2004年05月31日(月) |
あさって&オペラの怪人。 |
ロンドンに来てから
映画にミュージカルにと娯楽に興じているひよでございます。
まずは金曜日の午後、
偶然インターネットカフェで仲良くなった
Sちゃんと一緒に【オペラ座の怪人】を見てきました。
これでロンドンに来てから3回目となるミュージカルです。
前回のライオン・キングと違って
内容も悲恋ものでお子様向けではないし、
時間も夜からの部だったので
劇場全体は落ち着いたもの。
ミュージカルを見るには最適の環境。
さらに今までは1人でも見に行っていたミュージカルに、
初めて連れが出来まして
とても大喜びのあたし。
1人で見るのもいいけれど、2人で見れたら一層良いよね。
肝心の中身ですが
さすがオペラ座の怪人!
ミュージカルというよりもむしろ、オペラのような舞台!
ちょっとした言葉を交わすだけでもメロディーにのってたよ。
ただでさえ、普通に英語を聞き取るのもままならないといのに
曲に英語のセリフがのっかっているもんだから
本当に聞き取るのが大変!
さらに内容自体も今までのミュージカルの中で
1番難しかったので、かなり理解できませんでした。
くすん。
でもでも、確かにセリフそのものを理解するには
まだまだあたしの語学力では大変ではあったけれど、
ミュージカルそのものは本当にすばらしい!
シーンの中に、怪人が自分の恋するオペラ歌手
クリスティーンを連れて、
オペラ座の奥深くまで船で漕いでいくシーンがあるのですが、
そのシーンがまさに圧巻!
本当に川を船で漕いで渡っているかのようなのです。
それに【オペラ座の怪人】で有名なミュージカルソングを
生で聴けてとても感動!
今でもまだその歌が頭の中から抜けてくれません。
というわけで、とっても素晴らしいミュージカルでした。
もっと英語が理解できるようになったら
ぜひぜひまた見に行きたい!
そして土曜日。
土曜日は映画【デイ・アフター・トゥモロー】を
同じ家に住んでいるE子と一緒に見に行ってきました。
【インディペンデンス・デイ】の監督の
最新版、災害もの映画です。
現代にふりかかる氷河期時代に立ち向かう
主人公とその家族のストーリーなのですが、
今回ももれなくどんどん人が死んでいきます。
日本人も3000人くらい
おっきな雹(ひょう)に当たって死んじゃいます。
とはいえ、こういう映画って絶対主人公は生き残るでしょ。
そういう展開になれてしまったのか
ハラハラしながらも落ち着いて見れちゃいました。
これはいいことなのか悪いことなのか。
1つだけ問題だったのが、
映画全体を通して吹雪のシーンとか、氷で閉ざされるシーンとか
とにかく寒々しい。
映画館内のクーラーがそれを助長して
寒々しくて仕方ない。
気のせいかもしれないけれど、
どの映画よりも途中でトイレのために席を立つ人が多かったような。
とはいえ、映画自体はなかなか良かったです。
もっとハラハラしたい人には物足りないかもしれないけどね。
災害もの映画の好きな人、寒くなりたい人にはオススメです。
今週の初め、
再び観光に行ってきました。
その場所はロンドン塔というところ。
ロンドン塔はさまざまな用途で使われたところで
国王が住んでいたこともあるし、
人々が処刑されたこともあるところ。
その処刑された人の数が
もうホント数え切れないくらい多いらしく、
呪われた塔と言うくらい
おどろおどろしい歴史を持つ塔なのです。
なんと1番最後に処刑された人は
今からわずか60年前らしい。
そんな異名を持つこの塔も
今では、そんな血塗られた歴史に興味津々の人々を迎える
観光場所に。
その入場料金は日本円で2000円を上回る程の高さですが、
観光客は絶えません。
もちろんあたしもそんな歴史に好奇心いっぱいな
観光客の1人なんだけど。おほほ。
処刑された人の中には
普通に罪をおかした人もいるわけですがそれだけではなく、
宗教の違いから政敵と見なされて処刑された人や、
新しく妻をめとるがために邪魔になり、
国王に処刑された前妻たち、
自分の地位をおびやかす存在であるために
自分のいとこである姫を処刑したり、
他にも、おじがまだ10代の王子を殺したりもしたわけです。
昔のイギリス王家ってコワイねー。
もちろん悪い者たちは
見世物にされて殺されるしね。
処刑台や拷問のための道具も展示してありました。
さらに昔の処刑台場所も示されてあります。
そういうどろどろした争いの中で
悪くも無いのに殺された人って
いったいどれくらいいるのでしょう。
それを思って、見て回っていたら気が重くなってきちゃいました。
ここには他にも国王の戴冠式に使われた、
数々の高価な宝石が散りばめられている王冠なども展示してあります。
ちょっと見たけど贅沢しまくりって感じ。
でも数々の人々が処刑された場所に
王家のジュエリー館があるっていうのも変な話よね。
このようなイギリスのロイヤルファミリーの
いまだ健在の贅沢ぶりを処刑された人はどう思うんだろうか。
色々な意味で興味深い場所でございました。
昨日は2回目となるミュージカルを見てきました!
今度は皆さんにもおなじみであろう
ディズニーアニメ、ライオンキングです。
3時の開演に合わせて行ったはいいのですが、
劇場に着いたら開演15分前。
劇場にはすでにたくさんの人が。
トイレに行くのにも一苦労。
さらにあたしの席はど真ん中で
すでに座っている人に前を空けてもらわなければ
中まで進んでいけない。
みなさんにご迷惑をおかけしました。
そしてやっと席まで着いたのはいいけれど
あたしの席に、隣のおにーさんの上着が置いてある。
当たり前だけど、さっさとその上着はどけてもらい、
座ったはいいけれど、今度は隣のおばちゃんが問題。
あたしが席に座って一息ついたとたん
何やら話し掛けてくる。
最初はおだやかな気持ちで聞いていたのに、
内容が分かってビックリ!
『あなた、本当にその席なの?
その席はあたしの夫の席だと思うんだけど。』
といちゃもんつけてくるではありませんか!
何言ってるんだ。このおばちゃん。
このチケットを見てみなさいな。
明らかにあたしの買った席だっちゅーのっ。
と、強く言うこともなく、
穏やかに
『この席はあたしの席ですよ。』
と返したあたし。
でも内心かーなり不服。
ちゃんと自分の持ってるチケット確かめてから
人にいちゃもんつけろってな話です。
とゆーわけで、せっかくのライオンキングだとゆーのに
右隣にも左隣にも不満が募り、
前半から後半にかけてミュージカルに集中できていませんでした。
だって、ミュージカルの最中も
隣のおにーさんも、おばちゃんも私語が多い!
おばちゃんの子どもうるさすぎ。
どうして黙らせないで、自分も一緒に話しているのか。
さらに後ろのおじさん、
みんなが笑っていないところで笑いすぎ。
その笑い声が大きいもんだから
さらにあたしの集中力を失わせたのです。
あぁ、せっかく高いお金出したのに・・・。
なんて近辺の客層に恵まれなかったの。あたしってば。
そんな状態でもなんとか集中してみれる時もあり、
そういう時は、舞台効果の素晴らしさや
歌の力強さに感動したのでした。
歌いながら、そして踊りながら
動物を動かしているのもすごいテクニックよね。
でもでも、前半にシンバの子ども時代の役として
本物の子どもが出てきたけど
あの子どもはいらないだろう。
子どもの中途半端な演技を見るために
わざわざ高いお金出したわけじゃないぞー。
というわけで、満足したのかしてないのか
分からないライオンキング鑑賞でした。
とにかく席に不満が残る!
ぜひもう1度見直したい!
どうやら、家に帰ってホストファーザーや
同居人の話を聞くとあたしの行った日と時間が悪いらしい。
なんせ日曜日の昼3時。
いやでも家族連れがいっぱい。
もしこれが夜の回だったら
そんなに子どももいないってわけなのです。
あぁ、失敗したわー。あたし。
あと、もちろんライオンキングという
ディズニーものなのも子どもが多い原因。
内容が内容だけに家族で来るのは分かるけど、
2時間半も子どもが大人しく座っているのは稀でしょう。
なんで、まだその良さが伝わらないうちに
ミュージカルに連れてくるかなぁ。
ロンドンではそれが普通なの?
もしかしてあたしが知らないだけで日本もそう?
とりあえず色々不満の残った
ライオンキングのミュージカルでした。
今度は色々考慮してミュージカルを見たいと思います。
昨日学校帰りに
日本より2週間ほど早くから公開されている
トロイを見に行ってきました!
日本にいたときから映画館で予告などを見て
気になっていたあたし。
別にあたしは主演がブラッド・ピットだろうが
『ハルク』のエリック・バナと
『ロード・オブ・ザ・リング』のオーランド・ブルームが
出演していようが、そんなのは関係なし!
とか言いながらオーランド・ブルームはちょこっと
気になっちゃってたりもしたけれど、
それより何より大切なのはその中身!
トロイとスパルタ間で行われた歴史的な大戦争ということ、
そしてそれがスパルタの王妃をトロイの王子が
略奪したことによって引き起こされたという、
その中身に非常に関心を持っちゃったのです。
とりあえずブラッド・ピットは2の次。
で、そんなこんなで見に行ったトロイ。
本当にかーなり壮大なスケールの映画でございました。
風景も壮大だけど
戦闘シーンも壮大。
戦争ものが嫌いな人にはどうだろうーって感じ。
人がどんどんどんどん死んでゆくし。
アキレス役のブラッド・ピット、
その映画のために改造された肉体が
かなり評判ですが、あんましわからなかったよ。あたしには。
あたしはそれよりも英語を理解するのに必死で必死で。
自分の英語力の無さをここでも改めて痛感。
くすん。
でもところどころで簡単な英語も使われてるし
もちろん映像という何よりの助けがあるおかげで
ほとんど理解できました。
トロイの王子ハリス(オーランド・ブルーム)の兄役の
エリック・バナが素敵だったよー。
あたしは今までこの人の名前を知らなかったんだけれども
とてもいい役をこなしていました。
ブラッド・ピットのアキレスよりも、
オーランド・ブルームのハリスよりも誰よりも
感情移入できる素敵な役です。
ハリス役のオーランド・ブルームは評判通り
へなちょこ王子です。
『ロード・オブ・ザ・リング』で見られたかっこよさゼロ。
それでも最後はやっぱり弓矢を使って活躍していて
笑ってしまいました。
オーランド・ブルームといえば弓矢だっ。
でも恋するあまりに始まった戦争だという割には
恋愛部分が薄い。
本当に王子とスパルタの王妃は愛し合っているのかと思うほど
淡々としておりました。
ブラッド・ピット扮するアキレスも、
トロイの1人のお姫様と惹かれあうんだけど、
この描写も薄い気がする。
ほとんどはやっぱり戦闘シーンて感じ。
とはいえ、有名な『アキレス腱』に『トロイの木馬』に関しては
もちろん映画の中で触れているので
実際に目にしたい人にはオススメです。
何であれ、162分はあっという間に過ぎていきました。
『ロード・オブ・ザ・リング』の戦闘シーンに耐えられる人には
この映画の戦闘シーンもそこまでひどくはないはず。
興味のある方はぜひぜひ見てみてくださいませ。
2004年05月19日(水) |
ロンドンアイと寺院。 |
昨日も今日も学校後に観光しまくっております。
まず昨日。
ロンドン名物になりつつある
ロンドンアイという世界最大級の観覧車に乗りに行ってきました。
日本の観覧車よりも中は大きく作られていて
10人以上は乗ることの出来るという代物。
ガタイが大きいだけじゃなく値段も高い!
大人1人11ポンド(約2200円)もします。
あたしはこっちの学生証があるので
もう少し安く乗れたけどね。
世界中からの観光客といっしょにロンドンアイに乗って
目の前に広がるテムズ河の風景を楽しませて頂きました。
有名な国会議事堂であるビッグベンもそのすぐ目の前で
見ることが出来ます。
昨日は本当に天気が良かったし
むしろ暑いくらいだったので、
なかなかのすばらしい景色を眺めることが出来ました。
値段は高いけれどロンドンに来たら
ロンドンアイ、お勧めします。
さらに今日行ってきたのは、
ウエストミンスター寺院というところ。
ここの入場料は大人8ポンド(約1600円)
でもやっぱり学生証のおかげでもう少し安かった。
このウエストミンスター寺院ってナニモノ?って話なのですが、
最近だと故ダイアナ元妃の葬儀が行われた寺院です。
そして歴代の国王の戴冠式が行われている場所でもあります。
もちろん現国王であるエリザベス女王の戴冠式もここで行われました。
ここの寺院の誇るべきところは
その戴冠式が行われることにあるようなのですが、
他にも驚くべきことがいっぱい!
なんと歴代の国王の墓が置いてあったりします。
本当に中に国王が眠っているのかは分からないけど、
いそうな雰囲気満々です。
さらにイギリスの著名人の記念碑なんかもあったりします。
たとえばシェイクスピアとか。
お墓とかだと『不思議の国のアリス』の
ルイス・キャロルとかの名前も発見。
すごいっ。
歩いている回廊にも壁にも
いたるところにお墓があるので
本当に眠っていたらと思うと多少恐いんですけども、
興味深く拝見させて頂きました。
厳かな場所でございました。
でもホントロンドンって興味深いところが
いっぱいあるなぁ。
しかもそれがロンドンに滞在していれば
すぐ行けちゃう場所にあるんだからすばらしい。
人込みと車がたくさんなのはイヤだけど、
こうやって観光三昧出来るのは
ロンドンに滞在している利点だったりします。
2004年05月18日(火) |
BOMBAY DREAMS(ボンベイドリーム)。 |
この前の土曜日のことになるのですが、
初めてのミュージカルを見に行っちゃいました!
せっかくロンドンに来たのなら
本場のミュージカルを見なきゃソン!
とゆーわけで、劇場まで行ってドキドキしながら
初めてチケットを購入し、
さらにドキドキしながら劇場に入ったのです。
こうやってミュージカルを見に来る人たちって
ほとんどが観光客。
ホールで色々な言語が飛び交っていてとても面白い。
せっかくなので3ポンド(約600円)出して
プログラムを購入。
座り心地のなかなか良い座席に座って待つこと数分。
とうとう始まりましたよ!ミュージカル!
舞台はインド。
そのインドで暮らしている、
ハリウッドならぬ、ボリウッドと呼ばれるインドの
映画スターを夢見ているスラム出身の1人の青年。
その青年がある日、とあるプロデューサーの目にかない、
スターへの道を歩き始めます。
しかし彼はその撮影の最中にふとしたきっかけから知り合った
プロデューサーの娘に一目ぼれ!
でもその彼女にはすでに婚約者が。
娘のほうもその青年のことが気になり始めますが
なにせ婚約者のいる身。
いけないこととあきらめようとします。
そんな中、娘の父親であるプロデューサーが何者かによって
殺害されてしまう。
父親のいない状態で迎えた結婚式前日、
父親を殺した犯人が明らかに!
結婚式は、青年は、娘はどうなってしまうのか!
と言った内容。
もちろん全部ミュージカルを見て理解したのではなく、
あらかじめ予習したので
ここまで内容に詳しいあたし。
予習しないで行ってたらどこまで自分で分かったかビミョー。
人が2人も殺されるので
悲劇かと思いきや、
ところどころで笑える場面が数多くあり
悲劇でもあり喜劇でもあって、なかなか楽しめます。
この『ボンベイドリーム』のプロデューサーが
『キャッツ』や『オペラ座の怪人』と同じだけあって、
舞台装置も音楽も衣装もとてもすばらしかったです。
とくに歌とか本当にステキ!
ここまでキレイに歌えるのか。
といったステキな歌い方を披露してくれた
主要人物たちに感動しちゃいました。
そしてラスト。
外国の人って本当に惜しみなくエールを送るから
こっちも嬉しくなっちゃう。
主人公の青年と娘が犯人を倒したときなんて
よく倒した!って感じで一斉に拍手が起こるし。
とにかく楽しめたミュージカルでした。
ぜひぜひロンドンにいる間に
見れる限りの色々なミュージカルを見に行きたい!
ロンドンに来たらミュージカル。
オススメです。
あたしのホームステイ先。
ここを読んでくれている人は知っていると思いますが
大所帯です。
ホストマザー、ホストファーザー合わせて10人。
ホームステイ先というよちっちゃな寮みたいな感じ。
そこに下宿しているのは
英語の勉強をしているあたしに
日本人のE子、M美。
ロンドンの学校に通っている、ロシアの女の子ダーシャ。
イギリスの大学生だけど今はインターンシップで、
ロンドンの会社で1年働いているリチャードとサラ。
ロンドンの会社で働いているフランス人の男の子ピエロントンと
イタリア人の女の子セレーナの8人です。
最初は、色々な国の人がいるよー。
初めての環境だよー。
とかなり客観的に見ていたのですが、
最近彼らにまつわる色々なことが分かってきました。
どうやらフランス人の男の子ピエロントンと
ロシア人の女の子ダーシャは恋愛関係にあるらしい。
でもピエロントンにはフランスに彼女がいるからこれがまた複雑。
話を聞いていると圧倒的にピエロントンのほうが悪い。
フランスに彼女がいるにも関わらず
どうしてダーシャともそういう関係になれるのか。
でもダーシャもその辺は割り切ってて
『最終的にはピエロントンは彼女のほうに戻るわよ。
あたしは男は弱いものだと思ってるし信じてるわけじゃないから。
自分も信じていないのに、どうして男を信じられるの。』
とか語っておりました。
すっごいなー。
自分を信じられないのは悲しいけど、
なんだかかっこいい女性だなぁなんて思ってしまいました。
ダーシャはさらにとても美人でかわいい。
どうやら30過ぎてるみたいだけどまだ全然見た目20代です。
ピエロントンは他の子達に言わせると
最初に家に来たときはすっごく誠実だったらしい。
それが今はフランス人の彼女とダーシャとの間で二股。
ビックリ。
全然そんな人には見えないのに。
あたしはその話を知るまで、
ピエロントンは真面目で物静かな人だと信じておりました。
でもやっぱりこういう同居生活
なかなか色々な問題があったりするのです。
あたしもこうやって海外に来て
海外で他人と暮らすことの難しさを
常々感じてるのですが、今回も色々ありますとも。
あぁ、神経が休まらない。
まぁ、あたしの場合はあと5ヶ月だし、
耐えていきそうだけど。
これからもこの家で色々なことがあるんだろうけど頑張ります。
2004年05月14日(金) |
ナショナルギャラリー。 |
昨日も授業後、観光に精を出したあたし。
昨日のターゲットはナショナルギャラリー(National Gallery)。
ロンドンにある大きなアートギャラリーなのです。
そのアートギャラリーは地下鉄のピカデリーサーカス
という駅からすぐのところにあります。
そしてそのアートギャラリーの目の前に広がっているのは
トラファルガー広場という大きな広場。
ここは本当に観光客で溢れまくっています。
どれが生粋のロンドンっ子なのかわからないくらい。
もしかしたら全員観光客なんだろうかと思ってしまう。
トラファルガー広場を前方に
アートギャラリーの近くでその景色を楽しんだ後は
いよいよアートギャラリーの中へ。
来る前からガイドブックで入念にチェック済みなので
いかに大きいかは予想していたのですが、
中は本当に広かった。
しかも入り組んでいてどうやって見ればいいかが分からない★
ここでもとりあえずオーディオガイドという機械を
借りることにしたあたし。
ここのオーディオガイドもほとんどの説明は英語だけど
有名な作品30点は日本語でも説明は聞けるのです。
とっても便利。
借りるといっても寄付金という形で
3ポンド(約600円)払ったけどね。
オーディオガイドを手に一室一室隈なく回ることを決意したので、
最初からかなりゆっくり1点1点に時間を費やしていたのですが
最初のそのペースじゃ時間が足りなくなることが判明。 (オーディオガイドの貸し出しは5時まで)
しかも広いので途中から集中力が途切れて、
終いには興味のある絵画だけ見るという結果に終わりました。
時間切れになる前に集中力が続かないわ、あの大きさじゃ。
でも興味深い作品がかなりたくさんでした。
ゴッホもセザンヌもピカソもマネもモネもミケランジェロも
名前は有名じゃなくっても
『あっ、これ見たことある!』
という作品までほんとたくさん!
すっかり観光客なあたしは
ここでピカソとモネのポストカードと、
アートギャラリーの薄めの作品集を買ってしまいました。
あぁ、帰国する際に荷物になるっていうのに。
でもばっちり5時間近く
アートギャラリーを堪能させて頂きました。
また時間のあるときにぜひぜひ来たいところです。
2004年05月11日(火) |
バースとストーンヘンジ。 |
ロンドンでの滞在期間が
たったの半年と限られているあたしは
とりあえず行けるとこには行っとけ!
ってな感じで、観光計画を立てるのに一生懸命。
下手したら英語の勉強よりも燃えています。
いや、それはマズイし。
本当は土曜日に同じ家に住んでいるフラットメイトの
E子と一緒にカムデンマーケットという
日本でいう市場に行こうとしていたんですが、
E子が風邪を引いてしまい残念ながらキャンセルに。
というわけで1人でどこか行けやしないものかしらと考え
再び1人でグリニッジへ。
グリニッジはロンドンの市街から近いし
物価も安めだし、のんびりできるし
かなりあたしのお気に入りの場所。
前回行ったときはあまり観光できなかったので
今回は行けなかったところを中心に回ってきました。
『国立海洋博物館(National Marinetime Musium)』と
『クイーンズハウス(Queens House)』の2つ。
国立海洋博物館はなかなか広いし、
展示の仕方が凝っていたりするしで
とても感動してしまいました!
観光客が多いからか展示の説明も
結構簡単な英語で書いてあるし。
イギリスの航海のこととかタイタニックのこととか
色々なことが勉強できてとってもオススメな場所。
さらに日曜日。
やっぱり懲りずに観光三昧なあたし。
実は先日ここのネットカフェで日本人の女の子と知り合い
その子と一緒にバース(BATH)とストーンヘンジの
バスツアーに行ってきました。
その日本人の子は何と一級建築士!
色々なヨーロッパの建物を勉強するべく
ロンドンを含め、限られた時間で色々と見て回るらしい。
ステキだなぁ。
そんな彼女と行ってきたバースというところ。
浴槽のバスの語源になったとも言われる町なのです。
そこにはローマ人が建てた浴場跡がありまして、
かなり有名な場所なので
観光客で溢れかえっておりました。
でも古代のローマ人の聖なる泉として
崇められていた温泉について色々学べて
とってもためになる興味深い場所なのです。
今のところバースはグリニッジの次にお気に入り。
とは言ってもまだこの2つしか行ってないんだけどね★
建物の色も雰囲気もやっぱりロンドンとは違っていて
それがまた魅力的。
円形状になっている建物や三日月型に広がった建物もあるしね。
こういう建築物を昔に作っていた人たちに感服です。
さらに訪れたのが世界遺産にもなっている
ストーンヘンジ。
サークル型に置かれた巨石群なのです。
多分知っている人も多いハズ。
しかししかし。
こっちに来てからストーンヘンジに対する意見が
すっごく厳しい。
『あんなのただの石だよ。』
ってみーんな言う。
でも有名だし見とかなきゃっ。
ていう感じで行っては来たんだけど・・・。
確かに大きな石がいっぱい。
でもつまらないところだと覚悟して行ったので
反対に結構楽しめました。
もっと、どうして作られたのかが
解明されているんならいいんだけど、
いまだに謎は解けていないらしい。
困ったもんだ。
だけどストーンヘンジの周辺は
今後さらに開発されてもっと昔に近い形に戻るみたい。
てなワケで興味のある方、
ぜひ1度は訪れることいをオススメいたします。
こっちに来て愛想が悪いと感じた人たちがおります。
それは日本人。
日本食レストランで働いている人たち。
ロンドンに来てから早くも2つの日本食レストランに
行っているんだけど、
両方とも最後までいい思いでいられたことはありません。
まずは1つめのレストラン。
あたしが頼んだものと違うものが運ばれてきたので
『これ頼んだものと違うんですけど。』
と言ったあたし。
でもその日本人ウエイトレス。
確かにそう注文を取ったと言って譲ろうとしません。
『変えて欲しいんですけど。』
と言ったのに、もう作ってしまったし変えられない
と無理矢理でもそれを食べさせようとするのです。
上ももう作り替えれないって言うんだって。
あたしももっと強く出れば良かったんだけど
その時は韓国人の女の子と中国人の男の子と一緒にいたし
2人に嫌な思いをさせたくなかったので
その注文していないものを食べることにしました。
でも本当に不満です。
もうそこのレストランには行かない★
そして昨日行ってきた日本食レストラン。
そこは最初は良い感じ。
ラーメンとパイナップルのジュースを頼んで
友達と楽しく話しておりました。
でもだんだん混んできたみたいで
ラーメンは確かに食べおわっていたけど
まだジュースを半分も飲みきっていない状態のときに
チェック(伝票)を持ってくるではありませんか!
それと同じくして早く帰れとばかりに
ラーメンの器も持っていくし。
急かされているような感じがして
長居しずらくなったので仕方なくそこを後にしました。
なんかもう少しタイミング考えれないかな?
他にも3つほどこちらでレストランに行ったけど
それは全部満足のいくサービスでした。
日本食レストランに限ってこういうことが起こるのってなぜ?
それに日本人って愛想がいいイメージがあるけど
こっちのレストランの店員って
あんまし笑わない。
なんか冷たい感じ。
あたしの行くとこが偶然そんなとこばかりなのかしら。
でもそんなことがロンドンに来てから続いているので
しばらくは日本食レストランはもういいです。
またイヤな気分が無くなったころに
違う日本食レストランにチャレンジしてそうだけど☆
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