ギリギリセ〜〜フ - 2005年12月31日(土) 一心不乱に大掃除をしていたら思い出しました。 今年のコンサート・ベストテン書いてないっ!! ・・・って別に書かなくてもいいじゃん、そんな誰も楽しみにしてないって。 ・・・そんなこと言わないで。もともと自己満足なんだし。 というわけで、書きますが 今年はホント行ったコンサート、仕事のものはともかく、 例年になく少なかったのでかなり偏りあり!です。 そして、例年のごとく順位はないです。行った順に。 ●「グルダを楽しく思い出す会」 マルタ・アルゲリッチ(Pf)、ルノー(Vn)&ゴーティエ(Vc)・カプソン、 パウル&リコ・グルダ(両方Pf) クリスティアン・アルミンク指揮新日本フィル *文字通り本当に楽しいコンサート。特にアルゲリッチの弾いたモーツァルトの協奏曲が凄かった。 ●東京オペラの森/R.シュトラウス「エレクトラ」 デボラ・ポラスキ、アグネス・バルツァ、フランツ・グルントヘーバー ほか 小澤征爾指揮東京オペラの森管弦楽団 *小澤さん指揮のオーケストラがなんとも緻密・透明。そして超豪華歌手陣に酔いまくり。 ●パリ・シャトレ座プロジェクト��/武満徹「マイ・ウェイ・オブ・ライフ」 ケント・ナガノ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団 ペーター・ムスバッハ演出 *不思議で幻想的で自由な舞台。武満さんの音楽の素晴らしさを違う角度から再確認。 ●パーヴォ・ヤルヴィ/N響 トゥルルス・モルク(Vc) *初めて聴くモルクのチェロの実演に感動。それにパーヴォの峻烈な音楽は若手でも屈指!!と興奮。 ●ユーリ・バシュメット(Vla) *ソロより室内楽がよかった!特に黄昏の輝きを響かせたブラームスの五重奏。 ●マウリツィオ・ポリーニ(Pf) *「ポリーニ・プロジェクト」でのシュトックハウゼンの演奏の凄絶な美しさ、 (彼は出てないけど)ノーノの作品のストイックな歌。そしてリサイタルでのベートーヴェンの流麗な美しさはこれまでに増して独特なものになっていた。ここへきてさらに興味深いピアニストになった感じ。 ●マリス・ヤンソンス指揮バイエルン放送交響楽団 *今年最高のコンサート!なんといってもオーケストラの豊かで深い音、素晴らしい高みに達している音楽性に感嘆しきりでした。もちろんそれを引き出しているヤンソンスあってのこと。あんな「ハートに直球一直線」なベートーヴェンを聴くと、ピリオド楽器とか版の話しをしているのがバカらしくなった。 ●広上淳一指揮N響 ハイドン「天地創造」 *今年最後のコンサート。終わりよければすべてよし。音楽にひたすら敬意をもって指揮をし、その音楽のエネルギー、美しさを純粋に響かせる様に、そしてそれがこの音楽になんてふさわしいんだろう!となんとも言えぬ満ち足りた気分になりました。 ★・・・で今年のベスト・・・というのとは少し違うのですが、 いつぞや書いたポゴレリッチの恐るべきコンサート。 *音楽って何?現代に演奏する意味って? 色んな??を考えさせてくれました。これからも考えつづけることになるでしょう。 あの場での恐ろしい、ある意味気持ち悪い体験は一生忘れないと思います。 今年はこんな感じでした。 私のひとりよがりな、しかも文の下手な日記に付き合ってくださって 本当に感謝です。 皆様!ぜひよいお年をお迎えください。 また来年!! ... 年末に・・・ - 2005年12月29日(木) 毎日寒いですね〜。ブルブル。 私は今日から冬休み。 朝から家の掃除に没頭しております。 夕方、ちょっとだけ出かけたのですが その出掛け、 団地の中で男の子たち、そう小学校3〜4年くらいの子たちかなあ、 サッカーをやっていました。 そしたらそのうちの一人がボールをそらしてしまって 私の歩いているあたりに転がってきたので 軽くけり返してあげました。 するとリーダー(?)らしい、真っ黒に日焼けした目のグリグリしたスポーツマン・タイプでガタイのいい男の子が頭を深深と下げて 「ありがとうございましたっ!」。 なんかとっても男らしい感じでしたね。 いや、それだけの話でオチも何もないのですが 私は「ありがとう」って普通に言ってくれてホッとした、 ってか嬉しかったです。 よかった、ちゃんと普通に人間らしく育っている子どもたちがいる、って。 最近、これだけのことなのにできない人、やらない人が周りに多すぎて 会社でも「はあ?」ってことばかり。 前にも何回か書いちゃったことですけど (モーツァルトのオペラ「フィガロの結婚」のことなんかで)、 人間は謝り、許し、感謝することのできる唯一の動物のハズだ。 それが人間の世界をかたち創るんじゃないか。 だから私は来年も自分の関わっている「音楽」の仕事にいそしもう、 そうした人の世の中を維持するために、ちょっとでも力になるのならば。 と力をこめて、思う。 ... Xmasイヴ・イヴ - 2005年12月23日(金) さてさて、早いもので明日はクリスマス・イヴ。 飾り付けが年々早まる街のクリスマスの装いも もうすぐ終わりかと思うと寂しいですね。 私たち聖歌隊も今日、明日のための通し練習を終えました。 いよいよ明晩。 前にも書いたように今年は出来がよさそうです。 私はこんなちっぽけな、 毎日ちっちゃなことでひーひー言っている とるに足らない存在ですが、 精一杯、祈りの歌を歌い上げて こんな世の中、闇に包まれた世の中に ほんのちょこっとでも光が灯せればいいな、 と思っています。 頑張ります! ... 秋ドラも終わり・・・ - 2005年12月20日(火) ところでこの秋シーズン、 忙しい、忙しいと言いながらしっかり週に3本の連ドラを見ていたわけだけど 「あいのうた」と「野ブタ。にプロデュース」の2本、 すごくよかった。 全然違う2本だから、比べられないのだけど、 どっちかというと「野ブタ。…」の方が心に残ったかな。 「あいのうた」を書いた脚本の岡田惠和さん、 「ちゅらさん」で有名なこの方の書いたドラマは テーマは重いはずなのに、いつも清々しく、 そして深く沁みます。 「野ブタ。…」は、なんというか、 自分とはだんだん離れていってしまう世代の話なのに 私には「今の時代」の辛さの感覚、 喜びの感覚、 どっちもとってもリアリティがあった。 基本コメディ風なのに、とっても迫ってきた。(どっちかといえば「辛さ」の方が) それにひきかえ昨日最終回だった「危険なアネキ」は なんだってこんなのを全部見てきてしまったのだろう、 時間の無駄だった…。 「なんかあるだろう。いいところが。」 と思って途中で止められない自分がイヤだ。 ... 継続こそ力なり - 2005年12月15日(木) 12月に入って、恒例の聖歌隊の練習が始まりました。 と、いいつつ、クリスマス・イヴ本番の前は 今度の日曜にちょろっと合わせるだけと 前日のゲネプロだけなのです。 これは教会のスケジュールの都合で仕方がない。 結局今までも5回練習に行っただけ。 まあ、ここ数年は80%が同じ曲で(同じメンバーだし) 今年も新曲はひとつだけなので、とりあえずいいんだけど。 でも正直、ヘタなんです〜。これでよく人に聴かせるよな、って感じ。 私以外、専門にやっていた人間はおらず、 それどころかアマチュア・コーラスすらやったことのない素人さんばかりだから 仕方ないんだけどね。 でも、それを考えたら、逆にこれだけよく歌えるな、とも思う。 ここ数年歌っている歌で、「アウェイ・イン・ア・メインジャー」(邦題:「久しく待ちにし」) というかなり有名な曲があるのですが、 これを20世紀前半のハンガリーで活躍した大作曲家、ゾルタン・コダーイが編曲したア・カペラ版というのを使って歌っています。 このコダーイ編曲がすばらしくよくできていて、3声(女声2パートと男声)が複雑に、でもとても効果的にからみあって、原曲の価値を数倍にも上げています。 より神秘的になって緊張感も高いポリフォニー。 しかし、その分難しいのなんの。 さすがの私も数年前、初めて歌ったときは途中で音が全然わからなくなったり、 見失ったり、自分の出を誤ったり散々で、 家のピアノの前で何度も音とりをしました。 ましてや周りの団員には想像を絶する大変さだったと思うし、 実際、一昨年くらいまでは本番でも音が行方不明でグチャグチャ、 気合だけで人に聴かせてた感じでしたが 今やどうよ。 なんでできるの?てか できるのが自然、な状態。 私自身も、普段たいして練習しているわけでもないのに(てか正直全然してない) 耳と声がバージョンアップしたのか、 周囲の全パートを完全に聴き取りながら、 そして周囲の男声をひっぱりながら、部分によって出すところは出し(させ)、 ハーモニーの中になる部分の時は控え(させ)たりして、 かつ男声部全体を、合唱全体の響きを溶け込ます、 (わかります?) という微妙なバランスの舵をとる芸当もできるようになった。 ちょっと自慢。 もっともこういうことは、合唱をやる上では当然前提になっていなければいけないことなのだけど・・・(汗) 以前、私がオーケストラで頑張ってた頃(アマチュアですが)には うんと叩き込まれたことだった。 ようやくこの歳になって「声」でもそれができるようになった。嬉しいっす。 でも、それって、私だけでなく みんなも全体のハーモニーの中に自分のパートがどう響いているかをよく感得してなければ いっくら私ががんばっても実現できないこと。 まさに「継続こそ力なり」だ。 てなわけでもうすぐ本番。 あとはみんなの体調しだい。 私なんぞ、いっつもこの時期になると秋のシーズン疲れか カゼをひいたり、なにかしら体調を崩す。 頼むぞ〜。(←誰に言ってるんだ?) ... 寒い晩に - 2005年12月13日(火) 寒い日が続きますね。 日本海側は大雪の地域が多いとか。 関東地方も、雪こそ降らないものの (あ、ちょっとだけ昼間に散らついてたな) 相当寒いです。 この時期でこの寒さは久しぶり。 もっとも子供の頃はこのくらいが普通だったとは思いますけどね〜。 ところで、よくウチの夫婦では 「キレイな夜景見たいね〜」 などとちょっとロマンティックなことも言ってみたりするのですが 最近はこの寒さのせいで、ちょっとラッキー。 ていうのは、寒さで空気が澄んでいるものだから 窓から見える遠くの家々の灯りがキレイに見えるんですね〜。 でまた、クリスマス・シーズンで、 私の住んでいる辺りは(ウチの集合住宅を除いて・・・だけど。哀) いいふりこきの家が多くて、窓や屋根、木々にクリスマスの電飾をピカピカつけているお宅が多い。 だから、単なる住宅地なのに とっても夜景がロマンティック。 気温もフトコロも寒くても、こんないいこともあるのだ。 ... 驚異のピアニズム - 2005年12月09日(金) ↑先日聴いたフランスのピアニスト、ピエール=ロラン・エマールのリサイタルのことです。 このエマールの弾いたラヴェル「夜のガスパール」のCD に感動した話を前に書きましたが、 これを実演で聴ける!というので万難を排して東京オペラシティへ行きました。 CD通り・・・どころかやっぱり実演は違う、 会場で買ったプログラムのコラムにも書いてありましたが、 この人はどんだけ鋭敏な耳、 明晰な頭脳、 敏捷な腕の運動神経をしてるんだ?? 信じられない域です。 またこれはポリーニの彫刻的なイメージを喚起させる「明晰」とは また違ったタイプ。 ナマで聴いた「夜のガスパール」は 最初の「オンディーヌ」の霧のような音響の もう、なんというか音を超えて「気配」というくらいの微妙さから 爆発的に大きく鳴らされるフォルテまで 完全にコントロールされた音によって作られる神秘の世界。 しかし同じフランス人作曲家の作品でも ラヴェルの方がより幻想的で ドビュッシー(前奏曲集第1巻から3曲弾いた)が二次元的な絵画、という風に聴こえたのは面白かったです。 どっちかというと逆に聴こえることが多いのだけど。 あと驚かされたのは、現代作曲家ブーレーズのソナタ第1番。 ああいう難曲を、水を得た魚のように弾く、というのは やっぱり彼のキャリアを (彼は、長らくブーレーズが率いるアンサンブル・アンテルコンタンポランの専属ピアニストだった。だからブーレーズの作品をはじめ現代曲の初演を数限りなくしてきた。) 考えると当然なのかもしれないけど それにしてもあれだけ精密複雑な曲を、いともたやすく弾いてしまい 音的にも形としても完全に調和のとれたシンプルで美しい曲に聴こえるなんて ただ事じゃない。 こないだ聴いたポリーニのシュトックハウゼンをも凌駕していたかも。 後半はシューマン「交響的練習曲」。 これも素晴らしかったけど、こういう曲を聴いて ああ、彼はまだまだ先に進むな、と(足りない、という意味じゃないんだけど) どういうわけかちょっとホッとした。 精密だけど、冷たくなくて、清々しいロマンティックさを感じさせるシューマン。 でも彼はこれからもっとファンが増えるよ、きっと。 偶然会った大学時代の女性の友達が、今回初めて彼を聴いて 「一目ぼれ〜♪ (一耳では?)」 と言ってたけど、そういう人少なくないだろうな、と思った。 ... どうでもいい話ですが - 2005年12月03日(土) 先日、バイエルン放送交響楽団のことを書いた時、 「バイエルン放響」と略して書こうとしたのですが ・・・よく業界やファンの間では 放送交響楽団のことを放響と略します。 よくコンサートのチラシやブックレット、雑誌なんかでも 見かける略し方だと思いますが・・・ そしたら バイエルン豊胸(いやん。) とでました。 なんかいいよな、なんとなくしっくりくるような。。。 すみません、こないだから書きたかったんです、これ。 ほんとバカ。 ...
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