の200人ほどは切り捨てである。
もちろん、その下請け会社もすべて切り捨てられることになる。

軍需産業などとんでもないと、芝野が動き始める。
リハビリ中の鷲津を説得して、2人で協力関係を結ぶ。
鷲津がここで目論んだのが、エップロイー・バイアウト。
従業員が株主から事業権を買い取り独立する方法らしい。
もちろん、その資金を鷲津ファンドが支援する形になるわけだ。
レンズ部門の重鎮が納得した。
レンズ部門は救われ、その下請け会社も救われた。
芝野はその独立した会社の社長となる。

これは現代の日本においていい方法だなぁと何となく感じてしまったのが、
私には今のところ経済問題にはまったく無知なので、判断は保留。。。



2008年01月15日(火) 「ハゲタカ」(3)

ビシバシ見たいのだけれど、仕事もある。
アンサンブルコンテストの仕事が俄に忙しくなった。
昨日やっと地区大会を終えた2支部の報告が杜撰で困った。
メール機能を活用した仕事でもあるし、メールでの問い合わせがあるので
家に帰ってからの仕事が多い。

今夜は第4話しか見れなかった。

鷲津はNYのホライズン本社から、大空電機の買収を命じられる。
創業部門のレンズ部門を軍需産業に売るためである。
鷲津は、株を買いまくって筆頭株主となり、経営に口を出す。
一方、フリーの企業再生家となった芝野は社長から再建策を依頼された。
芝野も1000人程度のリストラはやむをえないと考えているが、
鷲津は、レンズ部門の売却とともに、1万人のリストラを主張する。

創業者であり今は会長の大木は、末期癌の闘病生活だが、
芝野の1000人リストラさえ批判し、承諾しない。
鷲津の策など大木には問題外なのだが、結局は株主総会での闘いとなる。

株主総会に大木会長は出席できなかった。
容態悪化で自宅療養している最中に永眠した。
しかし、芝野が大木から託された手紙を株主総会で読み上げる。
強調されているのは、人と人との輪、人と人との信頼である。

このDVDの付録に、「大木流経営論」という冊子がついている。
中を見るとそういう本ではなくて、大木さんではない人の論文や、用語集や
各回のかんたんなあらすじばかりなのだが、帯にはこんなことが書いてある。
「創業以来私は、終身雇用を貫いている。リストラするくらいなら、
 お互い給料を削ってでも苦しい時期を凌げばいい。
 製品が余るのなら生産量を半分にして、その分人員を営業に回せばいい。
 会社はそうやって乗り切ってきた。
 社員の誰一人首切りはしない(本文より)」
本の中にはこんな文章は書かれていない。
これが私にはずっと謎だったのだが、今夜ようやく少しわかってきた。

芝野の朗読は多くの株主の心を打った。
しかも芝野の傍には、大木が病と闘いながら作った、
芝野の再建計画の改正案がある。
そしてまた、手紙の中の「社員皆が創業者の思いで」という言葉も、
社員皆の心に響いた。
芝野の「3年待ってください」という言葉は株主たちの心を打った。

この株主総会では、鷲津の敗北。。。
しかし、このままでは終わらない気配だ。
鷲津はもう次の攻略に取りかかっている。。。 



2008年01月14日(月) 「ハゲタカ」(2)

第2・3話の買収の餌食は、老舗玩具メーカーのサンデートイズ。
鷲津は不良債権を買い集め、メインバンクの三葉銀行以上の債権を手に、
経営陣の退陣を求める。
さらに鷲津が用意したのは社長の息子へのゴールデン・パラシュート。
うまく退陣をまとめてくれたら、これだけの札束をあげる、ということだ。
会社の再建に奔走する芝野は、その手に乗らせず、
社長の息子を中心に取締役会で社長解任決議に持ち込む。
とにかく、銀行からの天下り先のひとつだから守れ、と至上命令なのだ。
何とかいったんは鷲津の裏をかいたものの、
今度はスポンサー権をめぐって鷲津と三葉銀行の入札となる。
どちらも採算のとれそうな上限を190億と設定する。
120億からの長い長い入札合戦。
しかし、ようやく上限まで来たとき、テレビから流れて来たのは、
社長の息子たちと三葉銀行との間の不正な金のスクープ報道。。。
もう自分のやってることへの反感に耐えられなくなった芝野が、
東洋テレビの経済記者である由香に真実を告げたのだ。。。
入札はそこで終わり、鷲津の会社がスポンサーとなり、サンデー社は蘇る。
芝野は銀行に辞表を出す。。。

鷲津のやり方は確かに非人間的で、「ハゲタカバッシング」にも遭う。
しかし、前回の老舗旅館西乃屋にしても、今回のサンデートイズにしても、
社長の経営が確かにひどい。
西乃屋の社長は、ゴルフ場経営にまで手を出して大赤字、、、それでも、
銀行がいつでも助けてくれるような甘えた姿勢。
ゴルフ場を手放す提案をしても、面子のために耳を貸さない。
サンデー社の女社長は、社員を休日に自宅に集めて邸の掃除をさせたり、
私的な買い物も全部会社の経費で落としたり、会社の私物化が甚だしい。
それを当然と信じて疑わない。
我々から見ても、荒療治をしなければどうしようもないと思わせる。

退社した芝野に鷲津は「同じ考えなんだから一緒にやりましょう」と誘う。
確かに芝野は日本経済の膿を出さねば、と考えているし、
会社の癌を出さねば会社の再生は無理、と考えている。
しかし、芝野のやり方は鷲津のやり方と根本的に違う。
芝野は「俺とお前とは違う」と、鷲津の申し出を断る。
これからこの2人の対決がどう展開されて行くのかが楽しみである。
銀行のしがらみから解放された芝野が、どんな働きをしていくのか。。。


今夜は、新年の町内の飲み会だった。
かなり精神的負担のある飲み会なので、朝から落ち着かなかった。

時間ぎりぎりに入ってきたのは、町内にある某銀行の社宅の3人である。
主に企業相手の銀行だそうだが、転勤が頻繁で3年ほどで入れ替わる。
全国を転々としているそうだ。
飲み会は私も含め、ほとんど50歳以上の爺婆の集まりだが、彼らは若い。
大学生と言っても通用しそうな若さである。
彼らも、あのドラマのような厳しい世界で働いているのだろうか?
雑談も少しはしたけれど、そういう話題を出せるような場ではなかったが。


宴会から帰宅して、すでに始まっていて最初の方は見れなかったが、
新番組の「薔薇のない花屋」を見た。
出産と同時に妻を失った男(花屋)と盲目の女性との恋愛ものかと思ったら
そんな単純な話にはならないらしく、謎がいっぱい。
盲目の女は、院長から花屋の男に近づいて破滅させろと命じられてる看護士?

もう第1話からして、重みのある言葉がしばしば。。。
状況がよくわからないながらも、うるうるしてしまうこともある。
これも見続けてみるかなぁ、、、
週3本の定時ドラマはつらいんだけどなぁ。。。



2008年01月13日(日) ドラマ「ハゲタカ」

私のもっとも苦手な経済界を描いたドラマなのだが、
こういう時代でもあるし、少しでも理解のきっかけになるのならと見始めた。
去年のNHK土曜ドラマ(6話)だそうで、視聴率は7%程度だったが、
視聴者の反響は高視聴率番組を凌いでいたそうだ。

確かに、色気も何もないし、美人は出てこないしなぁ。。。
しかし、もう最初から引き込まれてしまった。

主人公鷲津政彦は、数年前は三葉銀行の若手社員だった。
融資先の小さな下請け会社を倒産に追いつめざるを得なくなって、
社長の自殺に大泣きした。
たった200万が工面できない社長を、死なせた。。。
上司の芝野健夫は、お前のせいじゃない、資本の論理だ、と慰めた。
鷲津は、その言葉の意味を極めるため、退社しアメリカに渡って、
ファンド・マネージャーとして敏腕を振るった。
もともとは心の熱い男が、冷徹な企業買収戦士に生まれ変わったのだ。
そして、本社から、日本を買い叩けという指令を受けて帰国した。
鷲津の仕事は冷徹だけれど、単純に冷徹なのではない。
それがまずおもしろい。

第1話のテーマは「バルクセール」。
銀行の不良債権をまとめ買いする。
しかし、査定の結果、回収不能や再建の価値なしの債権は1円買い取り。
三葉銀行は1000億円余の不良債権を400億円以上で売ろうとしたが、
鷲津の買値は90億円。
その中の、安く債権を買い取った価値ある老舗旅館を高値で売却。
事実上乗っ取られて社長職を追われた西野は、自殺。。。


きょうはここまで。眠い!




2008年01月12日(土) テロ特措法再可決

自民党が国会延長に延長を重ねた予定どおり、テロ特措法を再可決し、
2月からまた給油活動が再開されることになった。
自民党の予定どおりにさせないのが民主党の使命だったはずなのに、
もう最近の民主党は参院選直後に息巻いていたのが遠い昔のように、
まったく不甲斐ないありさまである。
耄碌じーさんにしか党首をお願いできないそうだから、どうしようもない。
その耄碌じーさんは、再議決の際、反対の意思表示をするのではなくて、
議場にいなかったそうで、何か怪しげな行動である。

さて、衆院での再可決というのは、本当はないはずの特別措置で、
たまたま、与党が衆院で2/3以上の議席を持っていたから、
自民党はこれをあてにして堂々と利用したわけだが、
機械的にこんなのを利用しまくるんだったら、
晋三ぼっちゃんが乱用した単独採決・強行採決と何ら変わらない暴挙である。

少なくとも、民意を無視して行うべきものではないだろう。
最近の世論調査では、給油活動についても再可決についても、
反対が賛成を上回っていた。
福田翁は、「国民に全力を尽くして理解していただく」のだと言っていたが
反対者が増える一方だったわけだ。
しかも昨日の再可決には、議論はほんの少し。

給油疑惑も守屋がらみの防衛省のさまざまな問題も不明瞭なまま。。。
給油活動に使う油を、どんなところからどんな値段で買っているのかも、
納税者としては知っておきたいところだし、
それよりも、そもそも、支援している「テロとの闘い」なるものは、
今までどんなことをしてどんな功績を挙げたのか、わからないじゃないか。
本当にテロリストを抑えることに「支援」しているのかどうか。
憎しみの輪を広げる「支援」をしているだけではないのか。
中東の泥沼化の「支援」をしているだけではないのか。
一般民間人を巻き添えにする空爆の「支援」をしてはいないかどうか。
我々の認識では、ブッシュ式のテロ対策はテロ組織を強化するばかりだから
とにかくブッシュ式テロ対策を支援してはいけない、となるのだが、
そんなことは絶対にないよ、としっかり具体的に説明して頂かなくては。。

しかし、彼らにもう何の説明義務も機会もないわけだ。
可決してしまえばもう安心だ。
誰が何と言おうと、「法に従っているまでだ」。
民衆の反対を無視して勝手に決めたくせにねぇ。。。

それにしても、執念の「給油支援」法可決だった。
我々の給油も支援してくれんかなぁ。。。
暫定税率を、しばらくの間なしにしてくれるだけでいいんだがなぁ。。。
簡単なことじゃん。
ブッシュの途方もないお願いは執念で聞いてあげるけど、
国民のささやかなお願いは聞いてもらえませんかねぇ。。。
あ、それから、ついでながら、あの税に税を課しているやつ、
あれもやめてもらえない? 納税に消費税なんてどう考えても変だよ。

とにかく、政治家はもっと国民に目を向けろ!



2008年01月11日(金) 新ドラマシーズン

10時からの「エジソンの母」はおもしろかった。

伊藤美咲が小学校の先生規子役で、「おもしろくない女」ということだ。
そう評価されて、婚約者美浦が婚約解消宣言をした。
彼女のクラスに、賢人くんが転校してくる(賢人はたけとだったような)。

賢人くんのクラスでの最初の発言は「どうしてこの猫だけヒゲがないの?」
猫の絵がたくさん描かれたページの中に「何匹いるでしょう?」と、
他の児童たちが懸命に数え始めた最中の発言である。
他の児童たちも「ホントだホントだ」と大騒ぎ。

次の発言は、「どうして1+1は2なの?」
教師がみかんを使って明らかな説明をしても、
「お婆ちゃんはみかんを半分に割ってから食べるよ」と言って、
「ほら、3になった!」
さらにはみかんの皮を剥き、「中には8つ入ってるから、、、」
足すと10よりもうんと大きくなるのだと言う。
さらには、みかんの中の粒々まで取り出して。。。
教師が赤のチョークと青のチョークを足して説明したら、
「どうして赤のチョークと青のチョークを足すの??」
怒った教師が青のチョークを黒板に叩きつけたら、2本に割れた。
「あ! 3になった!!」

次の発言は「まっすぐな虹を見たことがあるよ」
それからさらに、他の児童に「賢人くんは嘘つきだ」と言われて、
「○○くんは正しい」と繰り返した。
そのうちに他の児童たちが、何か変、、ぐるぐる回りだした、と面白がる。

規子の解消されそうな婚約者美浦は大学の准教授らしい。
規子が、美浦に会いに行って、独り言のように上のことを口走っていると
美浦が興味を抱いた。「その子は天才かもしれない」
「嘘つきだ」「正しい」のぐるぐるはソクラテスとプラトンのバラドックス、
まっすぐな虹は、少ないけれど観測されている。
「1+1」も、観点を変えれば10でもあり、1でも0でも11でもある。
(私には2進法の10しかわからなかったが)
「1+1」にも多様な可能性があるということだ。

要するに賢人くんは、好奇心旺盛で、観察眼もある勉強家なのだが、
小学校では問題児扱いされてしまう。
学年主任などは、「あなたの脳は腐っている」とまで言う。
教師たちもPたちも、賢人くんを学習障害児とみなして迷惑扱いする。。。

このドラマは、真の教育とは何かを伝えてくれるのだろうか?
折しも、東京の方で、塾と協力して夜に補習をしようとする中学校がある。
これはドラマとは関係ない、2、3日前の現実のニュースである。
これが実現されたら、全国的に躍起になって広がって行くだろう。
そして、詰め込みこそが教育だという風潮がますます広がって行くのだ。
このドラマは、そういう現実への警鐘となるのだろうか?

しかし、私は、このドラマはきっと、
きわめて常識的で「おもしろくない女」が、賢人くんとの交流の中で、
「おもしろい女」に変貌して行くドラマになるのではないかと楽しみに思う。
もちろん、教育とは何だ? という議論のきっかけになればもっと良い。


昨日から始まった「交渉人」もおもしろかった。
なかなかスリリングである(「24」ほどじゃないけどね)。
とりわけ、上司の軽能ぶりがおもしろい。

月曜からの「薔薇のない花屋」を見ようと思ってたんだけどなぁ。。。
週に3つも連ドラは、ちょっときついんで、、、困った。。。



2008年01月10日(木) 勘違い?

昨日もきょうも、日中は暖かい。
昨日は青虫が一匹路上に潰されていたし、きょうは椿に蜂がキスしていた。
いかにも初々しい色合いの蜂だった。
どちらも、春になったと勘違いして出てきたのかなぁ。。。

ヘリコプターの音が聞こえた。
しかし、姿は見えない。
でも、確かにヘリコプターの音が続いている。
「24」の緊迫感が甦ってきた。
何か起こるのだろうか? 核テロ??
何か不安が募って、遙か彼方の空を見つめた。
やっと遙か彼方に小さく姿を見せたヘリコプターは、もたもた飛んでいた。
長くは見ていられなかったけれど、何事もなかったことは確かだ。

昨日ニュース番組で抜粋を見た党首討論の不甲斐ないことと言ったら。。。
小沢のじーさん、やっぱり耄碌してるよ。
こんな時に、そう、あーとか、うーとか、えーとか、おーとか、
頻繁に連発してたら、迫力も何にもない。
暖簾か柳の福田翁を吹きとばすくらいの迫力がなきゃ政権強奪なんて無理。
弱腰耄碌じーさんに成り下がって、政権を取る気なし、、、やっぱり
最悪の連立でそれなりの存在感を示すことしか考えてないのかもしれない。
朝日の社説の「座布団投げたい」に笑ってしまった。
ほんの一時でも、政治のあり方を変えてくれるかも、、、と期待したのは、
やはり勘違いだったようだ。
夕刊の素粒子にも笑ったのが、どう書いてあったか忘れてしまった。



2008年01月09日(水) 終わった。。。

何の罪もない子どもひとり犠牲にすることを承知の上で、
空爆で一挙に片づけようとする官邸的発想。
空爆は容認しながらも最後の一瞬まで諦めず子どもを救おうとするジャック。
解雇されたプキャナンが、全面的にジャックに協力するのも感動的。
臨時支部長ナディアも、官邸の命令を外れてジャックに協力する。。。
空爆前にジャックが突入したおかげで、にっくきチェンも拘束。

もとはといえば、ジャックの作戦を官邸(副大統領主導)が妨げたから
国家の危機を招いたのだ。
もっとも、ジャックの作戦が成功したら、ジャックは爆死、
このドラマの主人公がいなくなって、このシリーズは終わっただろうが。。
その後の副大統領の作戦は、どれも裏目に出る。
最後の空爆だけが成功例だが、罪もない市民の命をないがしろにしている。
現場知らずの命令こそが絶対、とはいったいどういう論理であろうか?

相変わらずジャックにとって淋しいラストとなった。
自ら爆死する覚悟でオードリーを救い出したのに、
オードリーの父ヘラーから、呪われた疫病神扱いされ、
オードリーに近づくことを厳禁される。
「24」のラストは、シーズン2だったかを除いて、
常に、孤独か悲劇のジャック・バウアーである。
国家の危機をあれほど献身的に防ぎながら、讃えられることはない。
それどころか、前シーズンのラストで中国側に拉致された後見捨てられた。
オードリーが中国で拉致されたのは、
国家が見捨てたジャックを救いたい一心だったのである。


新学期始まって3日目。
仕事は、試験の採点もあって忙しい。
とにかく、黙々と長い時間かけてでも、仕事を片づけることに専念。
しかし、帰ってからはもう、いくつかの雑用の他は「24」に専念した。
「FF4」も中断して、とにかく「24」に専念した。



2008年01月08日(火) 「24」シーズン6(4)

うーーー、、、核攻撃テロを阻止してからの方が緊迫してるじゃないか。。

午前2時になった。あと4時間だ。
あちこちでさまざまな駆け引き。。。

再び大統領代行になった副大統領は、好戦的どころか、いきなり窮地。
米露の戦争を回避しなくちゃならぬ。

オードリーは中国にジャックを探しに行って、捕らえられていたのだった。
監禁中の薬物の多用と恐怖で、精神を病んでしまっている。
何とか蘇生してほしいものだ。
オードリーを見るのがつらい。。。


・・・たまらず続きを見た。

午前3時半になった。
またジャックの父親の登場だ。
しかし、ロシア製核兵器の基盤の修理と引き替えのジョシュは、
ジャックたちが奪還した。
ジャックとオードリーを拉致して拷問を繰り返し、
今度はアメリカが確保したロシア製核兵器の基盤を入手を目論むチェンは、これでしばらくは目的を遂行できないことになる。


実際の今の時間は午前2時半だ。
いくら何でももう寝ないと。。。



2008年01月07日(月) 「24」シーズン6(3)

午後11時になった。

まー、それにしても、ブッシュがモデルかと思われるような、
戦争したがりの副大統領には参った。
こんな風に、アメリカの仕掛ける戦争は始まるんかいな??
国家を守るとばかり言いながら、泥沼に決まってんじゃん!
一時的に意識を取り戻したパーマー弟大統領が、命懸けでいい仕事をした。
最初は変なやっちゃ、としか思われなかったトムもいい働きをしてるし。。

核爆弾を積んだ飛行機を、また爆破して阻止するのかな、、、、いや、
そんな二番煎じはこのドラマではしないぞ、と思ってたら、
また驚くべき方法で阻止した。

またもや犯行の中心人物を逃がしちゃうのかな、、、とうんざりしかけたら
今度はちゃんと事件解決に至った。
あれ?? まだ7時間もあるぞ、また、実は本当の狙いは、、、
と大ネタになるのかな? と思ってたら、やはりこのドラマの制作者たちは、
前に使ったネタは極力使わず、意表を衝くのが好きらしい。

このドラマの24時間の間、ジャックには気の休まる時がない。
突然、死んだと告げられていたオードリーの「助けて」という電話が入り、
その後には、前回ジャックを拉致した不気味な中国人のおっさんの顔が。。
そして、ジャックに無理難題を突きつける。

今夜はここまでで、がまん、がまん。。。



2008年01月06日(日) 「24」シーズン6(2)

朝の6時に始まったドラマが夜の7時になった。

もっと見たかったけれど、やるべきことが多すぎ!!
が、逆の見方をすれば、理性的に抑制できるようになってるということだ。
明日からも見続けても大丈夫かもしれない。。。

善人の大統領が暗殺を企てられて、瀕死の重傷、、、
人権軽視の副大統領が代行することになった。
暗殺計画実行犯は大統領補佐官の部下だが、
副大統領は、改心してテロ阻止に協力的になっていた元テロリストの
犯行に仕立て上げ、彼の出身国の政府を脅しにかかる。

あくどい、油断のならないやつらが次々に登場する。
こいつぁとんでもないやつだ、と思っていたのが、
他と比較すれば案外常識的な人間だったりする。

ロシア領事館でのトラブルに関わる
元大統領ローガンと元妻マーサのやりとりは圧巻のドラマだった。
マーサのたった1本の電話が米露の紛争を回避することになるのだが、
そこに至る経緯が生半可でない。

明日の朝病気になっちゃおうかなー、、なんて誘惑もあるのだが。。。



2008年01月05日(土) 「24」シーズン6

午前0時過ぎから「24」シーズン4を見始めた。
朝6時に始まった物語が今9時になった。
今夜はここで寝ることにしよう。
続きは見たいけれども、続きを見てしまったら明け方に寝ることになる。

前のシーズンの終わりに中国に拉致されたジャックが戻ってきた。
テロリストの首謀者の情報を得るための生贄として。。。
第1話から泣かせるなぁ。。。
「中国で生き延びたのは、ここで死んだら犬死にだからだ。
 ここ(テロの代償)で死ねるのなら犬死にじゃない」
そうだ、ジャック・バウワーは、常に人の命のために命を懸ける。
自己保身も、上司の命令も大統領の思惑も二の次で、庶民のために闘う。
そのために、自分の身がズタズタになっても、人々の命のために奔走する。
(午前3時ごろ)


きょうは、昼間も「24」を見続けるつもりでいたが、
いろいろと仕事を片づけているうちに、市吹に出かける時間になった。
見たかったけれど、朝ひとつやり始めたら、次々にいろんな仕事に気づいて
気づいた以上はやらずに放っておくわけにはいかない。
学校の仕事もあったけれど、半分以上は給料に関わらない組織の仕事だ。
こんなんでは、月曜日以降に持ち越しちゃうからまずいぞ、と思いつつ。。
(午後4時半ごろ)

市吹から帰り、ビールを飲みながら子どもたちと談笑してから、
「24」を見た。
ドラマは午後2時になった。
やっと8時間、、、全体の3分の1だ。
何といろいろなことがあったことか。。。。。。。。。。

ジャックの父と弟が出てきた。
トニーとミシェルを殺したのも、ジャックを中国政府に売ったのも、
ジャックの弟は自分のやったことだと告白する。
しかし、まだ隠していることがあるらしいが、
ジャックの前では善人を装っていた父が殺してしまった。
ジャックはいずれ父と対決することになるようだ。

今回の大統領は、パーマーの弟。
兄のような大統領をめざす、成長過程の大統領という感じだ。
腹黒い側近が動いている。
国民の危機に際しても、大事なのは自分たちの政略なのか。。。
(午前2時半ごろ)



2008年01月04日(金) 仕事始め

といっても、朝、来年のアンコン県大会の会場取りの抽選に行き、
2時間遅れで出勤して、きょうから本格実施の総務事務システムの、
真っ先に登録しなきゃいけない書類の登録と、
きょうの朝2時間、午後4時間の休暇届の登録をして、
1時間ほど新学期の授業の準備をして来ただけである。
つまり、校外での2時間の仕事と、校内での2時間の仕事で、おしまい。
昼過ぎに帰ってからは、夕方まで「FF4」をやっていた。
夜は、ここまで半分の地区がアンコンを終えて、その資料が入っているので
プログラム・進行表用と郵送用のデータを打ち込んだ。
最後に一挙に打ち込もうと思うとなかなかたいへんなので、
半分ほどでも今のうちにやっておくと、多少は時間の余裕ができるだろう。

これが私の今年の仕事始めである。
有意義な1日であった(笑)



2008年01月03日(木) FF4

ゲームばかりやってるわけじゃないぞ。
きょうは夕方から、呆けてしまった親父が里帰りしてたのを、
また施設に連れて行く手伝いをしに、ついでに家族を連れて出かけた。
呆けだけでなく、もう脚の力もなくなって歩くのも容易でないし、
行動の意味が理解できないらしくて、やたらとものにつかまって放さない。
かなり力のいる介助は、婆さんと妹だけではつらいのだ。
夜は義父母との夕食会。
こっちの爺さんはほとんど呆けてないけれど、酒が飲めなくなった。

一昨日から始めた「FF4」はすぐ飽きるような予感がしていたけれど、
まだ続いている。
元旦の夜も昨日の夜も、結局朝5時ごろまで熱中して、11時起床だった。
明日は仕事始めなのだが、ちゃんと起きられるだろうか、、、不安だ。

あのゲームシステムはかったるいけれども、
魔法や特技を使ってるうちにおもしろくなってきた。
仲間の人数が増えて、忙しくなってきておもしろくなった。
どのキャラをどう使うかいろいろ考えさせられ、発見もあっておもしろい。
スーファミ時代に、FF4〜6に熱中した理由が思い出せた。
もっとも、FF7で、エアリスが途中で死んでしまうことがなければ、
ずっとFFを続けていたかもしれないのだが。。。



2008年01月02日(水) イルミネーションブーム

近所の、以前岐阜大学があった跡地にできた公園で、
7年前からイルミネーションのイヴェントが行われるようになった。
買い物の帰りなどに車から公園を眺めると、とても心誘われる。
来場者も案外多いようで、駐車場入り口から車が列をなすこともしばしば。
先日など、暗くなってからその近所のスーパーに行ったら、
ほとんど満車状態で、ちょうど出る車があったので入れ替わりに停めたが、
店内がごった返しているのでなくて、スーパーから公園までが人の行列、
要するに、公園の駐車場に入れない人たちがそこに停めてるらしかった。

わざわざ遠出してまで、しかも混雑を心配しながら見ようというほどの
情熱はないのだが、外からあの光の競演を眺めると心がそそられる。
もちろん、138タワーのイルミネーションなど、
心そそられるままに、駐車場に入って、鑑賞して帰ったことも何度かある。
しかし、いくら心そそられても、時間の都合とか、天候・寒さへの配慮が
たいていは優先されて、めったに見に行くことはない。
この長良公園のイルミネーションは、何年か前に1度、
宴会の帰りにバスで帰り、停留所をひとつやり過ごして公園前で降り、
見て回ってから帰ったことがある。
その時に比べると、ほとんど公園全体に光の作品が広がっているようなので
何日も前から、今回は絶対行こうと思っていたのだった。

で、今夜それを決行した。
近所なんだからいつでも気楽に散歩すればいいじゃん、と言われそうだが、
なかなかそうはいかないものなのである。
いつでも行ける、は、結局なかなか行けないで終わるものなのだ。
今夜行くぞ、を実行するのは、なかなか勇気のいることなのである。
で、珍しく決心して出かけたのである。
幸い、空気は冷たいが風がないので、そんなに寒くはない。

しかし、外側から見ていたときに感じたような派手さは、
中に入ってみるとそれほどのものではなかった。
以前に比べ広範囲の展示になっているのは、参加団体が増えたためらしい。
どれも、電球の配列が粗いのと、色彩感が中途半端なのが残念だ。
恒例の大樹を利用したメイン広場のは確かにいいものだが、
全体的にはお子さま向けという感じがした。
こういうイヴェントはやはり、統一的感覚をもった監督の下で、
意図的に構成される方が美しい空間を作れるだろう。

それにしても、地球温暖化の防止が世界的に叫ばれる中で、
こんなイヴェントが栄えていいのだろうか、、、と一方では不安である。
普段は水銀灯のようなものが少なからぬ本数点灯していて、
こういうイヴェントの時はそれを消しているから、
公園などではかえって省エネなのかもしれない。
しかし、繁華街の場合はどうなのだろう?

イルミネーションは、公園や繁華街で盛んだが、それだけではなくなった。
私のもっとも好きなイルミネーションスポットは、
通勤の帰路から非常に静かなところに逸れて入った住宅地である。
車の通りも少ない雑然とした住宅地に、幻想的な区域がある。
数件の家が、家の前のちいさな庭にイルミネーションを競い合っている。
道の反対側は、かなり長い墓地である。
普通だったら、歩いていると心細いくらいに淋しい通りである。
その暗い通りを進むと、わっと思うような幻想的な光の世界に出会うのだ。
電球の密度も濃いし、年々工夫を凝らしているようだし、
さらに驚くことには、参加する家が増えているようだ。

そうだ、、、今夜もの足りなく感じたのは、この幻想的な雰囲気だ。

私も、この閑静な密集的住宅地の暗く寂しい空間の中に、
この幻想的な光の空間を作ってみたいな、という誘惑にしばしば駆られる。
そんなことを始めようものなら、1階に住む爺さんが激怒するだろうし、
町内で浮いた存在になってしまうだろう。
しかし、私が即座にためらう理由は、もっと単純な理由である。
消費電力のこともあるけれど、1番の理由は、
さぞかし片づけが大変だろうという、それだけの理由である。



2008年01月01日(火) 降雪を伴う元旦

朝からちらちら雪が降っていたそうだが、3時ごろには降りしきった。
湿っぽいぼたん雪らしく、屋根などにうっすら積もる程度だったが、
雪の降る元旦はいいもんだと、窓の外の景色をしばらく眺めていた。
2枚ほど、年賀状を出していない人から届いたので、
その返事の年賀状を用意して投函に出かけた。
雪の降る中を歩きたかったからだが、残念ながらその頃にはやんでいた。

1日、の〜〜〜んびり過ごした。

先日から熱中してきた「FF運命のリング」(指輪なのか怪しくなった)は
最終ボス戦を諦めた。
いろいろ試みたが、とても攻略できそうにない。
でも、十分遊んだので、ここまでで満足して、
「FF4」のCG映像見たさに、ついに「FF4」を始めた。
きょうは、「FF4」のために3度電源を入れたが、
普通だったら2回目以降は飛ばしてしまうタイトル映像を、
3度ともしっかり見た。
実に美しくダイナミックな映像だし、ローザが美人だ(笑)

それにしても、この戦闘システムはかったるいなぁ。。。
「戦う」コマンドが現れるまでの間、敵の攻撃を甘んじて受けねばならぬ。
アクションRPGの場合は攻撃を避けて、無傷でもいられるのに。。。
戦える状態になったら、メニューで行動を選ばなきゃいけない。
それからしばらくして、それらしいアクション。。。
また、フィールドやダンジョンで、いつ敵に遭遇するかわからないのも
実に不愉快なことだ。
いきなりからまれてくるようなものだ。
・・・しかし、昔に比べると、煩わしさが緩和されている。
昔は、戦闘後の戦績がいちいち一項目ずつ表示されて、
そのたびにAボタンを押さねばならなかったが、今は一挙に一覧表示。
その点は実にありがたい。

夜は多少の仕事もしながら、借りている「エイリアス」の保存作業。
シーズン2までは保存して返していたが、3〜4はまだである。
新学期始まったら返さなきゃな、、、と始めたが、
4枚目の、読み取りあと2分40秒くらいのところでエラー中断。
1度目はPC再起動でやり直したが、やはりダメ。
2度目の時にディスクを観察して、問題ないと思って3度目試みたがダメ。
さらにやってみたけど、4度目もダメ。
困ったなぁ、、、再生可能なのに何で? 
これを複製できなかった場合はどうすればいいか悩みながら、
ディスクを観察すると、端の方に小さな粒を見つけた。
こんなとこ影響あるわけないじゃん、と思いつつもそれを吹き飛ばして、
もう一度試みたら、今度はすんなり読み込んで作業は順調。
その微妙な埃が原因だったかどうかは定かじゃないのだが、
こういう精密な作業には、素人には計り知れないからくりがあるのだろう。

とにかく、こんな風に私の2008年は幕を開けたのだった。

ちなみに、今年の年賀状はこんなのである。
幼稚っぽいかもしれないけれど、気に入ったので却下できなくなった。
もちろん、下の空白部分に挨拶と住所氏名を入れているわけだ。


 < 過去  INDEX  未来 >


TENSEI [MAIL]