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2004年09月26日(日)
おいしいたれの焼肉屋



無題ドキュメント




たれがとってもおいしい焼肉屋


 


この店に行きたいか、と聞かれれば、


私は「あまりいきたくない」と答える。


 


その理由は、「たれがおいしい」からだ。


 


たれがおいしい事は、良い事のように感じる。


おいしく焼肉を食べる事が出来る。


そう考えるのが普通だと思う。


 


でも、本当においしい肉を出す店だったらどうだろう?


その店は、肉を塩で食べさせるような気がする。


たれを、おいしくする必要は無いのだ。


逆の言い方をすれば、おいしいたれは、おいしい肉の味を


阻害する可能性だってある。


 


おいしいたれの焼肉屋は、肉屋としての本質を


はずしている可能性が高いと私は思っている。


 


・・・これって、仕事でも同じなんだよな、と思う。


どう解釈するかは、これを読む方の判断に任せます。


 


おいしいたれだけを提供するのでは、


仕事において、認めてもらう事は難しいんじゃないの?と思います。







2004年09月17日(金)
師匠



無題ドキュメント




今回の話は、分かる人だけついてきてください。


 


私には、師匠がいます。


 


その師匠は私に、アニメの存在を教えてくれた人です。


 


アニメといっても、サザエさんやドラえもん等のメジャーどころではありません。


ここで作品名を書くと、ちょっとこれから先、私のDIARYを読んでいただけなくなる


可能性が濃厚なので、あえて控えさせていただきます。


 


この師匠はすごいんです。もう、なんていうか、私の常識をはるかに超えた存在なんです。


 


師匠にまつわる伝説の一つをお話します。


 


それは私が中学生のときの話です。


師匠がある日突然、パソコンを購入したんです。


 


理由を聞くと、「ゲームがしたいから」との事でした。


 


師匠の購入したパソコンの機種名は富士通製の「FM-TOWNS」でした。


しかし当時、パソコンと言えば、NEC製の「PC-98シリーズ」が定番です。


 


ソフトの数も圧倒的にPC-98シリーズの方が多く、ゲームをするのなら、


明らかにPC-98を購入するほうが得策と言うものです。


 


今で言えば、Windows搭載機を買わずに、MACを買うようなものです。


なぜ?どうして?ゲームがしたいでしょう?


 


どうしても、理由がつかめなかったので、師匠に尋ねました。


 


私:「どうして、ソフト数が少ないFM-TOWNSを買ったの?」


師匠:「18禁ゲームで声が出るから」


「18禁ゲームで声が出るから」


「18禁ゲームで声が出るから」


 


えーーーーっ!!


それだけの理由で、FM-TOWNSを買ったの?


他に理由は無いの?だって、パソコンだよ!!すごい高価だよ!!


(当時の価格で50万円以上したはずです)


それだけの理由で買うことができるの?


 


師匠は誇らしげに笑っています。そして、本棚に目をやると、


すでに十数本の18禁ゲームが並んでいるではありませんか!!


 


いつの間に揃えたんだよ!!


 


当時、私も師匠も中学生です。どうやってそんな高価なものを


買うことができたのかは、今もって謎のままです。


 


親にねだった可能性が大ですが、確認はしていません


 


中学生が18禁ゲームを保有していることは、我が日本国においては、


違法なのではありませんか?と言う疑問はありました。が、


まあ、良いや・・


 


でも、中学生に18禁ゲームって売ってくれるのか?


もしかして親が・・・と、これ以上は考えるのを止めました。


 


私は今まで生きてきて、パソコン購入動機がこれほど、単純明快な人に


出会っていません。さすがは師匠、すでに人という存在を超越して、


「神」の領域に達しております。


 


私にFM-TOWNSを自慢げに見せる師匠の姿は今も忘れられません。


 


 


いかがでしたか?師匠の伝説は。


これは伝説のうちのほんの一部分でしかありません。


 


またの機会があれば、師匠の伝説をここに記す事もあるでしょう。


でも、これ以上、書くと、私の人格も疑われかねないから、


これ以上は、


封印!


 


 







2004年09月12日(日)
Love & Hate



無題ドキュメント




ある自動車の広告で、心にとまる言葉があった。


「ソロで行くのは嫌い。そろっていくのが好き」


 


Love & Hate


 


私は人を愛して、誰かと生きて行きたいです。


 


 


 







2004年09月11日(土)
喪失感



無題ドキュメント




初めて、運転免許証を手にしたとき、それに写っている自分が


誇らしげであり、また嬉しそうだった。自分で自分の顔を、あれだけ


見たのは初めてだったかもしれない。


 


それから、私は免許を2回更新して、顔写真は変わった。


そこに写っている顔は、既に表情を失っていた。


 


車を運転する事が楽しくて楽しくて、運転する車があれば昼夜を問わず運転した。


ただ、免許取立ての頃は、運転する車が無く、時々レンタカーを借りては、


ほぼ24時間、運転に興じていた。


 


それから時が経ち、私は車を所有した。いつでも運転が出来る。


その気になれば、24時間と言わず、1週間でも、1ヶ月でも運転する事だって出来る。


もちろん、体力と相談する必要があるが、「目の前に自分の車がある」事は、


私が物心ついたときからの夢だった。


 


しかし、私は今、運転をしていない。それどころか、車を負担に感じるようになった。


経済的な負担はもちろんあるが、そうではない。


車があることが、鬱陶しいと感じる事が多くなった。


 


夢は叶えてしまうと、喪失感を抱いてしまうものらしい。


あれだけワクワク出来たものに対して、鬱陶しいと感じるとは、


全く予知していなかった。


 


私が再び、喜びに満ちた自分に出会える出来事は今のところ、無い。


次に免許を更新するときは、もう一度、自分の写真を眺めて喜べるような


出来事と出会いたい。


 


 


 







2004年09月06日(月)
生きる理由



無題ドキュメント




生きる理由について、ちょっとだけ考えてみた。


 


今まで自分が出会ってきた人を思い返して、


その中にたった一人でも、自分が死んで悲しむ人がいるのなら、


私は生きている理由になるんじゃないかな、と思います。


 


自ら命を絶つ理由は・・・・どこからか、わいて来る。


人の脳を溶かして、悪魔はとろけた脳をもてあそぶ。


 


生きていても楽しくないよと、そっと耳元で囁き、消える。