sasakiの日記
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2006年11月24日(金) MISS ネビルの林檎

 ミス ネビルの林檎
 机の上に 赤い林檎
 無人の机の列に 何代にもわたって
 子供たちが波のように押し寄せては
 未来へと旅立っていった
 数々のイニシャルに刻まれた机

 「楽しい夏をミス ネルビル」
 「さようなら。」

 野球のグラウンドは白い線が引かれ
 プールはペンキを塗りなおされ、水が張られている
 
 素晴らしい日々であることは確かで
 一人ぼっちの夏なんて夏とはいえない

 二度と戻らない 少年の夏

 雲がどんなに大きかったか
 日の光がどんなにまぶしく暑かったか
 向こう岸までどれほど遠かったか
 憶えておきなさい

 君の自転車がどれほど早かったを
 遊び疲れて眠ることがどれほど素敵なことだったかを
 泥にまみれたすにーカーのダンスを見たことがある?

 人はその記憶を頼りに大人になってゆく
 人はその記憶を眠るその日まで心に抱いてゆく

 盗作をしてしまわないうちにここに書いてしまおうと思う。
 最初の所はマキャモンかキングのような気がするけど確かではない、だからといって僕のものではない。
 定年を迎えるミス ネビル。ミスというくらいだから独身を通した女教師。夏休みを迎える学校。子供たちが帰った教室に一人残った先生。机の上に林檎。僕はこの机の上に林檎というのに惹かれたんだと思う。歌にしなかったのはあまりにも映像的で歌にする意味が見つからなくなったからで、それでもまだ、なんとかしようと思ってるうちに人のものと自分のものの区別がつかなくなったのでやめた。もしかしたら前にも書いたかもしれないという気がしてきたけどそれはそれでいいか、という気持ち。
 以前、小学校が水の底に沈んでゆくという歌を作ったんだけど、詩だけを呼んでみるとなかなかシュールで結構いいのだこれが。ところが歌がまったく思い出せない。かなり苦労して作った記憶はあるんだけど。苦労して作って一回だけマリアテアトロで一回だけ歌って後は抛っておいた。そうしたら見事に何も出てこない。もったいないなあ。
 という話なのだ。

 昨日、とある人のディナーショーに行って来た。
 音楽はなかなか大変なのだということをあらためて思った。
 人がやってるのを見ると本当に大変なことをやってるんだなあというのが実感できる。何を今サラでしょ?

 今日は一日じゅう雪模様。
 後一月でクリスマス。
 おーーい!モウコトシモオワリダ。
 
 この間山に立てた土台を見に行ったら、なんか微妙に曲がっている。あんなんで良いんだろうか?本格的に積もる前にもう一度行って柱まっすぐにしてこようっと。それと、6畳のウッドデッキはあまりにも広いので前3畳、後ろ3畳に振り分けることにした。村の人は僕が基礎を打ったのを知っていた。さすが村人。帰りにメープルロッジで風呂に入ろうとしたら河村さんに会った。思いがけないところであった割には河村さんはまったく普通だった。上がる所だったようだけどせっかくだからもう一度入りなおしませんか?と言おうとしたけどやめた。珍しく川村さんはあの時間でも素面だった。そりゃそうか、村でも風呂まで来るには車に乗らなけりゃいかんのだ
 った。風呂に入るとそれはそれは見事な刺青衆がいた。平岸のタヌキ湯以来だった。久しぶりに立派なのを見せてもらった。もう少し側でじっくり見たかったけど、そこまでの勇気はない。
 
 急に温度が下がったので風邪などひかないようにしてください、みなさん。明日は小樽、一匹長屋です。調子はいい。

 以上。
 
 火曜日は珍しく丸々忘れていた。その日が火曜日だということも忘れ安穏としていた。いい身分ではある。


2006年11月17日(金) 寒い

 言っても仕様がないんだけどもう、ほとほと冬は飽きた。
 みんな元気ですか?
 僕は毎日ひたすら生きています。
 一時期「ひたすら」ってなんか格好いい言葉だよね?て友達と確認していた時期があって折があったら使ってやろうと思っていたけど、なかなかそんな機会はなく2006年の押し詰まってきた時のようやく使うことが出来ました。いざ使ってみるとそれほど使い勝手がいいわけでも、それほど何か良い具合というわけでもありませんでした。今度は「闇雲に」か「今生の別れに」 あたりを使ってみたいと思いました。どうなんだろう?
 
 今週の鍼でわたしの腰は完治したみたいです。次に行くのは釧路から帰ってきてからになりそうです。目黒君はどうもJRじゃなく道路を走っていくことを選択したみたいです。そんなわけで、じゃということで僕も付き合うことにしたんだけどこの選択は最初から間違いな訳で、帰ってきたら治療院まっしぐらになるはずだ。陸路ひたすらを選んだわけはどうしても食べたいものが途中にあり、そこは電車が止まらない、それに前のりという言葉にもひかれた。「のんびりと、途中止まり止り、なんなら温泉なんかにも入りながら行きましょう。」誘い方としては上の部類。次の日歌うということさえなければこれはこれで立派に旅模様。
 タバコの本数をまず決める。目黒君は30分に一本を提案するも、道中釧路まで5本限定。これは譲らない。前に増毛まで道中2本という実績があるので可能だと思う。それとこっそりとスピードを出さないというのを厳守してもらう。まあ、こんなところだろう。とりあえず。なんたって次の日は唄うのだからね。帰りはJRで帰ろうっと。

 はじめて全日本のチームを見たけど違うなあ。45分がとにかく短い。バカボンと「そうだよね、これがサッカーだよね。」と思わず言ってしまったけど、うちのチームを引き合いに出したわけじゃないから。
 この間日本シリーズの異常な盛り上がりを目の当たりにしていたせいか観客の盛り上がりが思いのほかなかった。サポーター同士何がしかの確執があるのかね?いろいろおもしろいものだ。11月はスポーツ観戦に明け暮れしたような気がする。家に帰ってから録画したのをもう一度見ながら酒を飲む。

 小樽のメニュウはまだ決まらない。なかなか芯を食わない。

 明日は変則的だけど三角山。それが終わってみのやの25周年。行けるかどうか。ベーカーがバックをやるらしいんで見たいんだけど。ベーカーとみのやというのも面白い組み合わせでどういう風になるんだろう?道新ホール。頑張るように。

 寒い。スポ太郎死んでから感じたことは、あいつは結構いい暖房を担っていたということ。一日じゅう生き物が家にいるということはそれだけで家の温度を上げていたんだということが冬になるに連れて良く分かる。去年はこんなにこの季節寒くはなかったような気がする。
 寒い。
 
 
 


2006年11月14日(火) あっという間に落ち葉だらけ

 44年ぶりの遅い初雪だそうです。
 年々温かくなってゆく冬。
 鍼を打ってもらって腰痛はどこかに消えた。
 痛みというのはなくなると跡形もなく気候に残らないものらしい。
 目黒君はただいま50肩の真っ最中みたいで肩に平行以上上がらないみたいで周りにそんな人ばかりが増ええている。僕はもう済ませた。おっさんのはしかみたいなものらしい。50肩。笑える。
 
 携帯のアドレスいまだ発信せずで心苦しがっているばかりで一向に悔い改める気配すらない。文字は大きくしたんだけどそれを押す勇気がまだ湧かないのでまだ、ややしばしかかる。

 今日はもう寝ます。
 23時51分。

 以上。


2006年11月10日(金) 新曲

 でー、いーまいなーせぶん、いーまいなーせぶん、えーせぶん、を繰り返してBメロに行くとする。そいでびいまいなーせぶん、びーまいなーおーぎゅめんと、びーまいなーせぶん、びまいなーしっくすとなるとだね、つぎのCめろはさあ、えふしゃーぷ、びまいなーを2回繰り返してえふしゃーぷ1小節びーまいなー1しょうせつとなりここはびまいなーせぶん、びーまいなーおーぎゅめんと、びまーなーせぶん、びーまいなーしっくすのところとまろでぃはびみょうににているんだけど耳にした感じはそうは聞こえないようになっているところはなかなかよくできている。つぎにでーせぶんでひらいてじー、そしていーせぶん、さらにてんかいしてえーで落ち着かせてびー、えー、びー、えーでなんか高校生の性生活みたいなコード進行になっているっけど緩やかに落ち着いていく展開で安定感があるのです。
 これでどんな曲なのかを想像できればあなたは僕と同業者。
 まあ、別に珍しい進行でもないからよかったら別の曲をつけてみ?

 携帯変えた。
 前回まではボーだフォンだったけどこんかいはAU。
 前は家の中で圏外になるという優れもので、本当に往生したり、居留守には便利だったりで結構ワヤだったので機種変更した。それに液晶もすっかりやられてしまい文字や写真が何も出ないといったていたらくだった。
 おおよそ4年間使っていたんだけど、今はそんなに永く使う人はあまりいないということだったんだけど壊れなかったらもっと使っていた。それと一瞬、携帯をもうやめようとも思ったんだけど、わたしはそういえば結構軟弱だった。
 文字もでっかくてとても見えやすいはずなのに、それでもよく見えない。どっちかというとこの携帯の画面と同じくらいのバカデカ一文字というのを開発してもらう必要がある。今、賛同の拍手があっち東風から聞こえてきた。
 どこからもメールが流れてこない。
 誰ににもまだアドレス変更通知してないから当たり前なんだけど、突然寂しくなった。普段は別にメールなんかしないというようなことを言ってはいるもののふしぎだ。

 鍼を打ってもらってから睡眠がやってくる。10時過ぎると眠くなりテレビ見ながら転寝をする。腰はまだ微妙に残っているんだけど、ストレッチを続けてやれば消えそう。来週もう一度行く。小屋の話で盛り上がる。
 一応大体の形は紙の上では出来た。
 これから縮尺の模型を作ってみることにする。どう考えても6畳のウッドデッキはでかいような気がしてきたので多分縮小の方向に変更するかもしれない。

 もう本当に眠いので。堪忍してもらよう。
 
 


2006年11月07日(火) 毎日雨降り

 月曜日から週末までずっと雨降りが続くらしい。
 いやがうえにも気が滅入る。
 家の中なんか明かりをつけないと新聞も読めないくらいで、ときどき藻岩が近いので雷なんかも光り、おまけで長いため息のような雷鳴がなる。
 これはどう考えても夜のほうが健康にはいい。
 昨日は昨日で夜中にどこかで夫婦喧嘩みたいな物音が聞こえてきて寝入りばな起こされる。どうにもこうにもこのあたり少し賑やかに推移し始めているみたいだ。風水も通らなくなってきているみたい。
 髪も伸びすぎてきて収拾がつかなくなっているところで紀伊国屋の文庫本コーナーあたりで田中さんに会った。田中さんはもう用事を済ませていたみたいでビニールバックを持ち立ち話を開始。
 やっぱり僕の髪が気になるみたいでもっとどんどん伸ばして三つ網にしたらとの意見。どう考えても賛成はしていない。僕は今さらに伸ばすことを考えているわけじゃなく、とても切りたいのだけど切るところを長考しているだけなのだ。何かこだわりがあるというわけじゃないんだけど、この間東京で切って結構めげたので今回は何とかと考えているわけなのだ。他に考えなければいけないことはたくさんあるんだけど、こうやってときどき頭に忍び寄ってくる。今はゴーゴン。今にも髪がニョロニョロ動き出しそう。56歳。これ以上長くすることは僕の人生にはもうないんじゃないだろうか?いい加減本当に鬱陶しくてしょうがない。それでも僕はどこに行こうか悩んでいる。こういったろくでもない優柔不断な状況は更年期というのだろうか?もうそれはないと思うんだけど。
 田中さんと話していて思ったことは僕らは随分長いこと話していなかったということで、本当は喫茶店などに行ってきちんと向かい合って話したかったけど僕は駅界隈に用事があったので時間が持てなかった。なんか田中さんに会うときは何時のばったりで、いつも決まって何か差し迫っている時のような気がして残念。次あったらきちんと時間を作りたいですね。
 最近の本屋は何がしか感動を売ろうという姿勢がありすぎて、作家もそうみたいでなんか気持ちがささくれ立っていることに気づかされる。どうなんだろうなあ?
 このところどことなく怒りっぽくなっている。
 人は人なんだけどね。なかなか気持ちにおせっかいなところがあり鷹揚に構えていられない。早くこいこいお正月。なんだろう?

 どうも微妙に腰が痛い。
 釧路への長旅も控えているので明日あたり梅安先生のところに行く。
 予約を入れたら「やったですか?」と聞かれ、
 「やったわけじゃないんですけど、なんかここんところしこっていて、それでちょっとスケジュールなどをと思って電話したんですが?」
 というような按配でわたしは明日脂汗を流しに行く。根が臆病に出来ているのでどこに打たれてもたらーと背中に汗が湧く。どうも男は弱虫だ。その点女性はすごい。あまり怖いという感覚が鍼にはないみたいで、完全に身をまかせるようだ。男はどこかのめりこむということが不得手で、それに想像力が豊かでありもしないような恐ろしい状態を自分勝手に作りただひたすらおびえる。根性なしと呼ばば呼べ、わたしは見事なくらいヘタレなのだ。そして想像人。おーこわい。

 今日はこれからギターを前に黙考するのだ。テーマはまだ決まっていないけど、黙考。

 


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