雪かきをした今日はその後ものすごく落ち込んでしまい、何もする気になれず、図書館にだけ行って本をたくさん借りてきた。

　その中の一冊が「無菌室ふたりぽっち」という白血病の闘病記で、書いたのは今田俊さんという朝日新聞出版の編集さん。

　と、実はこの人、私の前の担当だった人だ。

　が、私と仕事したのは２〜３回で、それはあの、私にとっては大きな転機となった「おかみさん座談会」をやらせてくれた人で、でも、その時はすごい元気だったから、その人が白血病だったなんて知らなかった。

　ぜんぜん知らなかったが、今年の初めに新聞読んでたら、あれ？と記事が出てて、今田さんだああ？と思ってみたら、白血病だったことが書いてあってびっくりして、本が出てるというので読んでみた。

　その数日前には普通に年賀状を行き来してたので、ビックリだった。

　読んだらやっぱりそれは壮絶で、そして、去年、白血病で亡くなった友達のことを否応なく思い出し。

　生きるのも死ぬのも紙一重とか、色々思った。友達の場合は、白血病と分かった時点で、もう治療が難しくて、というか、治療ができない一番難しいタイプの白血病で、余命が２週間と最初の時点で言われたと後から聞いた。でも、彼女は、「静香ちゃん、私、白血病になっちゃったの。治療法がないとかで、なんか、まだ実感ないわぁ」、なんて明るくメールしてきてたのを思い出す。

　病気になるって、どんなだろう。私は死ぬほどの病気にまだなったことがないけど、それを受け入れる、治療を選択していくって、ものすごく大変なことだ。

　日頃は自分で何でも決めるけど、自分はそれを決める自信はない。

　そして病気になったとき、病気の和田さんじゃなくて、ありのままに和田さんでいられるであろうか？

　それはすごく難しい。

　今田さんは白血病を発症して克服したすごい人だが、それ以上に私にとっては、すごく大切な記事をやらせてくれた編集さんだ。白血病の今田さんではなく、編集者の今田さん。

　そんな風になれるだろうか。

　これから間違いなく病気になっていく私。（だって老いて、死んでいくんだし）

　それを考えた。。。。けど、今日は弱ってるので、どうせダメだろう、何もかも。。。としか思えないヘタレですが。

バイトしてなくて原稿もないと夜の時間をもてあましてしまい、意味もなく放浪する。。。

　寒いけど。どうせデブだし。歩け歩け。。。

　でも、さすがに寒いから、目的地半ばであきらめて帰ってきたけど。。。

　途中、なぜか警察が検問とかしてて、歩く私をジロジロ見る。うるせ〜。見るな〜。ただの散歩ババアだっ。

　貧乏な、ひとりぼっちの、散歩ババアだっ。

　うるせええええええ。

　行き、白鵬に書いたはがきを投函する。絵葉書に、ゆっくり休んで、日本のバカがごめんなさい、みたいなことを書いた。

　そんなの見るかな？　見るよね？

　日本みたいなリンチ国家に、少しでも対抗したくて、そういうのを書く。

　日本は本当にイヤな国だよねぇ。どんどん、どんどん、イヤな国になる。

　

　もういい加減にバイト探して働けや、自分。である。。。お金もないくせにへらへらしてる。少しずつ原稿は書いてるが、原稿料が昔のように高くはないんだから、生活はできない。だけど、あれこれ言い訳して、バイトしてない。

　ダメだなぁ。。。ぶくぶく太ってるだけ。ぐーたらして、文句ばかり言ってる。

　働かなきゃ！！

　朝からネットで相撲見てはツイートしてるなんて生活じゃ、一銭にもなりゃしない。

　身体動かして働いて、働いて、働いて、死ぬまで働くのが運命じゃ。

　働け、自分！

　だいたい、今やってる相撲のこと書く仕事だって「あくまでもファン目線のちゃらけたもの」であり続けて、これだけじゃあと１年ももたないであろうこと必須。

　もっと鋭い目線のなんちゃらとか書けないとダメだろうに。。。

　ダメだろうに、と思いながらも、だ〜らだらしちゃうのが私だ。

　今朝、私は今、書くぞ〜とか言いながら、自分の好きなこと書いてるのかな？と思うと疑問だったりした。でも、疑問になりながらも、別に何が書きたいのかも分からなくて。分からないな〜分からないな〜と、遠くを見た。

　分からないときは動くしかないんだから、やはり働こう。

　バイト探します。

　何かして、何か見て、それを書きたい。相撲じゃなくて、本当は私は私のことが書きたいんだもん。

　

１２月いっぱいでバイトは辞めてしまったわけで、また貧乏生活に突入してます。やっぱりなんだかんだで、お金かかるんだから、ああ、また探さないと。ふう。ふううう。

　しかし、いつまでもやれると思うな肉体労働？とか思うから、書くことにもちゃんと向き合わないと！　再度思う。

　しかし、私に何が書けるのだろうか？

　いつまでもあると思うな相撲初心者原稿。。。だし。

　もっともっと色々なテーマを幅広く書ける大人に私はなりたい。。。

　ふううう。

　年末年始はオカンと久々に一緒でした。オカン、手ぐすね引いて待ってた、という感じで愚痴愚痴愚痴の山。最初はふむふむ聞いてたけど、段々疲れ果て。。。

　やれやれ思うが、それも親孝行よ〜とか言われて。ふうふううう。

　うちのオカンだけかと思えば、どこのオカンもみんな愚痴の山らしい。

　そしてトンチンカンいうことも、私に「これから静香はどうするの？」なんて、答えのない、辛いことをグサグサ正月から言い腐る。そういうのも、どこも同じらしい。

　見知らぬどこかのオジさんと結婚しろとか言う。誰や、それ？　誰？　そういうのも、あるあるらしい。

　オカンよ。。。

　それでいて、やれドライヤーが壊れたというから買ってやり。小さいストーブ壊れたからと買ってやり。

　私の零細財布からあれこれ買ってやると、はしゃいで喜ぶ。

　なんていうか、小学生の子どもみたいなもんだな。７８才。

　あちこち悪いし、心臓ダメだし。こんな愚痴やらも、あと数年すれば、いい思い出になるのだろうな。

　子どもの頃のオカンとの思い出といえば、オカンの作る「ママプリン」（粉をお湯で溶かして作るプリン）を、私が固まるのを待てずに、まだ液体のときにズルズル飲むのが好きだった、ということでしょうか？　ええ、意地汚いデブだったんですよ、当時から。それを許すオカンでした。

　当時３才か４才です。

　あれからもう５０年ぐらい経つのかと思うと、人生アッという間ですなぁ。

　私もあと何年生きるのだろうか？

　年の初め、そんなことばかり考えます。

あけましておめでとうございます。

　バイトもない、久々の元旦＠沼津。。。。トコトコと歩いて１５分の海へと散歩に行き、温かったのでしばらくジイイイとカピバラのように座り込んでおりました。

　そのときに思ったのは、もう死ぬかもしれないから、好きなように生きようでした。

　そろそろ寿命じゃねえか、オレ？みたいなあちこち身体の悪さ。。。

　それならもう好きなことしなきゃ！であり。

　それなら書くのだ、たくさん、たくさん、頼まれてもないことも書きまくるのだ、と思った。

　書くのだ。書くのだ。

　前はバイトしなきゃ！　バイトしなきゃ生きられない！と思い込んでいたが、いや、違う。私はライターなんだから、書いて書いて書いて、それを売り込んで売り込んでお金にしていかなきゃ。

　何やってんだよ、オレ。自分に甘えんな、である。

　バイトって保険であり、ある意味、逃げだし。

　それで他人の店にナンクセつけたりしてないで。自分の店で正々堂々やればいいのだ。

　くそったれ！

　くそったれ！

　くそったれな和田。もう、書くしか道は残ってないのだ。

　富士山と海を見ながら、そう思った。

　↑　
　けっこう雄大。

　ちなみに近くの海は何せ駿河湾だから、海岸から１〜２メートル行くと、すぐにドボンと深くなるという恐ろしい海です。５メートルも行くとすでに深海な感じ。マジだぜ、マジだぜ〜〜〜。