2003年06月30日(月)   私はえんがわが一番好きです 

会社の年度末日。今日はこの日で会社を辞める人や契約が終わる人や部署が異動になる人がたくさんいた。辞めるうちの一人の壮行会に参加。新宿の雛鮨の食べ放題。おなかいっぱい食べて二次会(カラオケ)は行かずに今ほど帰宅。

呑んでる最中、他部署の人から「そっちのチーム、なんか最近大変そうですね」「やたら殺伐としてますよね」というお言葉を貰う。チーム内の人間は誰も他部署にグチったりしてないのに傍からは見た目でバレバレな模様。どうなることやら…。

今日で今年も半分終わり。そんで明日からは煙草が値上げ。なんか最近煙草のことで憤慨するのが鬱陶しいのでいっそ禁煙しようかと思いました(と言いつつまとめ買いする小市民)。


 2003年06月29日(日)   最近蒸しますわね、奥さん 

朝から、新宿。二人で買い物。帰宅して、夕飯。眠くなって、早寝。

週末は必ずと言っていいほど新宿に来ているので、会社の子に不思議がられた。職場は新宿なのでアホくさくないかと言うのだ。あたい新宿以外の街ってよう知らんのよ。新宿もよく知らんけど。で平日はダッシュで帰るので週末に来る事になるのだった。


 2003年06月28日(土)   梅雨真っ盛り 

大島集会。二人でバイクに乗って行こうと思っていたのに雨で断念。残念。女子でカラオケ。早く梅雨が明けてほしいなあ。


 2003年06月27日(金)   週休 3 日は理想づら 

朝から新宿へ行って買い物をしました。それにしてもミロードとかルミネとかの所謂ファッションビルっていうんですか、あの手のビルの開店が 11 時なのが許せん。遅いよ。

銀行 3 つ行って、郵便局へ行って当たったお年玉年賀はがきの引き換え手続きをする。郵便局のおっちゃんは手続きにとても手間取って「すいませんねえ、2 等の当たり手続きなんて初めてなもんで」と言っていた。そりゃそうだよね。しかし全国で 400 本くらいしか 2 等の当たりがないことを思うにつけ、私が能動的に当てたわけじゃないにせよ、ツキを無駄遣いした感にかられる。ちなみに景品はやっぱりエクシリムにしました。神戸牛とか宮崎の黒豚とかも捨てがたかったんだけど、いかんせん家人が減量してるので。エクシリムは来週あたりに手元に来る予定。

一度帰宅して、玄米を水に漬けてから駐車場へ。バイクのエアクリーナーにオイルを染ませて取り付けて近所を走る。今日はキック 3 度目でエンジンをかけられたよ! やったよ!

夕方からはみんごると夕飯の支度。今日の夕飯は玄米に浅蜊のお味噌汁に、ひじき大豆の煮物。あと納豆と豆腐。大豆まみれ。玄米って美味しいね。ざくざくしてて。

おう、そう言えば今日、家人の健康診断結果が出て驚きました。前回の結果と比べて中性脂肪値がなんと半分以下に! すごい! いや〜、やれば出来るもんだ。ちなみに私はと言うと今日ジーンズを試着して太股が鬱血して死ぬかと思いました。私もがんばろう。


 2003年06月26日(木)   きゅー 

おはようございます。現在金曜の午前 7 時です。

久々に化粧を落とさずに寝てしまった。これやるとお肌が 5 年分年をとると聞きますが、どういう計算なんですかね…。ともあれ昨夜は帰宅するなりバタンキューでした。はふー。

今日はお休みなのでいろいろやるぞ〜。とりあえず新宿行こうっと。


 2003年06月25日(水)   読書感想文 4 

平日の夜に余裕がないせいか、日記をつけようとしても、書く事と言えば職場でのアクシデントしか思いつかないという侘しさです。やあねえ。毎日がアクシデントで新発見でびっくりサプライズです。とりあえず日々がんばっとるよ。いつ落ち着くんだろう。

「イン・ザ・ミソスープ」村上龍
途中までは読んでてわりに面白かった。けど途中からの毎度毎度なエグい殺戮描写は「またかよ」と思った。「灰暗い水の底から」とか死体山盛りの本ばかり読んでた(旅行中に)ので自業自得とは言えうんざりしました。ただ後半の主人公の自問自答部分はちょっと理解出来る箇所もあった。しかし私は村上龍をわりに好んで読むくせに、村上龍を読む自分があまり好きでない。だから「なんか分かるわ」と思うのもなんだか気恥ずかしい。なんかこう、私って俗物なんだなーと思わされてしまう。作家のパーソナリティのせいかも。高尚さゼロだし。ミーハーな印象あるし。今の彼(昔からか)なんて薬のやり過ぎで目の澱んだオッサンだし。なんか E メールのお作法本出してるし。と人のせいにするのもなんなので、自己責任において私の好きな村上龍作品でも挙げておきます。好きな順で「テニスボーイの憂鬱」「ニューヨーク・シティ・マラソン」「69」「走れ!タカハシ」「村上龍料理小説集」「イビサ」…って書いてみるとやっぱり私の好みが俗なだけか。でも「ニューヨーク・シティ・マラソン」に収録の「蝶乱舞的夜総会」は素直に好き。

関係ないけど先日岡崎京子「ヘルター・スケルター」を読んでラストが「イビサ」と同じだったので驚きました。


 2003年06月23日(月)   せめて可愛い毛布だったら… 

先週末、クリーニング屋に出す毛布を自転車にもりもりに積んで地元を爆走しているところを近所に住む会社の男性に目撃されていた模様。鬱だ。しかもラクダ色の毛布。もう駄目だ…。


 2003年06月22日(日)   蒸 

曇りだけど暑い日。CM にタンデムで上野へ。配偶者は 9R のセキュリティ用品を買う。私もヘルメットを買った。

帰りに新宿で買い物。「あのブランドってどこで売ってんのかな」と探してたら、下着にしろ化粧品にしろジュエリーにしろ、大抵は職場の目の前の新宿高島屋に置いてある。灯台もと暗し。今度から一番最初にあそこを調べることにしよう。

帰って来て、昼寝。バイクって(後ろに乗ってたんだけど)体力消耗するなあ。なんかぐったりしちゃった。大豆だらけの夕飯を作って食べる。しかしこの週末は暑かった。昨日の夕方に買って来た 2 リットルボトルの和茶が今日の夜には空になってしまった。

今週は金曜日が休みなので頑張ろうと思います。


 2003年06月21日(土)   9R キター 

変な寝かたをしたので寝坊。珍しくいい天気なので、お洗濯。

今日は以前発注した配偶者の 9R がやっと納車される。逆車とは言え納車まで 3 ヶ月半もかかるってどうなんでしょうか。普通なのか。私は遅すぎると思ったけど。でもピカピカの新車はかっこよかった。

私の単車が間借りさせてもらっていた貸しガレージに本来の主が入ったので移動。CM は始動が悪すぎるから今日にもショップに出して調整してもらおうと思っていたのに、どういうわけかこの日は配偶者がキック 2 発でエンジンをかけてしまったので、しばらく様子を見ることに。CM を駐車場の空いたスペースにとめてロックを二つかけてカバーをかけて、とやっていたら 15 分以上かかった。毎回乗る度にこれだけ時間かかるのかと思うとややげんなり。そう言えばヘルメットも買わなくちゃな。

この日は暑くて暑くてまるで夏のようだった。


 2003年06月20日(金)   読書感想文 3 

今日は怒涛の残業でした。同じく残業の配偶者と落ち合い一緒にぐったりと帰宅。この週末は何をしようかな。明日は東京地方は晴れる模様。

「灰暗い水の底から」鈴木光司
ホラー短編集。もう怖くて怖くて夜眠れないかも〜っていうよな怖さを期待していたんだけど、実際には心温まるちょっといい話系も入っていた。その話自体は悪くなかったけど、もっとこう、読んでるだけで映像が目に浮かんじゃって背筋が凍るような、おっかない話満載だと勝手に思い込んでいたのでちょっと残念。中島らもの「人体模型の夜」と本全体の雰囲気が似ているな〜となんとなく思った。同じホラーでも人体模型と比べると、鈴木光司のが圧倒的に暗い、というか湿っぽい。じめっぽいというか日本家屋の暗がりのようなものを感じる。でも SF 度も強い。この人はやっぱりホラー畑の人じゃなく SF 作家寄りなんだろうな(これのどこが感想文なのか)。


 2003年06月19日(木)   散文 

- 今週は帰宅があまり遅くないです。なのでたまにみんごるもやっています。

- 最近ヘンな痩せ方してる気がする。なんかね、胸が薄くなって来たような。胸の上の骨が透けて見える感じでお婆ちゃんみたいです。すごく節食してるわけではないので、運動でもしようかなーとぼんやり思っとります。しかしなんでこう痩せて欲しい箇所から痩せてくれないのか。二の腕とかさ〜。おなかとか背中とか。ぶちぶち。

- 来週の金曜日は会社都合でお休みなので今から何しようかしらと楽しみです。王道でバーゲン巡りとかか。晴れてくれるといいな〜。


 2003年06月18日(水)   最近変に痩せて来た 

職場の雰囲気が今までになく荒んでおる昨今で私自身もやや荒み気味です。関係ないけどもう 1 ヶ月近くマニキュアも塗ってない。

最近読んだ本の感想文その 3 でも…と思ったんだけど、なんかいい感じに書けない。うーん。

本といえば、先日買ったサトエリのセミヌード掲載のフラウはもうヤフオクに出まくっていました。男性はやっぱりフラウなんて買いづらいのかな。表紙が表紙だしね。


 2003年06月17日(火)   サマー・ビューティー 

昨年の夏に転職した同僚が会社を辞めて英国留学するというので今日は壮行会をやった。前に同じメンツで行った神楽坂の河豚屋さんが良かったので、そのお店の新宿支店へ行って貪り食いました。相変わらず湯引きと雑炊が美味しかった。

今週末に日本を発つ彼女に、自宅でたこ焼きセット(電磁タコ焼き機・油ひき・千枚通し・笹舟・楊枝)をプレゼントした。現地で「日本のタコ焼きを食べさせてあげるわ」とナイスガイを家に連れ込んでゲットしてほしいという一同からの心づくしの一品なんだけど、ブツが結構大きくて重いので持っていくのに難儀だと言われた。そもそも英国人はタコ食べるのかしら…。疑問。


 2003年06月15日(日)   キュートなくびれ 

二人で地元を散歩。ぶらぶらとあちこちのお店を見て回って、お昼ご飯を食べて帰る。本屋で「フラウ」の佐藤江梨子の表紙見て思わず買っちゃったよ。あのくびれ! 胸のライン! 全身真っ白! つま先まで美しい! う〜ん、触りたい。抱いてよし飾ってよしと言うか、やっぱり女体っていいものですね。でも女性誌向けにかなりメイクを変えていたよ。先日買ったフライデーの表紙と比べると別人のようだった。

しかしアレだね、ちょっと前の癒し系流行りとかと関係あるんだろうけど、昨今は肉感的な女性がウケとるよね。個人的には私も痩せてる女体よかぽっちゃりのが好きです。これからの世の中はますますデブ流行りになると見たよ。私の時代がやっと来たよ。嬉しいな。よーし、頑張ってもっと太るぞ〜。

それはともかく神田うのとか江角マキコのヌードも非常に美しかったけれども、触りたいかといわれると「見てるだけでいいや」というか。やっぱり女体の魅力って「柔らかそう」っていうのが大きいような気がするわ。


 2003年06月14日(土)   今日は蒸し暑かった〜 

6 月も半ば。「もう」なのか「まだ」なのかも最早分からない。

配偶者と、先日日記に書いた配偶者の旧友(プジョー乗り)とで日曜に「TAXI 3」を観に行こうと言っていたのに、調べたら昨日で上映は終わっていた。あわわ。終わるの早いな。こんなもんなの?

今日はみんゴルオンラインを初めてプレイした。友達 3 人でストロークで回ってる最中、ホールインワンを出したよ!!! うわーい! 今日いちばん嬉しかった出来事だったわ。もちろんまぐれなので、多分もう二度とないだろうな〜。

あとやっと美容院へ行って来た。髪を染めて少し切る。「傷んでないですね」と言われて喜ぶ。吉祥寺を歩き回って買い物。のつもりだったけど、いかんせん物欲が薄々な昨今なので、ねば塾の石鹸を二つ買った(360 円)ら気が済んでしまった。ピアスとか指輪とか見ててちょっと欲しくなったんだけど、どうも買おうって気にならない。良い事のような気がするのでしばらくは貯蓄に励んでみようかな…。呑みにも行ってないしな。


 2003年06月13日(金)   月光の喚き 

昨日からみんなのゴルフオンラインのサービスが正式に始まりました。配偶者が楽しそうで何よりです。私もそのうち(主に週末とか)プレイしてみたい。

今朝、会社のビル横の自販機で煙草を買って顔を上げたら車道でスクーターがコケていた。イヤフォンを付けていたとは言え鼻先 5 m のところで起きている事故に気づかない自分をどうかと思った。ぶつけられたらしい乗用車のドライヴァーと、ぶつけたらしいスクーターの兄ちゃんがお互い怒り顔で一歩も退かずに睨み合っていた。先日は同じ場所で違反キップを切られているライダーを見たし、私もバイク通勤するようになったら気をつけよっと。会社の近くで事故とか違反キップ切られたりとかしたくない。

友達(というか配偶者の旧友)と携帯メールで忙しいお互いを労いあう。つっても彼の忙しさに比べたら私の忙しさなんて鼻クソみたいなもんなんだけど。「月が見事だからたまには手を止めて見てみるといい」とメールが来たので窓から外を見る。本当に綺麗な月だった。気がつけば関東も梅雨入りしていたので、こんな綺麗な月は久しぶりに見る気がしたな〜。


 2003年06月11日(水)   忙殺 

今日も忙しかったれす。日記書こうとして、会社の空気が不穏だとか仕事がウザいとか部署同士の攻防がウザいとか、そんなのしか書く事が思いつかなくて、そんな自分を病んでいると感じます。やだわー。視界が狭くなってる。でも身体は元気なので何よりです。ブヒブヒ。

しかしたまに忙しくなった程度でここまで余力(普通に日記をつける程度の余力すら)がなくなる自分が腑甲斐無い。ブヒ〜…。


 2003年06月10日(火)   いっそ 8 月までタイムスリップしたい 

ここんとこ、出社してバタバタして一段落して、さて本腰入れて仕事しよっかなーなんて思ったら時計が何故か午後 8 時をさしていて、タイムスリップでもしたかのような気分を毎日味わってます。恐ろしい。こんなことがいつまで続くんだろう(7 月末まで)。

ここまで書いて気がついたけど、今日は時の記念日だったのね。いや、それだけなんだけど。


 2003年06月08日(日)   欲 

最近は週末もバタバタしていたので、この日は部屋の片付けや掃除をして過ごす。バイクで千歳烏山へ行ってお昼ご飯を食べて、本屋巡りをして、お茶して帰る。今日の収穫は「六三四の剣」ワイド版第 9 巻。これでコンプリートです。スッキリ。ちなみにワイド版 9 巻は修羅が恋に落ちたり乾がもなみちゃんに迫ったり母っちゃが八重樫先生にプロポーズされたりとかそのへんが収録されてます(恋バナばっかかい)。あと狂四郎の新刊も買ったよ。相変わらず面白かったわ。大好き。

最近また極端に物欲が薄くなっていて、今欲しい物はと聞かれたら何も答えられません。強いて言えば時間が欲しいな。一日が 28 時間だといいな。増えた 4 時間は寝て過ごす予定。


 2003年06月07日(土)   この日は炭水化物を大量摂取しました 

公社住宅に目出たく当選した K 夫妻のお引っ越しのお手伝い。と言っても旧住居の最後のお片付けと軽い掃除だけだったので小一時間で終わってしまった。新しい住居は新築で設備が立派で綺麗でめちゃ広い。収納が沢山あるのも羨ましい。いいにゃあ。

そこから徒歩 3 分の J 宅に移動して会合。2 ヶ月目を離した隙にまた幼児 2 名がめちゃめちゃ成長していた。


 2003年06月06日(金)   読書感想文 2 

今日も一日忙しかったれす。「心を亡くすと書いて忙しい」って本当だなー、としみじみしとるよ。余裕もないです。

「お菓子とわたし」森村桂
小さい頃、この人の書いたエッセイが家にあって読んだ覚えがありました。アメリカのスーパーで普通に売っているケーキミックスの粉は卵と牛乳を混ぜて(←このへんうろ覚え)天火で焼くだけで、ふっくら美味しく焼き上がる優れもので、でもどういうわけか日本には売っていなくて、それが欲しくてたまらなくてアメリカまで買いに行った彼女。ついでにその頃やはり日本では売っていなかったポップコーンの素。アルミのフライパンにバターととうもろこしが入っていてパッキングされていて、火にかければ簡単に美味しいポップコーンが出来るっていう、アレです。その二つを大量に詰め込んだ重いスーツケースを引きずて帰国して、お友達に誇らし気におすそわけしたら「これ、紀伊国屋に置いてあるよ」と言われてものすごいショックを受けた…って話が印象的でした。引用が長くて申し訳ない。

で、この「お菓子とわたし」で成人してから初めて彼女の本をちゃんと読みました。お菓子にまつわるエッセイです。すんごく美味しそう〜! 読んだ後、甘いものがさほど好きでない私が、近所にある美味しいケーキ屋さんまで思わずお菓子を買いに行ってしまったもの。でも結局買わないあたりが私(眼福でおなかいっぱいってやつです)。この作家は本当にお菓子が大好きなんだね。ケーキ気狂い。どのページを開いてもケーキやパイやクッキーへの愛と執着が溢れています。粉や砂糖やバターやバナナや苺なんかを使って作るお菓子の描写が、とにかく読んでてたまらなく美味しくて、紙面から甘い香りが匂い立つような。この本を読んで少しケーキの認識が変わりました。そもそもケーキっていうのは焼き立てを楽しむもので、だからパリのきちんとしたケーキ屋さんには必ずカフェコーナーがあって、お店の中で食べて行けるようになっているのだという事(そう言えば近所のお店もそうだ)。つくり置きのケーキは既にケーキではなく、当然買って来て冷蔵庫の中に翌日まで入れっぱなしなんて事はもっての他、って話です。そうかー。

森村桂は現在 63 歳で、私のお母さん世代。彼女は自分の育ったお家があまり裕福でなかったと書いていますが、そのわりには学生の頃から世界のあちこちへ旅行に行っていたあたりになんとなく上流階級の薫りがする。貧乏旅行と言われるとそれまでなんだけど、いずれにせよ当時そんな事が出来たっていうのはすごくハイカラだと思うんだけど。でも彼女のお父さんが作家ってところで一般のご家庭とは雰囲気違ってたりとか、やっぱりあるのかな。


 2003年06月05日(木)   うがー 

忙しくて辛いのですが、モチベーションは上昇しているのでそれが救いです。がんばるぞー。

夜の帰り道にて道ばたを走るゴキを見てしまいました。損した気分。


 2003年06月04日(水)   読書感想文 

今日は少しの残業で帰れたのでちゃんとご飯を作りました。っても減量食なのであっという間に支度出来ちゃうんだけど。最近仕事がちょっと忙しいので、日記にもついつい仕事の愚痴とかを書きたくなるのですが、それも侘びしい & 書いてて空しいのでなるべく避けたい。そんなわけでここんとこ(主に旅行中に)読んだ本の感想でもぽちぽち書いて行こうかと思います。

「青春忘れもの」池波正太郎
池波正太郎の子供時代から作家になるまでの体験や時代背景を綴った随筆。池波随筆好きにはお馴染みの井上留吉との出会いから兜町での株屋奉公、吉原での童貞喪失や軍隊での体験などが子細に描かれてます。どの章もすごく面白くて一気読みした。とにかく若かりし頃の池波正太郎はすごい元気。滅茶滅茶働いて、滅茶苦茶遊んでます。吉原では一つの遊廓で一人の女郎一筋に足かけ三年遊んだ話、その後彼が戦争に出征した際には何故か池波先生のお母さんがその女郎のところへ「息子がお世話になりまして」とお礼を言いに行ったとか、なんか大らかというか、大きい、でも何かにつけきちんとした、折り目正しい豊かないい時代だったんだなあと思わされるエピソードが満載です。もちろん戦争中は嫌な思い出もいっぱいあって、その頃の事は全然いい時代だなんて言えないんだけれど。でも海軍では上官が「貴様、海軍のくせに外出の時に香水をつけんのか!」と池波先生を殴ってその後で香水を二瓶くれたとか、やっぱりどうにも可笑しい話が随所にちりばめられていて、やたらドラマチックです。私達の世代が思い出話をしたところでここまでのドラマは当たり前だけど、普通ないだろうな。激動の時代を生きた世代の生々しい半生を綴った貴重な、でも楽しく読めて興味深い一冊でした。この本は池波先生の随筆集の中でも個人的にかなり上位に来ます。


 2003年06月03日(火)   偶然/必然 

仕事が忙しくてここ何週間かは配偶者の方が先に帰宅してることが多いです。新しいボスも仕事にぼちぼち慣れつつある(と思いたい)。

今日は退社後、地元の駅で Meg ちゃんにバッタリ会った。疲れてなきゃお茶の一杯もご一緒したかった。この時ヘロヘロに疲れていたのが無念です。偶然人に会うって事が私には滅多にない(皆そんなもの?)のですごく嬉しいんだけど。


 2003年06月02日(月)   お葬式 

5 月 29 日(木)午前 2 時 29 分に祖父が他界。その日の早朝から富山へ行っていたので少々バタバタしておりましたが、私も含めて家族は皆元気です。お心遣いくださった皆様、本当にありがとうございました。

葬儀を終えた土曜の夕方、犬と散歩に出る。台風が温帯性低気圧に変わった直後で空が晴れ渡っていて夕焼けが雲に映って良く映えてて、立山連峰が美しくて、心洗われてしまいました。本当に綺麗だったなあ。山が見える景色っていいなあとここ数年とみに思う私なのだった。

あと祖母がアルバムを出して来てくれたので、戦前から一昨年までの親戚の写真を解説付きで見た。会った事もない親戚が沢山写っていて、その中で印象に残ったのが多分 40 年くらい前の写真なんだけど、どこかの、でも私とは血が繋がっている遠い親戚らしい子供(当時)達。兄と妹二人のとてもとても仲よさげなスリーショット。「仲よさそうだね」と言ったら、叔父が「この兄妹三人は本当に仲がいい。大人になっても仲がいいし、この人たちの子供達同士も仲がいいんだ」と教えてくれた。ああ、私もそういうふうになりたいなあと思いました。


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