つらつらきまま


2008年05月30日(金)
「スパイダー」だ!


お友達から来月に野音であるGO!GO!7188のライブのお誘いを受けたので行くことになった。
 嬉しい。
 野音でカッコイイロックを聴いた翌日は、三鷹で鶴瓶さんが出る落語会。
 GO!GO!7188から笑福亭鶴瓶まで、私の好きは幅広い。

「竜舌蘭」以降のGO!GO!7188のアルバムはご無沙汰なので、それ以降に出したアルバムをチェックしたら、数日前に「虎の穴2」が出たようなので、収録曲を見ると「スパイダー」というタイトルの曲が。
 もしかして!とわくわくしながら試聴すると、間違いなくspitzの「スパイダー」のカバー!
 spitzの「スパイダー」は、どんな状況や時期でも5本の指に入るほど好きな曲ということと、正直いって全く売れなかったこの曲をカバーしてくれたことの2点に、ついつい顔がほころんだ。
 「虎の穴2」は絶対買おう。

先週は出かけていたので聞けなかった「日曜日のそれ」のHPを見たら、先週の放送で鶴瓶さんはこれまたspitzの「リコリス」を掛けたらしい。
 正直いって知らない曲だが、鶴瓶さんが掛けてくれただけで嬉しい。
 多分良い曲なんだろう。

BS11で3時間半もあった「テレブリッド」をだらだらと見る。
 私は「テレバイダー」は見たことが無いので、「イグザンプラー」からの視聴者だが、あらゆる人やものをおちょくったような企画が目白押しで、テレビから漂うぐだぐだ感は何ら変わっていなかった。
 合間合間で挟んでくる速報は好きだ。
 裏番組である「金曜プレステージ『ひみつな奥さん3〜イケメンホスト殺人事件〜華麗なるホストの世界で起きた連続殺人事件の謎を元銀座No.1人気ホステスが暴く!』」の犯人がリュウジさんという人じゃないことが見なくても分かるし、Mステのゲストに出たマライアの衣装がなかなかだったらしいことも分かるし。

NHK衛星第二でやっている高校の部活訪問番組に若手お笑いコンビがリポーター役で出ていたが、よくよく見たらりあるキッズだった。
 ついこの間までは、(子供が無理矢理背伸びして大人ぶって)とか、(この子ら若いのに、いとこいさんみたいな雰囲気だなぁ)とか思ったりしていたが、いつの間にやら2人とも年相応のビジュアルになっていた。
 芸歴はM-1出場資格を軽く超えているけれども、見た目だけはbaseに出て2〜3年目の若手芸人という感じ。



2008年05月29日(木)
今年初にして上半期唯一


強烈過ぎる鶴瓶関連運とは対照的に、今年に入って全く縁が無かったチハラトークに行ってきた。
 実に約半年ぶり。
 出て来た時に熱烈な拍手が長めに行われた時は(おや?)と思ったが、(あぁ、これぞチハラトークのクランケ)と思わずにやっとするようなこともあった。

 それはゲストトークの時。
 今日のゲストはニブンノゴ!で、プライベートはジムで身体を鍛えまくっている、とリーダーが話すので、「じゃぁ、その身体見せてーや」と頼むジュニア。
 普通のライブだったら、すかさず客も拍手を送るけれども、なんといってもこのライブは「千原兄弟を見に来てるのに千原兄弟に黄色い声援を送らない」人達が集うチハラトーク。
 拍手量はどう頑張っても4割ほど。
 いざ、リーダーが筋肉を見せるためポーズを取ったら、拍手は2割ほどに減少。
 右、センター、左、と各ブロックにポーズをしてくれたリーダーが若干気の毒に思えた。
 
 帰り道、「あーぁ、もうちょっとみんなリーダーの時拍手してくれてもいいじゃん」とニブゴ!ファンらしい女の子がぼやいていたが、その子のツレが「だって、千原兄弟にもやらないことをリーダーにやる訳ないじゃん」と冷静に諭していたのには笑った。

せいじさんはある番組の企画で、後輩にキレるというどっきりの仕掛け人に抜擢されたので、どのレベルのキレ方なら良いかなど散々打ち合わせをしたのに、いざ本番となってオーダー通りのキレ方をしてみたら「怖すぎるため使えません…」とお蔵入り寸前まで行ったらしい(結局、なんとかソフトに見えるように番組スタッフが苦心して編集したので放送されたそう)。

 トーク中に何度も「だって、俺プロやから!」と連発していて、その時は普通に“プロだから”の関西弁という感じで聞いていたが、家に帰って文字にしてみると、「プロヤカラ」という風に読めなくも無く、(うん、確かにせいじさんはプロのヤカラだわ!)と清清しくなった。

ジュニアと舞台で共演していたEXILEからお花が届いていた。
 礼儀正しいというか律儀なグループだ。
 ジュニアの舞台振り返りを聞く限り、かなりぐだぐだなハプニングをジュニアは起こしたみたいなので、舞台を見に行ったEXILEファンの感想が気にかかる。
 



2008年05月25日(日)
限定最強運

チハラトーク6月分チケットは発売日を間違えて取れずじまい、という情けない結果に終わったが、「大銀座落語祭先行」はそんなことがないように念入りに目覚まし掛けていつものぴあへ出発。
 今日は6人ぐらい並んだが、私以外にも2人大銀座〜のチケット目当てだった。
 2人ともジュニアが出る日目当て。
 私は散々迷ったものの、結局鶴瓶さんが出る2公演だけにする。

結果、どちらも(んー、誰がどう見ても気合い入りまくりだ)と思う席。
 今年の私は鶴瓶さんに対してのみ物凄い強力なチケット運を発揮すると見た。
 ちなみに今年で大銀座〜は最後なので、関係者席も招待者席も設けないことにし、見に来たい人は一般と同じように自分でチケットを買って入ってもらうらしい。
 そういうのは良いなぁと思う。



2008年05月24日(土)
おもちゃ


「BREaTH」のコピーや大昔の雑誌切り抜きなどを渡しに新宿へ。
 実家にあったものなので、一番新しいものでも03年春頃。
 古いものだと、「ピストルズ」の取材記事なんていう10年以上前や「2丁目劇場シール」なんてものもあった。
 結構喜んで頂けたようなので良かった。

別れた後、渋谷パルコで行われている古本市を見に行く。
 立川談志著作本が割と出ていた。

 古本市の横にある新刊書店で演芸関係の本を見ていたら、橘蓮二さんの新刊を発見。
 「高座のそでから」の続編で、「高座〜」に載っていた7人以外に新たに4人が追加。
 その4人の中に鶴瓶さんが!
 鶴瓶さんのリクエスト、ということで松尾貴史氏が鶴瓶論を寄せていたが、その内容がファンならではのもので、この松尾氏の文章に惹かれた形で「落語十一夜」を購入。

 一番共感したのが、鶴瓶さんは逸脱する行為自体をおもちゃにしていて、そのおもちゃは全国のファンにとっても格好のおもちゃで、未来の鶴瓶さんにとってもおもちゃになるのだ、というところ。
 好きな人が書く文章って本当に良いなぁ。



2008年05月22日(木)
誕生日は野音を狙います


大銀座落語祭スケジュールが発表されたが個人的には(うーむ…)な番組表。
 絶対にあるしやる!と踏んでいた「笑福亭鶴瓶の会」は無くて、笑瓶さんと親子会。
 笑瓶さんに罪は無いけれども、今年で大銀座落語祭は最後なのに、それに「六人の会」のメンバーなのに、個人の会はないの…?とがっくり。
 去年の大トリ、もしかして評判悪かったの?とやきもき。
 おまけに日程は、最も恐れていた“平日18時開演”の会場。
 2番手に組まれているとはいえ、定時上がりでは間に合わない。
 笑瓶さんがやる落語は私が知る限り「一日早い死神」しかない。
 笑瓶さんがやった後に師匠が「鶴瓶版死神」をやってくれたら嬉しい限りだが、似たような、というか殆ど同じ噺を続けてやるだろうか?という疑問もある。
 
 鶴瓶さん以外で見たい落語家が三遊亭遊雀師。
 ところが、遊雀師が出る日は別会場に鶴瓶さんが出る。
 メインは桂雀三郎さんの「らくだ」なので鶴瓶さんがここで「らくだ」をやることはまず無いだろう。
 それはいいとしても、果たして落語をやってくれるのだろうか、桂吉朝師の三回忌追善興行の時のように普通のトークゲストだったらどうしよう、とこれが初落語且つ初鶴瓶となる友達を誘う予定の私の心配は尽きないばかり。

誕生日の7月19日に鶴瓶さんの大銀座落語祭出演日が被ったら…という危惧があり申し込んでなかったゆらゆら帝国の野音ライブに手を出そうと思う。
 当たる気はしないし、仮に取れても、どうも私は雨女らしいのでテンション下がる雨の中行く羽目になる可能性が高いが、少しでも可能性があるならば頑張ってみたい。
 この日はゆらゆら帝国のボーカル・坂本慎太郎さんと生き写しとしかいえないカリカ・家城さんも誕生日。

7月19日でとうとう三十路突入。
 今のところ、思ってたよりもあまり嫌ではない(負け惜しみっぽいけれど)。
 年齢を考えたら許してもらえないことが増えていくと思うけれど、この年齢になったから気にならなくなったことも増えるような気がする。
 ただ、幼稚園〜小3ぐらいまでのホームビデオを見ていると、無邪気に笑っている私が想像していた“30歳の自分”には確実になってないなぁ、とすまない感じになる。
 もっとも、そんなに悪い人生という訳でもないが。
 むしろ、トータルで考えたら割と面白おかしい。
 特に20代最後の1年は良いことにせよ悪いことにせよ、<まさか我が人生にこんなことが起こるなんて思わなんだ>ということが次々起こり、気が抜けない。



2008年05月20日(火)
こんなところにも笑福亭


「笑酔亭梅寿謎解噺2 ハナシにならん!」が文庫化されたので購入。
 既に持っているハードカバー版は後ほどBOOK OFFに持って行くことにしよう。
 省スペースを心がけねば。

 何度か既に読んでいるとはいえ、お昼休みにもう一度パラパラ読んでいたら、後書きに
 >本作品執筆にあたって、北野勇作さん、笑福亭鶴瓶さんに貴重なご助言・ご助力・許諾等を賜りました。この場を借りて御礼申し上げます。

 という一文があるのを発見し、
 (そうやろ、そうやろ!そうや思ってた!)
 と、テンション急上昇。
 もっとも、帰宅してハードカバー版を見たらこちらにも同一の文言はちゃんとあったけど。
 シリーズ一作目には鶴瓶さんの名前が無いので、鶴瓶さんが“ご助言・ご助力・許諾”した部分がどの辺なのか知りたいところ。
 生放送でお尻を出して偉い人を怒らせたこととか、奇抜な頭で高座をやっていたことだけだったら何だか寂しいが、主人公のお師匠さんである笑酔亭梅寿のモデルは六代目松鶴師だといわれているので、“知られざる松鶴”みたいな部分のエピソード提供もしていると思いたい。
 今月はハードカバー版でシリーズ三作目が出るようだが、爪楊枝を鼻に挿す九官鳥や宙吊りにされる犬のエピソードが出て来たら、間違いなく鶴瓶さんが助言した部分だろうなぁ。

そんなたわごとを考えていたら、父親から「情けない…」なんていうタイトルのメールが届き、三十路を前にして一向に落ち着く気配がなくお笑いにうつつを抜かしている娘に対する苦言かとびびりながら開封したら
 「最近、身体を洗っても全然泡立たないので、(あぁ老化現象か…)と密かに打ちひしがれていたのですが、今日、よくよくボトルを見たらボディソープとヘヤコンディション(原文ママ)を間違えていたことに気づきました。今日からはふわふわぴかぴかです!」
 と、54歳という年齢を考えたら若干残念さが漂う近況報告だった。
 間違えるかなぁ…。

報道ステーションから続けてテレ朝を点けていることが多いので、2丁拳銃が出ていたタカトシの番組も見ることが出来た。
 最後の「ちゅっ、ちゅるるーる…」の時、(あっ、やった…)と思わず目を逸らした私は、被害者というより裏切り者かも。
 それにしても、2丁拳銃が審査される場面は、何年経っても慣れない。



2008年05月19日(月)
想像した以上に騒がしい未来


実家から2丁拳銃が「BREaTH」でやっていた連載の第1回〜20回のコピーを持って来たので、つらつらと読む。
 時期的には1998年〜2003年の2丁拳銃だが、基本的に2人ともビジュアルに根本的な変化は無いので、写真は今とそう変わらない。
 でも、5年〜10年前のことなので、後々叶う(あるいは叶わない)ことを夢や目標として書いていたりして、未来を知っている目線で読むと中々面白い。

 アルバムも出すことも、漫才でも歌でも全国ツアーをやることも、ドラマに出ることも、映画に出ることも、映画を作ることも、鶴瓶さんに会うことも(そして、鶴瓶さんの前でネタをすることも)、ヒロトさんとお酒を飲むことも(ハープを直々に電話で褒めてもらうことも)

 >僕が2丁拳銃であるかぎりほとんどすべて現実になっていくと思います、というかします。

 と、自身も書いた通り全て現実になるのだけれども、2000年3月時点の2丁拳銃はそのことを知る由もない。
 私も、2000年3月時点では、自分がお笑いにハマるなんて思ってもいなかったし、ましてや鶴瓶さんが出るからと、市民でも府民でもないのに、ノコノコと大阪府高石市の市民寄席まで追っ駆けて見に行くなんてことは、未来の映像を見せられてもそれが自分だと認めないだろう。
 未来は見えないから良いものだ。

鶴瓶さんのインタビュー(10P)が載っている「OK FRED」という雑誌のバックナンバーがオクに出ていたので落札し、読む。
 インタビュアーの方はパペポ世代で、パペポが物凄く好きだったそう。
 オンタイムでもちろん見るし、ビデオに録画して繰り返し見ていたそうで

 >当時、大阪を席巻していたダウンタウンを凌いで、いつのまにか鶴瓶は僕のヒーローとなっていた。そして、それは僕一人ではなかったと思う。

 と書いているが、めちゃめちゃ共感。
 紅白司会者の鶴瓶さんは脱ぐのか脱がぬのか、という興味本位な論争が起きていた昨年の12月頃、
 
 >ちなみに、ハプニングといえば、鶴瓶さんの民放でのポロリ事件ですが、鶴瓶さんはしらふでポロリするような人ではありません。
 >ファンとして代弁しときます。

 と書いていた朝日新聞の記者も、多分パペポ世代でパペポからの鶴瓶さんのファンのような気がしてならない。



2008年05月17日(土)
若葉と青空


“山生まれ山育ち、足が太い奴は大概友達”みたいな土地で生まれ育った私は、草が萌える匂いがとても好きだ。
 2週間前の九州はどこを歩いても草が萌える匂いでむせかえるほどだった。
 東京は昨日辺りから公園を通るとこの匂いがするようになった。

 瑞々しい若葉を見ると、(あぁ、修士さんが生まれた季節が来たなぁ)と思う。
 修士さん、お誕生日おめでとうございます。
 ここ数年、5月17日の東京は晴天が多い。
 修士さんには晴れて澄み渡る青空が似合う。

フライヤーなどを渡しに秋葉原へ行く。
 電気街の方は違う世界が広がっている気がしたのでヨドバシアキバでまったりとご飯。
 現在、解散の噂が上がってるコンビがいるらしいことを教えてもらう。
 ヒントを繋ぎ合わせると2人とも見解が一致し、うーむと苦笑い。
 あまり当たって欲しくない予想。

ご飯を食べた後別れて、私は最近出来たBOOK OFF秋葉原店で中島らもの「ビジネス・ナンセンス事典」を購入。
 最近出た「空からぎろちん」を読んだら、またエッセイを集めたくなったので。
 同時期に買った「死神の精度」も読み終えたが、ただ読み終えただけで、あんまりピンと来ず…。
 伊坂幸太郎はあまり私には合わないのかなぁ…。
 第一章を読み終えたときはこのままいける!と思ったのだが。



2008年05月15日(木)
7ヶ月お待ちしておりました


“今日は残業いたしません!”という空気を周囲に遠慮なく撒き散らし、定時内に仕事や雑用を終わらせると、終業のチャイム3秒後には職場から脱走を決め込んだ。
 行き先はよみうりホール。
 会社からの交通の便は良いのだが、開演が18時半と早めなので急ぐに越したことはない。
 鶴瓶さんのキャリアからいって、多分中トリとか中入り以降だろうけど、最初から通しでみたいし。
 無事18時5分頃に到着。
 フロアで軽食のお握りを買って腹ごしらえをして席に着く。
 私は前の方の席なので分からなかったけど、友達はハンチング姿の小堀さんが入ってくるのを目撃したらしい。

 パンフレットを見ると、鶴瓶さんは中入り後すぐの出番。
 文珍さんがトリかと思ったら花緑さんがトリだった。

林家市楼さんの「あみだ池」は時々噺の展開に置いていかれそうになったり、花緑さんの「竹の水仙」は若干聞きながらダレたりしてしまったものの、柳亭市馬さんの「片棒」、文珍さんの「風来坊」、鶴瓶さんの「回覧板」は最後まで楽しめた。

 贔屓目ありありの感想だが、鶴瓶さんは出て来る前も出てきてからも拍手がなかなか止まず、自分自身も拍手しながらにやけ笑いが止まらず。
 マクラで出て来た「ご来光と黒人の子」「波にさらわれた太郎」は何回聞いても好きだ。
 今年の1月のヤンタンで、とうとう太郎さんが「たべには自分だった」とカミングアウトしていたが、私は鶴瓶さんが「たべに」の正体に全く気づいていなかったことの方に驚いた。
 誰がどう考えてもあれは太郎さん以外ありえないと思うけど。

春の研鑽会は鶴瓶さんの自由が利く演目なので、もしかしたら新作の私落語の「琵琶を弾く観音像」かと予想していたが、結果は奥さんへの愛が満載の「回覧板」。
 本当に羨ましいぐらいに奥さんを愛してらっしゃるなぁと思う。

「回覧板」を私が初めて聞いたのは、心の底から(この落語会に行って良かったー!)と思った昨年のそごう劇場で行われた「鶴瓶と誰かと鶴瓶噺」。
 「鶴瓶版死神」を聞くことが出来た思い出の会。
 
 鶴瓶さんはご自分が亡くなった後じゃないと落語のCD・DVD化はしないと言っているので、いつでもどこでも見れるものではないことがなんとももどかしい。
 (あの落語を見てもらえたら、凄さが分かってもらえるのにーっ)と何度地団駄踏んだことか。
 いつでもどこでも手軽に見れる訳じゃないので、落語会があると聞けば喜び勇んで足を運ぶ訳だが。
 差し当たっては7月の大銀座落語祭と10月の笑福亭鶴瓶落語会(紀伊國屋サザンシアターで5日間!)は何としてでも見に行きたい。
 それにしても大銀座落語祭が今年で最後というのは非常に痛い。



2008年05月13日(火)
世間は広くて狭い

うちの父の部署に新しい派遣さんが入ったそうだが、長崎出身の人らしい。
 話を聞くと父の小・中・高の後輩であることが発覚したそう。
 ちなみに私も父の高校の後輩であるため、「へぇ〜、その人何回生?」と卒業年度を訊ねたら、何と私の同級生だった。
 私がいた頃は1学年420人で10クラスあったし、理系・文系の違いもあって一度も同じクラスになったことは無かったのでその人のことは名前を聞いてもピンと来なかったが、世間って本当に狭いよなぁ、とつくづく思った。
 高校1年の時の副担任は、中学2、3年の時の担任の仲人だったし、今の職場の派遣さんにも幼・小・中・高の先輩がいるし。
 
 懐かしくなったのでmixiで卒業した学校のコミュニティを見てみたが、自己紹介を見たら高1の時同じクラスだったことは明らかなのに誰なのか分からない人がいて何だか焦った。
 コミュを見たら結構ヒントになるものがあるのにピンと来ない。
 切なくなった。

関西は日本で一番きらきらアフロの放送が早い地域だが、月曜日に関西在住の友達から
 「先週のアフロ見てたら、鶴瓶さんのめっちゃファンっていう子が出てたよ。なんていうか、せり以外にそんな人がおんねんなぁ、ってしみじみしたわ☆」
 てなメールが来た。
 何もそんなしみじみしなくても…と若干しょっぱく思いながらきらきらアフロをめっちゃ共感しながら見た。
 私も小栗旬より鶴瓶さん。

 「硝子のかけらたち」は私が今まで見た中で一番えげつないドラマだった。
 鶴瓶さんがありえないぐらいの悪役で、(こんなに悪役がハマってるんだから絶対この人の素は悪いに違いない)と10年ぐらい思い込んだほど。
 ドラマ終了後、他の番組で鶴瓶さんが良いことを言って感動しそうになっても、(でもこの人時三(※鶴瓶さんの役名)だった)と思うとその感動もスーッと冷めるぐらいだった。
 それぐらいに強烈だったので、このドラでの鶴瓶さんに対する松嶋さんの感想は非常に理解できる。
 「きらきらアフロ」の大阪城ホールイベントに行ってみてやっと、(あぁ、鶴瓶さんって物凄く気持ちが大きい人だったんだ。この人、時三じゃないわ〜
)と目が覚めたが、大阪城ホールに行かなかったら、今でも(でも、この人時三だった)という思いで紅白歌合戦とか見てたと思うし、それ以前に鶴瓶さんにも落語にも絶対ハマらなかったと思う。
 そう考えると、きらきらアフロの大阪城ホールイベントは結構私の運命というか生き方を変えたライブだった。

 “時三ショック”から目が覚めた後、ひっそりと「硝子のかけらたち」のVHSを今でもレンタルしている店を見つけたので、懐かしくなって借りてみた。
 当時は時三の悪役ぶりの強烈さにすっかり目を奪われていたが、今見てみると、鶴瓶さんの悪役のハマリっぷりと対照的に、藤井フミヤ氏の演技が意外と…だったことに気づいた。
 
 都内のTSUTAYAにもこのドラマのVHSを置いているところは少なくなったみたいだが、もし見かけたら是非一度見てもらいたい。
 このドラマに限れば、「これ見て鶴瓶が嫌いになった」と言われても悲しくならない。
 むしろ、共感できる。



2008年05月12日(月)
増田さん、ありがとう


>親がいなくなってからできる親孝行もある。
5月12日付神戸新聞 ますだおかだ・増田さんの談話より)

 偶々ネットで見つけたので、ますだおかだ・増田さんの歌手デビューに関する神戸新聞の記事を読んだが、上記のフレーズにハッとした。
 そして、ホッとした。
 「親孝行、したい時に親はなし」とか、そういう後ろ向きな言葉しか聞いたことが無かったので、昨日の母の日は悔いてばかりだった。
 カーネーションが若干嫌いになっていた。
 
 “親がいなくなってからできる親孝行”は、人それぞれで違うと思うが、私自身に関していえば、「父より先に死なない」ことだと思う。
 妻であり同級生でもあった母を亡くして、娘まで亡くしたら可哀想だ。
 生物学的にいっても私の方が父より長生きする筈だが、事故や事件など、何が起きるか分からない。
 そういう不慮の事態は致し方ないとしても、自分で自分の人生を止めるようなことだけは決してしないように、常に言い聞かせる。
 
ラジオでの発言を巡る論争の記事を読んでいたら、昔読んだ田辺聖子氏の小説の一節に
 「差別がきついのはバカですよ。アホは死んだらええねん、とバカは死ななきゃ直らない。どっちが差別きついと思います?」
 というのがあったなぁ、と思い出した。
 私は放送を聴いていないのでどんなニュアンスで出された言葉なのか分からないが、羊水をめぐる発言とは次元が違うのではと思う。



2008年05月11日(日)
“怒るでしかし!”から一転☆

メガネのレンズに傷がついたので新しくメガネを作った。
 新しく作ったメガネは、前とほぼ変わらない銀縁の細いフレームだが、色々フレームを検討しているうちにプラスチックフレームのごついメガネも欲しくなった。
 イヤホンを買いにヨドバシアキバに行ったら、丁度3プライスメガネの店も入っていたので、プラスチックフレームメガネをここで作ることにした。
 私はとんでもなく目が悪いため、普通の球面形レンズではとんでもない分厚さのメガネになるので、追加料金を払って非球面形レンズで作らなければならない。
 非球面形レンズでも5250円、とかいう店はないものかしら…。
 閉店間際だったこともありレンズの在庫が無かったため、30分で出来るものが結局2日掛かった。

メガネを受け取り、早速掛ける。
 個人的には希望通りのフレームなので嬉しく歩き、ショーウィンドウに差し掛かるたびに意味も無く自分の顔を写して悦に入ったりしていたが、このメガネに変えた途端、まー、声が掛かること、掛かること。
 …自称・“占いの勉強中”の方々に。

 東京駅〜有楽町の一駅を歩く間に4人に声を掛けられるとはどういうことだ!
 そんなに私は人生に行き詰まりや不安を覚えているような人間に見えるのか!
 確かに流されっぱなしの人生だが、別に迷いは覚えていないぞ!
 「ヤングタウン日曜日」をつい笑いながら聴いて歩いている姿に、“カモの匂い”を感じ取られたのだろうか。
 
 こっちが足早に歩いて通り過ぎようとしているにも関わらず
 「あっ、お姉さん、お姉さん。いいですか?私、さっきからお姉さんって何か話しやすそうな感じがして声かけたかったんです。占いに興味ないですか?私、勉強中なんですけど。ちょっともっとお姉さんとお話したいんですが、いいですか?」
 と言いながらしつこくついてきて前に回り込もうとした占い勉強中の女よ。
 占い勉強する前に、共感力について指導受けて来い。
 私はオマエやオマエが入っている組織に人生指導を受ける暇は無いのじゃ。

ぷんぷんしながら家に帰って食事を作り、録音していた「日曜日のそれ」を聴いたら、メールが読まれてにっこり。
 しかも、前回は“○○さん”だったが、今回は“○○ちゃん”とちゃん付けだったので、心の中で打ち上げ花火が20連発ぐらい鳴った。
 ばんざーい。

お母さん、生んでくれてありがとう。
お父さん、この名前を付けてくれてありがとう。



2008年05月07日(水)
侍だってBOOK OFFに行く


今朝、SDプレーヤーのイヤホンが突然壊れる。
 SDプレーヤーのくせに、よその土地のAMラジオの周波数を必死で拾っている時のような途切れ途切れの雑音交じりにしか再生されないので、会社帰りにヨドバシアキバに寄り、イヤホンを購入。
 イヤホンではなく本体の故障ならば、思い切ってi Podに乗り換えようかとも思ったが、本体は何も影響無かったらしく、クリアな音声に戻ったのでホッ。
 ちなみにわざわざ秋葉原に寄ってイヤホンを買ってまで聞きたかったものは、5月4日放送分の「ヤングタウン日曜日」。
 いつ聞いても暗い話題や不穏な空気は全く以ってゼロであるところが素晴らしい。
 sleepy dogと鶴瓶さんの親子共演を聴きたくて今年の1月から聞き出したが、今はノーカット版O.Aが更新される水曜日が待ち遠しくてならない。

しばらく秋葉原に来ないうちにBOOK OFFの大型店舗が出来ていたので、イヤホンを買った帰りに寄ってみた。
 落語関連の本が無いかなぁ、と本棚を見ていたら、ちょんまげを結った侍が熱心にサブカルチャー本を物色している姿が目に留まった。
 東京に来てもうすぐ5年。
 新古本屋で熱心に物色している侍に会ったのは今日が初めて。
 東京ってやっぱり広いなぁ。

人間国宝・桂米朝師が骨折。
 やっぱりご高齢なんだなぁ…。
 1日でも早く高座に復活されますように。



2008年05月06日(火)
CTスキャンで確かめたい

2日の夜から帰っていた実家から19時半ごろ東京に戻って来た。
 今回は久しぶりに里心が湧き、しばらく風呂場でシクシク。
 ホルモンバランスが若干不安定気味なことも関係してるのだろうけど。
 
 実家も後数年で社宅から出なければいけないので、荷物を整理中。
 私も実家に置いていた2丁目劇場関連のものを整理してきたが、(よー、ここまで集めたなー)と自分でも感心してしまうほどだった。
 数年後は鶴瓶さん関連のものについて同様の感想を持つ可能性は極めて高い。 

 鶴瓶さんといえば、最近お友達がつるの剛士さんのファンになったらしくて日記で「つるのさん」という記述を見ることが増えてきたのだが、目にする度に「つるべさん」と読み間違えて、一人少しほっこりする。
 字面が似ているだけでほっこりするんだから、そのうち私はフジの軽部アナにもほっこりするんじゃないだろうか。
 名前もビジュアルも似てなくも無いし。

友達から久しぶりに近況報告のメールがあり、「せりちゃんは相変わらずお笑いにハマってますか?最近、世界のナベアツを見る度に、あなたが夜中のトークライブに毎月通ってたことを思い出します」なんて書いてあったので、「お笑いは相変わらず好きなんだけど、いつの間にか方向が変わってて、今は鶴瓶に夢中です。脳のCTスキャン取ったら、脳みその皺が鶴瓶の顔なんじゃないかなー、なんて思うほどのハマり具合」と返事を送ったら「本当にいつも予想外の方向に興味持つね」と返って来た。
 自分でも予想外。



2008年05月01日(木)
始まりに戻る


「百式」の発売日だったので取ってみたら、あっさりサクサクつながり、確保した席も、何で今の私にここが?みたいな位置の席だった。
 多分、フィーバーマンを見た時と同じ席。
 あの時は、初めての2丁拳銃単独、初めての東京一人旅、初めてのルミネtheよしもと、と、とかく初めてづくしでどきどきしっ放しだった。
 ルミネ1の階段に座り込んでいる若者達に恐れをなして逃げ帰ったのも微笑ましい思い出。

 「拳(GU)」リニューアルを機に「GUZ」通いも卒業したので、久しぶりの2丁拳銃ライブ。
 どんなものかしら。

明日から4日ほど実家。
 楽しみ。



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