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熱血青春日記(癒し系)
ゆう
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2007年07月28日(土)
たぬき祭り

 今日は警備の仕事の日。僕の働いているところには一般フロアと有料フロアがあります。その他にも、「機動」といって館内を巡回する部隊と、「3部」と呼ばれる保安部がいます。
 新人さんは一般フロアなんですが、なぜか有料フロアの班長に
「ゆう、今日から有料だ」
 と拉致られ、ここ最近は有料フロアで働いています。
 ここのフロアはメンバーが固定なので、仲がいいです。しかも、満席になると締め切られてしまうので、お客様でごった返して歩けもしない、という状況になることはありません。(一般フロアではよくある笑)
 なので、最近はゆったりと、下ネタを交えつつ勤務しています(駄)

 今日は仕事が終わるとたぬき祭り。まあ、つまり飲み会です。
 警備の仕事をしているビルの地下一階にお酒やらオードブルやらを大量に運び込んで、呑めや食えやの大騒ぎなのです。つまり職場で酒呑み放題。ひどい話だ。
 この警備の仕事、実はK田という大学の友達も一緒にやっていまして、彼は相変わらず色んな人に絡み酒をしていました。うちの班長にまで絡むので、ついたあだ名が「鬼」になりました。うちの医大って頭おかしい奴ばっかりです。



2007年07月27日(金)
メモリーズ

 大学のすぐ近くに行きつけの飲み屋があるんですが、その飲み屋さんで研究室の先輩が働いているのです。
 どう見たって中学生にしか見えない見た目なんですが、明日で25歳になるそうで、マスターから「今日、お店でパーティやるよ!」と召集がかかったので、同じ研究室の同期と一緒に呑みに行きました。

 普段は遅くに行くので、満席状態ってことはないんですが、今日ばっかりは立ち飲みあり、公園からパクってきたベンチあり(駄)の大混雑でした。先輩もマスターも目がまわるような忙しさだったので、あまり話しかけられず。大人しく自分で勝手にビール注いで飲んでました。ビールサーバーって難しいのね。半分以上が泡になってしょぼん。

 その飲み屋には大学の後輩グループも来ていて、マスターの計らいで近くの席にしてもらったんですが、後輩の一人が完全に酔っ払っていて「ゆうさんは私の癒しです」などとずーっと言われ続けました。日本酒片手に目が据わっているのでとても怖かったです。

 0時数秒前になると、お店の電気を消してみんなでカウントダウン。「いえーい15歳おめでとー!」とマスターが叫び、先輩は「ありがとうございます」と青筋たてながら言ってました。こわっ。
 忙しそうだったので、カウントダウンの後はすぐに退散。マスターと「おめでとー!!」と言いながらがっちり抱き合ってから帰りました。元ラグビー部なので、意外と筋肉がっちりしてて素敵でした(違

 たぶん、マスターの誕生日のとき以上に盛り上がってたなあ。マスターの誕生日はうちの大学の先生と心理4年軍団が店を占領し、そのまま隣のカラオケ店で大騒ぎでした。先輩は人気あるのねー。



2007年07月17日(火)
名誉の戦死

 学校でまじめに勉強していたはずなのに、いつの間にやらはしご酒。そんなわけで、今日も呑み放題・歌い放題のカラオケ店でのんだくれてました。今回は少人数だったので、呑むペースが速いです。

 我々の飲み会は「T真」という奴がまず関取におり、次に「M木」と「K田」が横綱にランクしています。で、今回の飲み会はその三人に僕が加わった形です。死ぬ。今日こそ死ぬ。

 いつものようにT真が「あれっ! K田くん、お酒もう無いんじゃない? ウーロンハイ行ってみよー!!」等と無理やり酒を持たせて飲ませ始めます。いつもみんな、自分のペースを守って行くんですが、今回はなぜか早々にK田がダウン。明らかに真っ赤な顔してます。やばいです。
 なんか知らんけど、いつもよりお酒が濃いんですよね。ウーロンハイなんか「焼酎にウーロン茶があやまって混じった」感じでした。それをイッキなんかするから、もう。

 それでも、T真は暴走して「死んでる場合じゃないぞ!!」等と鬼畜なことを言ってるので、K田のお酒をかわりにがばがば呑んで救ったのです。なんて優しい僕。


 ……翌日。授業中に何度といれに立ったことでしょう。気持ち悪すぎで死ぬかと思った。彼女さんがすっごく心配して、お水持ってきたり、ブランケットをかけてくれたりしてたんですが、まさか呑みすぎて気持ちわり、とは言えないです。

 T真とM木は授業中、ずーーーーっとにやにやにやにやしてました。
 そんなわけで、僕の飲み会ランクは一気に大関まで上がったのでした。



2007年07月12日(木)
さすらい

 K田という友人の車はミニ・クーパーという種類の小さな車。
 よく乗り込めるなと思うほど小さい上に、大阪人根性がそうさせるのか、いつも彼の車には鍵がかかっていない。
 講義と講義の間にかなり時間があり、駐車場で何をするでもなくぼーーーっとしていると、ふと、このミニって車、押したら動きそうだな、と思う。
 隣でたばこを燻らせていた友人に話してみると、
「やってみる価値はあるな」
 と言う。
 そんなわけで、やおらミニのドアをあけ、ギアをニュートラルにして、二人で押してみると、拍子抜けするほど簡単に動く。
 おもしろかったので、そのまま駐車場を出て、隣のコンビニの駐車場に放置してから次の授業へ。

 授業がおわって、K田が駐車場に来ると、ミニさんは遥か彼方のコンビニに止まっていらっしゃる。誰の仕業がすぐに悟ったらしく、
「君らは次から次へとやらかすな」
 と脱力していました。


 かくして、翌日からK田のミニには鍵がかかるようになったのです。



2007年07月10日(火)
FREEDOM

 研究室の先輩方が学会のためにバルセロナへと旅立っていったので、つかの間の自由を謳歌している今日この頃です。やっとまともな時間に寝れるぜーと思っていたんですが、寝れない体になってしまったらしく、横になるけど眠れない罠。
 ていうか、突然暇になると何していいかわからないんですよね。「花火大会でも行けば」と友達に勧められたので、彼女さんに早速メールを打ってみたら「今、お母さんと京都にいるのv」という信じられない結末が(何
 そんなわけで、高校の頃の友達を誘って小樽まで夜のドライブに行ってきました。車があんまり走っていないので、いつもより早く着けていいね。けれど車内では、最近友達が彼女に振られたっていう結構ヘビーな話題でした(笑)
 「一緒にいてイライラする」と言われたり「別にあなたと結婚は考えていないし」と言われたりで散々なフラれかただったようで。臨床心理学んでいるならどうにかしてくれ、と言われました。社会心理研究している奴の論文に、確か「失恋時の脳とうつ状態時の脳は酷似している」ってあったなー。……SSRIは失恋の特効薬になるうるか? 誰か研究してー。



2007年07月07日(土)
「叱る」と「怒る」

 「褒めて伸ばす」のが良い、なんて話を聞いたんですが、それほんまかいな、と思ってしまいました。褒める=伸びるっていう図式の意味がわからないんですよね。「褒める」ことは「評価すること」です。その人の価値基準に合致したから褒めるっていう行動が出来るわけで、それを続けていったら、自分好みの人間しか育たないような気が……。

 そう思ったのは、会社の会議の席でだったのですが、今日のテーマは「叱る」についてでした。叱ることは大切だけど、感情的になってはいけない、というのが会議の結論で、誰だってそう思うはずです。実際にはなかなか。

 正しく「叱る」ためのいくつかの指針;

・相手の人格を否定することなかれ
「こんなことも出来ないなんて、お前はバカだな!」
 ⇒論理的におかしく、意味不明。
  これではただ傷つける以外の効果が無い。

・否定語のみを使うことなかれ
「ダメ」「〜してはいけない」
 ⇒じゃあ何をしたらいいのかがわからない。同じミスの元。

・過去にさかのぼることなかれ
 ⇒「今、ここで」の行動を修正するほうが早い

・耳の前に門を構えて「聞く」ことなかれ
 「言い訳なんかするな!」
 ⇒なぜ失敗に至ったかの経緯をしっかり聞き取る。
  「言い訳に“聞こえる”」のは「聴いて」いないから

・「正しい行動」と「間違った行動」をセットで伝えるべし
 ⇒「こうじゃなくて、こうする」が無いと同じミスをする。
   何度言っても直らないのは、叱る側のミス

・短い言葉ではっきりと、分かりやすく言うべし
 ⇒何がいけないから、どうするべきかのみを伝える。
   「説教」は結局何が言いたいのかわからなくなる。


 日常では出来ないんですよねぇ。
 有名なパラドックスにこんなのがあります。

「お前はバカじゃないって言ってるだろ、このバカやろう!」

 ・・・これは「怒り」。叱るとは違うので。



2007年07月06日(金)
これは戦争だ。

 うちの医大は、心理組の仲が良いです。特にあんな田舎、しかも女の子ばっかりの大学に詰め込まれた男どもの結束が強いわけで、誰かの誕生日にでもなれば飲み会が開催されます。っていうか18人も居れば毎月誰かが誕生日なわけで、つまりは毎月みんな集合して飲み会やってます。目標を持たない若者が集まるとこうなるっていう典型例。
 この飲み会、「D−1グランプリ」と呼ばれていまして。「D」は「泥酔」の意味らしいです。つまり誰が一番泥酔するかを決める大会なわけで、飲み会っていうかもう勝つか負けるか、いや死ぬか生きるかくらいの戦い。
 みんな酔ってくると何が何だかわからなくなるので、この前誰かがM木という男を無理やり全裸にして、脱がせたパンツを
「ファーーーラウェエエエイ」とか叫びながら窓の外に捨ててました。最悪です。つぶれて寝てる奴にはティッシュを顔にかけて、みんなで合掌してました。
 一応、医学的知識の端くれでも持っているから、急性アル中を防ぎつつギリギリまで飲む。だいたい次の日は大量の死体が研究室に転がっていることになります。
 大学には「防ごう! アルハラ」というポスターが貼ってあって、無理やり飲ませちゃいけません、とか書いてあるんですが、彼ら曰く

×無理やり飲ませる ⇒ なぜか勝手に飲んじゃう
×場の雰囲気で飲ませる ⇒ 雰囲気っていうか「大会」だから
×ソフトドリンクを用意しない ⇒ 店のメニューに無い

 だそうです。そろそろ逮捕されるといいよ。



2007年07月03日(火)
うつ病学会

 もう気付けば7月ですね。学会が終わり、自分の研究にもようやくめどが立ってきました。ほっとしたのか何なのか、昨日はものすごい体調不良でして、何回もマーライオンになりました。

 多分寝不足とかなんでしょうね。学会は朝早くから夜遅くまでやって、その後懇親会でビールとジンギスカン……いや、ただの飲みすぎか?(汗
 学会自体は大変でしたが、楽しかったです。内因性うつ病の身体的マーカーという最新の理論から問題解決療法、双極性障害の話などなど、盛りだくさん聞けました。SSRIの話は僕の苦手な化学なので、少し船旅に出ていました(駄)

 さて、現実逃避していないで研究に戻ろう…。