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2003年08月29日(金) 「群青色の羽毛布」/山本文緒

盛岡へ行くバスの中にて読みました。
これは映画化もされていて(観てないけど)その予告を観て気になってて、
さきに原作を読みたいと思って購入してみたのですが。
うーーーむ・・・思ったより、すーーーーーんごく重かったです・・・。
しかも今の私にはちょ〜うタイムリーなテーマで。恋人と、母親と、自分と・・・。

家族との関係って、若い頃はあまり気づかないけど、このごろになって
すごく考えることの一つです。
絶対血のつながらない人には分からない、濃くて複雑で微妙で、絶対で。
けして逃れられないし、そして決して途絶えることはなく、続いていく。
小さな頃から、とくに家族って、親って兄弟って、とよく考えていましたが、最近はプラス恋人や、姉の夫、弟の彼女や奥さんとの関係とかについてもいろいろと感じたり考えたりすることが多くて。
そうゆうことを考えてしまう本でした。

でも、私にとってはあまり後味がいい本ではなかった気がします。



2003年08月28日(木) 「いくつもの週末」/江國香織

ちょっと江國ワールドにはまりたくなって、本棚から取り出しました。
筆者の結婚生活・結婚観(?)を綴ったエッセイです。
結婚のリアリズム!
「寛容と情熱」のところでは「分かる分かるー!」とうなずいてしまったわ。
筆者のご主人に感心してしまいます(笑)。












2003年08月03日(日) 「神様のボート」/江國香織

以前購入し、しばらく読んでなかったんだけど、地震後クローゼットを開けたら
バラバラと落ちて来て、ひさしぶりに読みました。
読み返すとやはりおもしろかった。

「ごめんね、ママの世界にいられなくて」の気持ち、分かるなぁー。












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