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2020年02月23日(日) パンデミック狂奏曲第2楽章「愚行」

2020年も2月下旬。
気味が悪いほどの暖冬が終わりかけ、春の気配すら窺えるのに、世間は疫病騒ぎで総毛立っている。
本年早々始まった中国大陸生まれの新型ウイルス禍は収まるどころか野火のように広がり続けている。
もはや感染など止めようがなかろう。例年繰り返し流行する従来のインフルエンザ同様に為すがままにするしかないのだ。
人と接しないようにと数多のイベント中止とか叫ばれているが、一方であの地獄的通勤ラッシュや受験はスルー放置しているのだから何をか言わんや。
滑稽の極みだ。
それに輪をかけてSNSでは「不謹慎狩り」、「繊細チンピラ」が無能な働き者の本領を発揮、根拠のない危険を煽り立てるものだから、ますます収拾がつかなくなる。
むしろ早めに感染して体内に免疫を作っておいたほうが身のためだ。
以前から高齢者や持病持ちが院内感染でワクチンが効かないウイルスや細菌で肺炎に罹り死に至る話は枚挙に暇がない。
そんなものは「ありふれた死」だったから誰も騒がなかった。今回の新型ウイルスと何が違うというのだ?
そう、大して変らない。
本年インフルエンザで何万人も死んでいるというアメリカでは、疫病騒ぎなどまったくどこ吹く風で、大統領予備選真っ盛りだ。
誰もイベント中止なんて言い出さない。
繰り返しになるが、そもそもウイルスは生きた生物の細胞の中でしか生きられない。
宿主である人間をすべて致命的疾患に犯してしまったらウイルス自体も生存し得ない。
これまでも「スペイン風邪」等の大流行が繰り返されたが、当時も全国民が家に引きこもらなければ生き残れないなんて状況は生まれなかった。国が滅ぶほどの犠牲者が出る訳でもない。
遅かれ早かれ新型ウイルスも人体と「順応」して病原性も低下するのが常道。
こんなもの放っておけば勝手に治まって、今年の年末辺りにはこの疫病禍の事などみんな忘却の彼方だ。
にも拘らず、何故にこんな騒ぎになっているのか?
世界観点から見ると、いつの間にかアジア人に特化された疫病のごとく流布されて、白豪主義者の恰好の標的にされ始めた。
欧米では差別剥き出して日本人を弾圧し始めたという。
これはなにか胡散臭い。
あの横浜に留め置かれていたクルーズ船の船籍は大英帝国。船会社が合衆国らしい。
となるとあの船は実は「トロイの木馬」で、もともとパンデミックが発生するように人為的に仕組まれており、中国から日本に大量の感染者を潜入させ、この国を混乱に陥らせて破壊する策謀の一環なのかもしれない。
この疫病禍で東北アジアの一角に経済的な打撃を与え、ゆくゆくは再び植民地化するための白豪覇権主義による「生物兵器攻撃」だとしたら。
そう、あのクルーズ船は東インド会社の疫病工作船に他ならない。
すでに、イギリスは、この夏開かれる予定の東京でのオリンピックを中止させ、ロンドンで開催する用意があると表明している。
いよいよ日本植民地化の触手の胎動が始まったのだ。
此処に至っては、有無を言わせず「トロイの木馬」たる、あのクルーズ「工作」船を乗客を乗せたまま強制出航させ、この禍の元凶を排除しなければ、事態はますます悪化するだろう。
にも拘らず、このような白豪主義者からの攻撃に何ら対処できない日本行政府の無能さといったら極みない。
国権の最高機関たる立法府も国民の生命財産そっちのけで頓珍漢で不毛な議論に終始する様はもはや滑稽で失笑を買うというより、失禁並みの大爆笑。
この期に及んで国会で「笑点」の大喜利を始めるとは吃驚。
こんな無能偽政者を選ばざるを得ない国民も気の毒だ。
もはや救いがない。
このまま沈み行く泥舟で愚民偽政者諸共心中が相当だろう。

北米の映画賞でなにかの賞を獲った「元日本人」がいた。
報道によると日本が心底嫌いで、米国人になった故の栄誉だとのこと。日本には何の未練もなく、むしろ捨てて良かったと。
確かに才覚ある者が、もはやこの国に留まって良い事など何もなかろう。
故郷に錦を立てたところで所詮「井の中の蛙」。
芸能人が禁止薬物云々で捕まると、その業績すべてを否定し「なかったことにする」ムラ気質にも辟易する。
そもそも偉業を遂げる者は常人とは違う特殊な存在だ。
古の司祭などは自らをトリップさせ神とチャネリングすることで民を導いた。
そういった特殊な人間が世をスキルアップさせ、新しい世界観を切り開いていったのだ。
だがこの国に奇特な人材を育てる土壌は、もはや存在しない。
障害者大量殺人容疑者に対しても、なぜ「常人」として裁くことに固執するのだ?
あれは「キチガイ」という特殊な生き物だ。
「キチガイ」は「キチガイ」であり、永遠に常人とは相容れない。
「キチガイ」と「天才」は紙一重。
しかし、「キチガイ」と常人は100パーセント交わることは絶対にない。
勝手に「常人」にカテゴライズされて、あの容疑者もさぞ迷惑なことだろう。
もっとも先の大戦で帝都民の非戦闘員を10万人単位で焼き殺した戦争犯罪人キチガイ鬼畜ルメイに戦後、最高位の勲章を与えた「常人」日本人の「キチガイ」度も相当ではあるがね。
だったらこのキチガイにもご褒美をあげたらどうだ?
キチガイ同士仲良くせよ。

いずれにせよ、出る釘を打ってばかりいた結果、この国は凋落した。
そしてこの有様である。

この国が滅びる日も近かろう。
疫病ではなく、愚民偽政者の愚行によってね。
まあ自業自得だから仕方ない。
諦めてマスクをして石の下に蠢く虫のごとく、一生外出せずに閉じ篭もっているのが身分相応だ。


2020年02月07日(金) 「パンデミック祭り」の愚と平将門の呪い

昔あった石油ストーブの名称が付いた新型風邪ウイルス騒動。
マスクは売り切れてどこにもないとか。なんだか台風時のパン売り場を連想させる。
そういえば10年前も新型インフルエンザ禍があった。
丁度自分の原画展を渋谷で開催中。会場がある渋谷の画廊に毎日通っていた。
平日昼間の電車がガラガラになっていたことを思い出す。
あの時も、感染を水際で防ぐために大童なニュースが流れていた。
空港で防護服を着た係員が右往左往したり、当時の厚生大臣が頻繁に記者会見したり。
だが時すでに遅く、国内にウイルスが蔓延してしまった後は、もうどうでもよくなった事を思い出す。
そしていつの間にかピークも過ぎていつしかそんな「パンデミック」があった事すら忘れていく。
今回の新型インフルエンザも、もうすでに潜在的には日本国内にも感染は広がっているだろうから、あの豪華客船留め置きも実質的に意味を成していないのだろう。
船の中に「監禁」されている乗客にとっては降って沸いた災難。
タイミングが悪かったとしか言いようがない。
因みにあの船は造船中に火災を起こしてしまい、急遽同時並行して造船中の船で納品された履歴を持つ。
どこか不運に憑依されている船名。
繰り返される「パンデミック騒ぎ」に接する度に思うのは、今回に限らず、インフルエンザウイルスは毎年変異しながら流行している訳で、それが免疫を持つか否かで流行り方に偏りがあるだけの話。
殊更病原性が強い訳でもなく、致死率も大して高くないのであれば、放っておけばいずれ人体の中で適応して「共生状態」になれば収まっていく。
むしろ感染することで免疫力が高まり、インフルエンザに対する耐性が高まるというもの。
逆に消毒剤ばら撒きすぎると、無害の在来菌が死滅して未知の毒性の高い菌を蔓延らせる危険性もある。
にも拘らず、数年に一回、殊更騒ぎ立てるのは、何か意図があってのことだろう。
医療、薬品会社のステルスマーケットなのかもしれぬ。
薬品分野の株価は高騰だろう。
実際インフルエンザに比べれば、交通事故や風呂場で足を滑らせて死ぬほうが余程確率が高いらしい。
そんなのはニュースにもならないから気がつかないだけだ。
毎度繰り返される「パンデミック祭り」に踊らされる愚。

羽田新ルートで今日もひっきりなしに航空機が降りてくる。
100万余の都民の上空でロシアンルーレットを仕掛けるごとぎ儀式に思えて恐ろしい。
国交省は帝都民を焼き殺し足りないというカーチス・ルメイの霊魂や、あるいは、朝廷に対する平将門の怨念が羽田新ルートの旅客機に憑依する危険性を考えなかったのか?
数多の魑魅魍魎な悪霊が帝都を今一度灰燼に帰そうと虎視眈々と彷徨っている上空に巨大な旅客機を連続して飛ばすことの愚かさよ。
B777の機首に平将門の生首が見えたらおしまいだ。


絶望皇太子