たりたの日記
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2009年02月17日(火) 朝5時にベルが鳴る

こんなタイトルをつけると何だかミステリアスだが、目覚まし時計を5時にセットしているというだけの事。
朝5時過ぎに起きて、早朝ウォーキングをするようになってから10日が過ぎた。
もともと早起きは得意ではない。山に行く時はどうしても5時くらいに起きなくてはならないが、起きることができるかどうかが不安で、前日は眠れないので睡眠薬に頼るのが常だった。
ところが、この10日間で、この新しい習慣が心と身体にとても馴染んでしまった。

まだ暗い内に誰もいない道を一人で歩き出す時の気分はいい。
夜の暗さにはない、清々しい緊張感がいい。
あたかも夜に洗い流され、浄化されたような大地を踏みしめるのがいい。
明日の早朝を楽しみにしている自分に気づく。


2009年02月04日(水) 試練・誘惑・テスト < I コリント10:13を巡って>

昨日の日記で引用した新約聖書、コリントの信徒への手紙一 10章13節のことが気になり、英語の聖書を調べてみた。

ところで、昨夜訳した日本語訳は最も新しい翻訳、新共同約だ。もう一度、記すと、

あなたがたを襲った試練で、人間として耐えられないようなものはなかったはずです。神は真実な方です。あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていてくださいます。

<新共同約聖書 コリントの信徒への手紙一 10章13節 >


英語の聖書も数多くの訳があるが、一般的なNew International Versionではこの聖句のキーワードにあたる「試練」がtemptation (誘惑)という言葉で表現されている。

No temptation has seized you except what is common to man. And God is faithful; he will not let you be tempted beyond what you can bear. But when you are tempted, he will also provide a way out so that you can stand up under it.

<New International Version/Corinthians 10:13 >



ネットでは世界各国の聖書が比較できて便利なのだが、殆どの英語訳の聖書はtemptation と記されていた。ところが、以前、アメリカの宣教師からいただいた、分りやすい英語で訳されているToday's English Version の聖書では、「試練」はtemptationではなく、testという単語になっている。テストと言えば、テスト問題が連想されるが、日本語にするなら、試み、という事になるだろうか。試練に近い語感なのかもしれない。

 
Every test that you have experienced is the kind that normally comes to people.
But God keeps his promise, and he will not allow you to be tested beyond your power to remain firm; at the time you are put to the test, he will give you the strength to endure it, and so provide you with a way out.
<Today's English Version/ Corinthians 10:13 >


ところで新訳聖書の原語は英語ではなく、ギリシャ語。日本語の聖書にしろ、英語の聖書にしろ、ギリシャ語からの翻訳なのだ。試練、誘惑、テスト、これらは日本語にすると、意味も語感も全く異なるものになってしまう。
実際、わたしは、この聖句の日本語訳を座右の銘のように諳んじてきたわけだが、果たして、キーワードとなるこの言葉はもともとのギリシャ語ではどういう意味を持つのだろうか。

今日の夜、教会の聖書の勉強会に出席するが、牧師にギリシャ語での意味を聞いてみよう。おそらく、その言葉は試練、誘惑、テストを総合するような意味を持つのだろう。言葉はかくもおもしろく、様々な矛盾を内に抱えている。


2009年02月03日(火) 春隣

カレンダーは2月に入った。
一年で最も寒い月のはずなのに、昨日も今日も、春を思わせるような天気だ。
春隣(はるとなり)、今日この言葉を知った。
もうすぐそこに来ている春。
日が少しずつ長くなってくると、何かしら気持ちも前方に広がってゆく。


この1月はとても長く感じられたのに、日記は2つのみ。
ここのところ、Early Birdを心がけ、夜は11時くらいに、遅くとも12時には寝るようにしている。そのため、パソコンに向か時間そのものが少なくなってしまった。


今日の聖書日課を書いておこう。その昔、わたしなりに試練が多かった若い時期、励まされ支えられてきた聖書の言葉に久々に再会した。

あなたがたを襲った試練で、人間として耐えられないようなものはなかったはずです。神は真実な方です。あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていてくださいます。

コリントの信徒への手紙一 10:13


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