不公平な救世主

犯罪履歴数世代前千年先


2002年08月17日(土)

お別れの時は出来るだけ静かに

出来るだけ言葉は少なく

そうたった4文字でいい


「サヨナラ」


2002年08月14日(水)

「そう、よかったね」
「うん。」
「多分あなたがいなくてもわたしは全然平気で」
「強がっているけど」
「真実なんて下らないから嫌いだね」
「明日も蝉が」
「夢で君が僕を嘲笑してたよ」
「それはきっと現実になるね」
「飛行機が落ちる気がして仕方ないんだ」
「最後の手紙を書かなきゃならない」
「机の中に全部押し込んでしまった」
「ねぇどこにいってしまうの?」
「ああ殺してしまいたい」
「いい思い出ってすぐに濁ってしまうものだから」
「冬は素敵だ」
「9月は僕が廊下に置き去りにされて」
「本当はもっと別のことをしたかったんだ」
「傷跡たちを愛しているから」
「包帯で締め付けていないと不安で太ってしまう」
「ずっと前から僕は君を殺していたのかもしれないね」
「静かな世界が必要なのに」
「黙れ」
「本当は誰からも必要とされてない」
「君は僕を使用してるに過ぎない」





「それでもまだ、僕は君を大好きだよ。」


2002年08月13日(火)

電車に揚羽蝶が乗っていた

座席にきちんと止まっていた

帰り道に蝉が死んでいた

蟻が群がっていた




全て何もかもを切実に受け入れて
一人で勝手に悲しくなったり怒り出したり暴れたりしなくて
おとなしく笑っているようなそんな人の方が
僕よりも生きる権利があると思うよ

たまには偽善者でもいいだろ?


2002年08月12日(月)

在籍していた剣道部を見学しに行った。

久し振りに会ってみたらある人は相変わらずで
皆も相変わらずで
やっぱりもう其処は僕の居場所ではなくて
そしていつの間にかまた前のように僕は二人の後ろを歩いていて
完璧にいつもと同じだった。

僕は多分どうでもいい存在で
「マイノリティ」で「×××者みたい」で「精神的にきてる」奴で
そんなのお前等には関係ないだろうと
心底思いながら曖昧に笑って紅茶を飲みまくって
摂取カロリーはおそらく1200を超えただろうとか
全然関係ないことを考えていた。

僕は付き合ってる人がいるとかいないとか
なんであんな奴がもてるんだろうとか
そんな話には全然興味がないのに。

でも決して楽しくなかったわけではなく
僕はまた純粋に見学しにいくんだろう。
そしてまた曖昧な気分になって
帰り道に悲しくなってアスファルトを蹴って
部屋で大音量で音楽をかけながら暴れて
また同じように同じような文章を書くのだろう。



それはおぞましいことだ。
僕が進歩も成長もしていない証になってしまうもの。


2002年08月11日(日)

本当は怒っていた
憎くて堪らなかった
なのにどうして笑っていたのか
もしこれが最期だったら
もし僕が来週若しくは数週間後に死んだら
誰か悲しんでくれるかな

比較なんてあてにならないもので
「昔のほうが」
とか
「前のほうが」
とか言ってみたって現状が変わるわけじゃないし
大体過去なんて全部美化されてしまうもの
僕は刹那的な生き方をしたいわけではない


どんな時に自分を追い詰めたくなりますか?

「夜中目が醒めてしまった時に」

「明日することがない時に」

「期待していた連絡がなかった時に」

「頭の中でオーケストラが鳴り響く時に」

「何もしたくない時に」

それは自分勝手な思い込みだ


2002年08月10日(土)

下らない感情で動かされていただけで
ええと多分僕はまた利用されていただけだと思います
自尊心を満足させる為に
それで僕は全然幸せでなかったと言えば嘘でしょう
利用されているにしろ
それはそれで僕のレゾンデェトルがあったわけで
いや今はもうないんだけどね
それでいい
いつまで縋り付いているのかな
また今日の夜は眠らないで
明日の昼に眠って
多分皆僕を忘れただろう
せいぜい金振り込んでないことで恨みを買っているだけ
夏は暑いな
可笑しいくらいに空が真っ青で
蝉が鳴く
夜中に蝉が鳴く
昼じゃないのに
疲れるだけなのに
きっと何も考えてはないんだろう
「猫が推理するなどというふざけた考えに鉄槌を下す」







赦さない赦されない

「あんたみたいな異常者が他人に好かれるわけはないでしょう」

そりゃそうだ

でも

死にたくもないのです


2002年08月09日(金)

最近よく夜中に突然目が醒めて
物凄い破壊衝動と共に
果てしない絶望が
僕の許容能力を超えて脳内を駆け巡る



ウィンド・トーカーズの試写会へ行って参りました
戦争映画だから仕方ないんでしょうけど
グロテスクでした
でも見て悪かった映画じゃなかったです
僕は人が死ぬと泣けてくるので
例に漏れず泣けてきました
どうにかしてくれ、です
画面がでかすぎて怖かったです


2002年08月08日(木)

朝7時からひたすら山手線を廻って
5時間電車に乗って
また元の場所に戻ってきた
(戻らなくていいのなら多分戻ってこないよ)
僕は懇願しただけど君に却下された
君は僕を蔑んで懇願して脅迫して僕は快諾
そう悪いのは全部僕です
あの時に全部見通しておくべきで
うん
正しいのはあなただったんだね


2002年08月07日(水)

みんなしんじゃえばいいのよ






死体を沢山送りつけられる夢を見た
腕だけだったり肋骨だけだったり
兎に角沢山
僕の部屋に積み上げられてね
異臭を放っていて
おそろしく不愉快だった
でも本当に死体を誰かに送りつけてるのは
間違いなく僕自身なのだ


僕に逃げ場所なんてどこにもない


 誰かに迷惑をかけるのはもう嫌です
 何の義務もない人を僕に同情させるのはもう嫌です
 疲れました全部疲れました
赤い球が一列に並んでそう言うのです
死んだら誰が泣いてくれるのでしょう
一人でも泣いてくれたら
それだけで生きていて良かったと思えるから


2002年08月06日(火)

遠足に行ってまいりました
バスに揺られ
楽しく散策し
蝉の抜け殻を服にたからせ
昨日の夜の海底に沈んだ気分は
すっかり癒されました

鴉の白骨死体を発見しましたのに
写真機を持っていなかったことが
とてもとても悔やまれます
嘴は死後どれ位で白色になるのでしょう

凄く可愛いピアスがあったのに
わたくしピアス開けてないものですから
残念です
でも開ける気はありません
矛盾しているようですが
自分の体を貫通させるなんて
痛そうで耐えられませんもの

ガラスの目玉が欲しかったのですけれど
お金がなくて買えませんでした
またいつか
今度


2002年08月05日(月)

ねぇ

そこに

いないのでしょう?

僕の手の届くところにはいないのでしょう?

僕はいつも君から見えるのにね

僕は全然見えないよ

ああ下らない




多分僕の顔が転がり落ちても
誰も気付かないのだろうと思う。
そして僕の顔は誰かに蹴られて
そのまま朽ち果てていくのだろう。
それでいいや。
疲れたもの。
誰かに何かを期待して
それは全部思い込みで
(勝手な思い込みで)
最初から勘違いにすぎないのなんて
もう疲れたもの。
僕は何も治す気はないし
むしろ悪化させたいくらいなんだ。
本当はね。


2002年08月04日(日)

英語の本ばかり読んでいると
日本語の本がすらすら読めて
マッハで読めてすばらしいわあたくし!!
とか思って
3時間で文庫本3冊読んでしまいました
レポートはどうするんですかね


逢わずにいる時間が一番恐ろしい

逢っていればその間は僕を見捨てないもの

誰も信用なんてしてないから


2002年08月03日(土)

ゴキブリがぁ!!

出現しやがって!!

エイブル行きたい(古ネタ)!!



しかし

先ほど

頭上を飛翔なさっておりましたので

ダイエースプレーで固めまして

昇天して頂きました

ああ怖かった

エイブル・・・


2002年08月02日(金)

誰もわかってくれないんだ

嫌なことも何もない、揺らぎのない世界だと思っていたのに


死にたくないなら

見なきゃいいのにね



僕はいつになったら

痩せることができるのでしょう


2002年08月01日(木)

「僕を愛してる?」

「わたしを、愛してる?」

「そんなの全部嘘だよ」

「しつこい」

「ずっと誰かを好きでいられるわけはないもの」

「そうやって自分が一番好きなんでしょう」

「誰がお前なんかと」

「前はそう言ったかもしれないね」

「わたしを置き去りにしたくせに」

「僕を蔑んだくせに」

「僕など」

「わたしなど」

『要らないのでしょう?』


苦情