挨拶を交わす日改札の片隅漂うは憂き雲我に返ってまた ひと月退屈を好む日最悪の片隅逢いたいと啼く鳥型にはまればもうひといき風車はくるくるまわる石鹸ならすりへっていく手のひらは温かい。恋しいは月の満ち欠けいとおしさは刹那故この都市は忙しい。