「ふっご、ふごふごふご（ノッポ、何をしてるんだ）」

「…………（紙を使って工作しているのです、ゴンタ様）」

「ふごふごふごふごふご（俺もやりたい）」

「………（どうぞ、はさみはこう持ちます）

「ふご？…ふごふごふごふご（こうか？　…持ちにくいな）」

「………（お上手ですゴンタ様）
　……！　……！（…あ！危ない！）」

「ふご！（痛っ！）」

「…………！（止血しなければ…！）」




「………（ご無事で何よりでした
　………（申し訳ありませんゴンタ様、私がお誘いしたばかりに…）」

「ふごふご…ふっご…（大丈夫だ、ノッポ…）」










明らかに大丈夫じゃねぇ。

「ナイジェリアってあるだろ」
「ああ、ありますね」
「………」
「………

　……あ！　すみません」



赤毛ののっぽさんと言われると
どうにも「さてはてほほー」が浮かぶんですが
そうすると金髪のゴンタくんが偉そうに
ふごふごふごふご言ってるんだろうなと思って
何となく微笑ましいです。

道を歩いていると、小学生の男の子が３，４人で
自転車にまたがってぐるぐる回っておりました。

「○○！」
「ブンブン！」というかけ声が聞こえてきたので、

「ああこれは何とかいう番組でやってる
　（何かはわからないのですが…すみません）
　「りんご！」「ブンブン！」「１コ！」　
　「本！」「ブンブン！」「２冊！」
　という遊び（？）なのだな」

とそのまま通り過ぎました。

「アーホ！」
「ブンブン！」
「うんこ！」
「ブンブン！」
「エロ本！」
「ブンブン！」


楽しいなら何よりだと思います。

笹の葉さらさら　原稿落ちて
お星様きらきら　原稿落ちた


かなり最近まで、天の川というのは七夕の日にしか見えない
ものだと思ってました。
えーと、


７月７日以外


７月７日

みたいな感じです。

いえ、一応天体がどうの、公転がどうの、自転がどうのというのは
わかっているのですが。
「中学生のときはそこそこ頑張っていたけど
　高校生になってからさっぱり勉強しなくなって
　そのままぼんやりとここまで来ちゃった20代女性」
　くらいの知識はあるのですが。

Ｑ.太陽の通る道筋を何というか？　Ａ．黄道　

とかなぁ。やったなぁ昔は。


それは置いといて、
ああそうか、別に七夕の日でなくても天の川を見ることはできるんだなぁと
３ヶ月ほど前に気付いたわけです。
夜空を見上げればすぐ気付くはずなんですが、
普段あんまり意識して星空なんて見ないじゃないですか。

…それとも普通はもっと見てるもんなんでしょうか。
…もしかしてかなり恥ずかしい人になってるんでしょうか。

「僕はいつも星を見てるよ」
「え？」
「君さ」

みたいな人になってるんでしょうか。

福