miscellaneous thoughts
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おばあちゃんが倒れた 震える細い肩を抱きながら車に乗った
いつでも気丈なひとが 爆弾を抱えながら暮らすこと
わたしの赤ちゃんを抱くまではここにいてください そう遠くない未来だと信じて
わたしのように、おばあちゃんにそっくりな子を産むから
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今年の夏はおそるべき速さで
暑いのは得意じゃないけど それでもこれじゃもの足りなくて
ひたちなかの太陽はいつもよりやさしくて そして、なんとなく傷つけた
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独りで暮らすことに馴れ 泣きたい夜を我慢しないこととか 朝までぼんやりお酒を飲んでいたりとか 大事にしていたグリーンが病気で枯れたりとか
自分の生活がたのしくて ときどきかなしくて たまーにどきどきする
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こないだ読んだ小説に 「でも」とか「たら」を考えないことにする とかなんとか(定かではないが)書いてあって 泣いてしまった
わたしは「たら」でつまづいている
あのとき、そうしなかったら
もしそれを許していたら
なんてきりがない 夏は感傷的になりすぎる ばかみたいにね、毎年毎年
ひとすじのひかりを掴もうとしたときに 窓が開け放たれて あたりがいっせいに白くなってしまったんだ
眩しいあかりのなかの わずかな闇を見逃せずにいた
ぬるい風が助長する
ruriko
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