日々日記
いちらんふるいあたらしい


2008年01月30日(水) 春休みの計画とかいろいろ

う・わー。

春休みだよ。

こんなに時間があって、あって、ありまくって、
ちょっと、どーしましょーってかんじ。

社会人に2ヶ月も休みないからさー。

かなりのブランクを経た長期休みゆえ、
初日から持て余しています。あはは。

とりあえず洗濯でもするか、と。
お天気もいいしね。

春休みはとにかくバイトして、このバイト続けられそうか
どうかをみて、(なにせ朝早い。続くかどうか見極めないとね)

あと、映画見て、美術館や水族館に行くの。
とりあえず岡本太郎美術館に行くんだ。

本も読む。

いま読んでるのは「男子のための恋愛検定」という、
よりみちパン!セの本。

これおもしろい。
こういう本が学校推薦図書になったらいいのにな。

あともう一冊よりみちパン!セ読んでて、
森達也さんの「いのちの食べかた」も、すごい。

これは老若男女問わず多くの人に読んでほしい本。

わたしたちが普段食べる肉が、どうやって作られているかについて
市場からスーパーで切り身になって並ぶまでのことをつぶさに追っている。

屠殺、屠場なんて言葉、一生知らずに過ごす人もいるかもしんない。

どうやって牛や豚や鶏が殺され、処理されていくかなんて
全然知らなかった!
家畜に苦痛を感じさせないよう正確でスピーディな処理をすること、
作業者の身の安全の確保、商品価値を落とさない切り方など、
全部をクリアした殺しかたは圧巻。

そうか、彼らはこうやって殺されていくんだな。
これ読んでから肉を見る目がかわったもん。
厳粛な気持になるよ。

なにしろ殺す過程はどうやってもグロテスクなので、
(オブラートに包んでは書きようがないし。事実なんだし)
わー!!!って思う部分がいっぱいある。

でも読んでほしい。
てか、人はみんな読むべきだ。
(ベジタリアンだって、家畜の堆肥使ってつくった野菜を
食べているだろうし)

あと、この本がいいと思うのは、屠殺のこと、屠場のことと共に、
それに従事してきた人びとの歴史や、その人たちに対する差別問題にも
言及している点。

中学生以上すべての人のよりみちパン!セ。
ほんとにいいよー。

なんだか話がそれましたが、
洗濯機が「おわったよー」と呼んでいるので
きょうはここまで。

一句『陽光に はためけ わがやの洗濯物』


2008年01月29日(火) 小指の爪

おじさんとかによく、
手の小指の爪だけ伸ばしている状態の人いるよね。

他の指は短く切られてるのに、なぜか小指の爪だけ長い。

あれ、なんのために伸ばしてるのかなぁ。
先日お会いした大学の先生も伸ばしてたんだよー。



わたしの推察としましては、

1、耳をほるのに使う
2、鼻をほるのに使う
3、シールをはがすのに使う
4、武器

かなーと思うんだけど、あくまで推察。

なんなんだろうね。あれって。


2008年01月26日(土) 会ったことがないのに、感極まる再会を果たした気分

たくさんの才能があり、豊かな感性があり、
小さな体からは想像もつかない行動力があり、
なんでもできるスーパーな人でありながら、
どこまでも謙虚で、内省を怠らなかった人。

その人の書いてた日記を、ご両親が一冊の本にして出版された。


じつは、
ふとしたことで彼女の存在を知ってから彼女が亡くなるまで、
ときどき彼女の日記を読ませてもらっていた。

彼女の文章が…、
とても滑らかに、そして丁寧に、読み手の深いところまで届くというか、
うまく言えないのだけど、彼女の文章はとにかくやさしいのだ。

あの滑らかで美しい文章で綴られる、
等身大の悩みや意見に、そして彼女の人となりに、
わたしは幾度となく勇気づけられた。

亡くなったとき、ああもうあの素敵な文章が
新しく綴られることは二度とないのだと思ったらいたたまれなかった。

今なお、わたしは全身全霊でその死を惜しむし、
彼女がもうどこにもいないことがとても悲しい。

その後もずっと、会ったことがないのに、
彼女はわたしの心の中に居続け、ふとしたときに現れる。

だから今回
彼女の文章たちが作品集になったことがすごくすごく嬉しい。

この本は、これから生涯にわたってわたしの傍らにあり続け、
どこで暮らすことになっても一緒に行くことになるだろう。

悲しみの中、本を編集してくださったご両親に、
心より感謝申し上げます。

ぜひみなさんも手に取って読んでもらいたいです。

彼女自身がほんとうに素敵。
すっごくチャーミングなひとなんだ。





小山田咲子著 
「えいやっ!と飛び出すあの一瞬を愛してる」
海鳥社 2007 


2008年01月23日(水) どんぐりユニバーシティ

知ってたー?
どんぐりって、いま時分に芽生えてるんだよー。

知らなかったよ!


多分ね、通常は落ちたどんぐりは重いから落ち葉の下に隠れてしまって
目にすることがないから気付かなかったんだわわたし。


それが、当「きのこ・どんぐりユニバーシティ」はとにかくもう
商売ができそうなほどどんぐりが落ちるから、
掃除の人が集めても集めてもなお、フィールドに残るのよどんぐりが。

その落下どんぐりが発芽して、根が地面を探り当てて伸び始めて
固い殻がパッカーンと割れた暁に、

それはそれは鮮やかな蛍光赤ピンク色をまとった子葉がお出ましになる。


一体この季節の自然界において、
なぜにこの色でなくてはならないのでしょうか?という色だよ
蛍光赤ピンク色。

葉っぱは掃除の人や植木屋さんがせっせと片付けるので
構内には雑木林以外の場所にはほとんと落ちてない。

だから落下どんぐりはむき出しでそこらに転がってて
そいつらが、あっちこっちでガンガン発芽中!!

不思議な光景だよ。


でもこんだけ発芽しても大人の木になることはここではないと思う。

去年の春、小さな苗木は目につかなかったから、
手入れされて抜かれたか、枯れたか、だな。


2008年01月20日(日) 広辞苑LOVE

近所のTSUTAYAで、広辞苑第6版を見た。

すんごい美しいじゃないか!おい!!

広辞苑は美しいのよ。
紙フェチ・本フェチにはたまらんですよあれは。

今回のは、色がいいねー。

表紙の質感もいいけど、黒のような濃いグレーのような色もいいね。
そして背表紙に踊る白(でも真っ白じゃないんだなー)い明朝体もいい。

うわー。
超欲しい。

中も見やすいんだよね。
まぁたしかに内容が左寄りかもしれんけど、それ分かってて使う分には
ぜんぜん問題なしだし。

そして中の紙の質感がこれまたさいこー…。
ハリがあって、薄くて、でも裏の印刷は透けなくて。

普及版は税込み8000円くらい。
でも分厚くて、使うのに難儀なんだよね。

だからって、机上板は12600円よー。
普及版より一回りサイズが大きくて、2冊に分かれている。

あー。
欲しいのは机上板。
でも金額的には普及版。

今月のバイト代出たら買おう。
それまで、どっちにするか悩もう。

いやはや!!!


2008年01月19日(土) 人生は旅で早朝は寒い。

人生は旅だ。それも、自分ディスカバリーの旅。

物理的な旅ももちろん好きだけど、わたしはいつでも心の旅路にいますよ。
ビバ妄想!
ビバ思案!

んで、そんなバーチャルな旅に飽き飽きしたわたしの妹は、
この5年ほど海外は愚か国内でさえ旅したことなかったのに、
思い立ったが吉日と、いきなりリアル旅に出かけた。

それもインドへ。

わー。
やっぱリアル旅って楽しそうだなー!


というわけで、わたしも春に小さな旅に出るのだ!
ローカル線にコトコト乗って、春を探して愛でるようなかんじで。


テスト期間なのであいてる日にバイトを入れてる。
お金稼ぐだ!

早朝シフトは、朝4時半前にはアパートを出発しないといけないんだけど、
これが寒いのなんのって!

チャリをこぎ始めた瞬間に衣服を通り抜けるあの切るような冷たい風。
あれが一番きついなー。
こいでいくうちだんだん体が温まってくるからそんなに気にならなくなるの。

でも、早朝シフトの初日の出勤で一番閉口したのが、
手の指先がちぎれて飛んでいくかとおもうほど、寒くて痛かったこと。

自転車用のグローブしてたんだけどなー、防寒用じゃないとだめなんだな!

というわけで、
愛用しているモンベル南大沢店に行って手袋買ってきた。

ちょうど、糸がほつれたので修理に出していた防寒ジャケットを
取りにいかなきゃなんなかったのでついでに。

そしたらー、超あったかい。

こういう分かりやすい「素晴らしい機能、性能」が大好きだ。
こと自転車に関しては、完全に機能主義です最近。

かわいくておしゃれなものは、MTB乗るのにまるで役に立たんのよね。
(でもかわいくておしゃれであんまり機能のないものも好き)

すごいよ、アウトドアメーカーって。
ようやく、その機能に感激。


2008年01月16日(水) 欧米社会論が〜。

明日のテストの勉強が追いつかない!!!

先生のキャラはナナフシみたいで愛嬌あるけど、内容はハードだぁ。
今夜は眠れないなー。これは。


後輩の男子でおもしろい子がいる。

たぶん、彼はたましい年齢がけっこう高いと思う。
30代いってるんじゃないか?

特筆すべきは、相手の状況に合わせて接することができるところ。
それぞれの人に対する言葉遣いや距離感が絶妙。

それでも彼自身は、どんな相手に対しても
たぶん自分の大事な部分はいっこも譲ってないから見ていても安堵できる。

すごく自然体。

同年代の友人とはキャッキャとはしゃぐし、
また違う立場の人とは違うように接するし。

だいぶ大人だなー。
まだ二十歳そこそこなのに。

ただ、いっこだけわかんないのが、
彼がたまにえらくセクシーな目をするんですけど、なんでだ?
どこでそういう雰囲気を身に付けたんですか一体。

それ見て、ひとりでキャー!って思ってんですけど。

ほほほ。


2008年01月15日(火) 悦びのシーズンが来ました

正月休みが終わって東京に戻って最初の授業の日、
いつものように窓の外を見ていたらなんか、木が、木の枝先がうっすら赤い。

あー!
もう木の中で樹液がめぐり始めた。
春の萌芽という一大イベントに向けて、木は動き出した模様。


でもちょっと早くないか?と思ったけど、そうでもないかも。
ここ関東だし。

木が動き始めるとわたしも俄然元気になる。

もうそれ以来、丸坊主の山を見ては、心うっきうきである。


ゆきやなぎの新芽も大きく膨らんできた。

そのゆきやなぎの枝にびっしり規則正しく配置された、
すっごく小さい芽キャベツみたいなつぼみの塊の色が、寒さに耐える緑じゃなくて、
春の到来を喜ぶ緑色なのー。

ああわたしはこの緑色を待っていたのよ、という気分です。しあわせ。

梅のつぼみ、桜のつぼみも、少しずつ大きくなってきている。

春はもう、すぐそこまで来ているよーん。


2008年01月10日(木) ビバ 学生生活!

ゼミの先生が、わたしたちの期のゼミ生中心に作った、
模造紙20枚に及ぶ研究発表を写真にとって、さらにわたしたちと記念写真や
おもしろ写真を撮って、それをゼミの共有アルバムにアップしてくれた。

これが先生の愛じゃなくてなんだというのでしょう。

ああ、うちのボス最高。
ボス リスペクト。

この愛に応えていきたいじゃない。

ああ、がんばろう。


By the way,
火曜日と水曜日は、もうめちゃくちゃだったのだ!
なぜなら、1科目で週に2日やるタイプの英語の授業の
最終試験があったんだよーん(泣

クラスから無作為に2名ずつ呼ばれて、先生(ジョン)の前で
これまで習った構文を使って会話をしなくちゃいけないの。

シチュエーションは決まってて、場所はロンドン、Aの人はイギリス人、
Bの人はAとルームシェアしている日本人留学生なんだよね。

(ただし、この試験が恐ろしいのは、
どんだけ会話の準備をして臨んでも、パートナーは無作為抽出。
相手がどう切り出してくるか全く見当がつかないので、
暗記したセリフが全く役に立たなくて真っ白になってしまうことが
しばしばあるってことさ)


さて、試験の説明を続けると…

そして2人はかなり気心の知れた親友どうし。
そんな2人の平穏なロンドン暮らしにある日、大問題が発生する。

日本人はイギリス人から突然「2週間以内に日本へ留学するから
ここから出て行く、って言ったらどうする?」と切り出されるのだ。

イギリス人にすっかり依存していた日本人はこれを聞いて
激しく狼狽し、激しくテンパる。
(異国でたった1人頼りだった人が行っちゃうんだよ?当然テンパるっしょ?
と演出までしてくれるジョン。おそるべしジョン)

で、この日本人をなだめ、新しいシェアメイトを探すとかなんとか約束をして
旅立ちを受け入れてもらえるように会話をすすめなきゃならないのよ。

そしてさらに、和解ののち留学先の日本の暮しについて、Bからアドバイスをもらえ!
という、S的要素みなぎる試験なのだ。

どんだけクリアしなきゃなんないミッションがあるんだ、ジョン!


前期は全然英会話の感覚が思い出せず、自信もないし、
圧倒的な英語環境の不足により緊張しまくりで全くしゃべれなかった。

しかし後期のわたくしは違うんですの!!

見事にミッションを完了し、ファイナルのスピーキングテストで
最高ランクのA'をとった!

はうー!悲願達成!
実は相手との会話で、ものすごいびっくりなアクシデントが
あったんだけど、乗り切った!

やったー。

ジョンに負かされてきたわたしだけど、ジョンのおかげで最後は勝った。

先生ってすごいな。
ありがとうジョン。
感謝だよジョン。


2008年01月09日(水) うひょー

福さ屋のめんたいこを一腹頂戴(収奪?)した。

さっそく夕食でいただく。


… ふ ぉ お お お ! ! ! ! !


なんですかこれ。
美味しすぎる。

白いごはんが超すすむ。

本日のメニューは
チンゲンサイとわかめのスープと、
実家からもらってきたロースハムと「トマト妻せつ子」のサラダ。
そしてめんたいこ。

めんたいこって素晴らしいな。

なんてリッチな食べ物でしょうか。

めんたいこ半分食べて、残りは明日のお昼のおにぎりにしよーっと。


2008年01月08日(火) うた

♪君にまだ 言葉にして伝えてないことがあるんだ
それはずうっと 出会った日から 君を愛しているということ♪

小田和正「たしかなこと」より


2008年01月05日(土) 実家にて

ウチは年末年始にステーキ肉を2、3枚買って、
おせちと共にみんなでつつき合いながら食べるんですが、
最後に残った1枚を、誰もいない昼下がりに黙って焼いて食べちゃった。

おいしかったんだぉ〜ん
1枚2500円のステーキ肉。
塩こしょうで焼いて、付属のわさびをそえて。

白いごはんが、たんといただけたわー。
妹たちからはあとで「え。1人で食べちゃったの?」とか、
「おにく、好きだね…」とかさんざん言われたけどね。


今日5日の早朝1時前後にNHKで、
アフリカのリベリアの大統領を就任後から追いかけたドキュメンタリーを
放送してた。

あれは、すごかったよ。

内乱がようやくおさまって、まだ混乱の続く国内をおさめる新しい大統領は
おばさんなんだよねー。

お金ないし、主要産物である一次資源は外資にまるっと持っていかれちゃって
本当に国内にお金がない。
でも復興にはお金がいる。

まず、財務省の着服や癒着をただし、身内に甘いやり方をただしてた。

大統領は、相手の意見を母親の気持ちで聞くんだって。

そんで、大統領として必要なことは、必要な時に正直にぴしっと言う。
それが国民のためになると信じてる。
生返事や、安請け合いをしない。

ちなみに、母親の気持で相手の意見を聞いたり質問すると、
相手から解決の糸口になる言葉が出てくるんだって。

一生懸命手を打つけど、それ以上に負債が多くて一向に減らない。
大統領が日々やってることって、どれもものすごく地道なの。

なんつー、遠回り!って一瞬思うけど、
やっぱりこれが一番の近道であり王道だろうなぁ。と思った。

大統領はすぐ目の前と、10年、30年、100年先と両方を見ながら、
辛抱強く、希望を信じながら前進していた。

すごい人だなぁ、と思って、テレビを食い入るように見た。


inu-chan