The Green Hills of Earth

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☆★CF-W2関連:「分解/HDD交換」 / 「キー清掃」★☆

2009年11月30日(月) 米軍を関空に… / ボクシング

 大阪の橋本知事は、もし要請があれば、普天間基地の移設先として関空や神戸空港の検討も辞さないと個人的見解として発言をしたそうです。

 「沖縄には負担を掛けてきていたので、内地の人間は十分配慮しなければならない」との趣旨から、関空の軍民共用化なども視野に入れ、要請があれば検討を断る訳にはいかないと言う話。元々「アジアのハブ空港に」と言う意気込みで関空は作られ、できあがれば伊丹空港などお払い箱になると思っていたのに、交通の利便さからいつまでも伊丹空港の人気は衰えず、関空の運営は思ったようには行かない状況で、更に政権が交代したら「アジアのハブ空港は羽田で」という話になってしまって、もうこうなってはなりふり構っていられないと言う事でしょうか。

 「普天間基地の施設を関空に移す」と言う構想は「個人的見解」「政府から打診があれば断る訳にはいかない」と言いながら、実は誘致をしているようにも見受けられ、これは結構議論を呼びそうです。

 もし普天間の機能を移設するとなれば、くるのは飛行機ばかりではなく、兵隊さんを含む軍事機能もこぞってくる訳ですから、その辺りの対応は出来るのでしょうかと心配になります。ただ、今まで何もなかった田舎に突然アメリカの軍が移ってくるより、今現時点でも様々な人種が存在し、あらゆる意味で賑やかな都会の方が、異質なもの(軍)を受け入れるのには問題が少ないかも知れませんし、もしアメリカ軍が問題を起こした場合、沖縄などより問題が顕在化しやすい部分もあるのかも知れません。

 もともとが飛行場として機能しているのですから、軍の飛行機などが離着陸しても騒音などの問題が新たに起きると言う事はないでしょうし、これはとても素晴らしい代案なのかも知れませんね…多分、これから大きな声で反対を唱える人が一杯出てくるでしょうけれど、そうやって大きな声で反対する事を沖縄に押しつけているんだと言う事も考えてみるべきでしょう。

 結果はどうあれ、とても良い大きさの波紋が起きたと、拍手を送りたいと思います。



普天間移設:「話あれば関空に」橋下大阪府知事

2009年11月30日 11時17分

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で、大阪府の橋下徹知事は30日朝、記者団に、関西国際空港への移設について「政府から正式に話があれば、基本的に(議論を)受け入れる方向で検討していきたい」と述べた。「あくまで個人的な意見」とし、政府からの要請は「正式にはない」としながらも、嘉手納基地の騒音軽減対策としての訓練の一部受け入れも視野に、関空の軍民共用化や神戸空港の活用も検討事項に挙げた。

 普天間問題が大詰めを迎える中、関空移設を前向きに検討する姿勢を示した橋下発言は波紋を広げそうだ。

 橋下知事は沖縄での地上戦を挙げ、「沖縄には多大なご負担をかけたので、本州の人間は十分配慮しないといけない」と述べ、「あくまで日米安保が軸の話だが、国から提案があれば、最初から一切拒否するわけにはいかない」との考えを示した。



ボクシング

 のっけから言い切りますが、基本的に格闘技に興味はありません。

 それでも、亀田さんや内藤さんが何をしている人で、どんなキャラクタなのかはバラエティ番組などを通じて知っては居ました。

 全体的に、それも格闘技ファンの間で2人はどのように見られているのか等は全く分かりませんけれど、私が見ている範囲でのさまざまな話を総合すると、亀田さんは「生意気」「世間知らず」という言葉に集約される悪役的イメージが強いようです。2年程前に内藤さんと亀田さんの弟が闘った試合、無教養で粗暴な(イメージの?)父親に育てられた未熟な精神がそう言うイメージを作り上げたんでしょうね。また、TBSと言うテレビ局が、そういうキャラを無理矢理作らせていた感もあります。

 ただ、その弟の試合後は、亀田さんのテレビへの露出はかなり少なかったと思いますが、それらを見ている限りでは昔の子供じみた発言はなりを潜め、ごく普通の大阪の兄ちゃんになっていたように思います。やっぱりあれはテレビを意識した(させられた)キャラクタだったのかなとも思えました。

 そして昨日の試合、私は6ラウンドの終わり頃から他の仕事をしつつチラ見していたのですけれど、偏見無く言って、どちらがチャンピオンなのか分からない試合でしたね。無用な挑発もせず、きちんとしたボクシングでした。いや、どちらかと言えば、失礼ですが内藤さんのパンチの方が「これ、あたったら痛いの?」と言いたくなるような腰砕けのパンチに見えました。そう見えるくらい亀田さんがうまく戦って居たんだと言う事だと思います。

 私も結構人をイメージで捉えて、「この人は嫌い」と意味もなく意識してしまう傾向が強いのですけれど、全く格闘技に興味がないからこそ、その人に与えられた(?)キャラクタに左右されることなく、試合を楽しめたかなと思います。途中からチラ見でしたが、結構面白くて良い試合でした。そして、twitterでは「亀田嫌いなのに」と言う発言をかなり多く見かけましたが、私は逆に亀田さんを見直したなぁ。まぁまだ口が過ぎるところはあるにしても、「きちんとボクシングを出来る人だし、多少生意気なところがあるくらいが丁度良いんじゃないの」と思える範囲になったと思いますよ。ま、これから先の発言がどうなるかでまたイメージも変わってくるでしょうけれどね。

2009年11月29日(日) 昨日分は加筆修正しました…ATOK幻想 / 機内持ち込み荷物…

 昨日の雑文を読み返したら、あまりにも誤字が多いので辟易としてしまい、今誤字を見つけた分は直すと共に、加筆修正しました。

 言い訳はしませんよ。昨日は書き殴りました。書いた後殆ど読み返しもせずアップしちゃいました。お見苦しい点を深くお詫びします。

 で、最近どこかで「IMEに見切りを付けて、ATOKにする」と言う方を見かけました。遅いかも知れませんし、その方がここを見ているかどうかも分かりませんが、兎に角幻想を抱いていらっしゃる方のためにも書いておきますが、私もATOKの愛用者です。これは「ATOK2009(定額版) Ver.22.0.3.0」を使って書いています。日本語変換機能を信頼して書くとこんな素晴らしい誤変換の山を作ってくれますよ。

 私もIMEの誤変換に嫌気がさしてATOKを買った1人ですが、新しいバージョンが出る度に、こんな複雑な文章も一発変換という言葉に期待をふくらませ、すぐにしぼませを毎年繰り返し、結果として「どっちも似たり寄ったりで大差ないね」という結論に達し、期待はしなくなって久しいのです。

 「どうしたらこんな言葉が候補になるの?」と言う事は日常茶飯事です。ATOK荷したら日本語入力、変換が楽になるなんて期待は幻想だと思った方が良いですよ…どう見ても言い訳か負け惜しみにしか見えないかも知れないけど、一応本気で忠告してみました。


機内持ち込み荷物…

 国内線各社で、機内に持ち込める手荷物が縦×横×高さの合計が115cm以内に統一され、それを厳格に守るようにするとの事です。

 このニュースを見た音楽関係者(演奏家)は、楽器に対して配慮して欲しいと言っているのですが、航空会社は「厳格に対処し、例外は認めない」と言う態度のようです。

 こうなった背景には、キャスター付きのカバンの普及と、ネットなどを利用してカウンタを経由せずに搭乗手続きが出来る仕組みがあるようで、本来機内に持ち込みサイズより大きいカバンを手荷物として預けず持ち込んだ結果、棚に収まらず出発時間が遅れると言うトラブルが、2008年度1年間で5,000件、約316時間の遅れを生じた会社もあるとの事。

 キャスターがついていると大量の荷物も軽く動かせて便利な反面、自分が持っている荷物の大きさに気付かないと言うこともありそうですね。機内の棚に収まらないなんて、多分これらの人だけじゃなく、結構多くの人は荷物の大きさを気にしていない(規制がある事(自分に規制が適用される事)を意識していない)のかも知れません。

 楽器でも大きなものは最初からある程度あきらめがついて居るものなのかも知れませんが、ちょっとの差で手荷物に出来ない場合は「本当どうにかしてくれ」と思うでしょうね。ストラディ・バリウスだのニコロ・アマティだのと何千万、何億もするようなものを肌身から離して人に預けるなんて冗談じゃねーやと言う気持ちは分かる気がします。

 しかし、最近の若者…だけじゃなく、最近のお年寄りも含めて、精神的に未熟な人が多いから、楽器だけが優遇される現場を見たら、怒り狂って「なんであの荷物が良くて私のが駄目なんだ。不公平だー」って騒ぐ人も多く出てくると思います。私は、そういう差別はあって良いと思います。例えば、どこかの楽団に在籍していると証明できるなら楽器を手荷物扱いにするとか、そういう例外があって良いはず。

 それよりも、観光地からの帰りに自分のカバンだけでもサイズを超えているのに、お土産の手提げ袋をいくつも持ち込む人達などをもっと厳密に取り締まって欲しいものです。団体さんが優先して搭乗案内され、後から自分の席に行くと、自分の上の棚の上まで前後の席で騒いでいる団体客の手荷物で占領されていたりした時は、それらの荷物を全部放り投げて暴れたくなっちゃいますからね。

 音楽家の楽器持ち込みを見て「不公平だ」と騒ぐのではなく、一般客が機内に持ち込める荷物の量を公平にすべきでしょう。

2009年11月28日(土) 映画やスタッドレスタイヤ / 挟み込み防止機能

 今日はユナイテッドシネマ南古谷で特別上映(川越にあった名画座、シアターホームランの名を冠して)される「いつでも夢を」を見てきました。

 感想は映画評の方に書きました(というほどの表も書いていないけど)。いやー、吉永小百合さんは本当、どの時代を見ても美しいですね。ほれぼれしちゃいます。

 隣接するホームセンターを眺めてみたら、今まで探していた台所用品が見つかりました。お玉などを掛けるフックなのですが、取り付けが吸盤やネジ止めではなく、粘着テープによるものなのです。以前の住処ではこれを3つ使っていたのですが、1つが引越しの際に壊れてしまい、新居に越してからは、2世帯の台所用品が合体したため、つり下げるものが増えてごちゃごちゃになったのでもう少し増やそうと買ってきたのですが、家でそれをつけようとしたら「いらない」と拒否されちゃいました。1つのフックに複数のお玉とかが掛かっているのは、個人的にはとっても嫌なのです。使いにくいですからね。でも野次馬先の意見は「重なっているのは普段使わないものだから、下のものを使うときは隣に掛けて取ればいい」のだそうです。私はそういうのは駄目だわ。特にあく取りなど金網を装備するものは場所を決めて保護してやらないと、その金属部分で壁を傷めたりしますしね。でも、よくよく考えてみると、例えばシンクの水栓を使用後にきれいに拭いているのは私くらいで、野次馬先はそういう事は一切気にしないようです。「放っておくと水垢がこびりついてシミになり、数年後に見にくくなるから、その都度カルクでも拭いた方が良いですよ」と言っても駄目。私は使い勝手を考えたらもっと吊す場所を増やして、例えば引き出しの置くに眠っているピーラーなどを表に出したいし、計量スプーンもそれにつりたい。でも、あちらの家族が「いらない」と言うならムリはしません。自分が台所に立つ機会は少ないですからね。私の意見を通しても仕方ないですもん。

 話は少し前後しますが、その買い物をした後、帰宅する前に、ホンダのディーラーに立ち寄りました。

 用件は2つ。1つはオートライトのセンサー感度を上げる事。インサイトにはオートライトの機能がついて居ます。ライトスイッチをAUTOの位置にしておくと、センサーが明かりを検知し、暗くなったら勝手にライトをつける機能ですが、私はライトが早めに点灯するのが好きなんです。中には真夜中なのに(町中で明るいから気付かないだけかも知れませんが)無灯火で走る人もいますし、夕闇の中、暗闇の中でもヘッドライトがついているのは格好悪いとでも言いたげに、霧も出ていないのにフォグランプを得意気に付ける阿呆というか間抜けもそこら辺中に見受けられます。

 でも、シルバーや白系の自動車の色は夕闇に溶け込みやすく、更に後続車というものは、窓ガラスとバックミラーを経由してみると透過率の関係でフロントガラスを通して直接目で見るより見えにくくなります。その相乗効果で自分から前の車ははっきり見えていても、前の車の運転手に自分の車が同じように見えているとは限らないのです。

 ヘッドライトをポジションランプと併用しているタイプは別ですが、ポジションランプが点灯していても大差はありません。ですから、私はヘッドライトを早めに点滅させて、前を走る車に自分の存在をアピールしているのです。しかし、そのライトのつき方が、AUTOにしておくとかなり遅いのです。私には「もう暗闇に近い」と思う頃になってようやく点灯するんです。ですから、そのセンサー感度を少し上げて(下げて?)、もう少し明るい内から点灯し始めるように調整して貰ったんです。昔はセンサーのボリュームをドライバで回して調整していたものですが、今時はそういう機能は全てコンピュータで管理されていて、ピットでパソコンを繋いで、その画面に表示されたメニューから調整するんだそうです…凄いものですね。

 ライトの調整はすぐに終わりました。もう1つの課題はスタッドレスタイヤを買おうかどうしようかという話でした。近くのカー用品店に行ったら、ブリヂストンの旧タイプのスタッドレスがアルミホイル、工賃込みで77,000円。最新タイプが89,000円。他社なら7万円台前半です。うちは庭がないに等しいので、出来るなら使っていないタイヤを預かってくれるのが理想。そのカー用品店は月2,000円で預かってくれるそうです。翻ってディーラーは、ブリヂストンの旧タイプが90,000円、伸タイプが95,000円、他社は7万円台中盤。タイヤは月1,000円で預かってくれます。タイヤは平均して3シーズン持つとして、預かる料金は36ヶ月で36,000円カー用品店が高くなりますので、それを代金に充てると、ディーラーで買った方が安くなると言う事になります。しかし、問題は絶対値としての金額。いくらカー用品店より安いとしても、10万円という金額を簡単に捻出して良いのかと言う問題です。

 もし、私の住むところが雪国で、生活の手段としてスタッドレスタイヤが必須だったり、仕事に車を使うのでスタッドレスが必須だとしたら迷う事はありません、買えば良いんです。でも、今は幸か不幸か分かりませんが、車を仕事に使う事はありませんし、生活必需品でもありません。「京都に旅行するときあったら便利だね」「思い立ったとき、思ったところにいけなくなるかも知れないね」という程度なんです。しかし、もし冬に京都へ行こうとすると、夜行バスの手配をして、今までの経験だと閑散期と言える時期に片道6,000円位掛けて行く。あと、冬の間は関東から出ない。それで問題がなければスタッドレスタイヤなんて買う必要はありません。それで良いのかな。勿体なくないかな…色々考えちゃいます。

 結果、タイヤの購入は見合わせました。カー用品屋さんは今回提示した金額は今月いっぱいで、来月からはもっと高くなると言いますが、ディーラーはこの値段は変わらないと言うことなので、あと1ヶ月か2ヶ月このままでやってみて、不便を感じたら買おうと言う事に落ち着きました。多分2ヶ月先にはスタッドレスタイヤを買う金は残っていないでしょうから、買うのは来シーズンになる可能性大ですが…


挟み込み防止機能

 asahi.comの記事を読んでびっくりしました。私は車のパワーウィンドが異物を挟んだ時、元に戻る機能っていうのは、今時全車、全窓に標準装備しているものと思って居たのですが、実際には全窓装備というのは殆どなく、更に装備しているそれも、女性の力では抑えられないものも多かったそうです。

 そんな実験結果が出たのは、パワーウィンドによる子供の指が切断される事故が続発していると言う事が原因だと言う事みたいです。

 私が乗っていたMPVは後ろの席の窓でも機能がついていたと記憶しています。多少痛いとは思いましたが、抵抗がきつくなれば開くようになっていました。「本当にそんな機能ついているの?」と実験したので覚えています。

 マツダという会社は、どちらかというと実直な会社で、こういうところには手を抜かない(から、ATの不具合を放置するのはなぜ?と不思議に思っているんですけれどね。多分、それの対応をしようとすると、マツダが破産してしまう位の規模なので、問題にならないなら放っておこうと言う事じゃないのかなと勘ぐっていますが)というイメージです。だからこんなところに金を掛けて糞真面目に全部の窓に採用しちゃっているのでしょう。商売上手なトヨタとかは、そんな装備は「ついています」と言える最小限だけつけて、後は知らんぷりってしていたんじゃないかなと想像します。←マツダに該当車種が無かったと言って居る訳じゃありません。たまたま私が乗っていたMPVはついていたと言うだけですからね。私は詳細について、どの車が候補だったのか、どの車がどんな結果だったのかはしりません。

 挟み込み防止機能を「運転席の窓のみ装備」している車もあったそうです。挟み込み防止機能って、私の考えでは子供が誤って首や手を挟んでけがをする事を防止するためにある機能ではないかと思います。で、子供が運転席に座る事は基本的にないでしょ。それなのに運転席にのみ装備しているって、この挟み込み防止機能を一体何のために使おうとしているんでしょう。まぁ、運転者が高速道路などでチケットをとった時、腕が挟まれたなどの危険防止とか理由は付けられるでしょうけれど、運転席には必要性が薄いように思います。

多分、「ついている」と言うためだけに、1席だけ特別扱いできる運転席に(後ろの席につけると左右2カ所必要になりますが、前席なら運転席だけと言う扱いがまかり通る)取付けたと言う事なのでしょうね。要は、本当にそれが必要なのかは別問題で、「兎に角、カタログスペックさえ満たされたら、実用なんかどうでも良いんだ」と言う事なのでしょう。

 先日も書きましたけれど、サイドビームは基準が厳しくなった外国に輸出するものだけ付けて、問題が噴出していない日本では無視。テレビ番組で明らかにされ慌てて標準装備しつつ「我が社は安全に力を入れている」と宣伝。アメリカで危険だと問題になって、リコールを届け出る羽目になったけど、日本では問題になっていないからパス…そんな感じで売上優先、安全は蔑ろというスタンスは、全く変わっていないようです。何年か前に三菱がリコールをひた隠しに隠して、その体質を問われましたが、結局は自動車メーカー全体がそんな風潮を是としていると言うことなんでしょうかね。特に世界一企業にと言っていたトヨタと言う企業の薄っぺらさが腹立たしく思えてなりません。

 トヨタとメルセデスを比較することって、正に成金と本当の金持ち、見栄っ張りの貧乏人と貴族の比較という感じがします。一生懸命金箔貼って体面を取り繕って金持ちに見せようとするけれど、実際には中身が何にもない(売れればどんな車でも良いや)トヨタと、今どれだけ金があるかは分からないけど、持っているものが全て本物(車はこうあるべきと言う思想を貫いている)のメルセデスと言う感じがします。

 別に相手がメルセデスでなくて、BMW等としても変わりません。要は、トヨタというメーカーに対しては、流行を敏感に感じ取って売れそうな車を作る能力はあるけれど、時代を自分がつくって行くと言う理念や、安全を率先して追求する企業というスタンスを感じられないのです。そういう事についてはホンダの方が上手ではないでしょうか。LEXUS等見てくれ等がちょっと良いだけの高級そうに見える車を安く売ってシェアは伸ばしたけれど、結局のところその薄っぺらさからバッシングされているというのが実情ではないでしょうかね。もう少し思想を持って、自分がトップ企業として何をしなければならないかをきちんと見据えた商売をして欲しいものです。

2009年11月27日(金) twitterを利用してみて… / 市長選

 新しい物を眺めるのは好きですが、新しい事を始めるのは苦手…厄介な性格です。

 twitter等と言うものをはじめて見たのは、単に旅行中の記録をちょっと付けてみたかったから。でも、この機能は「つぶやき」「垂れ流し」なので、「すぐに記録はなくなってしまうもの」と理解していました。「まぁ、それでも良いからやってみるか」と。

 しかし、やっていく内に、記録されている期間は思ったより長く、それらつぶやきを保存する「まとめ」機能を持つブログなどがある事も分かりました。

 更に言えば、「こんなところでつぶやく事の何が面白いんだろう」というのが正直な始める前の感想。思い起こせば、今から10年近く前にいわゆる「ほおむぺえじ」と言うものを作り始めたときも、更にその5年位前に「ぱそこんつーしん」を始めた時も、「こんなの何が面白いんだ」と思いつつ、連れ合いに尻を叩かれてはじめて見たような状況でした。結果としては自分の方がのめり込んだ感があるんですけれどね。

 twitterというものは、色々なタイプの人がいらっしゃるようで、コミュニケーションを重視する人もいらっしゃいますし、芸能人の方のように、ファンが集まる場所として利用される人もいらっしゃいます。私は自分の事を適当に垂れ流しながら、ニュースをリアルタイムで取得する事を楽しんで居ます。

 毎日新聞や朝日新聞などのソース、F1-Gateやレーシングドライバーの情報などを楽しみに読んでいます。でも、ルーベンス・バリチェロさんのつぶやきはその大半がスペイン語…お手上げ状態ですが、時々発信される英語のつぶやきに注目しています。また、先日結婚報道があった道端ジェシカさんとジェンソン・バトンさんの事も、直後に道端ジェシカさんがtwitterで否定されたのも、twitterが例え一部であれ、そこまで浸透したのかと興味深いところです。

 兎にも角にも、飽きたらすぐにやめるつもりで始めたのですが、ニュースが手軽に取得できて、更にその気になればそれについての様々な意見も見る事ができるtwitterは最近ちょっと手放しがたいものになりつつある…まぁそんな使い方もあると言う話でした。


市長選

 ネタじゃないと思うのですが…

 千葉県市川市の市長選、候補者は4人いるのですが、その内の1人は街頭演説もせず、公開討論会にもでず、新聞で「候補者の横顔」と紹介する記事にも「本人の強い希望で掲載せず」となっています。

 元々、告示直後の毎日.jpでも「4人が立候補、事実上三つどもえの戦い」等と書かれていて不思議だったのですが、選挙公報を見て何となく「ふ〜ん」と納得してしまいました。(link)

 市政をどうにかしたいという気持ちがあるのだとは思いますが、手書きで、誤字だらけで、「ちょっとねー」と言う感じに溢れています。そしてその後の選挙活動も行っていないのであれば、何のための立候補だったのでしょうね。酔った勢いだったのでしょうか。

 どういうつもりで立候補して、またどれ位の票を集めるのか興味がありますね。

2009年11月26日(木) 覚醒剤所持で死刑… / pomera DM-20 / 並行線 / トヨタのリコール

 日本人女性が、スーツケースの内張に4.6kgの覚醒剤を隠し持って、UAEからマレーシアへ入国しようとして逮捕されました。有罪が確定すれば法定刑は死刑とのこと。

 うん、これくらい厳しい罰則がなければ、麻薬撲滅って無理なんじゃないでしょうかね。死刑はムリとしても、終身刑だとか体罰だとかはたまた強制労働という刑を作っても良いように思います。

 体罰とか強制労働と書くともの凄い人権無視のように見えますから、体罰はボディ・パニッシュ、強制労働はチャリティー・ワークとかカタカナにしちゃえばなんとかなるんじゃないですかね。今の日本なら…

 兎にも角にも、覚醒剤を吸ったって、初犯なら執行猶予でおしまい。後はうまく隠れて吸ってくださいって言うんじゃ、「じゃあ、私も試してみよう」と思う人は後を絶ちませんわね。「見つかったら死刑」と思えば、やる人も余程の覚悟が必要です。それ位にしなければ駄目なんじゃないのかな…ま、無謀な話ではあることは重々承知していますけれどね。

マレーシア:覚せい剤持ち込みで日本人の女を起訴 (毎日jpより)

 マレーシアの検察当局は25日、覚せい剤を持ち込んだとして危険薬物不正取引の罪で東京都目黒区、元看護師、竹内真理子容疑者(35)を起訴した。有罪が確定すれば法定刑は死刑に限られる。

 起訴状によると、竹内被告はアラブ首長国連邦ドバイから10月30日にクアラルンプール国際空港に到着した際、スーツケースの内張りの中に覚せい剤4.6キロを隠し持っているのが見つかり、逮捕された。(共同)



pomera DM-20

 KING JIMのpomeraに、2009年12月11日よりDM-20と言う機種が追加されるとのこと。(link)

 主な特徴は、大画面化、大容量化、そしてQRコードでのテキスト書き出し機能と言うところでしょうか。

 初代(DM-10)は買おうか買うまいかと悩んだ結果、未だ手を出していません。理由は簡単で、入力は手軽に出来る。けど、入力した資産を如何に生かすかと言う答えが見つからなかったのです。パソコンなら入力したソースは、それをメールにして送ることも、LANにつなげて他所へ転送することも出来ますが、DM-10ではそれが出来ないでしょ。SDカードでとかUSBケーブルで繋いでなんてめんどくさい事をするなら、そもそもpomeraなんて持っている意味ないじゃんと思ってしまった訳ですよ。それならかなり打ち込み速度は劣りますけれど、携帯電話やiPhoneで十分かなと言うことです。携帯電話やiPhoneなら「メモは短く」と割り切ってしまえば十分使えますからね。

 さて、来月発売となるDM-20には、本体に保存できる文字数、ファイル数が大幅に増えました。そして1ファイル辺り28,000文字保存できるにもかかわらず、最大3,200文字までと制限が付きますが、QRコードへの変換が可能です。これならば携帯電話ですぐに読み込む事が出来ますから、使い道が広がった…と喜んだのですが、1つのQRコードでは200文字しか表現できないのだそうです。とすると、3,200文字を表すためには16個のQRコードが必要になると言う事ですかね。だとしたら面倒臭いですね。200文字程度だったら、やはり余計なハードウェアを買い足すより、携帯電話やiPhoneで十分じゃないかな。

 実際に使ってみたら便利な使い方があるのかも知れませんが、所有していない今、私の頭ではこの機械をどう使えば「ああ、買って良かった」と思えるのか想像が付きません。タッチタイプが出来るだけに、本当、こういう入力装置は大歓迎なんですよ。でも入力したソースを生かせなければ、電子機器を買う意味って半減してしまうと思うのですが如何なものでしょう…


平行線

 テレビで連日放送される「事業仕分け」、教育や研究の切り捨てに対して、ノーベル賞受賞者や大学学長などが異を唱えています。

 私の目には、これこそが「異なるもの」に見えます。というか、「視点が違っているから、かみ合わなくて当然」と言う事でしょうか。

 仕分け側は、「無駄な予算を圧縮する」立場で物事を見ています。そして反論者は「研究、教育は国の基礎」という立場で意見を言っています。どちらも正しいですね。ただ、研究者は自分達が研究をするためにはもっと予算が必要と正論を言っていますが、その外側にいる人達には「その研究費が正しく使われているのか疑問だ」という声がある事を考えて居ないように思えます。

 例えばどこかの省庁のように、予算を使ってカラオケセットを買ったり、ゲーム機を買ったり、挙げ句の果ては慰安旅行の費用に使ったり…それを世間では無駄金と言うのです。そして、今回の「無駄な予算」というのは、極端に言えばそういう使われ方をしている予算はないのかと言う事が論点の1つでもあるように思えます。

 仕分け側が「それは世界で一番の技術では駄目なのか」などと見当外れの事を言うのは、ある意味仕方のない事でしょう。彼らはその分野での専門家ではなく、あくまでも目的は「切り捨て」「圧縮」なのですから。

 今回の「仕分け」は最終結論ではありません。あくまでも、その視点での意見です。彼らを論破できない事業に正当性はないだろうと言う一次防波堤のようなものです。そこで切り捨てられたとしても、どうしても必要と思われるものに対してはその仕分け結果を採用しないだけの話ですから、私はこのやり方が間違っているとは思えません。

 今日、テレビではその仕分けの俎上に教育関係が乗った事から、公立高校の講師が傍聴に訪れていると言う旨が映されていました。そして、その傍聴者の大半は、最初から「仕分け側は悪。何にも分かっていない」という感情を丸出しにしているように見受けられました。また、インタビューに答えた講師の方も「この予算で、国が教育をどう考えているか分かる」という発言をしていましたが、これは大きな間違いだと思います。

 確かに教育は大切です。ここには大きく金を掛けたい。それは万人が分かっている事でしょう。しかし、掛けたお金が無駄遣いされているようなら、それは正されなければならなりません。無駄に使われている金があるなら、正しい場所により多くの金を使うべきです。

 自分が属する事に対して、熱心であればある程盲目的になりがちです。第三者の目からの意見を真摯に受け止め、無駄を省いていく姿勢が大切だと私は思いますし、この「事業仕分け」の本質もそこにあると信じたいものです。


トヨタのリコール

 トヨタがアメリカで乗用車426万台に対して、「アクセルペダルが戻らなくなる危険性がある」とリコールを届け出ました。この数は現在も集計中で更に増える可能性もあるとの事。

 更にアメリカとカナダにまたがって、トヨタ製のトラックが「融雪のためにまかれる塩によりフレームが腐食する恐れがある」として計12万台のリコールを届け出ました。

 トラックの方は日本では販売されていない車種との事ですが、乗用車の方はプリウスなども含まれており、日本でも販売されていて、形状も同じものが使われているのですが、リコールはアメリカのみが対象と言うことです。

 トヨタは、「これはフロアマットの縁が高くて、それが前方にずれた場合、アクセルペダルを押さえ込む形になって、アクセルが戻らなくなる可能性があるだけ。だからこれは車の欠陥ではない」という見解を発表していますが、今回のリコールで、その丈のフロアマットを使っても干渉しない長さのアクセルペダルに交換するのだそうです。

 その問題のフロアマットはサードパーティ製ではなく純正品です。それで干渉するというのは、どういう言い方をするのであれ問題があったと言うことでしょう。表面的な言い方にこだわり、体面を取り繕うのは日本企業(いや、政府もか)の悪い面だと思います。そして、フロアマットだけが悪者ではなく、それを敷いていない車までもが暴走をしたと言う証言もあり、これから更に大問題に発展していきそうな気配もあるようです。

 あまり関係ない話かも知れないと言わざるを得ない程昔の話ですが、友人がトヨタに勤めていた事もあり、AE86LEVINとA70Supra等に良く乗っていたのですが、突然エンジンが止まってしまったり、アクセルをそんなに踏んでいないのに突然吹き上がったりと言うことが幾度かあったため、それ以来トヨタの車をあまり信用していないのです。

 そして、この問題は最近出てきたという訳ではなく、アメリカではしばらく前から問題となっていました。2012年までの契約を終えた直後、突然今年限りでF1撤退を発表したトヨタ、426万台で数百億のリコール対応費用が掛かる…今までは、これは欠陥じゃないと言い訳してきたのだけれど、ついにごまかしきれなくなって、その費用を捻出するためにF1を諦めなければならなかったのかな…私はそんな風に勘ぐってしまいます。

 新聞記事にもありましたが、1989年に同じ車種なのに輸出使用にはサイドドアビームが入っていて、国内に入れていないと、安全基準での差別製造があったとして問題になりましたが、今回もプリウスやLEXUS ES350など日本でも結構売れていそうな自動車が野放しになると言うのは怖い事です。トラックのタイヤが外れて歩行者を直撃というのも衝撃的なニュースでしたが、プリウスが暴走して歩行者をなぎ倒したなんてニュースが日常を飾らなければ良いんですけれどねぇ…

2009年11月25日(水) 選手が分かりません / American Idol / 今日は…

戯言ですが…プロ野球から遠く離れたなぁと思ったこと。

「ヤクルト、藤本、2年で1億」…というようなニュース見出しを見ました。私の頭では「藤本と言う新人選手が2年目で年俸1億になった」と言うニュースだと理解したのですが、今日別の見出しを見ると、どうも「阪神に在籍していた藤本と言う選手(32歳)がFA宣言してヤクルトと2年契約をして、年俸1億円」と言うことのようです。

阪神にそんな選手居たの…ええ、ファンの方には申し訳ないですが、私のプロ野球の知識はそんな程度になってしまいました。プロ野球全球団を通しても、名前を聞いたことがある選手はそんなに多くなくなってきました。20人もいるかどうかですかね。ましてや、名前と顔が一致する選手となるとどれだけいるんでしょ。多分、10人もいないんじゃないかと。


American Idol

昨夜の放送でアメリカンアイドルの候補は7人に絞られ、更に次の予選が行われました。

この番組は、たまたまSONYのレコーダが何かのキーワードで第1回目を勝手に録画したのを見て以来、ある意味惰性で見続けている番組です。再放送なのかどうかすら分からず、兎に角自分の中にはこれに関する情報は全くない環境でしたので、よそ様がどうであろうと、自分の中では今が本戦、本番という気持ちで楽しく見ているのです。

twitterを眺めていると、この番組で一喜一憂している人もいらっしゃいますし、既に固定ファンとして熱烈な応援を繰り広げている方もいらっしゃるようですから、そんなに古いものではないのかもしれませんが、それは私には興味の無いところです。あくまでも、自分の中で楽しんでいるのですから。

ただ、それらの声を見ていると、アダム・ランバートと言う男性にかなり人気が集中しているようです。

私の今回(#29)での順位は次の通り。(1)ダニー、(2)アリソン、(3)アダム、(4)クリス、(5)マット、(6)リル、(7)アヌープ

確かにアダムと言う青年は目をひきます。その歌は若い女性に受けると言うか、まさにロック歌手ですね。全盛期のBlackmore's RainbowとかKISSを聞いているような感じ。おっさんである私にはあまり新鮮味が感じられません。うまいことは間違いないんですけれどね。

それより、同じ系列ならアリソンに才能を感じますし、なによりダニーの歌声に私は惹かれています。

うん、アルバムが出たらぜひ買いたいと思うのは、ダニーとアリソンだけだなぁ。

ラスベガスでの予選の頃はリルが一番輝いていたんですが、最近はちょっとスランプかな。審査員の声に振り回されているのかなと言う感じです。私の予想では今回はワースト3に入っています。どうか落選しないよう祈っています。


今日は…

今日はもう少ししたら外出。

半年振りに散髪して、時間があれば不用品を叩き売って、それから映画に行って…こうやって書くと「そんだけ〜?」という感じになりますが、移動距離が結構ありますし、その間の細々したことがちょっと憂鬱にさせられる材料になっています。でも、やらないと終わらないしね。

さ、頑張って今日を乗り切りましょ。明日からまたぐーたら生活が待っているんだから…

2009年11月24日(火) ケンカ腰無用に願います

「氷見の寒ブリ」はブランドと認知され高値が付きますが、佐渡の寒ブリはそれに比べて安値で取引されることから、新潟県は寒ブリの脂肪量を測る技術を実用化して、佐渡沖の寒ブリをブランド化して売り込もうとしてるそうです。

商売ですから、どこかにライバルなり競争相手がいることは大切なのかもしれません。でも、これはわざわざけんか腰になる必要がある事柄なんでしょうか。

確かに新潟の佐渡沖でとれる寒ブリ、漁場は有名な富山県の氷見とそれほど遠くはないのですが有名ではありません。

少なくとも下越地方(新潟の右側1/3)は村上を中心とした鮭文化が発達しています。寒ブリも食べますが、あくまでも冬の主役は新巻鮭など鮭が中心です。翻って氷見では冬と言えば寒ブリで、生活の一部として受け入れられているもの。そんな生活の中への溶け込み方から、氷見は寒ブリを大切に扱い、更にそれを主力商品としてきたけれど、新潟はそうではなかったと言う違いだと思われます。

そして今、氷見の寒ブリだけがブランドとして崇め奉られるのはおかしいと言うのは如何なものでしょうね。別にけんかをすることでもなく、「氷見の寒ブリというブランドがあるけれど、それに追いつけ追い越せと自分たちも頑張ります」と言うコメントで十分なんじゃないでしょうか。

これは新潟県水産課の言ったままなのか、記者の書き方なのかは判断できませんが、ドラマじゃないんだから起承転結としての貶め(おとしめ)はいらないよと思うこの頃です。

狙うは「氷見」の座、新潟の寒ブリ ブランド売り込み 2009年11月24日3時4分

 これから旬を迎える寒ブリ。有名なのは、全国ブランドにもなっている富山県氷見(ひみ)市の氷見ブリだ。その氷見ブリに追いつこうと、隣の新潟県が、寒ブリの脂肪量を瞬時に測定する技術の実用化に全国で初めて乗り出した。佐渡沖でとれた寒ブリの脂肪量を測り、脂の多い寒ブリを選別、トップブランドとして東京の料亭などに売り込む狙いだ。

 「同じ」ブリにもかかわらず、新潟のブリは、氷見ブリの6〜7割の値段で売られてきた。東京卸売市場では、富山のブリが1キロ当たり約2800円の値がつくのに、佐渡沖のブリは約2100円(08年11月〜09年2月)。新潟県水産課の担当者は「なぜ同じ脂の乗ったブリなのに、氷見で水揚げされると、高く売れるのか」と不満げだ。

 ブリは、11月ごろに北海道から佐渡島沖を通って南下。産卵や越冬のために夏から秋にかけてエサを大量に食べ、脂質分が多く、おいしくなるといわれる。

 そこで県水産海洋研究所は、計測器で、脂が乗った高級ブリを選別し、佐渡ブリをブランド化する事業に乗り出した。果実の糖度を測る機械を活用し、しりびれ付近の脂肪を調べた。データを2年間集め、分析方法を確立。物質を透過しやすい性質がある「近赤外線」を利用し、わずか1.5秒で数値が表示できるようになった。

 新潟県佐渡市の市場に昨年、1台を配備。県内の料亭や東京の百貨店などからの注文があり次第、測定する。平均的なブリの脂質分は5%(6〜7月)程度だが、15%以上の大ブリ(7キロ以上)を選び、「佐渡一番寒ブリ」として出荷している。「一番」は「氷見よりも先に水揚げされる」(研究所)という意味だ。初導入の昨年は、63匹が売れたが、1キロ当たり最高3080円の値がつくなど効果は抜群だった。

 氷見市水産漁港課は「氷見ブリのブランド化ということはしていない。魚を傷めにくい越中式定置網漁法を古くから使い、魚をすぐに氷水につけるなどの努力が影響しているのではないか」と知名度の高さを分析。さらに「富山はブリの文化。結婚した年の暮れには、嫁の実家から嫁ぎ先にブリ丸ごと1匹をお歳暮で持って行く習慣がある」。

 一方の新潟はのっぺやサケの塩引きなど「サケの文化」だ。県水産課は「富山ほどブリは食べないが、負けてはいられない。ブランド化して佐渡の漁師の所得確保にも努めたい」。佐渡市の加茂水産定置網組合の坂野久一組合長は「漁師が流通にかかわることはなかったが、氷見ブリと同じブリなので、佐渡の名前が売れるように頑張っていきたい」と意気込んでいる。(奈良部健)

2009年11月23日(月) 港北の誘惑 / 見直し

昨日は「明日に託す」とした部屋の片付けですが、昨夜の横浜の友人から電話が掛かってきました。

「明日の予定が午後からあいた。工具を返してほしければ取りに来い」…ま、要約したらそういうことですわね。

そんな訳で、今日は昼近くから車で外出、友人宅に工具をとりに行きました。ついでに友人がもう使わなくなったというAtom搭載のマザーボードと300Wの電源を貰ってきました。

以前、電源だけがほしくて買ったキューブ型ベアボーンが残っていたので、これにマザーボードごと載せ変えようか思っていたのですが、貰った電源ではその筐体には入らないのでどうしようか悩んでいます。

ミニタワー型の筐体はいくつかあまっているのですが、今回のはできるなら押入れの棚の中に押し込めてしまおうと思っているので、できるだけ小さな筐体が良いんですよね。そこでできるだけ消費電力を抑えた格好にして24時間稼動させると言うのが私の目論見なんです。

友人宅からの帰りにパソコンショップに寄ってみましたが、どうも気に入る筐体がありません。今すぐ無ければ困ると言うものでもないので、もう少し時間を掛けて探して見ましょう。

せっかく近くまで来たのだからと、ついでにIKEA港北店も行ってきました。ソファとベッドを少し物色してきました。ソファはいいものが見つかりました。でも買えるのはいつになるのでしょうね。

IKEAはこの港北と船橋、三郷にあります。うちはどこが一番近いのか…地図で見るとどれも同じくらいの距離になるのでしょうか。高速道路を使えば一番近そうなのは港北です。船橋はいつも混雑しているイメージがありますがどうでしょう。三郷も最近は大混雑の町になっていますがどうでしょう。どこも同距離ですからどれでもいいかなとおもうのですが、先日船橋で感動した「安い、うまい」のホットドッグ、港北のそれは作りおいていて冷えていて全然おいしくなかった。ですから、港北よりは船橋に行きたいという気持ちが強いです。こんなことで決めるのは邪道かもしれませんが、同じ条件なら細かい条件で差が付くのは致し方のないことですね。三郷も近々行ってみましょうかね。

そんな訳で、帰宅したのはもう17時を過ぎていました。結局今日も何もしなかった。うん「明日がんばる」これが私の正しい生活習慣かな。それで、いいのだ。


見直し

行政刷新会議が実施する「事業仕分け」で、次世代スーパーコンピューターの技術推進について、凍結と仕分けされたことに対し、さまざまなところで「スパコンの研究を凍結することはマイナスにしかならない」と言う意見が相次ぎ、結果として「必要であればやぶさかではない」と予算は復活となったようです。

たとえば宇宙の誕生を調べる研究など、星の探索をするような研究は、「今、それがなんの役に立つのか?」と言われたら、多分「何の役にも立ちません」と言わざるを得ないでしょう。しかし、だったらそれは無くしていいものかというと、そういうものではなく、過去から未来に向かって組織的に緻密なスケジュールにしたがって観測を続けるからこそ意味がある、意味ができる研究であるわけです。

スーパーコンピュータの開発と言うのも、その現場を一度離れたら、再度追いつくのは大変なものである訳です。

第二次世界大戦の辺りまでは、それなりに優秀な飛行機を作ってきた日本も、戦後何年も飛行機を作ることを禁止された結果、飛行機産業が世界の水準に追いつくことはありませんでした。ま、これは屁理屈かもしれませんけれど、F1の世界でもトヨタと言ういい加減な会社が、金にあかせて優勝を懇願したけれど、8年頑張っててみた結果、優勝できずに逃げるように撤退しました。物事は全て金で済むわけじゃない。先端を争う環境の中で、研究を重ねた結果として得られるものも多いのです。

そんな訳で、今回噴出した異論を素直に受け止められて、予算が復活することになってよかったと思っている次第。

事業仕分けって、私はその仕分けの仕方や、カットの条件など納得できないことがあると言う人たちの不満は理解しますが、これはこれで正解だったと思います。少なくとも自民党に任せていたらこれだけの無駄が簡単に右から左に了承され、税金の無駄として消えていたと言うことが目に見えたわけです。カットされたことで不具合を生じた場合は、それを修正すれば良いだけです。

前にも書いたと思いますが、私は政権が交代したら省庁の課長以上は全て入れ替えるくらいの人事をしていいと思います。

兎に角、政権が交代したことで、全てが変わる。何年かの計画で全てを変えていく。その結果どちらの政党が正しいのかを判断すると言うことでいいと思います。

この事業仕分けこそ毎年きちんと行うべきだと思いますが、如何なものなんでしょうね。

2009年11月22日(日) 片付けるはずが…

引っ越してから早2ヶ月が経とうとするのに、未だ部屋が片付いていません。それはなぜかと尋ねたら、もちろん答えは「明日で着ることは今日しないからだよ」と言う答えが返っていくわけです。

年末も近づいてきたので、このままではだめだと、今週末は片付け三昧で過ごすことにしたのですけれど、昨日は王将でご飯を食べ、更に茗荷谷周辺の散歩、カレー作りなどで片づけをサボってしまいました。今日こそはと思ったのですが…

午前中は一応片付けましたよ。ダンボールもまた5個か6個開けましたとも。でも、これ以上整理するためには新たな収納用の箱が必要になります。と言うわけで豊洲のホームセンターへ行って物色してきました。結果、箱は思ったより値段が高いので、これならうちにたくさんあるEpaEpaというダンボール製の箱をうまく整理して、あまったものを新たな需要に使えばよかろうと言うことに落ち着きました。結局は、ホームセンターへ行ったのは「片付けからの逃避」以外何物でもなかったと言うことです。

更に帰宅後、今までくすぶっていた「焼き鳥くいてー」熱が高じて炎上したため、沈下するために池袋の焼き鳥屋さんへ行ってきました。今までと違って池袋までは電車を使って15分もあれば行ってしまうので、「思い立ったが吉日」的行動が可能です。が、焼き鳥を腹いっぱい、焼酎を数杯のんだ私には、帰宅後に片付けを再会するような理性は全く残っていませんでした。ええ、「明日がんばります」というお定まりの台詞と共に翌日回しです。

10月始めに放送された、TBSの「オールスター感謝祭 超豪華!クイズ決定版」をようやく見ました。某所で、伸介が東京03に「挨拶に来ない」と噛み付いたとして話題になりましたが、問題の箇所の前に、クイズの問題として「このグループの名前は東京…何でしょう」と言うのが会ったのですが、その時点で伸介は「そんなグループ知らん。俺が知らないんだから、あなたが知るはずが無い。いいですよ損なグループの名前なんか」ってな感じで切り捨てていましたね。その後は酒を飲みに行って和解したとか、あれこれ話が飛び交いましたが、まぁめんどくさい話です。少なくとも、そんな話は番組が終わってからやってくれよ。いい年なんだからさ。と思いますが、当人には我慢できない何かしらの仁義があったのかもしれません。私には分かりませんけれどね。

2009年11月21日(土) 茗荷谷周辺とカレー

twitterでつぶやいていたのですけれど、今日は王将で「飯を食べる」を目的として外出をしてきました。

関西方面に行ったときは気軽に食べられるお店として、良く王将は利用しているのですけれど、考えてみたら、関東で王将に最後に入ったのは四半世紀程昔の事になるようです。

その当時は、西武池袋線の練馬駅が最寄り駅で、駅から区役所方面に抜ける途中に王将があり、それこそ日参と言っても良いくらい通っていましたね。当時の店長さんとも顔見知りになり、特別メニュー(大皿山盛りにおかず、ご飯はおかわり自由で1,000円とか)がいくつかあったりしました。でも、仕事が忙しくなったりして遠のいて、更に引っ越した先にことごとく王将が無かったと言う環境も手伝って、そんな感じになってしまいました。

私が通っていた頃は、関東の王将ではラーメンは扱っていなかったように思います。そしてセットメニューが中心で、関西の王将とはイメージが全然違って違和感がありました。

先日の「黄金伝説」で王将の前メニューを食べ尽くすというのがあり、それを見ていたら無性に食べたくなったので、「今日こそ行く」と心に決めていたのです。

行ったのは、王将の茗荷谷店。何ともこぎれいな店ですね。昔の王将のイメージは全然ありません。ま、大戸屋さん程じゃありませんけれどね。大戸屋さんも30年位前から知っていますけれど、あそこも当時は「汚い安い大盛り」の店だったと記憶しています。今のお店からは想像できません。

メニューを見ましたが、まぁ色々な物がありますね。でも、まだ値段が高いなぁと言う気もします。炒飯セットを頼んでみましたが、うーん…炒飯は私が作った方がうまいと思う。餃子は餃子の満州の方が数倍うまい。でも、ここは「何を食べても安心」的トータルバランスで1番という感じですね。うちから茗荷谷へはかなりきつい坂で隔てられているので、気軽に行くと言うのはちょっと躊躇してしまいますけれど、でもどうせ外食するなら、暫くは通ってみたいなと思わせるおいしさでした。

店を出て、春日通りを上野方面にちょっとだけ散歩です。

途中で面白い建物を見つけたり、そこここにある歴史を紹介した看板を読んでみたり、直感でケーキ屋さんに飛び込んでケーキを買ってみたり、スーパーに入ってみたり…そう、そのスーパーでは、20年位前、秋田県の大曲在住の友人に送ってもらったことのある「嶋田ハム」が置いてありました。結構おいしかった記憶があったので、思わず買ってしまいました。

先日から、「カレーを作ろう」と思って居て、肉を探しているのです。西武デパートなどを見て回りましたが、気に入った肉がありません。悪い言い方をすれば、「デパートの肉屋を利用するような見栄っ張りの人は、高ければ味なんてどうでも良いんじゃないか」と揶揄したくなるのです。兎に角置いてある牛肉は全てが霜降り。私は油の混じった肉がおいしいとは思わないんです。それがどんなブランド牛でも、どんなに高くても、赤身の間に贅肉が入り込んだ肉は「不健康な肉」でしかありません。食べたいとも思わないし、食べたとしてもおいしいとは思えないのです。

今日行ったスーパーにはニュージーランド産の牛肉が置いてありました。柔らかい赤身の肉で、「これだ!」と思いました。値段もそんなに高くはありません。チーズもラクレットなど個人的に基本を抑えたチーズが置いてあって、これは良い店を見つけたなという気持ちになりました。歩いてこられる場所にこういう店があるのは嬉しい限りです。

私の作るカレーは、そんなに凝った物ではありません。ルーも市販の物を使いますしね。使うルーはハウス食品の「ジャワカレー 中辛」です。最近は「プライムジャワカレー」を使う事が多くなりました。

使う具材は、肉(気分で鶏、豚、牛なんでも)、ジャガイモ、タマネギ、ニンジン、ニンニクです。気分でトマトを入れたりしますけれど、今日はシンプルに。

肉は小麦粉をまぶして強火で炒めて表面を焦がしておきます。タマネギは半量をみじんにして、半量は乱切り。ニンニクのスライスとオリーブ油でじっくり弱火で炒めますが、時間は5〜10分程度。ジャガイモは水に晒した後、ニンジンと共にタマネギを炒めたパーンに放り込んで火を通します。野菜を鍋に移して、適量の水と共に煮込み、途中から肉を加えて、ルーを溶かして一煮立ちさせ、火を止めて一度さまして出来上がりです。

昔のログを探すと出てくるかも知れませんが、色々新しいルーも出ていますので、そろそろ王者の座を他の物に明け渡すときが来ているのでは?と、いくつかのルーを買ってきて、2種類を同時に作ってトーナメント形式で一番好みのルーはどれかを探ったことがあります。結果、やはり王者は強かった。本格的なカレーは店で食べれば良いと思えば、家で手軽に作る事ができるカレーは市販の物で十分。そしてその王者はジャワカレー。これは多分これからも揺るがないことでしょう。

カレーもラーメンと同様、ゲテモノが増えてきました。地域の特産物を入れたものとして、様々な物が出ています。まぁ、そういう風にしないと特色が出ない、差別化が出来ないと言う事情は分かりますけれど、私は好きじゃないとしか言いようがないですね。

いくつかのご当地カレーを食べてみたことがあります。外れを食べただけかも知れませんが、どれも「無理矢理入れました」と言うだけで、決しておいしい物じゃありませんでした。それなのに、値段はかなり高いんです。消費者から見たら騙されて金をドブに捨てられたような物という感じでした。話が飛ぶようにも思いますが、先日発表されたサッカーの日本代表のユニフォーム、あれもデザイナーのこだわりというか思いを込めた物と称してみすぼらしい物という感が否めません。物は理屈じゃないんですよ。結果が全てなんです。カレーにしろユニフォームにしろ「おおっ!」と思えなければ、それは屑なんです。どうして、そんな簡単なことが蔑ろにされた物が出回るのか、私には理解不能です。

閑話休題

野次馬先家族が作るカレーは、同じような工程を経ていても味が全く違います。食べ方も違うし(野次馬先は茶碗で食べたりするんです)、ご飯も私基準では軟らかすぎ。まぁお年寄りも居ますから仕方ないんですけれどね。そんな中でうちのカレーが受け入れられるか心配だったのですが、「ちょっと辛すぎる」という以外は概ね好評だったようです。異質文化を持つ世帯と同居をすると言うことで、我慢せざるを得ない部分は出てくる訳ですが、ここでカレーが不評だったら、私のカレーは封印せざるを得ないかと思って居たのですが、これで多少光は見えたようでホッとしています。

更に閑話休題

そう、茗荷谷は、名前が示す通り谷になっています。有楽町線が通る神田川のあたりから山を1つ越えた谷があり、池袋から続く山からこの谷を通るとき、丸ノ内線は地上に露出します。その辺りに車庫もあるのですが、今日は以前から丸ノ内線を使ってこの辺りを通ると気になっていた、地上に露出した地下鉄と、その脇を春日通りに上る階段の道、この2つを実地で見て歩いてきました。古い土地柄で(マンガ「はいからさんが通る」で、関東大震災で焼け出された小石川っていうのがこの辺りですね←古っ!)道が入り組んでいますので、iPhoneのGPSが役に立ちました。私のような方向音痴が地図もなく行くといつの間にかあらぬ方向に向かっていそうな土地です。

坂道は私のような体格の者には辛いところがありますが、もう少し興味を持ってあちこちで歩いてみたいと思います。

2009年11月20日(金) 農作物直売所 / ボージョレー・ヌーボー

最近農作物の直売所が盛り上がっています。

元はと言うと、大手の市場に乗りきれない物、切り捨てられた地域などが生き残りをかけて自分たちの農作物を直接売り始めたと言うのが発端のようで、それが「採れたて野菜(新鮮)」「生産者の顔が見えるから安心」と言うような理由から徐々に人気を博して今に至っているようです。

そして、最近では経営が安定してきて、新しい農作物に挑戦する農家や、今まで休耕地だったところを復活させる農家なども増えてきたと言う話も聞きます。←たまたまテレビで放送しているところを見ました。

そういう話を聞くと良いことだらけのように感じますが、私はちょっとさめた目で危機意識を高めています。

まず、「採れたてで新鮮」は良いとしても、この農作物が「安全なのか」は誰がどうやって判断をしているのでしょう。それは例え出荷先がノーキョーとなっても変わらないのかも知れませんが、少なくとも「採れたてをすぐに販売する」と言う直売所よりチェック機構は多くできるメリットがあります。

テレビの特集でも言っていましたが、「農業は儲からない」と農業を捨て会社で働いていた人が、今は「農業が儲かる」と休耕していた土地を使って農作物を作り始めたと言います。それはそれで良いことですが、休耕していた土地を農業に使える土地にするためにはかなりの努力が必要ですし、その為に土地に与える肥料や農薬は如何ほどの物になるのでしょう。

「真面目に作った作物が、正当な評価で販売される」…これが生産者も消費者も望む正しい直売所の姿です。しかし、当然ながらそこには欲が絡んできますので、「より多く作るため」「どうせチェック機構はない」「俺ひとりくらい」そんな形で不真面目な作物が流通して、発覚したら問題になることでしょう。

私は直売所は成功して欲しいシステムだと思って居ます。だからこそ、農家の善意に頼るのではなく、きちんとした安全に対する管理なり規約なりを作って言って欲しいと切望するのです。

また、ここに大手企業が参入し始めているようです。どうかこちらは失敗して欲しいと私は思います。大手企業が見放した事で開いた事業が、軌道に乗ったところで大手に乗っ取られるなんて…まぁ事業って言うのはそういうもんだと言う面もありますが、企業が入ってしまうと、それは直売所と言うよりスーパーの出店みたいにならないか心配です。

そしてもうひとつ。今「働き口が無いから」「農業は儲かるから」と農業人口が増えようとしていますが、景気が戻ればまた「農業は儲からないから」「休む暇がないから」と人が離れていくのは目に見えています。そうならないようなシステム作りが必要です。そしてこれは「個人が」ではなく「国が」腰を上げる必要のある項目だと思います。いくら工業国であるとしても、国民の食品自給率が低すぎる国には将来を感じられません。国の土台は農業と林業です。ダムを造る金があるなら山を作れ。山を作って、農業を定着させてこそ国があるのです。


ボージョレー・ヌーボー

「今年の気候は寒暖差が激しくて良い葡萄が出来た。結果、今年のボージョレー・ヌーボーはうまい。50年に1度の出来だ」

と言うことらしいですが、それは、ボージョレー・ヌーボーだけが50年に1度の出来と言うことなのでしょうか。個人的にはお祭騒ぎ用のボージョレー・ヌーボーより、その後のきちんと熟成させたワインを期待したいのですが、それは間違っているんでしょうか…酒には詳しくないのでよく分かりません。

2009年11月19日(木) 戸惑っていること

最近、あれこれが新しくなって戸惑っていること…

トイレ…3階に設置したトイレ、水圧などの問題から(実際には心配しすぎで、結果無駄遣いとなってしまったのですが)ハイブリッド式のTOTO NEOREST AHタイプと言うものを取付けました。

腰が悪く、痛みを伴うときは、便座の蓋をあげるのでさえ辛いときがあるので、便座のオート開閉は必須、更に目が弱く夜暗い中で突然天井灯がつくときついので、TOTOで言う所のやわらかライトも必須という条件を出したら、水圧の心配もあって「これしかない」と言われたのが、このNEORESTと言うシリーズ…一番高いシリーズじゃん。勿体ない。でも仕方ないと設置したのです。

で、自分が望んだことですが、人が近付けば便座は自動で開閉します。更に座っていたなら立ったとき、立っていたなら居なくなったときに自動で水を流して蓋を閉める機能もついています。

結果、他の場所で危うく水を流さずに出ようとしたこと数回。家では手洗いの水栓さえ閉め忘れて出たこと数回。そこは自動じゃないっつーの。

便利ではありますが、その内しそうな失敗が怖いです。

自動車…今時の車ですから、昔の車のようにキーをハンドル横に指して回すなんて事はありません。キーは持ってさえいれば、後はスイッチをひねるだけです。

おかげで、今はつい半年前まで乗っていた元自分の車や、帰郷したときに父親の軽自動車に乗る機会があるのですが、キーを差し入れると言う行為を忘れ去っています。ドアをロックすることもドアノブのまわりを探して「あ、この車は違う」と認識する始末。

今の車は盗難防止機能(セキュリティーアラーム)というのがついて居て、ロックされたドアを「無理矢理」開けようとするとライトが点滅、ホーンもなり出すと言う厄介な機能がついて居ます。

先日、車中泊をしたとき、リモコンのロックボタンを使ってドアをロックして寝たのですが、朝起きるときドア横のロックボタンを使ってロックを解除したらセキュリティーアラームが作動しました。寝ぼけ頭で納車時に習ったセキュリティーアラームが動作したときの止め方を必至に思い出し止めました。

外から開けられたら反応してくれたら心強いと思いますが、中から開けたんだから反応しなくて良いじゃんと思いますがどんなものなんでしょうね。窓の隙間から針金を入れてロックを解除するなんてクラシカルな方法も考慮されているんでしょうか。これじゃ、ロックした後にリモコンの電池が切れたら周囲にかなり迷惑をかけそうです。

ものではないのですが…電気の使用量…何はともあれ、2つの世帯が1つの家で生活をするようになりました。台所や風呂は1つに統合されましたが、トイレは各階に1つありますので1.5倍に増えました。

エアコンはそれぞれ10年近く前のモデルから最新式のものに変わり、冷蔵庫も古いもの2台から最新のものに変わりました。

テレビやパソコン、炊飯器や電気ポットなどは既存のものを使っています。

床暖房は私の方は愛用していましたが、野次馬先は初めての体験(各階に設置)。その代わり野次馬家族が使っていたこたつは無くなりました。

ホームエレベータは完全に新しい機能です。

今まではそれぞれの世帯が40Aの契約をしていましたが、新居はエレベータがある手前100Aの契約をしています。

単純に考えて、冷蔵庫が1つになった。エアコンや冷蔵庫も最新式となり省エネをしているはず。2世帯が1つになったのだから、無駄も減って、結果電気代は安くなるはずと思って居たのですが、どうも結果を見るとそうではないようです。結果は今までと変わらないと出ました。

迷惑かとも思いましたが、東京電力にも事情を簡単に説明して相談したのですが、やはり2世帯が同居をするようにした場合、大抵は電気代が減らないそうです。考えてみればエアコンなどは、「毎日8時間付けていても1年に掛かる費用はいくらです」と言えるくらい最近のエアコンは省エネが進んでいます。で、10年前に買った以前つ買っていたエアコンも(エアコンのお知らせ機能を信じれば)、月数百円程度しか掛かっていませんでしたので、更に節約が出来たとしても数百円です。冷蔵庫も同じようなものでしょう。元々の消費電力が少ないので差は出にくいですね。と言うことは、生活様式が変わっていない以上、消費する電力も今までと変わらないと言うことです。多少機器が新しくなったり、統合して節約が出来た部分があったとしても、それで節約できた電気代が例えばエレベータ(1日20回往復したとして、月300〜400円の電気代だそうで、実際にはその半分も使っていません)や常夜灯などの電気代で相殺されているのかなと思えます。

節約を趣味とする人は、使わないときはブレーカーを落とすとか、兎に角待機電力に金を払うことを潔しとしないようですが、私は個人的にそこまで神経質になりたくないなぁとおもうのです。でも、確かにこの値段は結構高いように思います。どうすべきなんでしょうねぇ…ってか、エコキュートなりエネファームなりを導入しておけば、この値段が半分になっていたのかなぁ…ちょっと後悔です。今から導入を考えてみようかな。

2009年11月18日(水) 「なう」考

幹事クリタのコーカイ日誌2009」11月18日「なう」に感じる抵抗と面白さ。を拝見しました。

先日からtwitterでつぶやき始めた私ですが、まぁ元来の「明日出来る事は絶対今日しない」的性格から、どうやって使うかなどは最低限の事しかしらず、それ以上は「また後で調べよう」の「後」がなかなかやってこない日々を過ごしているのですけれど、それでも様々な人が書いている文章を読んでいる内に「なう」と言う言葉が末尾に付く文章が目に付く事には気付いていました。

例えば九州方面の「〜ばい」とか福島浜通地方の「〜だっぱっい」のような末尾に付く方言的言い回しかと思ったのですが、どうもそうではないようです。で、様々な状況を鑑みると、どうも「今、私は○▼をしている」「今、私は◆※を見ている」などの時に「○▼なう」「◆※なう」と言う様な使い方をしているようです。

正直、私はこういう言葉遣いが苦手です。例えそれが今の流行であっても(クリタさんの書くことと重複してしまいますが)、「全然」の使い方は「全然〜ない」の否定であって、「全然〜ある」と言う肯定には虫酸が走るのです。それを赤の他人が使うことに対して文句は言いませんが、私に向かってそう言う友人が居れば「それは用法が違う」と諭しますし、自分が使うことはまず絶対にないでしょう。ましてや「なう」なんて言葉を自分が使うことはあり得ない!と思って居たのです。

しかし、今日、クリタさんのリンクした文章を見て「なるほどねぇ」と思ったのですわ。

そう言えば、外国の映画などでチャットをするシーンなどで「you」を「u」、「to」を「2」と置き換えてタイプする場面などがあります。いちいち正確な表現をするのではなく、ここで通じれば良い言葉は確かに存在します。「なう」もいちいち「私は、今、京都の、金閣寺に、います」等と説明をするより「銀閣寺なう」で済めばタイプする方も楽だし、読む方もそれで通じるのですから、それはそれで良いのですね。大体twitterは常に発信は「自分」ですし、大前提として「今」ですから確かに堅苦しい昔ながらの言葉は不要なのかも知れません。

この言葉が定着するのか一過性か、それは分かりませんが、twitterを利用する多くの人が「なう」の意味をきちんと理解して使っているのであれば、それはそれで受け入れるのは個人の問題ですわね。先の「全然〜ある」とは別次元の話と考える必要があるのでしょう。要は「こんな言葉を使えるか」と思うのは自分の中で受け入れられるかどうかと言う基準であって、突然私がtwitterで「○※なう」と書いたとしても、「あ、こいつ阿(おもね)りやがった」とか「あ、こいつ、こんな言葉遣いして。恥ずかしい奴」なんて思われたりはしないでしょう。うん、結局突き詰めたら、自分が時流に乗れるかどうかの問題なんだな。

2009年11月17日(火) ユーロホーン / 風邪?

昨日、インサイトのホーンを交換してきました。

今の車になってから、確かに加速も減速もゆっくりになっていますので、加減速時に車間が他より開くと言うことも手伝ってなのか、確かに最近は強引な割り込みでドキッとする事が今までより多くなっている気がします。

以前の車はホーンの音が大きく、鳴らすと有無を言わさず相手は待避行動を取ってくれましたが、今の車は音が小さく、鳴らしても「へっ!」という感じで行動を継続する人が多いと感じるのです。

譲り合いという気持ちから、ホーンを鳴らす暇があるなら譲ればいいじゃんという気持ちもあるのですが、譲るために周囲に迷惑をかける事を考えたら、ホーン1つで注意を促すことが出来ると言う場面も多々あるのです。

兎に角、ホーンはやたら使うものではないけれど、使うならそれはきちんと機能すべきだとすれば、今のホーンはとても貧弱で合格点には達しないと言うのが私の結論なのです。

ホーン自体の値段より、工賃の方が高いと言うのはちょっと納得のいかない感じもしましたけれど、取りあえず取付けたホーンは(誰もいない田んぼの真ん中まで出かけて試してみましたが)、私の思っていた音とはちょっと異なりましたけれど、音は大きくなっていました。後はこれでよけてくれる人が増えることを祈るのみ。結局「けっ!インサイトじゃねーか」とよけてくれなかったら無駄金でしたと泣くほか無いですね。


風邪?

朝から体がだるくて、1日寝て過ごしました…と言いつつ、iPhone経由でtwitterだけは見たり書き込んだりしていましたけれどね。

インフルエンザじゃあ無いと思いますが、もしかして風邪? それともただの遊びすぎ?

2009年11月16日(月) ドライビングポジション / ある意味あこがれ

午前2時頃に帰宅し、疲れ果てて就寝。

起きたら、やはり筋肉痛が凄いんです。でも、走行距離を見ると1600キロ弱。これって博多まで行くとしたら、片道にちょっと毛が生えた程度の距離でしょ。とてもじゃないけど「凄い距離を乗った」という程ではないですね。

そう、以前乗っていたMPVは、ゆったりしたベンチに座っている感じの乗車姿勢だったのですが、この車はそれに比べたらレーシングカーのようなポジションです(あくまでも比較としてね)。凄く狭い入り口から無理矢理入り込んだ中は、低い椅子と天井に圧迫されながら運転をする感じです。ゆっくり調整を続け、最近になってようやく以前よりマシなポジションを見つけました。が、それでもハンドルの位置が上過ぎて、常に腕を持ち上げている感じになり、結果肩が凝ってしまうんです。それを避けようとシート座面をあげると、出入りの時に凄く窮屈になりますし、ハンドルを下に下げるとタコメータなどが見えなくなってしまうんです。もう少しどうにかなるポジションはないか探しているんだけど、ちょっと難しそう。他の人はどんな風に感じているんでしょうね。興味のあるところです。


ある意味あこがれ

そうそう、旅行中、某高速道路のインターチェンジ傍にあるラブホテル群に迷い込みました。

道の複雑さに比べカーナビの案内が安易で、曲がるべき道を間違えてしまった訳です。結果として、ラブホテル群を通り過ぎてからUターンして、もう一度ホテル群を通り抜けて正しい道に復帰と相成ったのですけれど、時間が丁度ご休憩からご宿泊へ切り替わった時間帯だったのもありますが、この手の建物が並ぶ道としては結構車通りが多くて、「いいなぁ。お盛んだなぁ。うらやましいなぁ」と思いつつ建物に入っていく車、建物から出てくる車を見ていたのですが、その建物群から外れかけた時、その道を歩いてくる、2人の人影がありました。手を繋ぐでもなく、少し距離を置いて歩く男と女。年の頃は二十歳前後のように思います。

その先で車を回転させ、今来た道を戻り始めたのですが、先の2人の姿が見えません。通りすがりに近くの店の方を見てみると、幾台かの駐車しようとうごめく車を尻目に、ホテルの入口に向かう2人の姿がありました

うーん、歩いてラブホに行くって言うのは、ある意味あこがれです。小心者の私には、車に乗ってさえ、出入りすることに緊張してしまいますから。

実は1度だけその経験はあるのですが、それは単に写真撮影をする目的だったので、心構えが違うんですよね。

どうか死ぬまでに1度くらい歩いてチェックインをしてみたい…って、やっぱりこう言うのは若いから格好も付くのであって、おっさんが、例えどんな女性を連れていたとしても、歩いてチェックインをしていくのは格好の良い物ではないでしょうね。ってか、そんなホテルに入るチャンスは金輪際あるのか甚だ疑問です。

2009年11月15日(日) なぜかtwitterにて… / 小旅行(京都→東京) / カーナビの違い

小旅行の経過は、次のリンクに展開中。
ご笑覧いただければ幸いです。

http://twitter.com/__luna_


小旅行(京都→東京)

朝は老人らしく結構早い時間に目がさめてしまいました。

二度寝する訳でもなかったのですが、twitterの機能を眺めたりしている内にあっという間に時間が過ぎ、気がついたら9時を過ぎていました。これは計画がずれています。予定ではこの時間には既に銀閣寺近くに到着していて、のんびり哲学の道でも散歩をしている筈です。

大慌てで店を出て出発したのですが、案の定道路は観光客の車で一杯です。辺りに見える車の(大げさではなく)半分は県外ナンバーです。

混雑はしていましたが、まだ頭に「大」が付く程ではなかったので助かりました。

10時過ぎに目的地近辺に到着。幸いすぐに有料駐車場の空きも見つかり、車を止めて散歩に出かけました。

大体2ヶ月に1度くらいの割合で京都に遊びに来ていて、大混雑をしている「何か」のシーズン中も、閑散としている「普段」の哲学の道も見ている訳ですけれど、今日は「普段」に比べたら混雑している状態です。やはりこういう場所はシーズンは外して閑散としている時の方がきれいに見えます。

まだ紅葉は始まったばかりで所々にしか見えませんが、それでもその姿を楽しみました。運転のしすぎで筋肉痛もあり、あまりあるく事はできないのではないかと心配していましたが、気がついてみればここでも予定を大幅に超えて1時間近く散歩をしていました。

12時少し前に「きみ家」さんへ到着。運良く1つ机があいていて待たずに座ることが出来ました。ここで雑煮(あんみつ付き)を頼んで一休み。

今回の本来の目的は「きみ家のぜんざい又は雑煮を食べる」でした。高知へ行くと言うおまけもありましたが、目的は無事達成したので、後は高速道路が混雑する前にさっさと帰るのが正解でしょうと言うことで、早々に店を後にしました。が、ついつい帰り道に「往路で行かなかったから」と刈谷PAに立ち寄り、ふらふらとお風呂に入ったのが失敗だったのでしょう、そこを出発した時、豊田JCTの付近で渋滞2kmの知らせが…それはゆっくりのんびり走る私には渋滞と言うより「ちょうど良い」速度での走りで終わりました。が、浜松を過ぎた辺りで大井松田の辺りで事故があり渋滞が発生との知らせ。それは2kmが5km、5kmが10kmと広がり、あっという間に25kmという渋滞になりました。更にその先海老名を先頭にまた事故渋滞が発生し、しばらく後にはその2つの渋滞がくっついて「60kmの渋滞」となってしまったようです。

情報は遅れてやってくるので、あまり当てにせず、兎に角先に進むのが正解なのかも知れません。しかし、情報が正しかった場合、ノロノロ運転を長時間する羽目になります。考えた末、直前のサービスで仮眠をとることにしました。2カ所で2時間程仮眠をとり出発。この頃には渋滞はありましたがかなり縮小していました。

その渋滞を抜けて喜んだのがいけなかったのでしょう。首都高速渋滞9kmという表示を見たように思いましたが、あまり重要視せず東名高速道路から首都高に入りました。ええ、入った途端大渋滞ですよ。普段なら10分位(?)で通り抜ける渋谷までの道も、この日は1時間位は掛かったでしょうか。知っていたら東名高速で首都高に乗らずに一般道に下りていましたよ。そうすれば246号線から皇居の辺りにでて、内堀通りを回って行けば良いだけですもんね。1時間もあれば間違いなく帰宅できていたでしょう。それなのに、渋谷を通過しても更に工事は続いていて、結局予定より3時間近く遅れての帰宅となりました。

(この文は2009/11/16 帰宅後に書いたものです)



カーナビの違い

今回は全ての目的地をCarrozzeriaのカーナビ「AVIC-T20」とインサイトの工場オプションのHDDナビにセットして案内の違いを比べてみました。

結果、甲乙つけがたい…と言ったところでしょうかね。

いや、こう書くと「どちらも良い性能だ」と取られかねませんが、実際はそうではなくて、どちらも「バカになる時がある」と言う感じです。

Carrozzeriaはまっすぐ行けば良いだけの道を、四角の三辺を通って行く癖が10年経った今も直っていませんし、最適ルートの探索と称して例えば「元ルートと比べ 時間:5分増、距離:3km増」という「一体何のために、何の得にもならない案内」を得意気に表示させるのか
理解に苦しむ作業も直っていません。50mの渋滞を避けるため、切り返しも苦労しそうなとても細い路地に誘導しようとする、言ってしまえばバグも直っていません。(直っていないとは、DVDナビの時代から同じような欠点があって、それがHDDナビでもこれでも直されていないと言うことです)

ホンダ純正ナビはCarrozzeriaより良い道を案内する時もありますが、総じて「何でこっち」という道を選んできます。もしかしてそれはInternaviの結果を考慮した結果なのかもしれませんが、あまりにも阿呆な、でもこのナビしかつけていない車で、運転者に土地勘がなかったら騙されちゃうな的案内が随所にあります。特に高速道路を下りてまた乗ってと、まるで公団におもねったかのような案内は要注意。また、今時のカーナビなら、雑誌の記事でも書かれていますけれど、例えば東京から大阪までの高速道路中で地上波デジタル放送が受信できなくなる時間は2〜3割あるかどうか、その時も大半は自動的にワンセグを受信します。地域が変われば自動的に最適なチャンネルを探して、いちいち運転者が操作をする必要なんかありません。それが自動車に付いた機器の最低限満たさなければならない条件だと思います。しかし、このナビの10万円もしたオプションの地上波デジタルチューナーは、東京から大阪までの9割は地上波デジタル放送を安定して受信できません。都市部を走っていても、頻繁に受信状態が悪化して固まってしまいますので、ワンセグで見ざるを得ません。また最適受信チャンネルは主導で操作しなければならないし、その間放送受信が停止するので、観ている番組はことごとく細切れ状態です。不良品という以外なんと言えばいいのでしょうねぇ…

どちらも「これはすごい」と言う機能は皆無です。そして「純正が使い物にならないから」とT20をつけましたが、やはり邪魔なのも事実で、「同じバカなら純正だけでも良いか」と言う気持ちにもなってきました。ええ、道を案内して貰うのではなく、「目的地の方向を図示してくれたらそれで良いや」と自分が割り切ることが大切ですと悟ったのです。

2009年11月14日(土) 小旅行(高知→京都)

昨夜の内に西神田から首都高に乗り、東名高速へ接続。先日と同じく日本坂PAで休憩し、しぞーかおでんを堪能して仮眠。

6時半起床。前回と同じく刈谷に行って風呂に入って…と思ったのですが、豊田JCTの付近で交通渋滞のお知らせが…「交通集中による渋滞」だそうで…となると京都はかなり渋滞と混雑が予想されます。昨年3月に友人と四国一周旅行をした時に訪れた高知駅をもう一度見たくなって、急遽目的地を高知に変更しました。愛媛も行ってみたかったんですが、微妙に愛媛の方が遠いんですね。

結局、亀山近辺で10km30分程を渋滞に巻き込まれましたが、インターもすでに長蛇の列となっている京都を尻目に、鳴門大橋を渡り高知へ。途中めでたく走行距離が2万キロを超え、高知駅に辿り着いたのは18時を過ぎた頃でした。

高知駅はきれいだなぁ…と幾枚か写真に納め、土産を少し買い込んで1時間も経たない内に帰路につきました。今日の目的地は京都です。今夜の内に京都入りすれば、高速道路の渋滞(出口渋滞含む)は回避できるでしょう。カーナビを信じれば日が変わる前には到着できそうですし、それからゆっくり寝ても、その日車で移動してくる観光客よりは早めに行動が出来ると目論んだ次第。

帰路は瀬戸大橋を渡って岡山へでました。「下津井のタコを食べたい!」と言う衝動を抑えひたすら京都へ。京都から高知の往復は燃費より時間を優先して走りました。結果、山道だったと言うこともありますが、この区間の平均燃費は21〜22km/l程度でした。まぁ、旅程を考えたらこうせざるを得なかったと言うことです。

この車、一般道を制限速度程度で走るとかなりの燃費が期待できます。が、高速道路の法定上限速度まで出すと燃費はかなり落ち込んでしまいます。MPVは80km/hで走っていても100km/hで走っていても、大きな声では言えませんが120km/hで走っていても大きく燃費が変わることはありませんでした。まぁ、インサイトがこの程度の速度で燃費が大きく変動するのは、小排気量車だから仕方ないと割り切るしかないのでしょうね。

京都南IC近くのマンガ喫茶にて宿泊

(この文は2009/11/16 帰宅後に書いたものです)

2009年11月13日(金) 旅行準備(?)

本当は、友人宅のフローリング工事手伝いは来週の予定でした…あまり深く考えずに決めたスケジュールだったのですが、よくよく考えてみれば来週は3連休。となると、京都などは紅葉を目当てにした観光客でごった返すでしょう。って事は、私は家でのんびりしていたい(観光客を観に京都まで行く趣味はないし、渋滞するのが目に見えているのもイヤ)。

そんな訳で、友人と相談をした結果「やるなら金曜(今日)」と相成った訳で、友人Aから車を強奪して、友人Bとホームセンターで待ち合わせて工事に必要な資材を購入して家に運んで搬入し、マンガ喫茶に泊まったのが昨日。今日は朝から友人(B)宅でフローリング工事です。

今回は和室と言うことで、幅木で端の処理をごまかせないので、フローリング材の切り出しはじっくりやりたいと言うことで、私は下地作りの手伝いまでとしたのですが、これも思ったより時間が掛かりました。とは言え夕方までには終わったので、車を友人(A)に返し、自分の車を引き取って旅行の準備。ま、準備とは言ってもカメラ(Ricoh GX100)と着替えを数枚、そしてシュラフを車に積み込むだけですけれどね。

旅行の準備はあっという間に整って、早速出発…

2009年11月12日(木) 懲りずにまた小旅行

今日から数日家を空けることになりました。

今日はこれから友人宅に行って(元私の)車を強奪、その車でホームセンターへ行って資材を買って、友人宅のフローリング工事の手伝い。そう、先々週辺りに手伝った続きです。

それが終わったら、終わる時間にもよりますが、明日の夜又は明後日の早朝から改めて京都を目指して旅行をしてこようかと思います。時間が許せば京都より更に西まで行くかも知れません。

目的はあんまり無いんですよ。取りあえず京都でぜんざいでも食べてこようかなと漠然と思っているくらいですかね。今時の京都は紅葉を見る客でごった返しているでしょうから嵐山など紅葉の名所に近付くなんてことは絶対にしないつもりです。そうでなければ、先日途中で道を間違えて果たせなかった門司のジョイフルで食事をして帰ると言う阿呆な旅行をやってしまおうか…たた、これをしてしまうと往復の工程では殆ど遊ぶ時間が無くなりますね。それはそれでつまらないなぁと思うのです。

まぁ行き先は友人の手伝いが終わる時間によって、更に疲れ具合によって変化しますけれど、兎に角土日はその小旅行の予定です。果たして次の更新はどこからすることになるのでしょうね。自分でも楽しみです。

2009年11月11日(水) どちらが子供のわがままか

デジタル放送に私的録画保証金の徴収は必要なのか、権利を死守しようとする団体とメーカーの間での戦いが…

本来、私的利用目的に著作権は適用されません。つまり自分が折角買った音楽ソフトが傷むのが忍びないのでテープに録音して、普段はそちらを利用することは全く問題のないことで、それを友達のために録音したとか、それを販売したとなるとそれは著作権違反となると言うことだったのです。

しかし、CDの普及から主流となったデジタル物は、ダビングしても画質が劣化しないためいくらでもオリジナルと同じレベルの複製を作る事ができるため、それを悪用して海賊版が出回るため、個人の権利を無視してダビングが出来ないようガードをする措置が執られてきました。そして、それ以外に著作者の権利を守ると称して、補償金と称する金を巻き上げる団体を作って居たのです。

それに対し東芝が、「(デジタルソースを)アナログには無限にダビングが出来るけど、デジタルにはダビング10などの予防措置が講じられているのだから、無限には出来ない筈。だとしたら、その保証金を払うこと自体が不要ではないのか」と私的録画補償金管理協会(SARVH)への支払いを拒否しました。

これを受けSARVHが、「メーカーの主張は子供のわがままと一緒」というコメントと共に、支払いを求めて東芝を提訴したということです。

「メーカーの主張は子どものわがまま」 SARVHの東芝提訴受け権利者団体が会見
「メーカーの主張は子どものわがままと同じレベル」――権利者91団体がSARVHの東芝提訴を受けて会見。訴訟の提起は「当然」とした上で、「補償金の原点に立ち返って議論を再開すべき」と主張している。
2009年11月10日 22時17分 更新

 「メーカーの主張は子どものわがままと同じレベルだ」――「Culture First」を掲げる権利者側の91団体は11月10日、私的録画補償金管理協会(SARVH)が同日、東芝に対して補償金支払いを求める訴訟を起こしたのを受けて会見した。提訴は「当然」とした上で、「補償金の原点に立ち返って議論を再開すべき」と主張している。

 補償金をめぐっては、文化庁傘下の私的録音録画小委員会などで議論が行われてきたが、メーカー側と権利者側の意見は対立し、すれ違ってきた。今回問題となっているデジタル放送専用DVDレコーダーに関しても、メーカー側は「課金対象か明確になっていない」、権利者側は「明らかに対象」と解釈。意見が対立している。

 SARVHは、メーカーから補償金を受け取り、権利者に分配する公益法人で、日本レコード協会など権利者3団体が会員。SARVHの東芝提訴は、ダビング10などをめぐってたびたび衝突してきたメーカー側と権利者側の対立の帰結ともいえる。

◆デジタル専用レコーダーも「明らかに課金対象」

 メーカー側が、「課金対象か明確でない」と主張する際によりどころにしているのは、文化庁が5月に出した政令の施行通知だ。地上デジタル放送専用録画機について、「関係者の意見対立があれば必要な措置を講ずる」と明記してある。

 一方、SARVHや権利者側がよりどころにしているのは、文化庁がSARVHからの照会に答えて9月に示した「デジタル放送専用録画機も補償金の課金対象」とする見解だ。「DVD機器は、いまの法制度では政令指定されている。映像ソースがデジタルかアナログかという規定はない」と、日本音楽著作権協会(JASRAC)の菅原端夫 常務理事は話す。

 権利者側の見方によると、文化庁が5月に出した施行通知は、「意見の隔たりが顕在化した際、制度の見直しの議論の必要性に言及したもの」。今後の法改正などを視野に入れた、未来の議論の可能性について書かれたもので、現行法の運用とは切り離すべきという考え方だ。

◆「メーカーの主張は子どものわがまま」

 「デジタル専用機が録画補償金の対象とならないなら、(地上デジタル完全移行の)2011年には録画補償金制度の機能が停止することになる。到底容認できない」と、実演家著作権隣接センター(CPRA)運営委員の椎名和夫さんは話す。

 「メーカーは、補償金を支払わないことによって補償金制度の事実上の停止を狙っている」と権利者側はみており、「補償金徴収に協力しないことで、補償金の機能停止を半ば強引に既成事実化しようとするメーカーの姿勢は大きな問題がある」と椎名さんは強く批判する。

 日本映画製作者連盟の華頂尚隆事務局長も、「現行法令を無視する不当な行為が横行すると、日本は本当に法治国家なのかという危機感を覚える」とメーカーの態度を厳しく批判。「メーカーは義務を果たさないで権利だけを主張しており、子どものわがままと同じレベル。是正するには、親が子を叱るように、言って聞かせてあげなくてはならない」と、メーカーに対する“教育的指導”が必要と述べた。

◆MIAUや主婦連にも「失望」

 インターネットユーザー協会(MIAU)と主婦連合会が文化庁に対し、「デジタル放送専用録画機も補償金の課金対象」とする見解を撤回するよう求めたことについて、椎名さんは「大きな驚きと失望を覚えている」とコメント。会見を取材していたMIAU代表理事の津田大介さんの質問に対し、「津田さんはコンテンツに興味を持って発言していると思っていたが、MIAUの(文化庁に見解の撤回を求める)リリースを見て奇異な感じを持った」と気色ばんだ。

 権利者側は、補償金制度の根幹について改めて話し合いを行う必要があるとも主張。(1)録画補償金制度の機能停止を主張するなら、それに代わる補償の仕組みを提案すること、(2)ダビング10ルールのもとでのデジタル放送の録画で補償の必要がないと主張するなら、権利者に不利益がないというデータを示すこと、(3)音楽CDからのコピーに絡んだ私的録音補償金の見直し(いわゆる“iPod課金”)になぜ応じないのか――などが今後の論点としていおり、議論の場が整備されれば積極的に参加していくとしている。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0911/10/news129.html

著作権者の権利を守る…とても大切なことだとは思います。しかし、これら団体の主張はどうも「屁理屈」のように感じます。

ハインライン調の比喩を使うなら、「今の時代にランプ製造メーカーが、電気が普及したおかげでうちの経営が破綻しかけているので、電気を使う量に応じてうちに補償金を支払え」と言って居るようなものと感じます。

海賊版の防止などはダビング10などの機能で抑制すべきであり(それでさえ、個人の権利を侵害している物として、私には受け入れがたい物という認識がありますけれどね)、更に著作権料を支払わなければならない理由が見つかりません。制作者側が自分たち著作者の当然の権利と主張することに、残念ながら私は合理性を感じられません。

どうかこの問題を早めに俎上にあげ、議論を尽くして欲しい気持ちで一杯です。

トスバックの時代からアンチ東芝的私ですが、今回だけは東芝を応援したい気持ちで一杯です。ええ、私にはSARVHの主張こそが子供じみたわがままに思えてなりません。

2009年11月10日(火) 判決 / 森繁久弥さん逝去

ニュースを見ていて「?」なこと

酒井法子さんに対する判決が出たようです。

懲役1年6ヶ月、執行猶予3年。夫が逮捕された後の失踪など悪質で、常習性、親和性があると言う事で、本来なら実刑判決が望ましいけれど、夫と離婚する意志を示している事、介護の道へ進む意志を見せていること、所属事務所を解雇された(社会的制裁を受けている)こと等を鑑みての執行猶予だそうで。

でも、これって本当に正しい判断なのでしょうか。

まぁ芸能音痴の私が無責任に言うのもなんですが、生産性のない夫との離婚は酒井法子さんにとってマイナスは無いでしょう(子供のことを考えるとマイナスかも知れませんが、麻薬常習者というレッテルを考えれば、マイナスはないように思います)し、所属事務所を解雇されたと言いますが、元所属事務所の現副社長さんは援助をする気満々ですし、中国や台湾などは「自国に来ればいつでも芸能活動できますよ」と誘っているようです。更にはもと所属事務所の副社長さんは、酒井法子さんが「今後は介護の仕事に」と言っていたそれを「音楽による介護の手助け」というような話をしています。

元々、解雇されたのもあれもこれも全部作り事で出来レース。そんな風に言われてきて、あの酒井法子さんがどれだけブリッ子をするか、どれだけ社会を欺く、もっともらしい嘘をそれらしく言うかだけが注目されていたような案件とも言えますが、判決が出てすぐこれかと、ちょっと情けなくなると言うか、これが司法の限界なのか、それとも司法界ものりピーファンが占めていたと言う事なのか…まったくのりピーなんて存在を意に介さず、デビュー同時はうるさい阿呆が出てきたとしか思えず、その後は存在すら頭の片隅にもなかった私のような者にはなんとも納得しがたい、理不尽な判決が下されたものだと思わずには居られない茶番劇でした。


森繁久弥さん逝去

私の誕生日の日、あのマイケル・ジャクソンさんが亡くなりました。

まぁ私の誕生日がニュースで報道される訳でもないのですが、個人的には「何もこげな日に死なんでもよかろうもん」と思ってしまう訳ですよ。

そして今日、あの森繁久弥さんが老衰のため逝去されました。96歳だったそうです。

森繁さんの死は大ニュースとして扱われて然るべきです。が、2年7ヶ月前に英語講師の外人女性を殺害して逃亡していた犯人が捕まり、少なくともそれ以降のニュースはそれ一辺倒です。

「理不尽だ!森繁さんの死はもっと大ニュースとして扱われるべきだ。こんな犯人のニュースごときで潰されるべきじゃない」と叫びたい気持ちで一杯です。

本当、タイミングが悪かったですねぇ…日本の舞台やテレビの屋台骨を支えてこられた方は、最後まで縁の下に潜って目立たぬよう幕を閉じられたようにも思います。最後くらい屋根の上で陽気にバイオリンを弾けばいいのにね…

2009年11月09日(月) 08:48 / 10:31 / 13:05 / 13:40 / 18:58 / 23:52 / 29:10

昨日、「小放浪する」と格好をつけ出発したのですが、昨日昼から痛み始めた首が運転しているとかなり辛い状態です。

首を楽にしようとヘッドレストに頭を預けると、メーター周りと窓の下の部分がメガネの守備範囲を超え運転し辛いし、首を浮かせると痛さが襲ってくると言う寸法です。

一晩ゆっくり眠れば治るかもと淡い期待を抱いて日本坂PAで休みましたが、やはり痛みはひきません。これは、無理をしない方がいいかなと弱気になってしまいます。

今は愛知県の狩屋のハイウェイオアシスでどうしようかと悩んでいます。門司のジョイフルで夕飯を食べて帰るか、米原から北陸自動車道を経由して帰るか,はたまた、この辺りで高速を降りて一般道で帰途につくか…悩むところです。


10:31

刈谷からどう進むか…悩む暇もなく併設の温泉銭湯が開いたので、まずは湯に浸かって首の痛みを和らげることに。のんびり湯に浸かり、露天で一眠りしたらかなりさっぱりしました。でも今から九州に向かうとすると、休憩なしで走って到着は20:00頃になるでしょうか。無理ではありませんが、無茶な計画ですね。

九州や島根に行くのが楽しみだったのですが、無茶はできませんから、それはまたの楽しみにします。今回は高速道路で楽しむ旅行とするか、それとも一般道に降りるかはまだ未定ですが、近場で楽しむことにします。


13:05

やっちゃいました。

刈谷をでて、大津に向けて走って行くはずだったのに、分岐で道を間違え伊勢神宮へ行く道に入ってしまいました。

ここに入ってしまったら抜け道はありません。降りて後は一般道を走るだけ。高速を使えば遠回りをしても今日中に帰宅できたのですが、一般道ではどう頑張っても無理でしょう。ついでに言うなら、来てしまったものはしょうがないと伊勢神宮にでも行けば良かったのに、ついヤっちまったと降りてしまったのが如何にも中途半端です。

今は、三重県の関宿と言う道の駅で落胆中…

もう少し落ち込んだら、気を取り直して帰途につきましょう。


13:40

まだ道の駅関宿…

休憩する場所に畳を敷いているところがあったので、横になっていたらついウトウトしてしまいました。

ここで寝ていてもどうにもならないので、そろそろ行動をすることに。ってことでまずは腹ごしらえ。

先日テレビの「黄金伝説」という番組で人気上位の食べ物を食べる企画をがあり、その中でこの刈谷PAも紹介されたんだそうです。そう言われたら、確かにそれを見たような気もします。

で、その時食べる担当だったギャル曽根さんが絶賛して1位になったのが柿安の「黒毛和牛 牛めし」なんだそうです。たまたまおいしそうと思って買ったのですが、そういう蘊蓄が付くというのはもしかして外れかなと心配していたのですが、やはり当り…言い方が複雑になってしまいましたが、予感は当り、おいしくなかったと言う事です。

牛肉の料理がうまいかどうか以前に米が駄目です。うーん、私はいわゆる米どころで育ちましたので、米についてはかなり贅沢です。もしかして、この地域ではこの米、この飯で「普通」なのかも知れませんが、私には「水の分量が足りず、更に十分水を吸わせず慌てて炊いた古米の味」しかしないんです。米がこんな状態では、上にどんなごちそうがのっていてもおいしいとは思えません。米がまずいから肉も甘ったるいだけで化学調味料が振りかけられたゴムみたいな物に思えてしまうんです。498円…いや、598円までなら「ふーん、まぁこんなものか」と半ばあきらめでも楽しめると思いますが、1050円という値段に見合う弁当には思えませんでした。同じ店で買った黒ごまのおはぎはおいしかったです。でも、「この店のこれが良い」ではなく「おはぎなんてどこでも一緒でしょ」レベルですけれどね。

さて、腹も満たされたので、これからどうするか…色々考えましたが、今回はもうここから一般道を使って帰ってしまおうと言う事にしました。これから新たにどこかに行く気分ではなくなりました。ここから一般道を通って帰ることを楽しもうと言う事です。

そう考えて出発したのですが、国道の乗り換えが分かりにくいです。(失礼な言い方ですが)何もない田舎に工業団地などができて開発されると、まずは立派な道路が出来ます。田畑が続く田舎、山の中の田舎に突然片道2車線の道路が通るのです。そしてそこから他の国道に乗り換えるインターチェンジが出来るのですが道路がとってつけたような、地元議員やその関係者の利権に合わせて無理矢理作ったような道路ですから、道路が使いやすいかどうかなんて関係ないと言うのもあるのでしょうけれど、兎に角初めてその地に行ったと言う私のような方向音痴には、カーナビを2台装備してさえ、指示通りに道を進むことは困難を極めるような複雑怪奇な道路になっていました。突然分岐が現れたり、この地域の人でなければ分からない地名で方向が示されていたり…道路行政はもっと整理されるべきだと痛感します。


18:58

1号線やその周囲の道路を経由して浜松に到着しました。

ここでマンガ喫茶には行って休息です。このまま眠れたら眠って、起きたら運転を再開しようと思います。

それにしてもここでも怖い道路がありました。東京に限らず、右折レーンに自動車が溜まる道路があります。そういう場合、当該の交差点の手前にある交差点を越えて右折車が連なると言う事があります。それが道交法的に言って正しいかは分かりませんが、そんな状況であるため、右折車は目的の交差点より手前の交差点の右折レーンを陣取り、その交差点では右折せず直進し、目的の交差点に向かうと言う状況が発生します。そして、この浜松のある道路では、私はこの道は生まれて初めて走ったのですけれど、ある交差点(私が曲がりたい交差点の1つ手前)に右折レーンがありました。薄暮の中ですが、この交差点は右折しても細い小道があるだけで、走りながら上記のような「この先の交差点のための右折レーンなのかな?」と言う考えが頭をよぎったのです。走っている間の一瞬の判断です。で、兎に角カーナビの案内を確認しながら、自分が曲がるべき交差点を確認し、実は1本早く右折レーンに入ってしまったんだなと認識をしたのですが、先のような判断もありますし、後ろには車が続いていないことも確認し、じゃあ、このままこの交差点を直進して先の右折レーンに入ろうと思ったのですが、交差点を直進すると、そこに突然現れたのは、右折レーンから直進する車を防ぐための段差でした。

なんて言うのでしょうね。理屈で言ったら間違っているのは私です。右折レーンから直進することは違法でしょう。でも、敢えて言いますが、薄暮の中、風景に紛れてよく見えないような障害物は事故の元です。地元の(慣れた)人が右折レーンから無理矢理直進して事故になるのを防ぐためにそう言う処置をしているのでしょうけれど、私のように初めてそこを走る人もいるのです。「またか」「阿呆のために処置を講じなければならない」というやり方ではなく、「初めての人手も迷わない」「誰にでも理解できる」処置を講じて欲しいものです。

今回の段差にしても、直進したら事故の元になるような段差ですから、そこには夜でも分かるよう反射板などを設置すべきです。全国をあちこち走っていて、目に付くのは、「地元の人にしか分からない標識が多い」と言う事です。本来、その道を知らない人を案内するのが目的であるべきなのに、地元の人なら誰でも知っているからと適当な標識で案内したつもりになっている物が多いのは問題だと私は思いますよ。


23:52

結局、ウトウトはしたんですが、熟睡は出来ませんでしたので、出発することにしました。

一般道を走るのには、真夜中は黄金の時間です。昼間はうるさい程いる乗用車が少なく、交通の流れがスムースですからね。ただ、この時間は道路工事も多いので果たしてどうなるでしょう。

眠っていないので、無理はせずに行こうと言うことで、次の目的地は富士宮の辺りに設定し、約120kmのドライブです。ガソリンスタンドでガソリンを詰めてスタート。燃費はそんなに良くないです。と言うか、今回は燃費競争はしないつもりだったので24km/l台です。


29:10

29時…翌朝5時過ぎに無事帰宅しました。

1号線バイパスはあちこちで工事があり通行止め。トラックについて行って迂回しながら進みました。どうも「トラックは迂回」という地域もあったようで、乗用車はそのまま進んでいるところもありましたが、あまり考えずにトラックについて走って、国道を下りるランプで、直進する乗用車を確認して「しまった」と思ったりもしましたけれど、多少の遠回りは仕方ありません。何より、事情を知らない道はベテランを見習って走るのが一番です←言い訳

朝の4時頃までに高速道路に乗れば、深夜割引が適用されるはず。でも、あまり遠くから乗ると高速料金自体が高い…そのバランスが取れるところはどこかと考えつつ、沼津を過ぎ、裾野を過ぎ御殿場を過ぎました。で、気付いたらもう午前3時40分近いんです。次で乗らなければと思った時にマーフィーが登場ですよ。ええ、それまで順調にかなり良いリズムで走れていたのですが、突然目の前にのろのろ走るトラックが2台登場です。

結局大井松田で高速に乗ったのは午前4時1分。1分差で50%オフではなく30%オフになってしまいました。悲しい話です。

首都高に乗る頃には眠気もピークで、壁にぶつからないよう走るのが精一杯の状態。最後は八重洲線から5号線に入って神田橋で下りるはずが「あ、今の分岐左だった」ってな状態で、「ま、いっか。次で下りれば問題ないっしょ」と寝ぼけた頭で判断。神田橋で下りました。寝ぼけた頭で考えた通り多少は遠回りだったとは思いますが、さほどロスもなく無事帰着しました。

荷物の後片付けもそこそこに爆睡…

2009年11月08日(日) 無印良品 / 小放浪してきます

友人と会って、その足で川口の無印良品のお店に行ってきました。

そこで、在庫が無いと言われていた「壁に付けられる家具・箱・幅44cm・タモ材/ナチュラル」が2個置いてあるのを発見。速攻で確保しました。

同じ「壁につけられる家具」シリーズの棚や長押等も在庫が無いか聞いてみたのですが、残念ながら無いとのこと。まぁ、ネットショップで在庫を調べていたので、そうだとは思って居たんですけれどね。まぁ無いなら仕方ないと注文をして帰宅しました。

帰宅して、買ってきた箱をどこに取付けようかと部屋を見回してみたのですが、このサイズは結構ジャストサイズ!と言う感じで、あちこちにきれいにはまります。今パソコンを置いている机の前の窓横の壁、寝室(になる予定)の窓上、クローゼットの外壁等々…今は在庫が殆どないと言うか生産が追いついていない状況と言う事で、注文した物が全て揃うのは今年中でも難しいかもと言うような話でしたが、出来るなら、この箱はあと10個くらいは注文しておきたいなぁと思った次第。

注文して作った家なのに、収納が少なく後悔をしていたのですけれど、これで解決できそうです。


小放浪してきます

実家から帰ったばかりで、疲れが溜まったのか首が痛いです。寝違えたのでしょうか…いや、ストレスが溜まっているに違いない。そう決めつけて、雪が降って(スタッドレスタイヤを持っていないため)閉じ込められる前に、短い期間ではありますが自動車でさまよってこようと思います。

これから家を出て、高速道路で行けるところまで行き、後は一般道でのんびり帰ってくる…6月にも同じようなことをしましたね。そしてその時は1日日付を間違えて慌てふためいて帰ってきました。今回はそんな失敗をすることなく、前回と同じようなルートを回るかも知れません…兎に角6月と違うのは、今日から出発するとなれば、四国に入ってしまうと、出てくるのに有料道路なりフェリーに高い値段を払わなければならないので、今回は四国へは行けないと言う事。こんなことを書きつつ、もしかして気分次第で東北方面に行ってしまうかも知れませんが、気分と天候次第で楽しんできます。

2009年11月07日(土) 帰宅。ミルクようかん…無かった

土曜の00:00を過ぎれば、高速道路の料金は一律になる…ですから、一般道でのんびり帰り切れたらそれでも良いけど、00:00を過ぎるなら高速に乗って帰ってしまおう。そんな気持ちでのんびり一般道を帰ってきました。

私の田舎から帰る一番短いルートは国道7号線を経由して、新潟市の辺りから国道8号線を走り、それがそのまま国道17号線と繋がって東京に至ると言う感じです。

その国道8号線の途中に長岡市があり、その隣に見附市という街があります。以前テレビで「秘密のケンミンSHOW」という番組を見た時、確かこの街で「ミルクようかん」と言う食べ物が普及しているというのを見た記憶があり、今回は一切お土産を買っていないので、これをネタにしたら面白かろうと立ち寄ってみることにしました。

しかし、結果として言えば17:00〜18:00の間に立ち寄った3つのお店で、それを置いている店はありませんでした。乳製品のコーナーにあると思うのですが、それが置いてある姿も、それが売り切れて空になっている場所や名札もありません。

記憶自体があやふや(本当にこの街だったか)だったので、いちいち店員に聞いたりはしませんでしたが、一応くまなく店の中を見て見つけられなかったので、やはりあの番組の信憑性はちょっと低いかなと思わざるを得ません。

ま、その程度の番組と思ってみるしかない…これはこの番組に限らず、どの番組でも言えることですけれどね。

ついでに車の中で食べられる食料などを買い出して、後は時間を睨みながら走り続けていたのですが、湯沢の近くに来て、ぎりぎりの時間になって高速に乗るより、先に高速に乗ってゴール近くまで行って、そこでのんびり休憩していたら良いんじゃない?と言う意見に辿り着きました。

そんな訳で石打塩沢から高速に乗り、のんびり走って23:00三芳サービスに到着。

ゆっくりご飯を食べて、時間をつぶします。23:45頃から少しずつ動きが出始めました。多くの人が私と同じ考えで時間が来るのを待っていたようです。

23:50自分の車に乗り込みエンジン始動。ゆっくりスタートしました。私が言うゆっくりは60km/h異常のことを言います。いくらなんでも高速道路には最低制限速度が50km/hと決められていますから、それ以下で走ると言う事はもとより、あまりにも遅い速度はやはり人様に迷惑だと思うからです。しかし世の中にはそんな事お構いなしの人もいますね。同じく三芳をスタートした前の足立ナンバーの車は43km/hという速度で走行をしています。溜まらずに追い越しましたが、横に並んだ時そちらを見てみると、携帯電話で話に夢中な中年のおっさんでした。電話が終わってから運転すればいいのにねぇ。

00:00:30くらいにETCレーンを通過しました。料金所の近辺には路肩に止まって時間を待つ輩も多くいました。警察はこの手の違法駐車は断固として取り締まるべきです。確かに数秒で料金が大きく違うことになるのですから、時間を調整したい気持ちは分かります。だからと言って道交法を違反して良いことにはなりません。潔い態度というのが必要だと言う事です。

帰り道は燃費をあまり気にせず100km/h位の速度で走ってきた部分もありましたので、燃費は26km/l位になりました。が、それでも良好な燃費ですよね。うん、満足です。

朝ゆっくり目に起きてから、今度は野次馬先家族と豊洲のヒーハー!ビバホームへ。

(疑似)家族サービスに余念なし。でも疲れました。帰宅後は部屋に引きこもってひたすら寝て過ごしました。

2009年11月06日(金) 実家にて

昨夜のうちに家を出て、ひたすら17号線を走り日本海を目指します。

予定通りと言えば予定通りなんですが、前橋の辺りで疲れてきたので、マンガ喫茶に入って一休み。マッサージチェアで疲れを癒し、軽く仮眠をとってから出発。

途中の山越えも一般道でと思って居たのですが、途中で道路工事などもしているようなので、高速道路で山越えをして、あとはひたすら一般道を進みます。この辺りは信号の数も少ないし、深夜の交通は殆どがトラックなので、かなりの無法地帯です。信号無視や速度違反は当たり前。でも、自分はそういう流れに乗ることなく、特に追い越し車線のない場所で、燃費のため法定速度以下で走っている私は、時間を計算して走っているプロドライバから見たら「この素人めが!」と言う感じでしょうけれど、そこはそこ、お互いの目的が違うんだから「私の後ろに付いた自分の身の不幸を呪うが良い」と独り言を言いつつ、それでも小心者なので心持ちスピードを上げて追い越しが出来る場所が早く来てくれるように祈りつつ走りました。結果、途中では32.6km/lと言う区間燃費を記録し、片道では28.6km/lと言う燃費がでました。我慢した甲斐がありましたね。

今日、実家に帰った目的は、先日友人が新しいHDD/DVDレコーダを買ったので、古くなった物が不要となると言う事だったので、それを貰い受け、実家に据え付けに行ったのです。

実家は未だ完全アナログ環境で、高齢の父は「めんどくさい。いつかはしなければならないけど、最後の最後にすれば良いんだ」と居直り発言をしていますが、それは何をどうして良いか分からないと言う気持ちの裏返し。ええ、息子の私にはよく分かっていますとも。

で、貧乏な私は、テレビやレコーダを買ってやると言う事まではできませんが、友達のお下がりを持って、鼻を大きく広げて「どうだ。持ってきてやったぞ」と人のふんどしで相撲を取って偉そうにしている訳ですよ。

途中ちょっとしたトラブルもありましたが、無事ついたそれを見て、父親が「画面が小さいし、見にくい。やっぱりテレビも買っちゃおう」と言うのです。つまり「値段交渉をして、荷物を運んで、設置をしてくれる便利小僧がいるうちにテレビを買おう」と行っているんですよね。

近くの電気屋でテレビを買いました。東芝のREGZA 32A9000を69,800円+ポイント10%で購入。即座に持ち帰りセットアップ。それから父に使い方を必至に教えつつ、ポイントは紙に書き出して資料化しました。それが終わったらもう良い時間です。慌てて帰る用意をして、親戚から貰った採れたての野菜を車に満載して帰宅。

夕暮れの風景

写真は、帰宅途中の風景です。夕暮れで絞りを固定して撮っていると、結構面白い写真が適当に出来るので、最近はこういう写真が多くなってきました。邪道だなぁと思いつつ…

さて、先ほど書いた「ちょっとしたトラブル」ですが…

実家のリビングのテレビは、リビングの壁に付いているアンテナのコネクタからケーブルを伸ばしてテレビに繋がっています。で、隣の部屋には別途アンテナのコネクタがあり、そこからケーブルがブースタに繋がっています。しかし、そのブースタの出力側には何も繋がっていません。本来なら、ブースターというのは、テレビのアンテナからブースタにケーブルを引込、本体で信号を増幅し、その結果をブースタからテレビにつないだケーブルに出力をする物…ですから、実家にあるようなブースタは何の役にも立っていないはずなんです。そう思ってブースタを取外したのですが、その途端一気に信号レベルが落ち込んで受信不可になってしまいました。で、元に戻すと信号も復帰…一体どういう事なんでしょうね。

もの凄い山の中とかそういう状況ならブースターは必要という理由も分かりますが、実家は田舎の中では開けた街の中心部にあります。ここでブースターが必要な程信号が弱いと言う事は考えられません。特に衛星放送について言えば、周りに受信を邪魔する建物なんてありませんからね。

考えられる事は1つ、申し訳ないけど、私が子供の頃からつきあっている個人商店の電気屋さん、跡取りが居なくてかなり高齢のヨイヨイのおじいさんが切り盛りしているのですが、この方が正しい形でアンテナをつけていないって言うことなんでしょうね。以前もビデオとテレビの結線をする時、ピンコードはただビデオに載せているだけで、結局テレビアンテナのケーブルを経由して繋いでいるなんて事もありました。

ですから本当はテレビアンテナも含めて別のお店で付け替えるなどの処置をしたら良いと思うのですが、そこまでは今回は時間がありませんでしたので、ブースタの存在には目をつぶり、取りあえず終わりとした次第。

それにしても出力のないブースタが何で受信に影響するのか…とても不思議です。

2009年11月05日(木) カワサキは選手を処分すべき / 冷蔵庫を買おう…PartIV / 実家に…

スポーツマンというのは、色々なしがらみがあります。

日本では勉強などできなくともスポーツさえできれば一流の大学へ入ることが出来ると言うシステムがあるので、大学卒業の肩書きを持っていても小学生でさえ分かるような問題を理解できない人、一般的常識が完全に欠落した人がかなり大量に出回っているという状況です。

しかし、本来スポーツというのは、いわゆる「ブシドー」の欧州版で、スポーツマンシップという自虐的で崇高な目的があるのです。曰く、フェアプレイを重んじ、相手を讃える事ができる人がスポーツマンであると。

しかし、まともに小学校の教育さえ受けていないような精神的未熟児は、スポーツマンシップのなんたるかを理解していないため(する頭を持たないため)にいつも大きな間違いをします。

さて、今回Jリーグのナビスコ杯決勝で、フロンターレ川崎の選手が優勝できなかった悔しさからか、授与されたメダルをすぐに取ったり、握手をしなかったり、壁に寄りかかったりするなどの目に余る行為をしていました。

選手は「悔しかったから」で立派な理由になっていると思うかも知れません。そして、それを報じたテレビ番組は「小さな子供も見ているのだから、反省して欲しい」というコメントにとどまっています。

本当にそれで良いのでしょうかね。私は、チームがそれら選手を率先して首切りをするべきだと思います。首切りが重すぎるなら、少なくとも1年の試合出場禁止などの処置をすべきだと思うのです。小さな子供が見ているからではなく、スポーツをする者として守るべき最低限度のルールをすら守れない阿呆にスポーツマンを名乗る資格はないでしょうと言う事です。

試合をやって負けたのは、自分たちにミスがあったかもしれませんが、何より相手が自分たちより強かったと讃えられるだけの精神を持たなければスポーツマンとしては失格なのです。たとえ小学生にも劣る低能としかいえない知能の持ち主だったとしても、鞭で打たれて条件反射として覚えるしかなくとも、1桁の足し算や九九を覚えるよりスポーツマンとしてやってはいけないことを覚えなければならないし、覚えられない阿呆はスポーツをするべきじゃありません。

そういう低能な阿呆を選手とおだててお金を払うチームのモラルも最低だし、それら阿呆を応援するサポーターのレベルも最低です。そう言われても仕方ないでしょ。サポーターが12番目の選手だ等と顔が真っ赤になって爆発しそうな恥ずかしい台詞を得意気に話すような熱狂的サポーターなら、そういう阿呆が選手で居られなくなるか、せめて最低限の知能を持つようヤジってやれば良かったのです。そう、そういう低能がいるのはあんた達の責任だよ。

ただでさえ下手くそで球蹴り程度しかできない阿呆が、得意になって基礎を疎かにしていい加減なプレイで金を貰っている…こんな状況の中で日本のサッカーはいつどうやって向上していくんでしょ。まともなことも出来ないくせに勘違いしている阿呆は見ているだけで腹立たしいものです。

兎に角、当該選手は処分すべきです。甘やかすのは本人のためにならないし、日本のスポーツ界としてもとても恥ずかしいことです。その重大さをきちんと理解すべきでしょう。


冷蔵庫を買おう…PartIV

先月、入れ替えを決めた冷蔵庫が今日納入されました。

階段からはあげられる余裕がないので、2階の窓を外して入れると言っていたのですが、その窓の横には電線も走っていてあまり余裕はありません。運送屋さんでよく見られる紐で引っ張り上げるのは大変そうだと思って居たら、ユニック車が登場しました。

ユニックが来ればまぁ楽勝ですわね。いや、兎に角本業はピアノの運送屋さんだと言う事で、兎に角ムーブの動かし方が繊細で見ていて楽しかったです。ええ、その昔ダムの工事現場で巨大なパワーショベルで土手の縁をなでつけていた神業を見て以来の感動を覚えましたわ。

話は逸れますが、先日何かの番組(多分県民SHOW)で、スコップとシャベルの違いが話題になっていました。東は大きいのがシャベルで小さいのがスコップ、西はその反対。で、なんとか協会というところでは、足を乗せて掘れるのがスコップで、出来ないのがシャベルだとか(逆?)で、私は東の出身ですが、重機に「パワーショベル」というのがあるので、大きい方がシャベルでしょと思って居たのです。自分が変なのではなく、西に行けば自分が標準と思って溜飲が下がったのでした 閑話休題

お店で見たその冷蔵庫は、趣味の悪い赤と言うか濃い茶色と言う感じでしたが、家に納めてみると結構落ち着いてしっくりする感じです。中も(当たり前ですが)凄く広いし、結構良いですね。問題は野菜室などの引き出し部分が大きすぎてシンクで洗うのに苦労すると言う事でしょうか。真空チルド室もフロストリサイクル冷却も、物自体が届いたばかりで何も感想をつけようがありませんが、兎に角大きくて使いやすくなったことは間違いなしです。


実家に…

さて、これから実家に帰ります。

片道400km程を一般道を使って走っていこうかなと思って居ます。目標は全体の工程で28.1km/lの燃費(全開の結果)を超えること。24km/lで走ったところで数百円しか違わないのですから、数字より時間を金で買った方が良いというのは分かるのですけれど、どうしてもそこに数字があると挑戦したくなる性分なのでねぇ…アホだよねぇと思いつつやってしまいます。ま、途中の天候や気分ですぐにやめてしまうかも知れませんけれど、ま、努力はしてみますってことで。

帰宅は土曜の深夜。金曜の夕方から帰途につき、土曜日に日付が変わった頃に高速道路を下りるように帰る予定です。

出来ればどこかで走りながらでも紅葉が見学できると嬉しいですね。では、行ってきます。

2009年11月04日(水) お出かけ / それはわがまま! / F1撤退

昨日は池袋へ電車で行きましたが、今日は飯田橋へ自転車で、後は車で豊洲へ行ってみました。

銀行の住所変更をしなければと言う事を思い立ちました。旧居に住んでいたなら、そんな時は迷わず自動車で行きます。あの辺りのお店では飲み屋でさえ駐車場完備ですからね。駐車場がないなんて状況は考えられません。しかし、ここは東京ですから駐車場があると考える方が異常なのでしょう。

ちょっと話は横道に逸れますが、先日ようやく旧居からプリンタやスキャナを持ってきて、昨日それを据え付けました。旧居でそのプリンタを買った時、テスト印刷に自分で撮影した女性のヌード写真を試し刷りしたのですが、先日の引越しの際、捨てたと思って居たその印刷物が実はまるまる残っていて、引越しの荷物の中に申し訳なさそうに入っていたのにびっくりしました。そんな失敗を再度したくはないので、今度は当たり障りのない物にしたいと考え、国土地理院のページから、東京都の高低差を色で示した地図というのをみつけ、それを印刷してみました。

茗荷谷という名前があるから、あそこの辺りは谷なんだろう。鳩山御殿は山の上にあるから、あそこは山なんだろうと言うイメージがあった程度です。で、今回その地図を改めて観ると、うちの辺りから高低差なく移動出来るのは高田馬場から飯田橋、秋葉原の辺り(神田川流域)にかけてと言う事になりそうです。池袋は音羽通りが山の下を走って護国寺まで行けますが、そこから先は数十メートルの隆起が見られます。兎に角皇居の東側半分にでてしまえば、元は海だったというような土地柄ですからどこでも楽に移動出来そうですが、西側は山ですね(大げさですが)。自転車で走るならこの地形を良く覚えて行こうと感じた次第。

閑話休題

昨日のそういういきさつがあったので、住所変更に飯田橋に行くなら自転車でも良いはずと考え、自転車を出してみました。Bromptonでの初走りです。予想通り、飯田橋まではフラットで走りやすい道でした。ちょっと車通りが多い道だったり、歩道に人が溢れていたりして、どちらを走ればいいのか迷う場面も多かったですが、ま、自転車はそういう場面ではコウモリですから都合の良い方を走るようにして楽しみました。

帰りにちょっと裏道を走ろうと思ったのが間違いで、後から冷静に考えれば分かる事だったのですが、ちょっと裏道ででたのは神楽坂…ヒーヒー良いながら坂を上りましたとも。ええ、その後の急坂下りは楽しかったですけれど、Bromptonはね、坂道になると変速が渋くなるんですよ。ここでこそ一番のローギアが欲しいのに、トルクが掛かる状態ではローギアに変速してくれなくなるんです。泣く泣く、でも意地を張って上りきりました。大変でした。

一休みして、今度は豊洲に行ってみようと思い立ちました。

豊洲って、私の中ではどんなイメージも無かったのですが、以前銀行の仕事をしていた時、その辺りが新興住宅地としてもてはやされているのを知りました。何度か同僚を送った際、結構大きなお店が進出しているのも知ったのでいつか新居に引っ越したら行ってみようと思っては居たのです。

うちから大きな自動車で行ける食料品やD.I.Yのお店というと、板橋のサティか秋葉原のヨドバシか、それとも豊洲かと言う様な距離です。ただ、豊洲はそれこそ皇居の反対側ですから、地図の上での距離はそんなに遠くはないのですが、果たしてこれからも利用できるような場所なのかも興味がありました。

往路は飯田橋から皇居を右手に見ながら回り込み、晴海通りから銀座を突っ切ってかちどき橋を渡って豊洲へ、復路は皇居の手前で右折せず、そのまま(内堀通りを)直進して国会議事堂を眺めつつ、半蔵門を通過して往路と復路を足して皇居を一周するような形で帰宅。あと170と数日で無くなる歌舞伎座を眺めつつ、また先日も見た新東京タワーの姿を遠目に眺めながら行ってきました。

やはり飯田橋の辺りや銀座の辺りで渋滞は免れないようです。しかし、家から30〜40分位で行けそうですから使えそうです。ただ、お店がたくさんありすぎて、逆に言うと中に入っている無印良品もハンズもその他のお店も、どのお店も大きさが中途半端すぎる気がしますね。

ららぽーととビバホームを眺め、ビバホームではベランダ用スリッパ等を買ってきました。まぁ旧居まで行く事を考えたら近いから良いんじゃないでしょうかね。

ただ、インサイトの燃費が凄い数値でした。豊洲の往復で13km/l…都心じゃあこんな物でしょうかねぇ。


それはわがまま!

テレビで生まれて1年が経過しようとしているのに、未だ戸籍がない子供の話をしていました。

それは、親が一生懸命考えて名付けた名前「玻南(はな)」の「玻」が人名として使える漢字ではないため、役所が受理しなかったと言うのが発端のようです。

親は「親が子供にしてやれる、最初のプレゼント」と言い、これが受理されないのはおかしいと言うことで裁判所に訴えたようですが、名古屋地裁も高裁も請求を棄却しています。

この親は「名前として使えない漢字があることを知らなかった」のだそうです。呆れた話です。最近は他人に読めず、親にしか読み方のわからない意味のない難しい感じの羅列を名前にすることが自慢と言うセクトがあるそうです。これも私には阿呆としか言いようがありません。名前は読まれてナンボのシンボルでしょう。人が読めない文字を持って嬉しいと言うのは精神的に未熟な幼稚な親の自己満足でしかないですね。兎に角、名前がシンボルである以上、例えば「子供に幸せになって欲しい」「健康に育って欲しい」と言う願いをこめた名前と言う程度の期待はあって然るべきですが(逆に「じょにー」や「きゃさりん」等の当て字をする親のほうが恥ずかしいですね)、それを考えるのに最低限のルールである「人名漢字を使う」くらいは知って考えるべきです。

多分にこの親を応援しようとするセクトもあるでしょうけれど、私は同情すらする気になりません。ただのバカ親。顔を洗って出直して来いってな感じですね。子供を愛するのはいいとして、その表現方法が視野の狭いバカ親丸出しになっては子供がかわいそうです。




F1撤退

トヨタが今季限りでF1から撤退だそうで…

もともと、私はアンチトヨタですからね、だからトヨタになんか期待もしていませんでしたよ。でもね、この会社、巨大企業としての責任って本当に無いんですね。ま、赤字で倒産するより、今できることをと言う事なのかも知れませんが、こういう無責任な企業の物を買わなくて本当に良かった…心からそう思います。

2009年11月03日(火) 池袋へ

新居に越してきて、初めて電車で池袋に遊びに行きました。

今まで通過点として池袋を通過することはあっても、ここから池袋に用事を持っていくことはなかったので新鮮な気分でした。

最初に東急ハンズに行くつもりだったので、有楽町線に乗って、東池袋で下りました。この駅、今から25年程前に勤めていた会社が南池袋にあり、当時は練馬に住んでいたので通勤は西武線だったのですけれど、どこかに出かけるという時はこの駅もよく利用していたので懐かしい駅ではあるのです。が、ちょっと前に大勝軒が閉店したきっかけとなった地域の再開発に伴って、この駅にも新しい出入口ができていたんですね。私は出入口に一番近い車両に乗って、昔ながらの道順で、早足で目的地に向かったのに、後からのんびり歩いてきた人達の方がちょっと早くサンシャインに辿り着いていたみたいです。時代遅れって事ですかねぇ…

東急ハンズに入る前に、久し振りにバーガーキングに立ち寄って食事をしました。まだWindows 7発売記念のワッパーが発売されていますし、時間も開店したばかりなので、今頼めば半額なのは多分間違いないでしょう。頭の中でかなりぐるぐる「どうしよう」と悩んだのですが、結局は「ダイエット」が勝利を納めました。頼まなかったのですが、私が座った席の横の女性2人組も、その反対側の男女カップルもみんなそのパテ7枚重ねのワッパーを頼んでいます。一見すると「え?小さくない?」という感じもするのですが、それを頬張ろうとする姿を見ると「いや、やっぱりでかい」と意見が修正されます。頼んでみたかったと言う気持ちと、頼まなくて良かったと言う気持ちが複雑に絡んでいますが、ま、我慢するのが吉でしょう。

ハンズで電動工具を眺め(いずれ友人に忠告するつもりで)、石膏ボード(壁)に取付けるフックを買い込み、あちこちの階でウィンドウショッピングを楽しみ外に出ました。次の予定は西武池袋に併設されている無印良品だったんですが、その途中、つい先日まで三越だった建物がヤマダ電機になってオープンしていたので中に入ってみました。

店が大きすぎると言うのもあるのかも知れませんし、まだ開店して間がないと言うのもあるかも知れません。理由は色々あるかと思いますが、あまり良い印象はありません。私はLANケーブルを買いたいだけなのに、それが何階にあるかが案内板だけでは分かりませんし、似たような物があちこちに点在しているような印象を受けました。開店したばかりで様々なメーカーから無理矢理応援を頼んだのでしょうけれど、それらの応援の人は当然ながら自分の受け持ち売り場以外の事は殆ど知らない訳で、何か「不親切係が増えただけじゃん」という印象が否めなかったのです。LANケーブルと一緒に、VAIO Type Pのキャリングケースも物色したかったのですが、物がなさ過ぎです。いや、もしかしたら他の場所に置いてあるのかも知れませんが、それを知っている人もいないし、広すぎて自分で探し回る気力もない。って事で早々に退散です。もう少し居心地が良ければ、(勢いで)EPSONのプリンタでも買って帰ろうかとも思って居ただけに、やはり私は、あまりヤマダとは相性が良くないようです。

時間もちょうど昼時なので、少し戻ってサンシャイン通りにあるウェンディーズにて昼食。朝、昼とハンバーガーならかなりのカロリーですが、ま、そこは目をつぶることにします。
そう、ここは友人が同じビルでバイトをしていた頃にオープンしたお店で、オープン直前にテナントの人を招待したプレオープンのイベントがあったんです。で、私もそれに紛れ込んでただでたらふく食べたのですが、それまでの店でのハンバーガーと違ってパテがパンからはみ出ている様は圧巻だったと今でも鮮明に覚えています。バーガーキングが最初に上陸した時は、セロリの匂いがぷんぷんするパテに、「私は好きだけど、これは好き嫌いが分かれて長続きしないだろう」と心配していたら、本当にすぐに撤退となってしまって、再上陸した今のバカキングはセロリの匂いなんてこれっぽちもしやしません。つまらない平凡なバーガーになってしまったんですよ。それに比べてウェンディーズはバーガーだけじゃなく、チリビーンズやベイクドポテトなど独自のメニューが良いんだぜ!と思って居たのですけれど、久し振りに入ってみたら、そんなメニューはもうなりを潜めているようです。時代は変わったと言う事なんですかねぇ…

その後改めて無印良品に行きました。実は昨日ネットで買い物をしようとしたら、在庫切れの表示がでたんです。ネットの店だけではなく、それらの商品はどれも大人気なのか売れないと判断して少量生産だったのかわかりませんが、どのお店でも売り切れ状態のようです。取りあえず手に入らなくても、実物を見てイメージを作りたかったと言うのが来店の目的。そう、この無印良品がある場所は、私が練馬に住んでいた時代、西武線で通勤をしていた時代は本当に良く通った場所です。本屋さんがあったり、靴屋さんがあったり、物は色々ですが、兎に角あの当時はこの辺りをうろうろするのが日課だったような感じでした。懐かしい限りです。

普段が運動不足の日々ですので、今日は普段の数千倍は歩いたような気分です。もう東池袋に戻る気力はありませんので、池袋駅から有楽町線に乗って帰宅。帰った後はあれこれ予定もあったのですが、もう寝る。何にもしたくない。という感じでした。ちょっとは運動しないと駄目ですね。

2009年11月02日(月) 疲労回復 / 電動工具

昨日の重労働(年老いた体には)で、朝は起きたら10時を過ぎているし、起きたら起きたであちこちが筋肉痛です。

そんな訳で、今日はマンガ喫茶に行ってマッサージチェアのお世話になってきました。あれだけ寝たのに、マッサージチェアでまた爆睡。

そうそう、眠った後は、ついつい一条ゆかりさんの「プライド」を読み入ってしまいました。

デビュー当時から凄いマンガを書く人だなぁと思って居ましたが、本当この人はコメディを書かせても、シリアスなものを書かせても読ませますね。まぁ、個人的にはアシスタントとして大矢ちきさんや弓月光さんが活躍していた頃の絵が今でも一番好きなんですけれどね。


電動工具

そうそう、土曜日の夕方、友人とフローリングの材料を拾いに印西牧の原のD.I.Yショップへ行ったのですが、ついでに自分のものとして電動工具を1つ買ってきました。

それが、充電式ドライバのRYOBI「RYOBI 7.2V充電式ドライバドリル BD-70」です。リンクしたamazonでは4,431円ですが、私が行ったジョイフルホンダでは3,980円で売られていました。

私は充電式ドリルドライバを1つ持っていたのですけれど、引越しの際にどこかへ行ってしまい見つかりません。そんなに工作はしなくなったとは言え、充電式ドライバは1つ持っていても損はしないと思える場面が結構あります。ただ、コストパフォーマンス…つまり値段対性能比が重要で、そんなに高性能なものは要らないと言う事は、値段がそれなりに低くなければ無駄と言う事になってしまいます。

快適な動作を求めるなら12Vの充電式ドライバが良いのですが、値段が高すぎて駄目です。(参考)

もう1つの候補として、BOSCHの「IXO3」というものも候補に挙げたのです。そのお店では3,980円で売られていましたし、小さくて小回りが利きそうで良いじゃんと思えたのです。しかし、よく見ると3.6V駆動でトルクが弱そうですし、なにより(トルクが弱いからか)クラッチ機構は別売パーツでそのお店では1,000円でした。この1,000円が痛かった。性能が基準より悪く、値段が基準より高い(基準とは漠然と思っていたイメージと同義)と言う事で却下となりました。組み立て家具の組み立てなど、簡単なネジを占める用途には十分使えそうですが、私の用途にはちょっと合っていないかなという感じだったのが残念でした。

個人的には、値段さえ折り合えば12Vのものが欲しかったのですが、「5,000円未満でできるだけコンパクトなもの」と言う漠然とした条件を考えて決めた次第。友人宅のフローリング工事では、100V駆動のクラッチなしドリルで穴を開け、買った充電ドリルでネジを締めていきました。結構使いやすくて「買って良かった」と思いましたよ。ただ、コンパクトさと言う点ではBOSCHのが良かったかなとか、スティックタイプの充電式ドライバが良かったかなとか思うことはありますけれど、まぁ先にも書きましたように「コストパフォーマンス」を考えたら最適のものを選んだと思います。


2009年11月01日(日) 本当、ハードな1日でした

土曜…東京の自宅を出て千葉県の印西牧の原へ行って、友人と荷物を詰め込み、東関東自動車道から首都高湾岸線を経由して横浜の友人宅へ送り届け、近くの漫画喫茶で一泊…それだけでも結構な大旅行という感じになりました。

何よりも「おぉ!」と思ったのは、自宅から印西牧の原に向かうとき、国道6号線を経由して行ったのですが、ある角を曲がったら正面に新東京タワーの建設中の姿が飛び込んできたのです。時間はちょうど夕暮れ、映画の「三丁目の夕日」ほど作為的な風景ではありませんが、うっすら夕暮れに建設中のタワー…そうか、あの時代の人たちもこんな風景を見ていたんだなと思わせてくれる風景でした。

友達にも散々言って、「もう聞き飽きた」といわれているのですが、私にとって印西牧の原というのは、仙台や盛岡よりも遠くにある、地球の果ての滝を落ちて、世界を支える象さんの背中を滑り落ち、その足元を支える亀さんの甲羅の上辺りに存在している町なのです。単に以前同じ会社に勤めていた人がそこに居を構え、何度か伺った事があるのですが、とにかく国道16号線から「これでもか!」というくらい何もない道を突き進んだ果てにあるのです。山奥というのではなく、フラットなどこまでも続く道、隣に鉄道が併走しているのがこれは地獄へ続く道路じゃないよと安心させてくれるのですけれど、その線路に列車が走っているのなんて見たこともない…そんなイメージが付きまとっているのです。

あれから10年位は経過したと思いますが、そのイメージはあまり変わってはいませんでした。所々町が形成されているように見受けられますが、基本的にはいつUFOが空から降りてきても、熊が襲ってきても「やっぱりね」と言ってしまいそうな雰囲気の道が延々と続いていました。ええ、自宅から2時間半も掛かってしまいましたよ。

店で友人を拾って、今度は横浜へ。これもまた100km近い小旅行です。東関東自動車道なんて10年ぶりくらいでしょうか。昔は結構頻繁に鹿嶋へ行っていたので通いなれた道路ではあったんですけれどね。湾岸線とともに、懐かしい風景を楽しみ、横浜の友人宅へ荷物を運びいれ、後は漫画喫茶に行って一眠り。

一夜明けて友人宅に行き、早速作業を開始します。

目的は今までカーペット張りだった床をフローリングに変えること。インターネットで工法などさまざまなことを調べられるのはとても便利になりましたが、果たして実戦はどうなるでしょう…

工事の詳細をあれこれ書いても仕方がないので端折りますが、兎に角疲れました。原因は板を切るのにノコギリしかなかったということなんでしょうね。合板はノコギリできるのには辛いです。それ以外は接着剤を裏面に塗って床に敷いて、端をネジでとめて行くだけ。ネジ止めは電動ドリル・電動ドライバを使いましたからそんなに大変な作業ではありません。やはりノコギリが原因でしょうねぇ。

朝の9時半に作業を始め、「あと1枚」となったのは18時半ころだったでしょうか。この1枚は、大きな板の2面をノコギリで切り出す必要がある(それだけ大変な作業だった)ので「これで終わりだぁ」という達成感がありました。しかし、友人が方向を間違え臍(ほぞ)が合いません。「えぇ〜」とため息が漏れましたが、それで終わる訳ではないので、仕方なくもう一枚切り出しました。切り出した後に、1辺に溝を掘るために電動トリマーを使うのですが、多分力が入りすぎたのでしょう、刃が深く入りすぎて失敗。板を削りすぎてしまいました。泣きたくなる気持ちを抑えて3枚目…取りあえず工作は成功しました。しかし、1枚目、2枚目はぴったりのサイズだったのに、3枚目はずいぶんと小さくなってしまいました。まぁ幅木で隠せるとは思いますが、多分精根尽き果てていたんだと思います。

後片付けをして、友人宅を出たのが19時過ぎ。高速道路を使って自宅に着いたのが20時過ぎ。渋滞もなく快調でした。が、ここで荷物を降ろして、F1を見たい気持ち、ゆっくり熱い風呂に入りたい気持ち、ゆっくり寝てしまいたい気持ちを抑えて車を友人に返しに行きました。そのころには雨が降ってきているし、荷物を降ろしすぎてTシャツ1枚で(カモフラージュ用長袖ワークシャツを着ずに)電車に乗る羽目になるしと散々でしたが、もういいんです。おじいさんだから人目なんか気にしません。

そんなこんなで家に着いたのは22時を少し過ぎたころでした。熱い風呂に入って、録画していたF1を見て…いる途中で寝てしまいました。久しぶりに肉体が辛い1日でした。


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