2004年01月11日(日) |
サウンド・オブ・ミュージック(ニュー・プリント デジタル・リマスター・ヴァージョン) |
監督・製作 ロバート・ワイズ 主演 ジュリー・アンドリュース
銀座テアトル・シネマ
マリアのように生きたいなぁ。 『すべての山をのぼれ』 人生は笑顔と歌で乗り切ろう。 いつかアルプスの山に行ってみたい。
大きな画面で観れて良かった。 沢山の素敵なうた。 『わたしのおきにり』 カーテンで作った遊び着 かわいい子供たち。 恋のライバル男爵夫人もなんだかかわいらしい人だ。
いつでも不穏な影はつきまとうかもしれないけれど 笑って好きな人たちのことを考えていつでも歌って踊っていれば幸せ。
監督 犬童一心 出演 池脇千鶴、妻夫木聡
渋谷シネ・クイント
複雑。 単純に良かったとか面白かったって素直に云えなくて。 でもずっとずっと観てから喉につかえた魚の小骨みたく 自分のなかにひっかかってる。
忘れてた過去の思い出を掘り起こされたり 現在のことにも不安の礫を投げつけられた。
今までの経験からでもわかってはいたことを 改めてつきつけられて 私はラストシーンのジョゼのように風を切って歩いていけるのだろうか? 泣き崩れる恒夫は色んな人にオーバーラップする。 自分自身にも見える。
ジョゼは最初から覚悟をしていて 私もそんな部分もあるのだけれど やっぱり永遠を信じたいので見て見ぬふりをしているのだが 現実を突きつけられてしまって それでしんどく感じた。
全然ファンタジーじゃないなぁこのお話し。 きついなぁ。リアルだなぁ。チーちゃんのおぱいもね。
お魚ホテル素敵。行ってみたい。実在なのね。
監督 ロマン・カチャーノフ
渋谷ユーロスペース
3本立てでした。
『レター』 母親としてはダメダメだなぁ。 旦那さんにいつまでも恋してる奥さん。 遠くにいる旦那さんのことを思って家事も育児も手につかなくなる。 そんな母親を坊やがはげますという 日本人的にはありえん内容ですね。 ---亭主元気で留守がいい。私には子供がいれば大丈夫よ。 所詮、旦那は他人だもの・・・ そういうのはやっぱりなんか母親としてはまぁいいのかもしれんけども やっぱ女としては終ってるよね。
まるで手塚治虫が描く女性像のような美しいママ。 女性として憧れます。
『ママ』 前作とうって変わって母性による妄想作品。 ここでは父親いっさい出てきません。 ママが買い物出かけている間に妄想する 留守番するぼうやに降りかかる災難の数々。 この作品のママも白くて細くてか弱い少女のようで こんな調子でこの先1人でぼうやを育てていけるのか観てるこっちが心配になるような人。 だからこそ最後のママの涙は感動的。
『ミトン』 ロシア妄想三部作って感じですね。 またしても父親不在家庭です。 時代的に男の人は兵役に就いているのでしょうね。 だからこそ母親と子供が主題のアニメーションが大事な時代だったのかも。
懐かしいな。 こんな風な一人遊び私もしてたと思う。 何かを生きてるものに見立てて。 夢と現実がごちゃまぜになるような感じ。 子供の頃の思い出 「あれって本当に現実だったのかな?」なんてこと沢山あるよね。 沢山の夢や希望があってその中で遊んでいた。 そんな思い出が鮮明に蘇った。 でもあの頃も今もあんまり変わってない気も。 現実に生きてる感触が薄い。 大人になれていないせいなのか。
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