小説の1ページめくるみたい 新しさは懐かしさにかなわない。 些細なこと気にしてもいいよ。 色鮮やかな思い出を 透明フィルムに押し当てて ぼやけたくらいがちょうどいい。 公園の片隅にふたり居たい 何もかも違う 今しか出来ないこと。 心配ごとは空に返した。 *聡明すぎた横顔を 遠目に眺めた夏の日の、 これから夜は君のもの。(2006.3.31...)