The Green Hills of Earth

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☆★CF-W2関連:「分解/HDD交換」 / 「キー清掃」★☆

2005年02月28日(月) 車 / 戻ってきました

さてさて、引き渡しの準備ができたって連絡があったのでこれから引き取りに行ってきます。
一応外観上の補修は完了したって言う事なんだけど、本当にまっすぐ走るんでしょうか。やはり大きな事故だったと言う事だけに一抹の不安は拭えません…ドキドキしながら行ってきます。


戻ってきました

車、無事に戻ってきました。2時の約束だったのですが、車が現われたのは3時半。最後の最後まで一生懸命何か作業をしていたみたいです。車の中には交換したヘッドライトや、割れたガラスの破片、未使用のパーツなどが散乱していました。「2時の約束だったのでお客さんが待っていますよ」って電話を聞いて、慌てて出てきたんでしょうねぇ。ご苦労様でした。

新車で購入して5年、9.3万キロを走っている内に前走車がとばした小石が当たったりして小傷があちこちにできていましたが、今回の事故でボンネット等フロント周りは部品を走取り替えとなりましたので、それらの小傷も無くなりました。それだけの距離を走っているので下取りに出そうにも査定価格はものすごく低くなってしまいますので、余程の事がなければこの車は後5年程乗って乗り捨てる事になるでしょう。その間に何とかお金を貯めておくしかないですね。そう言う意味で、今回の事故でどんなに査定価格が下がったとしても私には無関係で、それより傷んでいた部分が新しくなった事を嬉しく思う方が大きいです。
引き取っての帰り道、高速道路などで操縦安定性などを確認しながら走ってみましたが、一応法定速度+α程度でハンドルを少し乱暴に回してみてもハンドルを取られたりする事はありませんでしたが、多分取り付けの問題だと思いますがタイヤがまっすぐ前を向いている時、ハンドルがほんの少しだけ左に傾いているのが気に掛かります。でも、気になったのはそれ位ですかね。

5年後にはどんな車が出て居るんでしょうね。今度は1000cc程度の小さな車でも良いかなぁ。兎に角走るのが楽で燃費の良い車が良いかなぁ。ロードスターも良いんですけれどねぇ…

2005年02月27日(日) 映画三昧の週末でした / 明日

今日は友人が遊びに来ていました。

その友人達と、最近できた回転寿司の店に行ってきました。このお店、一皿\105なのですが、化学調味料などを一切使っていないと言うのがうたい文句で、ちょっとおとなしい味と思う事もありますが、他の同様のお店のように舌がぴりぴりするようなことがないので、私としてはとても嬉しいのです。でも、友人は「それは認めるが、メニューの絶対数が少ない」と辛い評価だったようです。ちょっと残念。

飯を食べた後は、一緒に私がレンタルした「オーシャンズ11」を見ていました。今日来た友人は、ここでも何度か紹介した「私と映画の評がまるっきり正反対」の友人なのですが、この友人が「オーシャンズ11はとてもおもしろかった」というので「って事は私にはおもしろくないって事だな」と予言したのです。その結果は…「映画評」をご覧ください(link)

その後は友人が持ってきた「スターウォーズIV」をついつい最後まで見てしまいました。
結局映画を4時間も見てしまった。そして木曜日からは
24日「ボーン・アイデンティティー」
25日「ボーン・スプレマシー」
26日「プリティ・プリンセス」「プリティ・プリンセス2」
27日「オーシャンズ11」「スターウォーズIV」
と、結構映画漬けとなっていました。たまにはこういう週末も良いですね。
3月1日の「映画の日」は何を見ようかなぁ…


明日

明日、漸く車が修理からあがってきます。先週一度戻ってきたのですが、引き渡し直前にリアドアの凹みや運転席側ドアの傷が見つかり再度工場へ戻っていった訳で、結局2週間くらい修理に掛かってしまいました。2度目の修理工場入りは保険会社の見落としという事で、本来は10日しか借りられない代車のレンタカーも修理が終るまで借りる事ができました。でも「どうせ短い間だから」と小さいけどちょっと興味のある車をレンタルしていた訳で、こんなに長く掛かるならきちんと自分の車と同じ(又は近い)車格の車を借りれば良かったと後悔しています。兎に角うるさくて、良く跳ねて、乗っていて疲れるんです。大きな(ホイールベースが長くてトレッドが広い)車になれると、小さな車の乗り心地が辛いものになってしまいますねぇ。その苦労も明日でお終い。明日が待ち遠しいです。

2005年02月26日(土) 映画評のページを作りました / さて今日は…

ボーン・スプレマシーを見てきました。
評価については、新たに映画評のページを作ってそちらに書きました。ご笑覧頂ければ幸いです。

lunatic's映画評


さて今日は…

今夜は「プリティ・プリンセス2」を映画館に見に行きます。その前に家で「プリティ・プリンセス」をDVDで見て行く事にして居るんですけれど、今日はそれと食料の買い出しに行く位しか予定がありません。

いつもは暇な時にはテレビを見るともなしにつけているのですが、最近はどのチャンネルでも「ニッポン放送を巡るフジテレビとライブドアの争い」を報じていて、私としてはそれを見るのがとても苦痛なのでテレビをつけるのが怖いんですよ。
兎に角、こう言うのを「醜い争い」って言うんじゃないでしょうか。今現在規制されていない方法で株式を取得した事も、取得した会社に外資が入っている事も何ら違法ではありません。違法ではない事をやったのに、そのそばから「それは感心できることではない。規制を考えるべきだ」という会社も政治家も、自分の無能さを棚に上げて何を言っているんだろうと言う事でしかないんですよね。
そして言うに事欠いて、自らのグループを「公共の報道メディア」というについては「頭がおかしいんじゃないのかな」と思わざるを得ないですね。公共のメディアというのはNHKを指すのであって、あなた達は企業の利害で報道をねじ曲げる立派な私企業メディアじゃないんですかね。更にそれを擁護するような発言をする議員って言うのも、殆どが利権にまみれて、しがらみにどっぷりつかっているような人たちばかりでしょう。なんかねぇ見たくないんですよ。見ていたって理不尽さに腹がたつだけですし、「公共のマスメディア」と言い張る各局のニュース番組がゴシップ番組と区別のつかないくだらないインタビューをまじめに取り上げている所って滑稽と言うにはあまりにも痛々しい感じがしますから。
株式会社である以上、株を誰に買われても仕方ないでしょう。それが嫌なら株を公開しないか、それを防護する処置をきちんととっておくべきです。
今現在の北朝鮮への日本の対応や、これまでのナベツネの数々の暴言や、(巨人を通してしか物事を考えられない)視野の狭さ、愚かさ等と今回の件は「愚か」という言葉で一括りにくくられるんじゃないかなと思えます。だから、憂鬱でテレビを見る気にならないのです。あぁ、文章が暗くなってしまってごめんなさい。

兎に角、今日は映画で楽しい気持ちに盛り上げたいものです。ええ、無理にでもそうしましょう…

2005年02月25日(金) ボーン・アイデンティティー / DMV

今夜「ボーン・スプレマシー」を見るために、前作である「ボーン・アイデンティティー」をDVDで見ました。

地味な戦闘シーンはうならせる物がありましたが、ストーリー全体はありきたりでおもしろいと言うほどでもなかったですね。まぁ119分を長いと感じると言うほど退屈でもありませんが、あっという間に過ぎたと言う事もないもので、可もなく不可もなく。そんな感じですかねぇ。
明日「ボーン・スプレマシー」を楽しく見る事ができるのか、そこはかとなく不安です。

星2つですぅ「☆☆★★★」


DMV

JR北海道が試作している「DMV(DualModeVehic:デュアルモードビークル)」が各地で注目を浴びているそうです。以前にも一度注目をしていたのですが今その時の記事を探しても見つかりません。多分不注意でログを削除してしまった2003年7月の中にあったのでしょうね。

バスに除雪用プラウを上げ下げする技術を応用して、鉄路走行用車輪を上げ下げさせる事で道路も鉄路も自由に走る事ができる車両に出来るという事です。車両本体が鉄道専用車両の1両約1億円と比べ1500万円程度と格段に安く、更にGPSを応用する事で車両管制を行い、維持費のかかる信号を必要としないため、車両自体の安さと相まって過疎路線での運用に希望が持てると注目を浴びているという事らしいです。
確かに赤字路線というのは悪循環をします。
客が入らない→値上げをする又は運行数を減らす→不便だから利用しなくなる
と言う事ですね。私の田舎にも赤字路線がありました。多分国鉄の一次廃線路線だったんだと思います。乱暴に言ったら朝昼夕方にそれぞれ一往復程度しかなくて、それでも数人しか乗っていないような路線でした。過疎地域は住居が分散しており、駅まで行くと言う行為が大変な場合が多い訳で、そんな手間を掛けて、更に駅で待つ時間が長居となれば利用者離れを起こすのは当然でしょうね。このDMVがあれば集落の中を回って顧客を拾い、鉄路を使って渋滞知らずに移動し、更に目的地まで送り届けると言う事をとても安価に実現できるわけですよね。新たな路線を造るとしても、鉄路は道路より幅が狭く済むので建設費が安く済むのもメリットといえるかもしれません。大都会の過密なダイヤの中に組み込む事は難しいでしょうけれど、地方都市と過疎地域を結ぶ方法としてはとてもすばらしい事のように思えます。これからの発展注目していきたいですね。

2005年02月24日(木) ニュースから(暗証番号/前車優先?/固定電話) / 映画

暗証番号のほぼ半数が誕生日
金融庁が偽造キャッシュカードによる預金の不正な引き出しについての調査結果をまとめた。それによると被害にあったカードの暗証番号の41%が生年月日やそれから類推出来る番号を使用しており、100万円を超える被害が60%に達し、大半が3日以内に引き出されていた。

銀行のカードやクレジットカードなど、持たないと頑なに拒む人も中にはいらっしゃいますが、多くの人は複数枚数を持っていらっしゃるんじゃないでしょうか。更にパソコンを使っていればWindowsにログインするIDとパスワード(Winユーザだけじゃないのは重々承知していますよ)、ネットワークに接続するIDとパスワード、インターネットにつなげれば、またそこでサービスにログインするIDとパスワード…本当にきりがないくらいあちこちでパスワードが必要になっています。それらを全て別の番号で管理するなんて人がいらっしゃるんでしょうかね。特に銀行のカードなどは3回入力ミスをしたらカードが戻ってこない等と言われますから「どの番号だったっけ?」となる事を極力避けようとするためにも画一的な番号を使う傾向にあると言う事何じゃないでしょうかねぇ。
幸いな事に私はネット上でも銀行・クレジット関係でも普通では、誕生日や電話番号などと違う、通常では私に全く結びつかない番号を使っておりますのでその辺りは安心しているのですが、たまたまそう言う番号を考えついたから良かったものの、やはり多くの人にとっては誕生日などが間違いなく忘れない番号であると言う絶大な信用があると言う事なのでしょうね。
でも、4桁って数字は短すぎると思います。とは言え、8桁の番号を暗記しろと言われてもそれはそれで面倒なので困ってしまうのですが…そして、偽造カードで引き下ろされたって言うのは、個人の問題なのでしょうか。まず、犯罪に使われる口座の開設を許した事、偽造のカードを使われている事、それは個人ではどうしようもない事なのではないでしょうか。ICカードの普及、指紋センサーなどの採用など今は様々なやり方があるはずです。それらを行わずに「それは個人の責任で」という事にどうも違和感を感じて居ます。
うちにはとられるべき財産もないので高みの見物状態である事が一瞬嬉しいけど、じんわり侘びく感じている今日この頃なんですけれどね。

客待ちタクシーは前車優先
仙台駅前の大通りのタクシー乗り場で客待ちをしていたタクシーに客が駆け寄ってきたのでドアを開けたところ、客がそのドアにぶつかって転倒し脊椎を損傷した。客はその前方にもタクシーが止まっていたので「乗客は前方に駐車しているタクシーが優先だと認識するのが通常」と治療費など7500万円の損害賠償を求め、仙台地裁も後ろのタクシーが不注意なドアの開閉をしたのが原因と認定し、運転手と会社に約3300万円の支払いを命じた。

どうもこの記事(asahi.com)は不鮮明でよく分からないのです。
確かに、タクシー乗り場に列を作ってタクシーが並んでいたならば、先頭で客待ちをしているタクシーに優先権があるというのは明らかです。しかし、これは文面を見る限り、被告となったタクシーがタクシー乗り場で待っており、その4.5m前方、つまりタクシー乗り場でない場所に別のタクシーが止まっていたと言う状況の様です。そして被害者と名乗る客はわざわざタクシー乗り場で待つタクシーと歩道の間をすり抜け様としたという事です。
そうだとしたらこの判決は正しいでしょうか。被告となったタクシーはタクシー乗り場の先頭で待っていたのです。その前に止まっているタクシーがそこで止まっている事の方が異常です。いや、客を降ろすためにたまたま止まっている事もありますから、それが悪いというのではないですが、それでも客が歩道とタクシーの間をすり抜けるように来たら、自分の所に来た客だと思うのはとても自然な判断だと思います。
客がなぜ歩道を歩かず、歩道とタクシーの間の隙間を走っていったのか、それは前のタクシーと組んで慰謝料をせしめるためのやくざな行為だったと思われても仕方ないのではないでしょうか。確かに客の立場からしたら先頭に止まっているタクシーに乗れば間違いないと思う気持ちはあるでしょうけれど、タクシー乗り場ならそこに看板があるはずです。それをも無視して、更に歩道ではない場所を走って周囲への注意を怠ったのは怠慢なのではないでしょうか。逆にタクシー乗り場の先頭で待っていて、自分の車に向かって駆けてきたならドアを開けるのは職業として正しい作法でしょう。客がドアの前に来ているのにドアを開けなかったとしたら、私は「この運転手、機嫌でも悪いのか」と嫌な気持ちになりますよ。そう考えたら、これは本当に変です。こんな不鮮明な記事だけで類推するのはまずいと思いますが、どうも納得のいかない判決だと感じました。

英vodafone、固定電話へ参入へ
英ボーダフォンは第2四半期から携帯電話回線を固定電話としても使えるサービス「アットホーム」を開始すると発表した。
一般家庭に専用端末を提供し、固定電話もインターネットも利用出来るようになる。日本でもサービスが提供されれば、一段と競争が激化する一方、ユーザーは料金の節約が期待出来そう。

私もvodafoneユーザーなので、魅力的なサービスかもと注目しました。でも、通信速度が384kbpsなんですよね。インターネット環境としてはあんまり実用的じゃないかも。でも、選択肢の一つとしてはあって良いかもしれません。



映画

先月こんな事を書いたのです
「今年の目標はとりあえず映画を年間24本見るって事にしておきましょうかね。月に2本なら無理って事もないんじゃないでしょうか。今月は3本見ている事ですしね。」(link)
が、今月はまだ1本も映画を見ていません。早くも目標が崩れるかと思ったのですが、今週2本をまとめてみる事にして映画のチケットを買ってきました。

最初に買ったチケットは「ボーン・スプレマシー」です。本当は「オーシャンズ12」の方に興味があるのですが、「オーシャンズ11」を見ていないので、まずはそれを見てからでしょうと今回は見送り「ボーン・スプレマシー」を見る事にしたのですが…今日そんな話を映画好きの友人にしたら「おまえ、ボーン・アイデンティティーは見たのか?」と聞かれて「はっ」としたのです。そう、「オーシャンズ11」の事だけを考えていて、こちらにも前作がある事をすっかり失念していました。でも、まだ余裕があるから大丈夫。明日にでも借りてゆっくり夜にでも見る事にするよなんて思っていたのです。が、また曜日を間違えていましたね。私は水曜日だと思っていたのですが、今日は木曜日で明日の夜には「ボーン・スプレマシー」を見に行かなくては行けないのです。って訳で、今日慌ててレンタルビデオ屋さんでDVDを借りてきました。案の定前に作った会員カードは有効期限が一年も前に切れていて、また改めて会員カードを作る羽目になりましたが。

映画館で、明日の夜「ボーン・スプレマシー」を見ます。明後日の夜は「プリティ・プリンセス2」を見ます。そして1日の映画の日には「オーシャンズ12」を見たいと思っています。それを見越して、今回は「ボーン・アイデンティティー」「プリティ・プリンセス」「オーシャンズ11」を借りてきました。ああ、なんと言うやっつけ的なレンタルの仕方でしょう。まぁここ数年映画を見る余裕がなかったので仕方ないですかね。

2005年02月23日(水) ニュースから(東北道逆走/イラクはどこ?/ヒ素埋設は近年?) / 背中が痛いっす

東北道を逆走しトラックに衝突
埼玉県在住の56歳の男性が東北自動車道の浦和料金所出口から侵入し16キロにわたって追い越し車線を逆走しトラックと正面衝突して胸を強く打ち、収容先の病院で死亡した。ぶつけられたトラックの運転手に怪我はなかった。

普通に考えて入り口と出口を間違えるのは難しいですね。ただ、走り慣れていなかったり、走り急ぐ余りとんでもない事をする人もいらっしゃいますがね。ついうっかりと言う事もあるかもしれませんが、それなら16キロにわたって逆走をし続ける事はないでしょう。と言う事は自殺なんでしょうか。そうだとしたら本当迷惑な話です。自殺をするなら自分の家で周囲の人に迷惑を掛けない方法で死んで欲しいものです。
時々このような高速道路を逆走すると言う話を見かけますが全てが自殺願望と言う事でもないと思われます。自殺をするつもりではなく単に間違えて入ったとしたら、車は簡単に方向を転換出来ませんから「どうしたら良いんだよー」と思うでしょうね。冷静に考えられれば、まずは路側帯に車を止めて方向転換のチャンスをうかがうか、非常電話で連絡を取って対応をしてもらうかできるのでしょうけれど、兎に角「やっちゃった」と舞い上がってしまったら人間どんな行動に出るのか予想がつきません。果たして今回のはどちらなんでしょうねぇ。

イラクの位置知らない大学生4割
北朝鮮やイラク、米国、ギリシアなど最近話題になった国がどこにあるか、国公立大学25校の学生と千葉・新潟の高校9校の学生計4700人で調査をしたところ、米国やインドは誤答率が1割未満だったものの、北朝鮮やイラクについてはかなりの誤答率となった。高校で地理を選択していなかった人の誤答率が目立った。

ソ連からロシアに変わる間に独立していった小さな国々などの位置が分かりませんというのは「そんなものだよねぇ」と思いますし、アフリカも植民地からの脱出や民族紛争、更に植民地時代につけられた外国語の名前を母国語に戻そうと言う運動などから国名があれこれ変わって行くので「分からなくても当然だよねぇ」と言って良いかもしれません。でも、北朝鮮って少なくとも調査した学生が生まれる前から存在していた国ですよ。
地理は専攻していなかったって、それでも大学生でしょ?って私は言いたくなっちゃいますけどねぇ。この件については昨日のテレビでも見ていたのですが、「北朝鮮はどこ?」と聞かれて「赤道の方」とインドやマレーシアの辺りを指さしたりする人も居ましたし、もっと凄いなぁと思ったのは、その時差し出された白地図は経度0が中心で、FarEast(極東)の日本が地図の一番右側に書かれたものだったのですが、その地図で「米国はどこ?」と問われた学生の一人が何の迷いもなく「ここ」と指したのは中国だったんですよ。そう、日本が地図の真ん中にある日本人には見慣れた地図ならそのあたりに米国があるでしょうと言う位置でした。その地図の形などではなく、単に米国は右にある大きな国という記憶なんでしょう。その後で「本当にそれで良い?」と問われて間違いに気付き正しい答えを出していましたけれど、日本の勉強方式ではこういう人が多いんじゃないのかなぁと思えましたね。

私の知り合いでも勉強のうまい人が居ますよ。全く知識のないところから参考書を元に勉強をして、短期間の内に参考書の中身は覚えるんですね。テストをしても100点を取ります。けれど、そのテストで100点を取るならとちょっと応用問題を出すと全く対応出来ない。どうして100点を取れるのにそんな簡単な応用ができないのかと不思議なのですが、要は書いてある事を暗記しているからその範囲では無敵なのですが、その中身が何を意味しているかは全く理解していないので応用はできないと言う事なのですね。
子供達に必要なのは記憶力や暗記力ではなく、基礎的な事を応用していける力なのではないでしょうか。ゆとり教育の失敗が認められて改めて教育要綱が見直しされる時期となっていますけれど、そう言うところをきちんと考えていかないと結局は無駄足何じゃないのかなぁと思った次第です。

ヒ素含む塊、近年埋設か?
茨城県神栖町の地中に高濃度の有機ヒ素を含むコンクリート塊が見つかった問題で、環境省は、当初言われていた旧海軍施設の毒ガスではなく、1993年頃現場付近の養魚場が埋め立てられた時に流し込まれたコンクリートの可能性が高いとする調査結果を発表した。

このコンクリート塊の近くに1993年製造のコーヒー缶が見つかったほか、塊の中にも清涼飲料の缶が多数埋まっていたのだそうです。埋め立てた業者は「心当たりがない」と言っていますが、まぁ心当たりがあったとしても「心当たりがある」とは言わないでしょうね。全国各地で違法投棄などが問題になっていますから、ここで業者が安易に埋めてしまえとヒ素を捨てたとしても今更驚く事じゃないかなと思います。この辺りの規制を強化して再発を防止して欲しいものです。としか言いようがありません。



背中が痛いっす

医者は運動しろという訳ですが、立っているのも辛いので(寝ているのも辛いですが)、ジムに行くのが怖いんですよねぇ。困ったなぁ…まぁ、ぎっくり腰よりマシかなぁ。

昨日、深く考えずに25日(金)レイトショー分の「ボーン・スプレマシー」の席を予約しちゃったんだけど、大丈夫なんでしょうか。かなり無理があるような気がします。そう言えば昨日先生も「私の言う事をきちんと守ったらすぐ治るけどねぇ」なんて言っていたよなぁ…ドキドキ

2005年02月22日(火) ニュースから(中学生強盗で逮捕/国民年金未納/「詐欺無効」/ライブドア批判に苦言) / 車の修理が終ったと思ったのに / 体の事

中三男子、金品強奪で逮捕
愛知県警は、通行人を集団で襲い金品を奪っていたとして、強盗、強盗致傷の疑いなどで名古屋市瑞穂区内の中学3年生男子4人を逮捕した。
4人は「受験の憂さ晴らしをしたかった」と話し、昨年12月以降10件位同様の犯行を繰り返したと供述している。

「受験の憂さ晴らし」で10回も人を襲いますかね。警察の調べでは通りかかった高校一年生男子2人にタバコの火を押しつけたり、腹を蹴ったりして財布を奪っていたそうですから、少なくとも「まじめな中学生」というイメージではないですよね。「受験の憂さ晴らし」と言う言葉はどこまで本当なんでしょう。

子供の起こした事件は少年法で守られている以上にオブラードに包まれていて、事件の本質が見えて来ません。少年個人は守られる必要があるという意見には反対はしませんが、少年が起こした事件(少年の凶悪性、事件の重大さ)についてはもっと正確に報道されるべきではないかと思います。知る事で対応できること、考える事が出てくるのではないでしょうか。

国民年金未納445万人
2003年度の国民年金未納者(2年間未払い)は前年度より120万人増えて445万人となった。2002年4月に保険料の徴収事務が社保庁に移り、保険料を免除する基準が厳しくなったことが増加の要因とみられる。

確かに社会保険庁のバカさ加減は目を覆うものがありますが、それと支払いは別次元の話とするべきじゃないでしょうかねぇ。一応国民としての義務ですから。支払った上で「馬鹿者」と社会保険庁の対応を糾弾するのが正しいと思います。未払いで対抗するのは、そう言う手段が全て不発に終ってからで良かろうと思います…と言うのは既に、又はそろそろ受給資格を得られる年齢の人が言う事で、これから又は支払いをはじめたばかりの人たちには、理不尽な仕組みと見えるのでしょうねぇ。社会保険庁を解体して役人を粛正するところからはじめないとダメなのかもしれませんね。少なくとも民間から監査役を入れるべきですね。

明治安田生命の「詐欺無効」突出
保険加入時に会社側に病歴などを伝える「告知義務」について十分な説明をせず、後になって告知義務違反を理由に保険金を支払わない事例が続出したため、金融庁は明治安田生命に対し2週間の業務停止命令をだす方針を固めたが、同社が「詐欺無効」で支払いを拒否したのは2003年度で119件だったのに対し、規模が約1.4倍の日本生命は6件、規模が同程度の第一生命では2件だった。

この保険会社は加入5年未満で保険を使おうとすると全て「詐欺無効」としていたそうで、本当質の悪い事だと思います。万一の時の安心を金で買ったはずなのに、それを「詐欺」と言われては本当腹立たしかった事でしょうね。今回過去にさかのぼって支払うべきだったと思われる事例については支払うという事ですが、「詐欺」として支払いを拒否した訳ですから、保険料+慰謝料を支払うべきだと思うのですがその辺はどうなっているのでしょうね。

私も明治安田生命ではありませんが、某生命保険に入る時、「最低でも2年は病気しないでくださいね」と言われた事があります。2年以内に病気になると支払われない事が多いらしいと言う勧誘のおばちゃんの経験談という事だったのですが、それなら健康診断でも何でもして明日からきちんと補償してよと思ったものでした。健康診断が必要と言われているのに、実際には良いですと言われたりするのはある意味不安がありました。
生命保険とは「金で安心を買っている」のですから、加入する時に不安は残さないで欲しいものです。

トヨタ会長、ライブドア批判に苦言
日本経団連の奥田碩会長(トヨタ自動車会長)は、21日ライブドアのニッポン放送株取得に対して「時代の流れで、マスメディアも例外ではない。対策を考え実行するのは経営者の責任」と語った。

ここ数日の堀江社長のテレビ出演とそれに対応するフジテレビの日枝会長のインタビューがあふれていますが、私としては「もう、いい加減にしてくれ」という気持ちです。
特に日枝会長の言う言葉にはどうも古い人間の最後のあがき的な陰湿さを感じます。「フジテレビ社員全員がライブドアとの提携に反対している」そんな事がありますか?全員とは何人の事を言っているのでしょう。「ライブドアとの提携に何のメリットもありません」という話なら分かりますけれど、「誰も望んでいない」というのは、もう子供の喧嘩みたいなものではないかなと思うのです。また、こんな事でいちいちインタビューだの特集だのを組む様な事が「報道」なのかという疑問もありますし、なにか自分の首を自分で絞めていると言う感じがしてなりません。見苦しいので、最近はテレビをつけない時間が増えています。
どうかフジテレビのTOBが失敗して、堀江社長がフジテレビに影響力を持って、株主総会でフジテレビ経営陣に「無能は去れ」と経営陣を総入れ替えする画像が見られる事を祈っております。



車の修理が終ったと思ったのに(事故処理-6-)

昨日、車の修理が明日終りますと言う連絡が来ました。先週の火曜日から修理に入ったのですから、とても早い出来ですね。まぁ、今回はほぼ正面から縁石などに乗り上げるようにぶつかって部品が壊れたと言うのが殆どですから、部品をメーカーに発注してくみ上げるだけと言えなくもない訳ですから、期間が短いのもある意味納得かもしれません。

高速道路を使って車を引き取りに行ったのですが、修理されたフロントマスクを見て「おぉ新品のようにきれいになったね」と感心し…ボンネットからラジエターからヘッドライトもグリルもバンパーも全部新品になっているのですから当たり前の事です…運転席に回った時、ドアにゴミがついているのを見つけました。払おうとしたらそれはゴミではなく傷でした。それも結構深い傷。ぐるりと回って見ると、左後部にも長い傷が見つかりました。どちらもできたばかりの傷という感じでした。少なくとも運転席ドアの傷は私が運転する車ですから、そんな傷があったのなら見逃すはずがありません。それを伝えて、修理工場の人に来て貰ったら、実はそれだけではなくリアドアもぶつかっていたらしく、歪みがあるのが今見つかったそうです。そこで、改めて修理と言う事で引き取られていったのですが、問題は今使っているレンタカーです。保険では10日を限度としている訳ですが、修理に必要な日数を考えるとどうしても10日を超えてしまいます。今回は保険屋がその修理箇所を見逃していたと言うミスの結果なので、代車の期間も延長するよう交渉してくれるそうですが、果たして保険屋さんは首を縦に振るのでしょうか。私は調子に乗って、「相手のミスなら、こんなしょぼい車ではなくて、同格の車を用意してくださいよ」って言ったんですが、さすがにそれは聞き入れられないようです。残念。

私の本来の車は5年落ちで95000キロ走っているとはいえV6の2500ccエンジンを積むミニバンです。そして今乗っているのは1500ccではありますが、昨年デビューした車種で、引き渡された時は走行50kmの新車でした。
単純に考えたら新車の方が良い筈なんですけれど、やはり腐っても自分の車の方が格上なんですね。この車、鍵をいちいち指さなくてもドアが開いたりエンジンを掛けられたりするのは便利ですが、高速道路だけではなく全体的にうるさいし、足回りは(ショートホイールベースなので)跳ねて落ち着かないし、走っていると疲れてしまいます。早く自分の車に戻りたいものです。


体の事(事故処理-7-)

事故直後はどこも痛くはないと言っていたのですが、三日目くらいから背中が痛くなり、週末は実はかなり苦しんでいました。保険屋に連絡をしたところ、それでは保険を適用しましょうと言う事になりました。自損事故で、怪我をしたのは自分自身ですので通院治療には普通の健康保険が適用出来ます。相手のいる事故であれば健康保険が利かない代わりに、直接支払いを保険会社に回す事もできるのですが、今回は立て替え払いをして後でまとめて私が請求をすると言う事になるのだそうです。貧乏人としてはそっちの方が痛いかも。

どこの病院に行こうかと考えたのですが、昨秋スポーツジムで紹介された整骨院に行く事にしました。整骨院に行って事故の状況と現在の症状を話したら「その痛みは三日目くらいから出てきたでしょう」とか「それは背中のこの辺りが張っているでしょう」とかズバリと言い当ててきました。
事故でぶつかる時の緊張で縮めた筋肉が壁にぶつかった事で無理矢理伸ばされて、一種のむち打ち症みたいな状況になっているのだそうで、この状況ではむち打ち症の様な筋肉痛は出るけれど、神経が傷ついたり骨折をする可能性はほとんど無いのだそうです。この整骨院で指導された対処方法は「できるだけ多くここへ来てマッサージをする事。でも、ここへ来る前にスポーツジムへ行き、負荷を掛けるのではなく、筋肉を暖める運動をじっくりして筋肉をほぐしてくる事」だそうです。これが下手な病院へ行くと、その箇所を固定されてしまって、筋肉が更に固くなって症状を悪化させる事があるとの事でした。

保険屋からは「長引いた場合、レントゲンなどを撮っておかないと補償されない事もある」という話が合ったのですが、ここの先生に言わせると「それは骨折が後で判明したりするのが怖いという話で、あんたの場合は絶対に骨折していない。もし骨折していたら圧迫骨折というヤツになるから、こんな風に立っていられないんだよ。だから安心して良いよ。」と明快な答えが返ってきました。でも「保険屋がそれで安心するなら、一度どこかの病院でレントゲンとってもらいなさい。でも、そこでサポーターとかを出すって言われたら断りなさいね」とも言われました。納得です。

そんな訳で、今は会社にも連絡をして会社を休んでいる状態です。会社を休んではいるのですが、もともと自宅勤務ですのでいつもと状況は変わりませんけどね。
兎に角同じ姿勢をずっと続けているのは良くないらしいので、こまめに床に座ったりソファに座ったり、立ったり、sTOKKEの椅子に座ってみたりしています。これを書いている間にも席を三回くらい変えて居るんですよ。無線LANで良かったと思います。

2005年02月21日(月) ニュースから(全駅下車/パトカーが雪でスリップ/距離別料金) / VIVA!インターネット

国内全駅下車達成
国内全駅下車を目指していた横浜市のトラベルライターが、20日上信電鉄の上州福島駅下車で目標を達成した。

と言う記事を見ても、「ふーん」と言う言葉しか出てこないんですよねぇ。単に全駅におりるだけではなく、改札をでて駅舎などをも見る事をルールとして居たという事ですので、1日数往復しかないようなローカル線などではかなり苦労しただろうなぁとは思いますけれど、まぁ何の苦労もない事だったら達成感もないでしょうし、それだからやりがいがあるんでしょうね。
私が「ふーん」と思うって言うのは、二つの意味があって、一つは私にはその趣味が全くないので、大変な事だろうとは思いつつ、文字通り「ふーん」と言う他人事の無関心な感嘆の声しか出てこないと言う事と、もう一つは国鉄からJRに変わって駅数も激減していますから、「今『全駅』と言われてもなぁ」という気持ちもあるという事なんです。まぁ、どちらかというと前者の「ふーん」が大半を占めていますけれどね。この方の場合、完全な趣味ではなく、半ば仕事みたいな所もある訳でしょ。わざわざニュースソースにする必要があるのかなと…それより、全くその手の趣味はないのに、付き合わされて北海道の国鉄の廃線・廃駅(跡)の大半を訪問させられている私の方が凄いんじゃないのかと…

私は鉄分はないつもりなんですよ。ええ、ことある毎に言っていますけど上京してきた当時は実家に帰るために上野から特急に乗って、赤羽で既に頭痛がして、大宮で降りてしまったと言う位列車に乗るのが嫌いだったんです。人混み特有の匂いが苦手なんですよ。
…それなのに、参照した記事(asahi.com)の
「最後の9843駅目に木造で駅員がいる昔ながらの同駅を選んだ。」
と言う文章を見て「木造?って(青森県の)五能線じゃん。群馬じゃないじゃん…あ、『きづくり(駅)』じゃなくて『もくぞう』かぁ」と思ってしまった自分に「ふーん」では済まない驚きを感じているところです。

パトカーが雪でスリップ
20日午後0時10分頃、富山県魚津市の北陸道の下り線で車4台の衝突事故があり、通報を受けて急行したパトカーが現場近くでスリップしガードレールや中央分離帯に衝突した後、路上にいた事故車両の62歳の同乗者をはねて両膝骨折の重傷を負わせた。

自分が同じような事故を起こした後だけに身につまされる思いです。スリップをし始めると、本当どうしようもないんですよね。私の場合は人をはねたり、他車を巻き込んだりしなかっただけ幸運だったという事でしょう。また、はねられた人(東京在住)は、雪道および高速道路上の危険性を認識して居なかったんじゃないかなぁ…

首都高などでETC利用で距離別料金制を検討
渋滞の緩和という観点から均一料金を貫いてきた首都高速、阪神高速で、ETC利用を前提に距離別料金制の検討を始めた。

確かに長い距離を走る人と短距離しか走らない人が同じ料金というのは、かなり不公平な感じがします。折角導入されたETCなのですから、どんどんこういう事を行って普及に努めて欲しいと思います。しかし、国鉄の時もそうだったのですけれど、民営化されるとなって初めてあれこれサービスを打ち出してくるのは、今までの如何に仕事をしていなかったか、仕事をしなくても給料をもらえるという事にあぐらをかいていたかを如実に表しているように思えます。みっともないなぁと思いますが、兎に角早く実現して欲しいです。渋滞緩和を本気で考えて欲しいものです。



VIVA!インターネット

昨年の12月、私の手元にLeicaIIIaがやってきました。(link)
正直な話、Leicaというカメラは「雲の上」と言うイメージでしたので、どんなカメラか等の知識を得ようとする努力さえもその時まで一切していなかったものですから、突然手元にやってきて驚くとともに、吸収しなければならない知識の多さにアップアップしています。

12月17日にこのカメラで撮った写真を掲載しましたが(link)、それ以前もそれ以後も、フィルムの装てんのし難さに泣いていました。今時のカメラはレンズの裏側にある蓋を開けてフィルムのパトローネをおいて蓋を閉めたら後は勝手に装てんしてくれるなんてものもありますよね。でも、このカメラはレンズの裏ではなく、底を空けて縦にフィルムを入れるのです。が、フィルムが奥で引っかかるのか、なかなかフィルムがうまくセットされません。古くなって賞味期限が過ぎてしまったフィルムがあったのでそれを使って練習をしていたのですがどうしてもうまく行かないんです。普通にフィルムを入れるとフィルムが微妙に奥に入らず巻き上げるための歯車にフィルムのスリットが合わさりません。押さえ込んでもダメ。そのうちフィルムが切れたりしてイライラして「がーっ!」と叫んで投げ捨ててしまいたくなります。唯一セット出来たフィルムも実は途中でフィルムが切れて36枚撮りのフィルムが24枚撮りくらいのサイズになって漸く奇跡的にセット出来たという落ちが付いて居たんです。
でも、絶対にどこかにその対処方法があるはずと思って、先ほど漸く(なんで2ヶ月も放っておくんだか…)それをインターネットで調べてみて、今まで文字情報として知っていた「フィルムの先を切って加工する」「テレホンカードを使う」という事の意味が分かりました。テレホンカードを使ってみたら、今までの苦労は何だったのと言うくらい簡単にフィルムの装填ができました。これで、純粋に撮影を楽しめそうです。

いやー、本当VIVA!バレーボ…いや(ネタが古すぎ)、VIVA!インターネットですね。調べれば本当なんでも情報があるような気がします。ありがたやありがたやです。

2005年02月20日(日) 大阪の対応への補足

昨日書いた「大阪府が小学校733校に警備員配置」に対して、「それでも小学生の子供を持つ親には安心の材料になる」という旨のご意見をいただきました。

それはあるだろうなとは思いました。確かにいくらマニュアルを配られたとはいえ、犯罪対応では門外漢である教職員しかいない現状より、その対応を職業としている人がそこに一人でもいるという事はとても心強い事ですから、保護者の方だけではなく、教職員の安心感も違ってくるだろうと思います。しかし、斜に構えて見ると、この処置をしたことで「これで大丈夫」という気持ちになるのが心配だと思うのです。防犯カメラや「警察官立ち寄り場所」という看板も、常識ある人への警告、抑止力にはなりますが、犯罪を目的として侵入してくる「覚悟を決めた人」への抑止力は全くないのです。警備員の常駐も、その前を通って侵入しようとする輩には効果があるとしても、そこを避けて侵入する輩には無力に近い訳ですね。たぶんに警備会社の方は人を常駐させるにあたり、監視カメラの設置や防犯体制の確率などを様々に提案していくのではないでしょうか。しかし予算がないとか、最悪は業者の出入りにいちいち対応するのが面倒等という理由で提案は蹴られたり、ないがしろにされたりしてしまう事が十分に考えられる訳です。ないがしろにされているのに「警備員がいるから安心」という状況はとても危険だと思うのです(とは言っても、その危険は今と同じレベルですが)。

今回の処置をしなければ、行政も学校も保護者も危機感を持ったままで、精神衛生上はとても良くありませんが、どうするべきかを考える事ができました。しかし、この処置によって安心と誤解してしまって、さらなる被害が出る事もあるのではないかと思える訳です。
様々な要因で「しなければならない事」が即「実行できる事」となる訳ではありません。それぞれの門に警備員を配置し、出入り可能なところには防犯カメラを取り付け、更に応援の警備員などが通報から3分以内に学校を制圧できる体制を常備する。そんな状況ができれば本当にいいのでしょうけれど、それはまず無理ですから、ではどうしたらいいのかというところで、今回の結論になったとは思います。
実施の根拠について、「根本的な解決はできないが、最善の処置をする」というのと「根本的な解決はできないが、取り敢えずやっておこう」という2種類が考えられます。似てはいるのですが、前者は責任を持って実施する事であるけれど、後者は無責任にやり投げる事を表している事を表します。今回の処置はどちらでしょうか。
今回の処置はインパクトはあります。潜在的に犯罪を犯す可能性のある人を全て投獄する又は監視をつけると言う事が不可能で、犯罪を犯す事を事前に抑止出来ない現状では、学校はもっと能動的な防衛手段を手に入れる必要があるのではないでしょうか。今回のこの処置がその手始めだと言う事なら私の太田知事を見る目が無かったという事です。しかし、今現在の状況では、私には「取り敢えず警備員をおけば文句言わないでしょ。それで済むならやっておきなさいよ」という後者の意見に思えたので昨日のような文章になった次第。

できれば、もうこれ以上テロ行為に等しい小学生への無作為殺戮行為などはあって欲しくないし、教職員や親御さんも安心して学校へ子供が通える環境が実現して欲しいと思います。
昔は地域の人たちが子供を見守る環境がありましたが、今はその環境が無くなってきました。自分の子供に他人を関わらせたくないと言う事なのか、老人の知恵をないがしろにしているのか、核家族化して家族以外とのつきあい方が下手になったのか…多分それ全部なんでしょうね。その辺りをもう一度改善するのはとても大変な事でしょうけれど、かなり有効な事だと思うのです。ただ、最近の犯罪は凶悪化していますから、地域の協力も大切ですが、凶器への対応が急務なのでしょう。今までの事件の大きさを考えて、教職員に犯罪者への対応をさせるような机上の空論ではない実用的な防犯マニュアルを作成して欲しいものですね。

2005年02月19日(土) ニュースから(自民党が批判/警備員1人配置/世界一決定戦?/ゴキ退治に妙薬?)

ライブドアの株取得、自民党が批判
ライブドアのニッポン放送株大量取得に対し、「本来、日本には馴染まない」(野田毅元自治相)、「金さえあれば何でもできるという風潮をそのままにするのは良くない」(久間章生総務会長)、「報道は社会の公器、他の民間企業とは違う。自由競争、市場原理でゆがめられるおそれがあるなら好ましいこととではない」(武部勤幹事長)と語った。しかし、これらの意見に対し、企業経営者などは「経済界や政治家が問題にする事ではない(スクウェア・エニックス和田洋一社長)、「厳しい競争をしている身からすれば、ライブドア批判は理解しにくい」(日本ヒューレット・パッカード樋口泰行社長)という反発の声も見られる。

私も、なぜこれが自民党などから批判をされなければならないのか分かりませんね。
報道機関だから自由競争、市場原理でゆがめられるのはおかしい? 何を寝言言っているんでしょう。もし、市場原理でゆがめられない報道機関があるとしたら、その役割こそNHKが果たすべきものであって、フジテレビやニッポン放送などはどこから見ても立派な株式会社なのですから、市場原理に左右されて当然でしょう。また、それぞれの報道機関が現状でも独立した報道機関として認められているなら、そこにライブドアが参加したところでなぜ問題になるのか全く理解出来ないですね。
結局は、ここで批判するような輩が常に先代以前から続く悪習をそのまま踏襲して甘い汁を吸うことに慣れきった腐れ切った政治家の代表的な意見を言っていると言う見方しかできないんじゃないのかなと思う訳です。それこそ言い古された感もありますが、終身雇用という日本独特の制度がバブル崩壊と共になくなった訳ですから、このような政治家にも「もう君の時代は終ったんだよ」とはやく引退をしていただいた方が宜しかろうと思う次第です。

大阪府、733小学校に警備員配置
寝屋川市で発生した教職員殺傷事件を受け、府は大阪市を除く市町村の公立小学校733校に4月から1校に1人ずつ警備員を配置する方針を決めた。文部科学省の危機管理マニュアルに沿って対応しても被害が出た事からプロの助けが必要と判断した。

こういう事故ってなぜか大阪に多いですよね。太田府知事になってから目立つように思うのは私の思いこみですかね。犯人の心情も様々ですし、杓子定規に文部科学省の机上の空論である危機管理マニュアルに沿って対応すれば全て安心などと考える方が言語道断な対応の仕方であって、それを参考に臨機応変に対応をするのが当然でしょう。と言うか今回の事件でもそう言う対応を亡くなった教員はされたのではないでしょうか。
私は田舎育ちですので都会の小学校がどのような構造になっているのか余りよく分かりませんが、塀に囲まれて数カ所に門があると言う構えなのでしょうか。それでもかなり広い面積をカバーしなければなりません。私の通っていたような小学校では塀で等囲まれておらず、どこからでも進入が可能でした。どちらにしても、最初から殺意があって進入された場合、警備員がそれを聞いて駆けつけたとしても、それまでに十分な仕事ができるのは間違いないでしょうし、警備員のいる門以外をロックしたとしても、それでも侵入者がその門以外から進入しないとは保証出来ません。そして警備会社の警備員は訪朝を持って暴れ回る人を取り押さえるのことも仕事の内なのでしょうか。どうも「プロの助け」というのがどういう事か分かっていないような気がするというか、他府県の他人事の行政と第三者の目で見て、この知事の行政っていつも「その場しのぎ」が多いように思えるんですよね。相撲の表彰で土俵に立つこと以外にも情熱を燃やして欲しいものです。

ソフトバンク孫オーナー 野球で世界一決定戦を提案
ソフトバンクの孫オーナーは既にアメリカ側に提案をした世界一決定戦の構想を、3月16日のオーナー会議で日本側の各チームへも提案する考えを明らかにした。
この構想は日米のチャンピオンチームが両国で7戦を行い、4勝した方が世界一と言うイメージである。

あのー オーストラリアのチームも混ぜたらどうですか? オリンピックの結果だけで判断しても仕方ないですが、少なくとも日本のチームはオーストラリアに「惨敗」したのですから、その決定戦で例え米国に勝ったとしても、それだけで「世界一」を名乗るのはおこがましいと思いますよ。また、キューバなども加えなければ「世界一」って名前はずいぶんと安っぽい冠になってしまうと思いますがねぇ…

ゴキ退治に妙薬 雌の性フェロモン解明
チャバネゴキブリのオスが引きつけられる性フェロモンが特定され、その人口号生物を使って1晩で30匹以上のオスをつかまえることにも成功した。現状ではオスにしか効かないが使い方を工夫すればゴキブリ退治の妙薬として期待出来る。

なぜ、ゴキってヤツはあれだけ気持ち悪いんでしょうね。「男のくせに」と言われても、私は未だゴキを見ると飛び上がって「きゃー」と叫んでしまいます。私は雪国で育ったせいか、初めてゴキに対面したのは18歳の時だったんです。バイト先の厨房で初めて見て、その後、上京して初めて一人暮らしをしたアパートで頻繁に見るようになりました。が、未だ慣れませんし、あの姿を見ると動揺してしまいます。ですから大金を掛けて退治・防止商品を購入していました。幸いなことにそれが功を奏して自宅では殆ど見ることはなかったのですけれど、それでも退治する妙薬ができたと聞けば、早く普及して欲しいと願わずには居られません。

2005年02月18日(金) 花粉症 / パソコン通信 / ポトフ

テレビなどで「花粉症」が取り上げられる季節になってきましたね。
幸いなことに、私は花粉症にはまだ掛かっては居ないのですが、花粉症はいつ発症するか分からないというものらしいですから、それなりに見てしまうんですよね。
先日のテレビ番組では「花粉は室内に侵入したら絨毯やカーテンにたまるだけではなく、スリッパなどにも付着する」「立体成型のマスクもあまり効果はない」「花粉は換気扇のある洗面所に向かって流れる」と言う事を言っていました。私の家をその目で見るとカーテンと台所のロングマットはありますが絨毯は一枚も所有しておりませんし、スリッパは革製なので花粉も付かないでしょう。そう言う意味ではある程度花粉症に優しい環境になっているでしょうか。立体マスクはその下になにやらガーゼなどを追加すると良いらしいですけれど、これはいまの私にはまだ必要のないことと思っていて良いですよね。あと、花粉が洗面所にたまるというのはどうなんだろう。普段は結構気密性のあるリビングと廊下を隔てるドアが閉まっていますし、洗面所のドアも閉めていることが多いですから、それでも本当にそこに流れるものなんでしょうか。うちの場合はドアで密閉されたリビングに空気清浄機能付きのエアコンとそれに対面する床面に単独の空気清浄機をおいて空気を循環させておりますので、リビングの中で花粉は処理出来ていると信じたいですね。

番組を見ていて、特に立体成型マスクの効果測定などはどことなく番組を盛り上げるための誘導みたいなものが感じられましたし、新しい学説などに飛びついている感もありましたので全体の信頼性は半分かそれ以下と私は思っているのですけれどね。学者の発表する学説って結構突拍子もないものがあるんですよ。例えばちょっと汚い、そしてちょっと呆れる話ではありますが、「女性は男性より優柔不断である」という発表があり、その根拠はと言うと「男性はトイレにはいる時、大か小か決めていくのに対して、女性は途中で切り替えることができるから」というものなんです。まぁこんなのは極端に「アホらしい」例ではありますけれど、実際の所それまでコレステロールの塊だからと言われ続けた「イカ」が、ある日突然「イカにコレステロールを分解する機能があることが分かりました」なんて事になった実例もありますし、ある単機能に限定して「これを食べると効果がある。これだけ○×を含んでいる」なんて宣伝しているものが、実際にそれを意識して食べると食のバランスが悪くなって別のところで体調を崩す原因となったりする場合もある訳です。私はこの手の「○▽には□◎が効果的」という言葉にはかなり否定的というか、踊らされる人を冷ややかに見ています。そんな事より長い月日を掛けて確立してきた郷土料理などの方に注目すべきものが多いように感じます。

番組の情報をどう取捨選択するかは視聴者の側の問題って事なのかもしれませんが、ちょっと無責任な情報垂れ流しが多いように思えます。情報を持っていない視聴者に対して情報を与える番組が「信頼出来る情報」と「視聴率を稼ぐ事が目的のやらせ情報」を混在して無責任に投げてくる状況で視聴者に「視聴者の責任で」情報を取捨選択しろというのはあまりにも無責任じゃないでしょうか。その辺りの姿勢に疑問を感じるのですが、疑問を感じること自体「テレビに踊らされている」と言う事なのかなぁ…


パソコン通信

ニフティが2006年3月末をもって「ワープロ・パソコン通信」サービスを終了するそうです。1987年から始まったサービスで私もそれなりに利用させていただきましたので「ついにその時が…」という思いもあります。しかし、インターネットの普及とともにフォーラムも移行をしている訳で、いま現在でも2万人の利用者がいるというのが逆に驚きの対象でもあります。もしかしてその2万人とは、私のような「Niftyserve」のIDは持っているけど、それ以降のサービスへの移行手続きを全くしないまま放っている「幽霊」ユーザーも含んでいる数なんでしょうね。

兎に角PC-VANとともにパソコン通信という土壌を作って裾野を広げた功績はとても大きいと思います。もっと評価されて良いんじゃないのかなぁと思うんですけれどねぇ…


ポトフ

先月仙台へ出張した折り、昼飯にとサイゼリアへ寄ったのですが、そこのメニューに期間限定として「新鮮なキャベツを使った料理4種類」というのがありまして、それがすごくおいしそうだったので食べたかったのですが、時間がおしている都合上、泣く泣くランチを頼んで「家に帰ったら絶対に食べに行く」と決めていたのです。が、私は勝手にそれは全国一斉のものだろうと思っていたら大間違いで、地域ごとに数種類の「限定メニュー」を回しているのだそうで、私の住む地域に「キャベツメニュー」が来るのは2月中旬からと言うことで、ずっ〜と待っていたんですよ。で、「助さん、角さん、もう良いでしょう」と昨日の夜、サイゼリアに行ってみたら「今日からメニューに載ったんですよ」と注文をとる側も、入力する時に戸惑っている様子でした。

兎に角、キャベツが食いたい。そう言う思いから今回は「キャベツとキノコの具だくさんポトフ(ソーセージ・ハンバーグ入り」というものを注文してみたのですが…ポトフってどんな料理ですかね。私のイメージではジャガイモや玉ねぎ、牛肉などを煮込んだものであり、兎に角、中に入っている野菜は煮込まれて「ホクホク」「くたくた」と言う擬音が似合う状態になっているものじゃないかなという認識がある訳です。翻ってこのポトフはと言うと、まず最初にハンバーグはなぜか出てきた時から半分に割れて積み重なっていましたし、小さめのキャベツが1/4程入っているのですが、これは「バリバリ」「ボリボリ」という擬音が丁度良いくらい…有り体に言えばほとんど「生」の状態で乗っかっているのです。で、キャベツ以外の野菜はまるでクラムチャウダーでも頼んだかのように小さくさいの目状に切られていますし、これって本当にポトフ?と言いたくなるものでした。
まぁ、キャベツは生でも煮ても焼いても食べられるものですから、食べられないことはないのですけれど「本当にこれで良いの?」と思いましたので、こっそり店の人に「これって、本当にこれで正解?キャベツが生なんだけど…」って聞いてみたら、どうもその料理、本当に私が最初に頼んだらしくて、料理を担当した人が出てきて「私もマニュアル通りに作ったつもりなんですが…そして、キャベツの食感を残したかったんですが…」と素直に答えてくれました。「自分たちも悩んでいます」って言われると、食べられないものが出てきたら困りますけど、今回はそうでもありませんでしたし、じゃあ次回はもっとおいしいものを食べさせてね。とこちらも期待出来る分だけ楽しくなります。多分マニュアルには「キャベツの食感も残して煮込む」とかその程度にしか書いていないんでしょうね。で、食感は文字では書き表せませんから、多分お店毎に違ってくるのではないでしょうか。

今回の件はトラブルと言えばトラブルになるのかもしれませんが、やはり店の対応の仕方一つで結果は全然違ったものになりますね。お店の人が接客係はにこやかにはきはきと、そして料理担当者は真摯に正直に接してくれたのでこちらも気持ちよく対応することができましたが、もしこれを「仕様通りです」と突っ張るようだったなら、「もっと料理を勉強してこい」と怒りの対応となったんでしょう。

キャベツが好きな人はサイゼリアに注目です。それも可能なら複数の店に行って食べ比べることをお勧めします。

2005年02月17日(木) ニュースから(イレッサ訴訟/レンガ落下)

イレッサ賠償訴訟
世界に先駆けて日本が承認した肺ガン治療薬「イレッサ」を服用した後に死亡した女性の遺族が販売元と輸入を承認した国を相手に損害賠償を求める裁判を起こし、第一回口頭弁論が行われた。

これについてはテレビで訴えた遺族がインタビューに答え「こういう薬があると紹介され、評判の良かった薬なので全面的に信じてお任せした」「後から何人も死んでいることを知って訴えることにした」と言っていました。
例えば薬害エイズというのがありました。血友病という血が止まらない病気に対して使用する血液製剤で、当のアメリカでは「危険だから」と使用が中止されていた非加熱血液製剤を日本が「何の問題もない」と輸入し使用し続けたことでエイズに感染してしまったと言う人災でした。それを「問題なし」と判断した中心的な大学教授は「私は間違ったことはしていない」と開き直っていましたが、非加熱製剤は危険という警告はあちこちにあったと言うことで患者を見ずに国又はアメリカの方を見て「営業」をしていたと糾弾されて然るべき行為と言われて仕方ないものだったと思うのです。ですから、この非加熱血液製剤を使われたことでエイズに感染した方が国などを訴えるのはもっともな話なのですが、今回のイレッサについては、被害者だと言い張る遺族は、自分でも調べて「とても評判の良い薬」と認識した上で投与をお願いしたのです。その結果亡くなって、「はじめはガンの為だと思っていたけど、後からイレッサの評判を聞くと亡くなっている方が大勢いる。だからうちの娘もそうではないか」と言う訴え方ってどうなんでしょうね。

私の母は10年ほど呼吸補助の機械をつけていまして、死ぬ1週間ほど前に新しい機械に変わったんだそうです。で、それがうまく調整出来なくて苦しんでいるので入院して、看護婦さんがそん機械を調整している間に死んだそうです。親戚などは「苦しまずに死んださ」なんて言っていますけど、話を詳しく聞けば聞くほど、これは窒息死でかなり苦しんでいたんじゃないの?と思いますし、それこそ「母が亡くなったのは、自分のところで用意した呼吸補助の機械の扱いに熟練していなかったからだ。これは殺人だ」とでも訴えて良いんじゃないかと思います。でもね、私や家族は訴えたりしませんよ。その医者、その病院を信じてお任せした訳ですし、長生きはして欲しかったけど、努力した結果としてそこに死が待っていたのならそれはそれで受け入れるしかないですからね。「こんな田舎病院で治療して貰ったのが間違いだった。東京の一流病院でやっていれば助かったのに」なんて思いもありません。確かに難しい病気だったなら大学病院などの先端技術があるところでなら助かると言うケースもあるでしょう。しかし、母親は単に自発呼吸が難しいと言うだけだったんですから。自分の家族が亡くなるというのは家族にとってとても悲しいことです。特に親より先に子供が亡くなるなんて時には身代わりになってでもと思うものでしょう。しかし、それをこのような形で表すことは正しいことなのか私には分かりません。どちらかと言えば見苦しいと思えてしまいます。

陸橋からレンガ。運転手が腕を骨折
14日夜、広島市の山陽自動車道で、陸橋からレンガが投げられ、大型トラックの窓を直撃し運転手が骨折した。警察は殺人未遂も視野に入れて調べている。

大阪の教師刺殺事件では、殺人を繰り返すゲームに犯人がのめり込んでいたそうですが、これも同じように現実とゲームの世界が区別出来ない精神的な欠陥を持つ人の犯行なのかなぁと思います。と言いつつ、テレビゲームなどが普及するより以前から、人の痛みを知ることができない人って言うのは存在していましたね。ですから全てゲームが悪いと言う論理は当てはまらないと思います。要はゲームなどに関係なく家庭のしつけの問題でしょうと言うことです。
兎に角、身を隠していたずらをするというのは卑劣なやり方ですね。まぁ子供らしい友言えますが。犯人が捕まることを祈っております。

2005年02月16日(水) ニュースから( 逆恨み?/ゆとり教育見直し/幼児監禁) / ダメ夫?

田舎に帰って、その後のごたごたを処理している間に世間では大きな事件が次々と起こっていたようですね。

刺殺の原因は逆恨みか
14日大阪寝屋川市の小学校で発生した教師刺殺事件で、少年は「小学校や中学校でいじめを受け、先生は助けてくれなかった」と供述をしている。少年の母は「良く面倒を見てくれる良い教師」と話しており、府警は少年の逆恨みではないかとの見方を強めている。

当時の同級生も「いじめなんか無かった」という話が多かったみたいで、逆に「彼は小学生としては異常なくらいゲームに没頭していた」とか少年の方が浮いていたと言う見方が強いようです。これはとっても微妙な問題だなぁと思うんですよ。どのクラスでも一人や二人変わった人が居ると言うより、スケープゴート(生け贄)として必ずそう言う人がでます。みんなが仲良しだったとしても、その中の一番下になってしまった人がそれになってしまう訳ですね。で、いじめなんか無かった。みんながとても仲が良かった。と思っていても、そのカーストの底に位置付けられてしまった人は、皆の無意識の圧力に晒されて居心地の悪い思いをしているものです。明確にいじめがあったのなら、それは戦うすべがあるのですが、いじめてなんか居ない。ただちょっとあの子が苦手なだけ。と言う気持ちの集まりが一番下になってしまった子供にはいじめになってしまうんですよね。例えばクラスで劇をすると言う時や歌を歌う時、旅行に行く時のグループ分けや席を変える時、何気ないそんなところで嫌われている人はつまはじきにされます。みんなで「あの子とは一緒になりたくない」と問題になれば先生も「問題があるかも」と分かるのかもしれませんが、一応は受け皿になる場所もある場合、場所はあるんだけど、嫌々受け入れて貰って居るんだと思ってしまってその時間がとても苦痛におもえるんですよねぇ。そう言う時に、その先生がそれを問題と見抜けるかどうか。また、もっとはっきりとリーダー格の子供が全体を見渡して、嫌われている子供をフォローしてくれているけれど、中程の子供が嫌われている子供を安易にいじめていると言う構造もあります。リーダー価格の子供はいじめなんてバカらしいからと嫌われている子供にも積極的にアプローチをするのですが、所謂元気ないたずらっ子タイプが、おもしろ半分に嫌われている子供をいじめる。そしてそれに罪悪感を持っていないと言う構造です。こういう場合、先生は多分殆ど「嫌われている」子供の存在を見抜けないか、対応ができないだろうなぁと私は思います。でも、他の何十人も面倒を見ている先生に対して、そう言う表面化していない1生徒の心情まで理解してフォローをしろと望むのはとても無謀なことに思えます。クラスの子供達がフォローをして、先生がフォローをして、と言うのが理想なのでしょうけれど、そんな事は本当に絵空事ですよねぇ。

犯行に及んだ少年の動機が逆恨みだとしても、それが即「少年が悪い」と言うことには、上記の理由から繋がらないと思うのです。また、先生がどんなに努力をしても、どうしてもこの手の「逆恨み?」をする生徒は少数ながら出てしまうと思います。問題なのはそれが出ることよりも、それが犯罪に繋がってしまう事です。「少年のうちなら人を殺しても大丈夫」とこの少年が思ったのかどうかは分かりませんが、少年法という全く少年のためにならない、少年のことを分かった振りをするだけの役立たずが作った法律が、少年の犯罪を増長させていきます。そして不登校などを容易に容認する風潮、個性とわがままの区別を曖昧にする風潮などが犯罪を育てていきます。どうか、こういう事件が再発しないよう見直しを早くして欲しいと思う次第です。

ゆとり教育全面見直しへ
中山文部科学相は中央教育審議会の総会で、現行の学習指導要領について、今年秋までに全面的に見直すよう要請した。

02年度から実施されている、いわゆる「ゆとり教育」ですが、結局は私立と公立の格差を広げたり、学力の低下を招いたりするに止まったようですね。大体が円周率を3とするとか、あまりにも常識を無視した馬鹿さ加減には最初から呆れていたのですけれどね。学校でいくら100mは1cmと同じと教えたところで高さ100mのビルは1cmにはなりません。どこの何を参考にしてこれだけ子供をバカにする教育方法を考え出したのか分かりませんが、長続きする方がおかしいですよ。潔く敗北を認め、馬鹿な制度は早く撤廃して欲しいものです。子供(国民)にはまともな教育を受ける権利があるはずです。

個人的にはこんな馬鹿な「ゆとり教育」を取り入れた全員をつかまえて、その間違った方針作りで得た全額の返還と、その間に犠牲になった子供への損害賠償などを全て請求し、そのご全国引き回しの上獄門磔にしてやりたい気分です。

パチンコに行くため幼児監禁の母に有罪判決
昨年10月、大阪で起きた義父の幼児虐待殺害事件に絡み、自分がパチンコに行くために、子供をクローゼットに押し込め、ドアが開かないよう冷蔵庫を前に置いて閉監禁するなどした母親に対し大阪地裁は「言語道断」と切り捨て、懲役2年執行猶予4年の有罪判決を言い渡した。

子供がいると24時間面倒を見なければならないですからね。息抜きをしたいと言う気持ちが親の中にできるのは分かります。その時、親が交代して面倒を見る人、休憩する人となれれば良いのですが、片方が育児に全く興味がなかったり、意欲がない場合、その負担は一人に行ってしまいます。特に男性の方に「育児は女の仕事」と思い込む人が多いようで、自分は全くしない癖に(しないからこそ)「育児なんて簡単なもの」と思い込んで「俺は仕事で疲れて居るんだ」なんて協力をしないなんて事があるんですよねぇ。まぁ、そんな事を許しているのは、その夫婦の問題ですから私は何とも言いませんが、1日強制的に育児や家事をさせてみたら良いんですよ。経験して初めて大変さが分かるんです。口で100万語を語るより、1日体験させてやれば良いんです。そう言う事もしないで幼児虐待に繋がっていく人たちは努力が足りない。と切り捨てざるを得ないです。子供を産むと言うことは責任をもつって事です。その辺りをきちんと考えてやって欲しいですね。
大人として、その責任を負う覚悟があると意識して生んだ訳ですから、その責任を放棄したことに対してはそれなりの償いをさせるべきでしょう。



ダメ夫?

フジテレビのF2Xで「ダメ夫」という特集をしていました。
番組の調査では結婚10年目には74%の奥さんが「自分の夫はダメ夫」と評価しているそうです。
「ダメ」の基準は、大人げない趣味を持っているとか、オヤジギャグを言うとか、そんな話だそうです。なんかねぇ、私はとっても情けない話だなって思うんですよ…「ダメ」と評価して奥さんの方に対してね。


私、元々「愚妻」とか「愚息」とかそう言う紹介の仕方がとっても不思議で嫌いなんですよね。へりくだるのが日本の文化ですからこの番組の調査も、その「うちの夫はダメですよ」というへりくだりも入っているでしょうね。私が家族の事を「ダメな奴」と言う話に遭遇した時、最初の一回は我慢して聞きますけれど、それ以上は「そんな駄目な人とどうして結婚したんですか?」とか「どうして、そんなダメになるまで放っておいたんですか?」って思ってしまいますし、それがとても不愉快に感じます。この番組のも一緒ですよね。どうしてそんな旦那さんと結婚したの? そして、結婚して10年も一緒にいたって事は、例えそんな旦那さんになったとしても、その責任の一端はあなた自身にあるんじゃないの?

へりくだりとして「うちのはダメな夫です」と言うと、そのダメ振り自慢をする事とは根本的に中身が違います。こういう事から理解出来ない社会になって来ちゃったのかなぁと一抹の不安が…

2005年02月15日(火) 代車の苦行(事故処理-4-) / 新しい代車と事故車の状態(事故処理-5-)

保険の保障項目の一つとして、事故から30日以内(事故車が修理している間)の10日間日額7000円(業者価格)以内のレンタカーを代車として借りることができます。

そんな訳で今日、レンタカーが代車として運ばれてきました。トヨタのカルディナです。(link)
人気のある車種なんですか? 私はトヨタの車には殆ど興味がないのでよく分かりません。ただ、引き渡されて車庫に入れる100メートル程を乗った時に、やけに窮屈で乗りにくい車だと思った位です。そして、一休みした後、取り敢えず車で走ってみようとほんの30分ほどのドライブをしてみたのですが…帰ってきてすぐ、保険代理店の担当に「車を変えてくれ」と電話を入れました。

まず、たばこ臭い。すごい匂いです。運転していて頭痛がしてくるくらいに。その次に、実はこっちの方が大事なのですが、私もしばらく乗っていないので忘れていたのですが、トヨタの車と私の相性って最悪なんですよ。トヨタの車のシートに座ると私の背中は筋肉痛を起こすんです。全然私の体に合っていないんです。今回も500メートル程走って背中が痛くなり、「そう言えば」とその事実を思い出し、しかしあの苦痛から何年も経っているのだからトヨタだって少しは進歩しているのでは?と思ってあれこれ調整をしてみたのですが、さすが外面だけのトヨタです。中身は全く何の進歩もしていないことが分かりました。何をどう調整したって私の体には合いません。
更に、私がその中でもベストなポジションをとると、私の目の前にはバックミラーが鎮座して視界を遮ります。私は昔腰痛のため、RECAROのシートを購入して使っていたことがあるのですが、そこでは取扱説明書に座面や背もたれの設置角度が事細かに指示されて居るんですよね。人間工学に基づいてこの角度が一番疲れない姿勢で、それにあわせてシートのクッションは調整されていると言うことで、その通りに調整すると本当に「ほっ」とする座り心地が得られるのです。そしてそれ以来、できるだけその角度・位置に椅子を調整して座るようにしているのです。今の車の前にはロードスターに乗っていましたが、そのロードスターでも同じようなポジションに設定することができました。が、このカルディナではそうすることが拒否されているようなのです。多分トヨタの車に乗るのにはかなり背もたれを倒して座るのが正解なんでしょうね。でも、私はこんな姿勢で運転出来ないなぁ。

バックミラーが前方の視界を遮り、シートは腰を痛めつけ、エアコンからはタバコの匂いが吹き出してくるこの車を乗るのはとても大変…いや、不可能です。そんな訳で担当者に電話をしてギブアップ宣言をし、禁煙車とトヨタ以外の車にしてくれと哀願した次第。明日速やかに車を変えてくれることを祈っています。どうか皆様におかれましてもそう祈っていただければ幸いです。


新しい代車と事故車の状態(事故処理-5-)

結局、保険屋さんやカーリース屋さんなどと話をした結果、カルディナは返却することとなりました。代わりに「何が良いか?」と聞かれるので迷わず「ロードスター」と答えたのですが、残念ながらロードスターは弾数が少なく、全てが出払っていると言うことで実現しませんでした。それなら禁煙車なら何でも良いですよと言う話をしたら「では、ベリーサではどうでしょう」と提案をされたので、それでお願いしました。(ベリーサのページ:音が鳴りますのでご注意ください)
届いた車はなんと走行距離50km、1月に登録されたばかりの新車でした。良いのかなぁ…
残念ながらミュージックHDDは着いていませんが、アドバンスドキーレスエントリーシステムなんてものが付いていて、最初はドアの施錠はどうしたらいいのー!とか泣いてしまいました。シートは遙かに出来が良くて腰の痛みはないですが、アクセルに動きが付いてこないのは、やはり排気量の違いなのかなぁ…ま、贅沢は言いません。快適に動いていますので、それで良いとします。

その車で、事故車を見に行ってきました。
私が付いた時には、既に保険会社の確認も終って壊れた部品の取り外しがほぼ完了していました。ぱっと見た目は「バンパーが割れた程度」で20万円コースか?と言う感じだったのですが、下回りまで調べてみたら、そのバンパーを割った何かの突起物に下回りを結構やられていて、少なく見積もっても70万円コースだそうです。ラジエーター、エアコンの熱交換機、ラジエーターの送風ファンなどは軒並み割れており、更にそれを止めるフレームが折れ曲がっているのと、私は気付かなかったのですが、スリップして左を向いた時に右の壁に車の後ろをぶつけていたみたいで後ろのバンパーも壊れていました。更にボンネットも歪んでいますし、まだ確認はしていませんが足回りにも被害があるのかもしれないそうです。
もう、どんどん壊れて全部新品にしてくださいね。心の中の叫びです。保険屋さんは泣きたくなるかもしれませんが、こちらはこれまでこの時のために保険を支払ってきたんですから。どんどん頑張って貰いましょう。そんな気持ちです。

2005年02月14日(月) IEのトラブル / 困ったものだ(事故処理-3-)

昨日から突然IEで「ページが表示できません」というメッセージが出てくるようになってしまいました。なんじゃろ?と思ってあれこれいじっていたら直ってしまいましたが…

このトラブルに見舞われている最中にMSNメッセンジャーのバージョンアップがアナウンスされ、「する」を選択するとIEが「ページを表示出来ません」と怒るし、「しない」を選択するとMSNメッセンジャーはログイン出来ないという状態になっていました。なぜ、たかだかメッセンジャーのアップデートが特定のブラウザでしかできないのか、その辺りに公平な商売をしていないマイクロソフトの嫌らしさが見えるし、逆にそれが首をしめている様にも思えます。
まぁ、使えなければ使えないでも良いかなと思うのですが、直ってしまったのなら仕方ない…そんな感じです。


困ったものだ(事故処理-3-)

先日も書いたように、私の車は東京の工場で修理されることになったようで、早速昼前に「もうこっちに向けて移動させているから」という経過報告が来ました。
本来なら、長岡で修理となったものが、自分の手の届くところで修理をされるようになる。こういう部分は知り合いの店に保険をお願いして良かったと思う所ですね。でも、事故の被害状況を私も確認したいからと言うことで、最寄り駅まで行くから迎えに来てと言う約束を取り付けたのに、駅に着く頃いとも簡単に「いま人が出払って行けないから、すぐに迎えに行けない」と言われるのは、友達だからと思われているって事なのかなぁと思うんですよね。片道大体30分掛かるところですからしばらく待ってからと言われたら1時間以上待たされるって事ですからね。それを気軽に「必ず迎えに行くから待っていて」と言うのは、客には言えない事だよなぁと思いつつ、兎に角私は待たされるのが大嫌いな性分ですので即座に「では、今日は帰る。」と連絡を入れた訳ですが、その最寄り駅までの交通費は本当どぶに捨てたようなものです。
友人のお店に任せるメリットもたくさんあるのは認めますが、そのデメリットを考えるとディーラーに修理を任せた方が良かったかなぁと思うのです。えぇ、こんな感じの、車屋に知り合いのいない人には分からない葛藤がいつもあるんです。
まぁ、前回の修理ではとても良い仕事をしてくれた工場が控えていますので、この辺りのことは我慢して仕上がりを期待することにしますけれどね。

2005年02月13日(日) 事故(保険)の事 / 地下鉄はどこから車両を…

事故から1日が経過しました。

昨日は「帰宅したら改めてその辺りを書いてみたいと思います。」と書きましたが、実際には今日は何の動きもないんです。車は長岡の某工場に預けられているだけだし、保険の方も昨日今日は休日担当の電話オペレーターが対応するだけで、月曜に報告があがって保険屋の担当がつく状態になる訳です。そんな訳で、昨日も概要を書きましたが保険の中に含まれた様々な付帯サービスについてちょっとお話ししてお茶を濁させて貰いたいと思います。

事故車のレッカー移動
レッカー車の手配は保険屋がやってくれますし、レッカー料金10万円までが保証の範囲に含まれています。駐車違反で活躍するようなレッカー車ではなく、多くの場合はセーフティローダー(車積専用車)で運ばれることが多いかと思われます。私の車はこのセーフティローダーに積まれて運ばれました。
また、公式には10万円を超える分は自己負担と言うことになっているようですが、もし事故現場が自宅と遠く離れている場合(自宅まで10万円でレッカーできない場合ですから遠いでしょうね)、事故現場付近の業者で修理をした場合の修理トラブルやアフターサービスの問題などで問題が後で発生することもあるので、この辺りは交渉次第で規制がゆるむこともあるようです。自分の保険担当者の腕次第って事かもしれませんが…
ホテルの手配および、宿泊料金
事故が発生した時点で宿泊を余儀なくされる場合、2万円を限度に宿泊費が支払われます。またホテルの手配も保険屋が代行してくれます。私の場合長岡駅付近の一泊1.6万円のホテルと1.1万円のホテルのどちらが良いかと言うことになったのですが、1.1万円の方が駅に近いと言うことでそちらを選択しました。
それにしても保険屋負担の金だからとそのまま支払いましたが(後精算で、その場では立て替え払いが必要)、午前4時半にチェックインして普通料金支払うって正しいですか? 自分の金なら「半額にならんか?」と交渉するんですけどねぇ…ま、保険で支払うんですからねぇ。
帰宅の交通費
先の宿泊施設への移動も含め、事故発生から24時間以内の移動については一人2万円を限度に交通費が補償されます。事故現場から帰るだけではなく、本来の目的であった旅行などを楽しんだ後で帰ることができる訳です。
私の場合、母の一周忌の法事がありましたので、長岡から始発の新幹線で新潟に向かい、そこから在来線で実家へ向かって、本来なら折角実家に帰ったのですからのんびりしてきたい気持ちはあったのですが、宿泊をしたら交通費は補償されなくなってしまいますので、まぁその部分は泣く泣く当日日帰りと言うことで家に帰宅した次第。それでも2万円が補償されるのは本当に助かりました。
事故発生当時、電話を担当したオペレーターの人はその辺りが分かっていなくて、事故現場から帰宅する方向には支払いは保証されるけど、自宅とは別方向の本来の目的地への往復分に対しても交通費が出るのか分からないと言う話でした。それは昼頃に別の担当者が調べてくれて上記の条件ですと明確になったのですが、夜の担当者に「午前中は法事ですので、連絡は午後以降にしてくれ」と言うのが伝わっていなくて、坊様がお経を上げている時に電話が鳴ったのは減点対象でした。
代車としてのレンタカー
事故の日から30日以内の指定した10日間レンタカーを借りることができます。レンタカーは日額7000円以内と言うことで、まぁ自分の車と同じクラスの車種は望めません。取り敢えずカローラクラスよりマシなのが借りられるかどうかと言う事みたいですね。先ほど保険代理店の担当者と話をしたら、それはオペレータは杓子定規に言うけど、実際にレンタカーを借りる交渉をするのは自分たちなので、その辺りは腕の見せ所だと言うような事を言っていました。まぁ、その辺りは明日もう一度話を聞くつもりです。

これだけのものがついて、更に初回事故は免責額が0円で、等級も下がらないオプションがあるというのは本当便利です。この初回って言うのは一年の契約期間での最初の事故って事ですから、毎年一回の事故は安心です…ってそんなに事故を起こしてどうするってつっこみ話って事で。


地下鉄はどこから車両を…

「地下鉄はどこから車両を入れるんでしょうね?」なんて漫才がありましたが、先日の事故でそんな感覚に近い経験をしたんですよ。

事故のあとでレッカーを待っている時、「あれ、ここで車をレッカーされたらETCの料金はどうなるんだろう?」という考えが頭に浮かんだんです。
ETCで高速道路に入って、事故にあって、出る時はレッカーされて出る訳ですから高速料金はいつ払うことになるの? もし払わないとしたら、そのETCには入った記録だけがされている訳ですから、次回車が修理されて戻ってきて、改めて高速に入ろうとするとこれはおかしいとゲートが閉まってしまったりするのではないでしょうか。って事はわざわざ高速道路公団などの事務所に出向いて、支払いをして、その精算処理をする必要があるのでしょうか。面倒だなぁ、他の事故をした人たちはどうして居るんだろう。と、そこまで考えた時に「あ、高速道路はとっくにおりて居るんだから、ETCは何の関係もないじゃん」と言うことに気付いたんですけれどね。でも、「高速道路で事故を起こした車の高速料金はどうやって徴収して居るんだろう」これって、不思議じゃありません?

2005年02月12日(土) (自損)事故やっちゃいました

結論から言いますと、未熟なことに雪にハンドルを取られて車を壊してしまいました。深く反省。

関越自動車道を新潟へ向けて走っていると、赤城の先辺りから雪がちらつきはじめました。更に関越トンネルを抜けると本格的な雪となりました。しかし、昨年買ったミシュランのスタッドレスタイヤは圧雪路も凍結路も確実にグリップして居ましたので、かなり安心して走ることができました。
想像した通り、途中から除雪車が出てきてそれまで60km/hくらいで流れていたのが20km/h以下となってしまいました。こんな調子ならお金を取られないだけ一般道の方がマシと判断して、石打で一般道に出たのです。新潟のこの辺りは信号も少なく、深夜は車通りも少ないので雪がない時期は高速道路並みに速度が出る道です。それは雪があっても交通量の少なさから高速道路と同じ程度の速度では走ることが可能な道となっていました。
小出を過ぎて長岡が近づくとR17のバイパスは片道2車線道路となります。とても豪勢な道路です。そこで少し速度の遅いトラックに追いついたのが運の尽きでした。「これを追い越せばまたリズムよく走ることが出きる」そんな悪魔の囁き声に右のレーンに出て追い越しを掛けたのですが、隣の車に並ぶ頃までは確かに道には轍があってグリップをしっかり感じていました。しかし、抜き去った頃にはここには新雪が降り積もってとても不安定な道になっていました。多分、前にここを走った車は少し前で左の車線に入ってしまったのでしょう。折しもこの日は大雪が降り、気温も氷点下に冷え込んでいたのです。路面が凍結して、その上に粉雪のような雪が積もっている状態で、車は小刻みにふるえはじめます。じわじわ左に切って左車線に逃げようとしたのですが、車は一気にスピン状態に陥り、カウンターを当てても全く間に合わない状態でしたあっという間に車は右車線からまっすぐ道路左側の雪の壁をめがけて突進してぶつかってしまいました。幸いなことに後続の車は充分手前で止まりました。私の車が進行方向に対して直角になって道路を塞いでいます。エンジンは掛かったままですので、取り敢えずバックギアに入れて車を道路の端に寄せました。車は進行方向と逆を向いていますがそれはし方ありません。

車から降りてみると意外と被害は少ないようです。そう思ったけど、これは甘かった。
少なくとも車の形はしています。ただ、ヘッドライトは割れていますし、ラジエーターグリルも割れていますので、多分ラジエーターも駄目になっているでしょう。そしてバンパーは下半分が切れて垂れ下がっていました。走ろうにもこれを前輪が巻き込んで走れなくなるのは必至です。
警察と保険会社に連絡を取り、警察に状況を説明してる間、エンジンを掛けておいたのですが、(やはり)焦げるような異臭がしたためエンジンは切りました。

任意保険は昨年、担当の勧めるまま半信半疑で何でも付いたものに変更していたのですが、それが功を奏しました。

  1. 事故車のレッカー移動
  2. ホテルの手配および、宿泊料金
  3. 帰宅の交通費
  4. 代車としてのレンタカー
これらが全て保険の手配で全て補償の対象となるのだそうです。更に私は等級プロテクトオプションもつけていて、これが最初の事故なので、この事故に対する免責額は\0で更に保険を使っても等級は現状を維持と言うことなのだそうです。
今はまだ実家にいて合間に書いているので詳しいことは端折りますが、兎に角、私はお金を殆ど掛けずに車だけきれいになって帰ってくると言うことになったみたいです。丁度10万キロを前にエンジンやミッションをどう整備しようかと思っていただけに、これを機会に整備されたら嬉しいな…幸い怪我はありませんでしたが、事故は事故で、やはりまだ興奮気味のようです。やって嬉しい事故なんかありません。が、今回は保険に救われたなぁと思う次第。帰宅したら改めてその辺りを書いてみたいと思います。

2005年02月11日(金) ニュースから(ロナウド再婚/Google Maps/温泉掘削で炎上) / 実家へ

ロナウド再婚ジェット機チャーター
レアル・マドリードのFWロナウドが再婚する運びとなり、14日にパリ郊外シャンティー城で結婚式を挙げる。これにチームメイトなどを招待するため、ポケットマネーで250人乗りジェット機をチャーターした。

先日の地震ではF1の運転手M.シューマッハーが10億円を寄付したと言うことで話題にしましたが、やはり欧米のスポーツ選手などの給料はすごいものがありますね。テレビCMは見られる人に限りがありますし、常に成功するとは限りませんが、人気の高いスポーツでスタープレイヤーが一つ自社のマークを付けた宣伝効果を考えれば、テレビCMの制作費分かそれ以上の報酬があるのは当然なのかもしれません。
先日ニュースを賑わした青色LEDの開発報酬で、日本の会社は「会社の時間内での開発であり、一人で開発した訳ではない」と言って、殆ど無報酬を主張し、司法でさえ数億の価値しかつけませんでしたが、それさえあれば、その会社の名前の力やその会社の営業力など一切無くても売れるものなんだと言う事を認めず、そのLEDのもたらした利益を考えたらこんな安くは無かろうという単純な判断すらできない日本とは雲泥の差ですねぇ。

Google Maps β版公開
Googleが地図検索サービス「Google Maps」のベータ版を公開しました。まだアメリカとカナダなどの一部しか対象ではないのですが、その操作性の良さはYahoo!の地図と対抗して、より使いやすい環境ができてくるでしょうね。早く日本にも対応して欲しいものです。

温泉掘削現場でガス噴出炎上
東京都北区で、自動車学校跡地に流行の温泉施設を作ると言うことで1800mまで掘削を行った穴からガスが吹き出し炎上した。

ブームにのって温泉を見境無く掘削した結果ですねぇ。荒川河口には「江東ガス田」と言われるガス溜まりがあって、30年ほど前まではメタンガスの採取をしていたそうです。北区の辺りなら荒川河口から35km程度しか離れていないんじゃないですかね。そう言う意味では十分注意をしなければならない地域であったと思われます。とは言ってもそんなに最悪のことだけを想定している訳にも行かないでしょうし、この企業だけが悪いんじゃないですが、深々度地下水の利用は無制限にやったら今回のような事故もあり得るし、地盤沈下の可能性も否定できない訳で、こういう流行ものに対して柔軟な認可規制ができないと大事故に繋がるんじゃないでしょうかねぇ。行政の頭の固さがとても心配です。



実家へ

所用があって今夜から0泊2日の予定で帰郷する予定です。0泊2日なんて書くとハワイ日帰りみたいな行程ですね。でも、当然ながらそんな「ハイカラ(死語)」な訳はなくて、単に今夜から実家に戻って用事を済ませ、とんぼ返りをしてこようと計画をしている訳です。寝るのは車の中か実家で仮眠をするだけにとどめて一刻も早く帰ってこようと言う計画。なんでそんなに「一刻も早く」帰る必要があるのかは私にも不明です。

いま私が見る空は雲一つ無い晴天。ぽかぽか気分ですが、私の実家方面は雪だそうです。雪道(凍結路含む)を走ること自体は慣れていますのでそんなに怖いとは思わないのですが、問題は速度規制なんですよねぇ。高速道路は50km/h規制されているだろうし、除雪車が入ったら何のための高速道路かと言いたくなるような低速になってしまいますしね。かといって一般道におりたら夜は除雪なんかしていないでしょうから更に遅くなるんでしょうか。雪のない時期より3倍くらい時間掛かるんじゃないのと言うことだけが心配です。果たして朝までにたどり着けるんでしょうか…
取り敢えず車の中には羽毛シュラフが常備されていますので、途中で仮眠する必要がある場合も快適に眠れますが、寝る暇あるのかなぁ。

2005年02月10日(木) ニュースから(米農家が米万引き/児童福祉司増員/リアプロジェクションテレビ/サッカーの内容)

「うまい米食べたい」と山梨の農家が万引き
南アルプス市のコシヒカリ農家が「自分の作るコシヒカリはまずい。たまにはうまい米が食べたい」とスーパーで魚沼産コシヒカリ10kgを万引きして窃盗罪で起訴されました。
捜査幹部は「自分でうまい米を作ればいいのに」と言っているそうです。

万引きは悪いことなんて当たり前ですが、ことコメントについては農家の方が正しく、捜査幹部はやはり物事を分かっていないねと思うコメントですね。大変残念ですが、南アルプス市で新潟産コシヒカリに並ぶおいしいコシヒカリはよほどの奇跡があっても作ることはできないでしょう。いや、南アルプス市だけではなく、それが茨城だろうと、群馬だろうと、栃木だろうとはたまた宮崎だろうと同じ事です。それぞれの「コシヒカリ」を食べ比べてみましたが明らかな違いがあります。いや、それを食べて育った人には十分においしい米だろうと思いますけれど、食べ比べたらその味の違いは歴然です。「魚沼産」というブランドには私はこだわっていません。本来魚沼で生産される量より多くの「魚沼産」が存在しているから信じられない部分もありますしね。新潟でも岩船、白根、新発田、笹神(現阿賀野市)辺りのコシヒカリもとてもおいしいですし、魚沼産のような中間で混ぜものがされる可能性も少ないので私はこちらの方を愛用しております。ちなみに今は新発田産のコシヒカリを玄米で在庫しております。
米だけではなく、農作物は気候が育てるんですよ。人がいくら頑張って丹精しても与えられた条件以上に「おいしい米」にはならないのです。

万引きに繋がったことは同情の余地はありませんけれど、「おいしい米が食べたかった」というのは、米作りのプロとして素直な気持ちなんだろうなぁと思いました。そして、米のうまさに地域格差があることも分からずに十把一絡げにしか捕らえられない捜査幹部に、事件をまともに扱える柔軟な頭はないのかなと一抹の不安を抱いたニュースでした。

虐待対応で児童福祉司増員
厚生労働省は、子供への虐待が増えていることを受け、児童福祉法施行令で定める児童福祉司の配置基準を「10〜13万人に1人」から「5〜8万人に1人」に引き上げることとした。

これも「帳尻あわせ」というか、やることはやっていますという取り繕いと言う感じがしますね。この児童福祉司とはどんな資格のある人がやっているのでしょうか。そう思って調べてみると予想通り、実務経験は全く必要なく、単に大学(心理学、社会学、教育学)や専門学校でその課程を修めた人や医師と言うだけなんですね。つまり大学に入ったけど、ずっとさぼってすれすれの成績で卒業して、どこにも就職出来なかったから仕方なく仕事に就いた人も、「おれがおまえらの運命を握って居るんだ」と勘違いする人もみんな児童福祉司と慣れる訳で、本当に困っている人の為になる人は、今回の増員で増えるうちの何割何だろうと疑問に思わざるを得ません。大学なり専門校で教える知識が全く役に立たない都否定するつもりはありませんが、それを修めた側が正しくそれを使える資格があるのか、人の人生を左右する仕事だけにもっと厳しく選抜して欲しいと思う次第です。

ソニー リアプロジェクションテレビ発売へ
液晶テレビ、プラズマテレビで後れをとったSONYですが、リアプロジェクションテレビで巻き返しを図ろうとしています。
これは、普通のプロジェクタが前面からスクリーンに投影する方式なのに対して、テレビの裏側にプロジェクタを入れて後ろから投影する方法で大画面を実現する方式ですが、前面投影のプロジェクタは周囲が明るいと十分なコントラストが得られない欠点がありますが、これは周囲の明るさに影響されず、コンパクトにできる利点があります。市場としては活気付く様相を呈していますので、今後が注目される分野ではあると思います。

SONYのQUOLIAシリーズとして発表された今回のリアプロジェクションテレビですが、70インチと言うサイズも巨大ですが、値段も168万円とQUOLIAシリーズにふさわしい値段ですね。しかし、個人的に言うと、今までのQUOLIAシリーズはコストパフォーマンス(値段/性能比)が低すぎる印象があるんですよ。

昨年のオリンピックの辺りで、丁度後押しをするように地上波(アナログ)の打ち切りが発表され、「今がデジタルへの乗り換え時だ」と言わんばかりの商戦が展開されました。そして、私が使っているテレビはもう9年目ですからいつ寿命を迎えても仕方ないので、昨年従来方式の一番安いテレビに買い換えようかと言う案もありました。ええ、液晶でもプラズマでもなく従来方式のアナログのみ対応のテレビです。だって、液晶もプラズマもまだものすごく高いじゃないですか。ですから私は「どうぞ皆さんは争って買って、値段を下げることに貢献してくださいね」と願う事にしたのです。皆さんが沢山買ってくれることで量産効果が出て安くなるはずです。私はその安くなった頃に買わせていただこうかなと思った訳で、幸いうちのリビングは17畳ありますし、オーディオセットが大きなものばかりですので、テレビだけが薄型になっても何のメリットもない訳で、そう言う意味でも安い従来方式のテレビで問題ないでしょと思った訳です。でも結局今のテレビがまだ元気に動いているので買い換える必要なしと言うことで廃案となりましたけどね。
このテレビの寿命が尽きるまで使い倒したとき改めて次のテレビを考えますけれど、その時までにプラズマでも液晶でもリアプロジェクションでも種類は問いませんから、値段がぐんと安くなっていて欲しいなぁと思う次第です。

サッカーの内容について(結果は無視)
結果はどうあれ、昨日のサッカーの内容はかなり悪かったと私は思います。
よく言えば、北朝鮮の運動量が日本を圧倒していたと言うことなのでしょうけれど、アナウンサー(NHK Hi-Vision)は「ボールが良く回っている」と言いますが、私には「本当にそうか?」と思えました。確かに止まった人に向かってボールを出すのはそれなりに成功していたかもしれない。けれど、止まっているのですぐに相手が寄ってきて、ボールを次に出さざるを得ない。けど、どんどん苦しい所に追い込まれ最後にはボールを奪われてしまう。まるで「パックマン」を眺めているようでした。ボールを奪って攻撃につなげようとしても、「味方の裏にだしてどうするよ」と言う場面ばかりが目立っていましたね。そして、本当選手が全然動いていなかった。ボールを持っている選手が居るのに、その場にとどまって、まるで小学生のドッジボールの様にパスを待っている状態です。「動けや」と何度野次ったことか…これじゃあ勝てねぇよなぁと思っていた状況に変化があったのは、高原や中村が入ってきてからですね。北朝鮮の選手が2人、3人と寄って来てもきちんとボールをキープして起点となっていました。やはり、まだ国内組は海外組と差があるかなと言う気がします。多分、ジーコ監督は今回経験を積ませるための采配をとったのではないかなと思われます。確かに国内組には良い経験になったと思いますから。

2005年02月09日(水) ウィルス対策 / ニュースから(SASで無罪/ETC利用30%台/ワールドカップ予選始まる/南セントレア市) / 腐れマイクロソフトめ!

サーバーにしているデスクトップではトレンドマイクロの「ウィルスバスター」を、ノートパソコンではsymantecの「SystemWorks」に含まれるAntiVirusを使ってウィルス対策をしています。

どちらも今の時期に更新期日を迎えますが、どちらもほぼ1ヶ月ほど前から更新の案内をしてくれるので安心は安心です。しかし、トレンドマイクロは更新手続きを完了してしまえば、ソフト自体のバージョンアップもその料金に含まれて最新の環境にしておけるのに比べ、symantecの方はサポートが2年で終ってしまうんですよね。更に私が使っている「SystemWorks」にはウィルス対策機能である「AntiVirus」は含まれていますがファイアーウォール機能は含まれておりません。私の家ではFTTH回線へ繋ぐためにブロードバンドルーターがあり、全てのパソコンはそれを通してインターネットへ繋がる訳で、そのルーターにファイアーウォール機能がありますし、無線LANは無線LAN装置に登録したMACアドレス以外の装置からの通信を拒絶する設定をしていますので、わざわざ個々のパソコンにまでファイアーウォール機能を入れる必要があるのか疑問で、その導入を見送っていた次第。しかし、先日導入されたWindowsXP SP2に勝手に入っていた「セキュリティセンター機能」が「ファイアーウォール機能がない」とヒステリックに警告し続けるのがうるさくて、取りあえずと思って今回は「SystemWorks」と「InternetSecurity」のパック販売製品を買うことにしたのです。

注文をしたのは期限切れまで後5日という所だったのですが、例え案内には「数日から数週間かかる」と書いてあっても、大抵は2〜3日で届くのが常ですから、それを期待したんですよ。しかし、見事期待は裏切られ、待てど暮らせど送られてくる気配がありません。既に更新期限は過ぎてしまいました。さすがに遅すぎるんじゃないかと心配になって、先ほどサポートセンターへ連絡をしてみました。結果としては「InternetSecurity」が人気で欠品状態となっており、出荷が滞っているのだそうです。
「AntiVirus」の更新ができず困っているとこちらの状況を伝えたところ、暫定として「SystemWorks」の延長キーを貰うことができました。「もしここで注文していた製品をキャンセルしたらどうするつもり?」という悪魔の囁きを感じつつ、ありがたく延長させていただきました。いや、電話してみるものですねぇ。


ニュースから

睡眠時無呼吸症候群の被告無罪に
2002年8月和歌山県で乗用車を運転中に中央線をはみ出し対向車と衝突し、対向車に登場していた2人と、同乗していた1人にけがを負わせたとして業務上過失傷害罪に問われた大阪市の会社員に対し、大阪地方裁判所は「睡眠時無呼吸症候群(SAS)の影響で運転中に睡眠状態に陥った可能性がある」と求刑禁固2年に対し無罪を言い渡した。

近年稀に見るとんでもない判決だなぁと思います。こんな判決しかできないから地裁の裁判長なんだろうなぁと毒づくしかないですね。
私たちは運転免許を持って運転をすることで安全運転義務を負っています。運転をしている限り、安全に運行をする義務があるのです。病気だったから、その自覚症状がなかったからと言ってその義務がなくなるというのは如何なものでしょうか。3,652,334,566,223歩譲って、その刑事責任を問わないにしても、SASが完治するまでは二度と運転などできぬよう免許の取り上げなどの処置が必要なのではないでしょうか。病気だったから何の罪にも問いませんというのは、ぶつけられ重傷を負った人たちにあまりにも失礼でしょう。

ETCの利用率が初めて30%台に
国土交通省は全国の高速道路料金所での自動料金授受システム(ETC:えてこー)の利用率が30%を超えたことを発表した。同省は利用率を今年春までに50%、来年春までに70%まで引き上げる目標を掲げている。

私がETCをつけたのは2002年1月のことでした。丁度この雑記を書き始めた頃でしたね。
当時はETCの装置自身も4万円前後と高くて導入に躊躇していたのですが、割引制度があると言うことで導入に踏み切ったのです。ただ、私の場合ANAカードもそれまで週3回は飛行機に乗って居たのに、それだけ利用するからとANAカードを作った途端にその仕事が終って全く飛行機に乗らなくなってしまったのですが、このETCもそれまで日本全国へ車で移動する仕事だったのでさぞ便利になるだろうと思ったのですが、その仕事が終ってしまいましたし、その後の仕事でできた客先の最寄りICはETCレーンが無かったりして、そのメリットを100%享受したとは言い難かったんですよね。それでも月日は流れて、ETCレーンも徐々に増えてきましたし、お金さえあれば先に5万円分の前払いをすることで5万8千円分の利用ができるサービスや深夜利用なら通行料金が大幅に割り引かれるサービスが始まりETC利用へのシフトは拍車が掛かっているように思います。
ここで、4つ以上ゲートがあるIC等ではETC専用レーンを半分以上にする等の強攻策をとって、強制的なシフトを促したらどうかなとは思うのですが、そんな事をすると頑固に移行しない人たちが長蛇の列を作って渋滞を誘発してしまうんでしょうね。
兎に角、普及率が上がって、それに伴ってETCゲートも増え、スムースな料金所通過ができる時代になることを祈っております。
ちなみに高速道路を走っていて、ETCゲートを通過する車の量はかなり増えたとは思いますが、30%もいるかと聞かれたら「No!」と答えます。多分深夜通行する業務用車両の装着率が高いのではないでしょうかねぇ。

ワールドカップ予選今日から
19:30キックオフの対北朝鮮戦からワールドカップの予選が始まります。それにしても、ニュースソースがないからか、マスコミはくだらない取材を繰り返していますね。まぁ今に始まったことではないので驚きもしませんが。
曰く…
これまでの対北朝鮮成績は4勝4敗3分
最後に試合をしたのは10年以上前の話Jリーグ発足前の話で、その当時の日本はまだサッカーなんて言えるものをしていませんでした。ええ、「球蹴り」ですよ。何度も書いていますけれどね。兎に角ボールが自分の足下に来たら前へけり出すだけ。今マスコミが北朝鮮の攻撃について言っているように、兎に角後方から球をあげてFWが球をゴールしてくれるのを祈るだけ。よく言えばカウンターねらいですが、有り体に言えばレベルが低すぎて戦術なんて考えられる余裕がなかっただけです。それから10年で日本も北朝鮮もそれなりにレベルを上げたのでしょう。日本のがサッカーなのかと問われると、私は「まだまだ球蹴りの上級」と答えると思います。「自分の所に来た球を確実にトラップ出来ない選手が居る限りはサッカーとは言えないよ」と言うことです。でもJリーグ発足当時と比べたら格段にサッカーらしくなっていることは認めます。
軍隊のサッカー大会で優勝
「『あの』イタリアをも下した」とでかでか報じていましたが、『あの』イタリアとは『どの』イタリアなのでしょう。セリエAで活躍する選手やイタリア代表のだれが軍隊のチームにいたのでしょうか。シャラポアがロシア人だからと言って、ロシアの人が全てテニスの達人である訳でもありません。イタリアのサッカーは熱狂的で良いリーグがありますが、イタリア人ならサッカーがうまくて当たり前でもないし、イタリアの軍隊のサッカーチームが強いという前提がなんなのか全く分かりません。カバじゃないの?と言いたくなってしまいますよねぇ

まぁ、どんな試合になるかは分かりませんが、是非4対0くらいで快勝して欲しいと思います。

南セントレア市に反対相次ぐ
先月27日、愛知県美浜町と南知多町の合併後の名前を「南セントレア市」と決定した直後から抗議・反対の電話などが相次ぎ、今日(9日)名称を見直すことにして協議中です。

この名前は17日に開港するする中部国際空港の愛称「セントレア」にちなんで一緒に発展していこうと言うことで付けた名前だったらしいのですが、私が住民でもちょっと反対しちゃうなぁ。空港の愛称に町があわせるなんて安易過ぎますよね。もう少しまともな名前になることを祈っております。


腐れマイクロソフトめ!

これを書いている時に、ポップアップでメッセージが表示されました。「MicrosoftMessengerの新しいバージョンがあるから、ダウンロードしませんか?」と言う内容でした。そんなのはどうでも良いのですが、また後でメッセージが出てくるのもうるさいから取りあえずダウンロードだけして、もし再起動する必要があるなら後ですれば宜しかろうと「はい」を押したんですよ。
さすがMicrosoftですねぇ。無警告で再起動処理に入りやがりました。それまで書いていた文章は全滅。OSとは全く関係のない、たかだかメッセンジャーのインストールでどうして再起動が必要なのか私には理解出来かねますし、それを無警告でやれる無神経で図太いその面の皮の厚さを一度測ってみたいものです。試しにとホットメールやMSNメッセンジャーなどを登録してみていたのですが、そろそろ削除してしまおうかなと思っています。こういう所とはできるだけ接点を少なくしておきたいですからねぇ。

2005年02月08日(火) 保証期間内

私の車、買ってから4年と4ヶ月で走行距離が93,500kmほどになりました。

それだけ走ったからか、最近はアイドリング時にエンジンが息付きをするようになってきましたし、朝エンジンを掛けてすぐに走り出そうとすると、Dレンジに入れているにもかかわらず動力が伝わらず空回りするというような現象が出てくるようになりました。アクセルのレスポンス又はオートマチックトランスミッションのプログラムの問題と思われる急発進などの問題が他にも何点かあるのですが、その辺りの修理をしようとすると何十万円という費用がかかるのではないかと心配で半ば諦めていたんですよ。ところが一昨日、車屋に勤める友人に相談したところ、「エンジンやミッションは5年10万キロまで保証して居るんじゃないか?」といわれたのです。そんな訳で今日ディーラーに電話をしてみたらまさにその通りでした。

今週末は法事で車を使うので、その後対策をして貰う事になるでしょう。いやー、金がかかるなら「これ位我慢しよ」と思えたのに、保証期間で無償と分かると「すぐに修理しよ」になるんですから、人間っておもしろいですねぇ…地獄から天国ってこういう気持ちのことなんでしょうね。

2005年02月07日(月) ボールペンあれこれ

先日、トースターのカバーを作る布を買いに行った際、文房具売り場の横を通りかかって、つい足を止めてしまったんです。筆記用具30%オフ…これはお買い得ですよね。電話機の横のメモ帳用に鉛筆も欲しいし等と考え手足を止めたはずだったのに、気付いたら…

筆記具


ZEBRのHYPER JELLの金色と銅色、三菱のUni-ball Signoの黒とブルーブラック(太字)とブラウンブラック(超極細)とUni-ball Signo Rainbowのレインボーピンクとレインボートウメイ、サクラのTIARAのパールピンク、アクアマリンブルー、エメラルドグリーンにAquaLipのグロスピンク…およそ普通のメモ用には向かないものばかり買ってしまいました。しかし、ZEBRのHYPER JELLの銅色と三菱のUni-ball Signoのブラウンブラック(超極細)は結構お気に入りです。結構見やすくて良い感じです。(↓こんな感じ)
サンプル

まぁ、自己満足ですが楽しもうと思います。

2005年02月06日(日) トースターカバーを作ってみました / 乳首

1月23日の「ワゴン」で書きましたように、今までごちゃごちゃしていたカウンタ等を整理するためにちょっと工夫を凝らして、ワゴンを作った訳ですが、その上に乗っているトースターには蓋が無く埃が入り放題なため、それを防止するために、今まではあり合わせの布きれをかぶせていた訳です。しかし、なまじ半端に納得のいく布を使ってワゴンを飾ってしまったため、あり合わせの布では浮いてしまって気まずい思いをしていたので、昨日布を買って工夫をしてみました。

買ったのは45cm幅の麻布を50cmです。麻布は思ったより腰が強くて柔らかい布のようにトースターの形に沿ってくれません。どうしたものかと思ったのですが、一番簡単な解決策に落ち着ける事にしました。つまり、布を半分に曲げて、その両端を2カ所くらいずつ糸で縛るだけ。というものです。これをかぶせてお終いです。

カバーを掛ける前

カバーを掛ける前はこんな感じです。これにカバーをかぶせると…

カバーを掛けた状態

こんな感じになります。布が固いので、多分使っているうちにトースターには擦り傷が付いてしまうんじゃないかなと思いますが、ま、それも味でしょう。兎に角できるだけ手間を掛けずに見られるものにすると言う意味では成功したかなと思います。


乳首

シャラポアのせいかどうか知りませんが、見せ乳首なるものが話題になって居るみたいですね。風の噂で海外ではかなり前から流行しているとは聞いていましたが…

裸の所を覗かれた場合、日本の女性は下を隠すのに、欧米の女性は胸を隠すという話は有名ですが、欧米人は乳首を見せるのに抵抗が無く、日本人は抵抗があるというのはなぜなんでしょうね。どの辺りに「見られても構わない」「見られたら恥ずかしい」の境界線があるのか興味のあるところです…って、多分服の上からなら乳首のふくらみが見えても問題ないけど、直接見られるのはNGって事なんでしょうね。想像するのは良いけど、実際に見えるのはNGってこと?よく分かりません。結局、私にとっては、「(水につからないと言う前提で)水着と下着と何が違うの? 同じ格好なのに」という疑問と同じ壁にぶつかるんですよ。見せる目的の水着と隠す目的の下着って言われても、どちらも同じ形じゃないですか。水着なら、それを着て居るだけでどこから見られても平気なのに、下着の時はちょっと見えただけで大騒ぎをする…要は着る人の気持ちの問題でしかないんですよね。私はそう思うのですが、そう言う話をする機会のある女性は頑なにそれを認めようとはしません。「兎に角下着と水着は違うものなの」と。不思議です。いや、それを理詰めで白黒つけようとするのが良くないのでしょう。女性の下着は男性にとって永遠の謎で良いと思います。はい。

2005年02月05日(土) また…(宝くじを買うべきだ) / ニュースから(NHK/川にあった大金は/子供刺殺)

はぁ…また、当たりです。

1月20日、24日に続いて半月の間に3回目。
これって、今乱発しているんですかね?ネタとして書いてはいますが、実際にポイントにはそんなに興味がないのでいちいち調べたりはしていないのですが…そんなに確立が高いものでなければ、こんなことで籤運を使い疲弊する前に宝くじでも買うべきなのでしょう。どうしよう…


ニュースから

NHK元プロデューサー 搾取金で女性に貢ぐ
番組制作費流用事件で、詐欺の容疑で逮捕された元プロデューサーは、これまで私的流用を否定してきていたが、警視庁の調べで、知人女性へ高級家具や洋服を買い与えていたことが分かった。

金って使わなければ価値がないんですよね。ちょっとうまく立ち回れば大金が懐に入るとなったら、家や車を買ったりしたいでしょうけれど、そんなことをしたらばれてしまう。そう考えたらやることは豪遊でしょう。それも会社の人には内緒ですから、自分ひとりで遊ぶしかないのですが、それもすぐに飽きるでしょう。そうなれば後は女性へ走るしかないんじゃないんですかねぇ…裏金なんて、そういう楽しみがなければ手に入れる意味がなかったりしませんかね。それを私的流用はしていませんなんて言ったって、誰も信じないでしょ。ま、見つかったのは氷山の一角でしょうねぇ。つかまるまでいい思いをしたんだから、どうぞ、これからは相応苦しんでくださいね。

盗んだ大金、怖くなり川に捨てる
先日埼玉県の川から1700万円が見つかったのは、実は25歳前後の男女が埼玉県上尾市の会社員宅から盗み出した6000万円の一部で、気軽に盗みに入ったらものすごい大金があって、怖くなって川や山中に捨てたのだそうです。

そりゃそうでしょ。盗みに入ってみたら6000万円ものお金があったら誰だってびっくりするでしょ。でも、それを全部盗んでから怖くなって捨てるなんて、本当肝っ玉の据わっていないやつだなぁと思います。びびる位なら、最初から分相応の金額だけ盗んできたら良いじゃないの。全部盗み出したなら、思い切り豪遊でもすりゃいいじゃん。中途半端な小物の哀れな末路ってことでしょう。それにしても、かわいそうなのはこの盗まれた会社員ですね。盗まれただけなら兎も角、それを川や山中に捨てられて、果たして全額戻ってくるんでしょうか。6000万って言ったら、盗みに入るような程度の若者が一生掛かって返せるかどうか・・・まぁ臓器を売るなり、生命保険に加入していただくなり、裏にはいくらでも回収方法はあるんでしょうけれどねぇ…

子供が刺されて死亡
愛知県安城市のイトーヨーカ堂安城店で男が果物ナイフを持って、カートに乗っていた子供をすれ違いざまに刺し、更に近くの「ちびっこ広場」で女の子やかばおうとした女性を蹴るなどして逃走しました。
その後返り血を浴びたままの男は現場から1.2kmほど離れたあたりで逮捕されたそうですが、調べによると、この男は先月末に出所したばかりで、「人を殺せ」とお告げがあったなどと供述しているそうです。

人権を守る会などと思い上がっている人たちは、これでも「出所してきた人たちの権利は守られなければならない」というでしょう。「全ての人がそうするわけじゃない」とも言うでしょうね。でも、全員がそんな温かい目で見てくれるわけでもないし、前科者と詰めたい目で見られたと逆上して自棄になると言う悪循環をするのも、その人たち特有のものでしょう。温かい目で見たいけれど、こういう事件があると、そういうのも難しくなってしまいます。
広場などに行くと、鳥や野良猫にえさをあげる人がいます。周辺に住む人は迷惑だからやめてくれと言うのですが、その人たちは「かわいそうだから」と答えます。しかし、実際には自分がさびしいから、そういうことで紛らわせているわけで、自分は責任を持たないくせにおいしいところだけを持っていこうとしているわけです。本当にかわいそうだと思うなら、自分が面倒をすべて見たらいいのです。
人と動物を一緒にするなと言う方もいらっしゃるでしょうが、同じです。罪を犯すと言うのは、その人が一人前ではないと言うことです。精神的に大人ではないと言うことです。成人した人だから出所したら普通の人とみなすのではなく、出所して誰も面倒を見てくれる人がいないのでなければ、監視をつけるなりしてくれなければ「善良」な市民は安心できないのではないですかね。どうか「まじめに働いている人」と「まじめに働くことを期待されている人」を同じ土俵に上げないで欲しいと思います。そして、人権を守ると言う人が、そういう人たちを責任を持って面倒を見てやって欲しいと思う次第です。

2005年02月04日(金) ニュースから(バレンタイン/振り込め詐欺/汚水違法廃棄)

バレンタイン
大阪阿倍野区の近鉄百貨店には高さ2.1mで40kgのホワイトチョコを使った自由の女神像が展示され「女性の恋の行方を見守る」イメージを演出。
名古屋市中村区の近鉄パッセでは、その場で撮影する写真や持ち込んだ写真、イラストなどを食用インクでホワイトチョコに印刷する「プリチョコ」が売り出された。9cm角1500円、4cm角で500円。

自由の女神って「移民を迎えるため」南東に向かって(船の入ってくる方向)たって居るんですよね。レディ・リバティには「行方を見守る」というより「暖かく迎え入れる」というイメージが強いため違和感がありますけど、そう強く主張されると「そうかも」と思っちゃう説得力があるかもしれません。
「私を食べて」…まさに言葉通りに自分の写真を印刷したチョコをプレゼント出来るのはおもしろいと思いますが、「ありがとう うれしいよ。ムシャムシャガリボリ ゴクン」と食べられる男性はいるのかな。どうでもいい人から貰ったものなら兎も角、好きな人から貰った場合は賞味期限である3ヶ月を過ぎても食べられず、冷蔵庫の肥やしになってしまうんでしょうねえ。そして、それは忘れ去られ、その彼女と別れて、新しい彼女が家に来た時に冷蔵庫の奥底から出てきて時限爆弾のような効力を発揮する…イエス様は足で踏むだけでも「おら、できねぇだ」と言う人が居たというのに、囓る事ができるなんて…それで振られても知りませんからね←余計なお世話。もらえない者の僻みです。はい。

振り込め詐欺
楽天イーグルスのファンクラブをかたって入会金をだまし取ろうとする電話があったようです。また、選抜高校野球大会に出場を決めた高校のOB宅へ寄付金を依頼する電話が掛かってきているという事で学校側は注意を呼びかけているそうです。

「楽天イーグルスのファンクラブに入りませんか?」と勧誘し、入会金はこちらへと示した口座は個人名義。それで不審に思って詐欺だと気付いたらしいです。
また、選抜高校野球大会に出場を決めた学校のOB宅に「新聞広告を載せるため」等と電話があったそうです。実際に出場が決まると、さまざまな事に多額のお金がかかります。ハイエナのような業者が群がっても来ますしね。ですからOBに寄付をお願いすると言う事も実際にあるので、これが本当かどうか判断はとても難しい事でしょうねぇ。
それにしても、学校側の「注意を呼びかけている」って「どこで?」と思ったのですが、「結局、学校のホームページ上で」なんですね。それって、多くの人に伝わらない自己満足でしかないように思うんですけれどねぇ…

兎に角、詐欺にご注意ください。

排水垂れ流しは「現場の独断」と説明
製鉄大手のJFEスチールの東日本製鉄所千葉地区がシアン化合物などを含む汚水を海に排出しながら水質データを改ざんし報告していたのは現場の独断だったと社長が記者会見で説明をしました。

この会社のものではありませんが、私も某工場の水質データ計測プログラムを納品した事があります。さまざまなセンサからデータを取ってきて、市や県へ提出する水質データ報告書を作成するプログラムです。
単純に考えたら「絶対に改ざんができないプログラムを作ればいいじゃん」と思う訳ですが、データ取得のタイミングやオペレーションなど様々な問題で、正しいデータが作成できないことがあるのです。単純に毎日の排出量から1日ごとの平均を求めると言うものも、計算は「日ごとの排出量の和」を排出量を記録した日数で割ればいいのですが、日数が1日少なくなっただけでも、数値は大きく変わってしまいます。本来はそんな事にならないようプログラムを作ればいいのですが、現場では毎日何かが起きていますから、いつもマニュアル通りに動かせる訳でもないのです。そんな訳で、どうしても後から「正しい値に」修正出来る仕組みが必要になってきます。
今回の事件について、会社ぐるみだったのか、現場の独断だったのかは重要ではない気がします。問題なのは会社としてその改ざんデータを報告し続け、それをチェックする機構がなかったと言う事。結局は会社の問題であると言う事ですから。
そして、同じようなシステムを納品した事があるだけに、こんな風に改ざんされて報告されていたと聞くといたましい思いがします。そして私が納品した奴は大丈夫なんだろうなと心配になってきます。
改ざんした報告書に何の意味があるのか。確かにその基準値が設定された意味がどこにあるのか疑問に思う事もあります。わずかに超えたってそんなに変わるはずがないと思うのもありでしょう。でも、そう言ったら基準値などは何の意味もなくなってしまいますよね。「もう少し」「もう少し」となって行くに違いありません。無意味であろうとも、どこかで値を決めなければならないのです。どうか厳粛に受け止め再発のない仕組みを作って欲しいものです。プログラムを操作するのは人です。そして人を管理するのは会社ですから。

2005年02月03日(木) ニュースから(三菱欠陥を放置/指定外来生物指定に意見募集)

三菱、大型車の欠陥を放置
三菱ふそうトラック・バスは2日、'83〜'94製造のトレーラーに対し「プロペラシャフトの結合部に不具合があり、脱落する可能性がある」とリコールを届け出ました。
'87から昨年10月までに44件の不具合(内、物損事故3件車両火災1件)が報告されていましたが、全て「整備不良」として欠陥を放置していたとの事です。

昨日、「そう簡単に体質が変わるとは思えないんです。」と書いた三菱自動車ですが、もうこれですよ。'83と言えば22年も前の話です。今年成人式を迎えた人はまだ種にもなっていない時のトラックですよ。今頃になって漸く不良があったと認めてもねぇ。
過去がどうであれ、本当に反省をしてやり直そうと思うのであれば、それまで隠していた事を徹底的に洗い出して対処をするでしょう。しかし、三菱のやり方はばれた分だけ仕方なく公表していくと言う感じで、性根が腐って居るんじゃないのかなぁと思わざるを得ないんですよ。果たして三菱の車に安心して乗れる日はいつ来るのでしょうねぇ。

オオクチバスの特定外来生物について環境省が意見募集
環境省は、オオクチバスの入った「特定外来生物」指定候補リストについて、一般からの意見を3月2日まで募集している。

日本には本来いない生物が自然界で繁殖をしています。単に輸入したものに付いてきた種が風で飛ばされて繁殖した植物のような例もありますが、ペットとして飼っていたものが逃げ出したり、捨てられたりして野生化したものや、意図的に放流されたものなどもある訳です。今回問題になっているのは釣りの人が自分が楽しみたいために外来種の魚を勝手に放流し、それが生態系を著しく破壊していると言う事なのです。鰐や毒をもつ生物などをペットにして、飽きたからとか、面倒になったからと捨ててしまうと言うのも悪質ですが、自分の楽しみのために「無い頭で何も考えずに」放流をする阿呆にも腹立たしいものがあります。

特定外来生物に指定されると、飼育、運搬、輸入、譲渡、放流などが規制され、更に必要に応じて国や自治体が駆除できる事となります。そのため、オオクチバスの指定には、釣りを趣味とする人の組織的反対意見が多いのではないかという見方も強いようです。私は個人的に指定されて欲しいと思います。

どちらの意見であるとしても、意見をあげたい人は次の何れかの方法で、住所、氏名、職業、電話番号など連絡先を明記して意見をあげてください。

mail:〒100-8975 環境省野生生物課
facsimile:03-3504-2175(21時まで)
e-mail:gairai@env.go.jp

2005年02月02日(水) ニュースから(三菱前年比増と一太郎製造禁止判決) / 高山市 / 雪

三菱自動車1年2ヶ月ぶりに前年比増
販売不振が続いていた三菱自動車が1年2ヶ月ぶりに前年同月比2.4%増となった。昨秋発表されたコルトプラスの売れ行き好調が原因のようです。

果たして三菱自動車は信頼できるメーカーに代わったのでしょうか。
リコール隠しが表面化した後もこまめにリコールが噴出しているあたり、そう簡単に体質が変わるとは思えないんです。でも、社会的には禊は済んだと思われているという事なんでしょうねぇ。

私が三菱の車を苦手とする理由の一つに、三菱の車には「電子制御装置てんこ盛り」と言うイメージがあるんですよ。今はどのメーカーでも「てんこ盛り」なんですけれど、特に私が乗ったことのある三菱の車の「てんこ盛り」が微妙にバランスが悪くて怖い思いをしたというのがあるんです。
「てんこ盛り」の代表的なものを次にあげてみます。
  1. 気圧変化などに影響されないように→燃料噴射装置
  2. 早く走っている重い車体を確実に止めるために→ブレーキ制御装置
  3. 路面状況が不安定なところでも確実に走行できるために→駆動力分配装置
  4. 路面の凹凸を拾わないように→懸架装置

私にとって、この中であっても良いかなと思うのは燃料噴射装置だけです。
そして雪国の人にはブレーキ制御装置もあったら便利かもしれません。いや、あったら便利と言い始めたらどの装置も当てはまるんでしょうね。

燃料噴射装置を認めているのは、従来のキャブレターという燃料供給装置は負圧を利用してガソリンを霧化しますので気圧に敏感で、平地で調整した車で山を走ると燃料が供給されにくくなってエンジンが息つきをしたりしますし、平地で走っていても多気筒エンジンなら、経年変化によって各気筒間のバルブタイミングが狂ったり、極端に言えば車体が前後左右に傾くだけで負圧が変わって正しくガソリンを供給できなくなる事があるのです。しかし、ガソリン高圧で圧縮して、コンピュータでタイミングを見計らって噴射させるインジェクション装置は気圧や傾斜に関係なく安定した性能を発揮させることができるので意味があると思うのです。しかし、それ以外の装置は本当に必要なんでしょうか。

確かに年に何回かは恩恵に預かる場面があるかもしれません。しかし、その殆どはなくても何とかなる状況ですし、この手の装置が付いているがために、普段から危機意識を持たないのでパニックに対して鈍感になり、慢心してしまうんじゃないかと言う気持ちが強くあります。更に車が自動制御で踏ん張った分、車がこらえ切れなくなったときにはとんでもないパニックが待っていると想像されます。「そんなパニックに陥るような無謀運転をしなければ良い」というなら、「それならば、これら装置自体が必要になるような運転をしなければ良い」という事にも通じます。
これらの車に搭載された装置は「より安全に」と言う目的で開発をされているのだと思うのですが、「安全に、快適に」と言う命題から、車の性能がどんどん良くなってきている訳で、ある意味「車が高性能になってきたので人間の能力だけでは制御しきれなくなってきている」とも言えるのではないかと思うのです。それに対して「そんな怖い機械は作らないで下さい」と思う訳ですよ。車は人間が自分の頭で判断して、手足を使って制御をする機械なんです。ただでさえ「走る凶器」とも言われている物なのですから、その能力を超えて機械に頼らざるを得ないような機械を作って欲しくないと思うのですが如何なものでしょうね。
そんな事を三菱の車に乗って強く感じた次第です。

「一太郎」「花子」特許侵害で製造禁止・廃棄判決
松下電器産業の特許を侵害したとして、東京地裁はジャストシステムの「一太郎」と「花子」の販売差し止めの判決を下しました。ジャストシステムは控訴する方針で、「この特許は無効だ」として今後も争い、販売は続けていく予定との事です。

ヘルプと言う画面上のボタンをクリックした後、自分が知りたいボタンをクリックすると画面にそのボタンの説明が表示されるという仕組みを松下電器産業が89年に特許申請し、98年に登録されたのだそうです。そして両ソフトはその仕組みを使っており、松下が特許使用料を支払えというのに、ジャストシステムがそれに従わなかったから提訴に踏み切ったという事のようです。
何年か前にどこかの大学教授と称する人が「ネットでの売買をするモデルの特許を取った」と発表した事がありました。既に普及しているネット販売の手法をモデル化して特許を取ったから、今それをしている人たちは私に特許使用料を支払いなさいと騒いだんですけれど、それはその後どうなったんでしょうね。
今回の件もそれに似たようなもののように思えます。89年といえばWindows2.0という殆ど実用にならなかった物が動いていた時代です。そういうものを使って特許を取れる仕組みを先取りしていたという努力は認めますけれど、ユーザーインターフェースに特許を認めるって言うのは正しいやり方なのかなというのが素直な感想です。ソフトウェアの権利を守るという意味では今回の松下電器産業の行動は正しいと思いますが、心の中のモヤモヤは晴れません。

蛇足ですが…
我が家には「Jx-WORD太郎」があったりするんですよね。
そして、年々バージョンアップを重ねる一太郎ですが、私が思うに一太郎はVer.3が一番の名作でした。ESCメニューによる軽快な操作とFD一枚に収まるコンパクトなつくりと、必要にして十分な装飾機能。実家に帰ると未だ一太郎Ver.3を使って文章を書くことがありますよ。まだそんな実行環境があるというのもある意味すごいかもしれませんが、ZeitのJ'sWordが動く限りこの環境はなくなることがないんだろうなぁ…

asahi.comでは「特許侵害認め、「一太郎」「花子」の製造禁止・破棄命令」と言うタイトルで紹介されていますが、判決ではすぐに効力を及ぼす仮執行宣言は「相当ではない」と付けられなかった為、「命令」ではなく「判決」が下ったとここでは表現いたします。



高山市

昨日、近隣の9町村と合併して、日本一広い面積を持つ新「高山市」が誕生したそうです。
高山の辺りから郡上八幡のあたりに掛けて何度か旅行をしたことがあります。とてものどかで良い場所ですね。新聞の広報を見ていたのですが「あの時泊まった四十八滝もあそこもここも全部高山市かよ」と突込みを一人で入れてしまいました。
それにしても大阪府や香川県より大きな面積に人口は97,497人だそうで…大半は山なんですけれど、府県より市が大きいなんてすごい事ですよね。素直に感動しました。
今まで日本一だった足寄町は「走っても走ってもお釈迦様の手のひら」と言う感じで、どこまで走っても足寄町と言うイメージだったのですが、この高山市はどういうイメージになるでしょうねぇ。雪がなくなったら是非行ってみたいと思います。



記録的な大雪で、新潟県十日町市で283cm、岐阜県白川村で219cmだそうです。そして普段あまり雪とは縁のない南国にも積雪があったそうで、高知では「18年ぶりの大雪。積雪6cm」だったそうです。片や2mを超える雪で大雪と騒いでいるのに、片や6cmで騒いでいる。もし、十日町で積雪6cmだったら住んでいる人たちの反応は「今年は雪降らないなぁ」でしょうねぇ。地域によって反応が違うのは分かりますが、なんか滑稽に見えた6cmでした。

2005年02月01日(火) 悲鳴を上げそうになった事 / 気になる事

昨日外から帰って、鞄からノートパソコンを取り出してメールチェックやここの雑文を書いたりしていたんですが、どうもキーの具合がおかしいのです。
[S]や[D]や[Z]のキーがうまく反応しないんですよ。押しているのに反応せず、意識して強くたたきつけるように打って初めて反応する状態です。壊れたかと思いつつ、キートップを外してみたら…写真を撮るのに躊躇するくらいのゴミがキーの下から出てきました。大量の髪の毛や埃がからみついて居るんです。うわーと思いつつ、別のキーを外してみると、いつかコーヒーでもこぼしたのか茶色い塊がこびりついていたりします。ピンセットとエアダスターを持ってきて大掃除をする羽目になりました。全体的に広がる埃と髪の毛を根気よく取り除くこと約1時間。苦労の甲斐あってキーは元のストロークを取り戻しました。それにしても、このゴミの溜まり方はびっくりでした。Panasonic CF-W2は、キーボードの下はトレー状になって、キーの可動部分はゴムブーツで覆われ、ゴミがそれ以上下に行かないようになっているからそこに溜まっちゃうんですね。

考えてみれば、数ヶ月は掃除をさぼっていたかもしれません。据え置きではなくて外に持ち出したりもしていますので埃は溜まりやすいんでしょうねぇ。もっとこまめにエアダスターなどで埃を吹き払ってやった方が良いみたいです。皆様におかれましても、キーボードはこまめに掃除をした方が宜しかろうと思います。キーボードを逆さまにして振ってみるだけでも、びっくりするくらいゴミが出てくる事がありますよ。悲鳴を上げないように覚悟をして実行してみては如何でしょうか…


気になる事

テレビやネットでニュースを見て気になった事…
マイケル・ジャクソン
言い尽くされている事ですが、あの顔、とても気持ち悪いです。「テレビに出てくんな。しっしっ」と言う感じです。白人にあこがれて無理矢理整形を繰り返して気持ち悪い化け物になってしまった哀れな見せ物と言うところでしょうか。多分「べらんめぇ」の語源と言われる「べらん」と言う女性もこんな異様な姿だったのでしょうねぇ。

マリア・シャラポワ
美人ですねぇ。でも、それとテニスは別でしょ。会見は会見の場所でやればいいのに、わざわざ成田空港だのあちこちに追いかけて行くって…
成田空港などでアポなしのインタビューを試みるのがテニスの選手に対して正しいアプローチなんでしょうか。テニスの会見なのか、アイドルの追いかけなのか、マスコミが混同してどうするんでしょうねぇ。
空港では無言で不機嫌そう、会見場所では笑顔で「大好きな東京に来られて嬉しいです」…プロとして当然の態度だと思えますよ。仕事の時間以外に愛想を振りまく必要はないですものね。プロなんですから勝手に映像を撮るなって思うでしょうね。仕事の時間以外邪魔するなって思うでしょうね。それもアポなしに押しかけてくるのがパパラッチのようなヤクザじゃなくて、局のクルーだって言うんだから驚きですよ。

中村七之助
21歳の若造が羽目を外して飲み過ぎるなんていくらでもある事でしょう。
たまたま酔っぱらって無謀な行動をした相手がタクシーで、そこに交番があって警官が近くにいたと言うだけで、これよりもっと無謀な酔っぱらいは町にはうようよいると思いますよ。全てを酒のせいにして責任を逃れる事はできないとは思いますが、そんなにテレビで報道されるような重大犯罪なんでしょうかね。「融通の利かない」「鈍くさい」「権力を振り回したい」「つかえねー」警察官の横暴の犠牲になったと考える方が正しいような気がします。こんなのは公務執行妨害などを適用するよりトラ箱一泊で頭を冷やすだけで充分でしょ。これを基準にしたらかなりの人が前科持ちになってしまうような気がします。

小泉内閣
支持率が33%と過去最低になったみたいですね。以前は今までにない、自分の意志をしっかり持ってはっきりと物を言う態度に好感を持てたのですが、今は屁理屈大王という感じで支持率が下がるのは納得できるなぁと思います。が、政権継続支持率は微増したそうです。要は小泉内閣は嫌だけど、それに変わる事ができる人が全然いないという事なんでしょうねぇ。情けない状態です。

チャールズ・ジェンキンス
記者会見で金正日総書記を「邪悪な男」と批判したとか…でもね、わざわざ米軍を脱走して自分の意志でそこに行った訳でしょ。チュチュ思想とかと言う社会主義のあり得ない妄想的理想を現実と混同して、それにあこがれていったんじゃないの?人を批判する前に自分の愚かさを反省しなさいね。自分の意志でやって失敗した責任を人に転嫁するのは見苦しいです。



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