狭 い 行 動 範 囲

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今後のこのサイトの方向性について - 2005年01月30日(日)




かなりの間、こっちのサイトを放置してしまいました…。
本当にゴメンナサイ。
いまでもまだ見に来てくれている人がいるのが、本当に嬉しいです。
有難う御座います。

なんだか、こっちでも流花の話しとかすればいいんですが。
やっぱり別館サイトの「小宇宙。」の方だけでも厳しい状況で…。
本当に、サイトの模様も夏のままで申し訳ないです。
なんならサイト潰したらどやないの!という感じでしょうが、長い間このサイトをやってきたので、どうしても潰すまでの心意気に到達しません。
今年の3月で5周目に突入するので、どうしても続けたくて。
だけど体力や根気がそこまでないので、一応考えたこのサイトの今後の方向性としては、ここで多分小話をちまちま書くと思います。
ただ、本当に自己満足文なので、あんまり読み手の事を考えないかもしれません。
そんな感じだと思います。
更新ペースはかなり遅いと思います。
花流っぽくなってしまうかもしれないし。
甘い臭いのを書くかもしれませんし。
急に死にネタを書いてくるかもしれません。

福袋の中身だと思って下さい。
何が出るか分からないけど、大したモンじゃないってくらいで。笑


で、昨日の日付に書いた小説が、このサイトの方向性にそった小話1発目です。
大した意味は無いですが、痛いお花を書きたくなって。
イメージじゃない方とか、絶対いるだろうなぁと思ったんですけど、まぁそれはしょうがない。
私が書きたかったんだから。うん。(←こういうとこが自己満足)


こんな感じでノロノロダラダラ更新していきます。
宜しくお願いします。





...

★短編小説15 - 2005年01月29日(土)





[リセットボタン]



春になると、何かが終わってしまったような気がする。
全てがリセットされてしまうような感覚。


3月になれば、別れがやってくる。
慣れ親しんだ場所や人と、別れを告げる。
いままで何度も叱られ、笑い合ってきた先輩達との、別れがあった。
だけどそれは、自分達が送り出す場合。



送り出される立場になった時、どうしようもない寂しさを感じた。


慣れ親しんだ場所と離れるから。
いままで笑い合った仲間と別れるから。
だけど、それ以上の寂しさがある。




なんで行くんだよ。
なんで独りで行くんだよ。


そればっかりが頭から離れない。


バスケとお前があって一つなんだよ。
今の俺にはそれがセットで一つなんだよ。

もしお前が向こうに行ってなんの連絡も活躍もしなかったら。
俺はどうしたらいいんだよ。

胸に穴が開いたみてぇになるじゃねぇーか。
どう責任とってくれるんだよ。





俺は結局、引き止める事も出来なくて。
いつもの毎日を送ってる。
別れの3月が過ぎて。
4月が過ぎて。
5月が過ぎて。

春が過ぎて、夏が過ぎて、秋が過ぎて、冬が過ぎて。


まるで俺の人生は、大事なところでリセットされたみたいだ。
お前がこっちに帰ってこないと。
俺はいつまでも再スタートが切れないでいる。

いっそのこと。
お前のいないスタートを切りたかった。


また春が来る。







end





...

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