縁側日記 林帯刀 |
2006年08月21日(月) 入道雲。 | ||||
昨日にくらべたらそれほど暑いわけでもないのに、 頭が痛くて、熱もすこし。 冬に風邪をひいて、もっと熱があったときも、 こんなには体が重くなかった。 クーラーが静かに動いている。 薄暗い部屋の中。 車の窓を全部開けるだけで十分だった、昨日の帰り道を思い出す。 テレビの向こうは、もっともっと暑いんだろう。 甲子園の球児たち。 観客席。 応援の声。 ブラスバンドの楽器、 熱くなっているんじゃないだろうか。 さすがに火傷したりはしないだろうけど。 でも唇が楽器に触れるたびに、 その温度にびっくりしているかもしれない。 アナウンサーがひとりひとりの名前を読み上げていく。 涼しい部屋がまちがっているような気がしてくる。 足りないのは、汗の匂い、草いきれ、夏の光。 |
2006年08月15日(火) 行楽。 | ||||
お盆だというのに、まったく実感がない。 里帰りが関係ないからかもしれない。 昨日、仕事のために電車に乗ったら、 いかにも「行楽!」という格好をした老若男女がいて、 やっぱり夏休みなんだなと思った。 今朝は曇っている。 夏の朝は涼しくて空気も澄んでいて好きだ。 昼下がりのじりじりした日差しも好きだけれど、 油断するとくらっとくるのでなかなかむずかしい。 どこか温泉か高原に行きたい。 近いところで山梨や長野。 水族館でもいい、夏の気分を味わいたい。 車の運転が、ブランクを乗り越えて 難なくできるようになったので、 思いたったら自分の都合だけで出かけられる。 うれしい。 ただ、ガソリンが値上がりしているのは気になる。 愛車は燃費が若干悪くなったけれど、 それでも15km/lだからいいほうだ。 最近うれしいのは、 その車に乗れるようになったことと、 友人に元気になったと報告できること。 実際に会ったら驚かれるかもしれない。 感謝。 きょうも出かけられたらいい。 でも、どこへ? そうだ、「圧力鍋で米炊き」はマスターしたもよう。 コツは土鍋のときより少なめの水。 |
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