初日 最新 目次 MAIL


仕事!仕事?仕事・・・
CLIO
MAIL

My追加

2004年06月20日(日)
小さな一つの物語



無題ドキュメント




これは、ある男の失恋の物語です。

 


1年ほど前からでしょうか?


好きな人ができ、恋人となり、しばらくは幸せな生活を送っている二人。


しかし、ある日、どちらからとも無く、失恋話を持ち出し、


二人は、恋人同士から、ただの他人になりました。


 


そして、彼女は男の下を去り、男の知らない土地へと引っ越していきました。


 


男は悲しみのどん底にいます。その内、男は憎しみを持つように


なりました。彼女が不幸せになれば良いのに。


こんなに苦しんでいる自分をよそに、彼女は楽しく暮らしているのだろうか?


そんなことを考えるたびに、男の悲しみはさらに強くなったものでした。


そして、同時に彼女に対する愛情が憎悪に変わっていく悲しさも感じていました。


 


彼女がこの世から消えてしまえば、この苦しみは無くなってくれるのか?


そんなことすら考えるようになりました。


 


・・・・・・それから数ヶ月、男はまだ悲しみに囚われたままですが、


確実に一歩を踏み出し、新しい生活を始めていました。


 


そして、彼女がこの世のどこかで生きていて、幸せに生きていてくれることが、


自分にとっても幸せになることを知ったのです。


 


彼女が生きていれば、どこかでよりを戻すかもしれない、と言う小さい考えではありません。


以前、お互いの幸せが何よりも尊くて、二人でいること以外は何も望んでいませんでした。


 


その何よりも尊かった彼女が生きている。それだけで、また喜びを感じれるようになったのです。


彼女はまた別の好きな男ができて、どこかで二人で過ごしているかもしれません。


思い出の中に生きるのは嫌だけど、二人が恋人同士だったのは事実で、


その中で幸せを感じながら生きていた時間があった。それで十分です。


彼女が幸せになることを、心から願っています。


 


 


・・・・もう、思い出すのも苦労するくらいの昔の話です。


物語は、人の数だけある。これはその中の一つに過ぎないのですよね。







2004年06月19日(土)
一人カラオケ



無題ドキュメント




実は、私はカラオケが大好きです。


 


マイクを一度持たせたら、離したくないけど、


大人なんだから・・・と言うことで、マイクを離すくらいの


人間ですが、カラオケが大好きです。


 


そんな、カラオケ大好き人間の私にも一つできないことがありました。


 


それは、「一人カラオケ」


 


一人で、カラオケボックスで歌うことです。


これはとっても寂しいイメージがあって、さすがの私もできませんでいました。


 


しかし、ついに封印が解かれる日がやってきたのです。


 


 


それは、ある友達と待ち合わせをしている時でした。


 


相手から、突然「2時間ほど遅れる」と連絡が入ったのです。


すでに、待ち合わせ場所にいた私は困りました。


時間をどうやってつぶそうか・・・・


 


そのとき、偶然カラオケボックスの呼び込み兄ちゃんと目が合いました。


「今なら、部屋空いていますよ、すぐご案内できます。しかも、1ドリンクサービスします」


 


サービスと言う言葉にめっぽう弱い私です。ついつい、OKをしてしまいました。


 


そして、恐る恐る、フロントへ。


フロントのお姉ちゃんの「何名さまですか?」の問いに、


「一人です」と答えた時の悲しさは、今でも覚えています。


 


フロントのお姉ちゃんは何事も無かったように、リモコンを渡し、


私は部屋へ行きました。ついに、一人カラオケの開幕です。


 


まずは、得意の歌から始めます。


 


リモコンで番号入力し、曲の入力完了。しばし待ち、前奏開始、


歌う自分、自分、自分、自分。


 


1曲目終了・・・・むなしさがこみ上げてきました。


しかし、ここで帰ると金がもったいないので次々と歌いだしました。


2曲目終了・・・・むなしさをかんじなくなってきた。


3曲目終了・・・・ちょっと、テンションがあがってきた。


4曲目終了・・・・完全にテンションが出来上がる。


5曲目終了・・・・一人であることを忘れるくらいのテンションになる


6曲目終了・・・・好きな曲をもう一度歌って、テンション最高潮


ここで、一つ気づく。一人なら、何を何回歌っても、文句を言われない。


7曲目終了・・・・3回同じ歌を歌ってみた。気分は絶好調


8曲目終了・・・・ずっと、テンポの速い曲だったから、バラードを歌ってみた。


9曲目終了・・・・初めての曲に挑戦


 


・・・・・等と、私の一人カラオケ合戦は続き、あっという間に時間が来ました。


終了を告げる電話が来て、「延長されますか?」の問いに、思わず「お願いします」


と応えそうになるが、待ち合わせをしていることを思い出し、思いとどまる。


 


 そして、店を出て10分後くらいに、友達と会うことができました。


 


やばいです、一人カラオケ・・・・時間が余ったら、行ってしまいそうです。


カラオケの好きな人は、行ってみるのも良いかと思います。


そこには、今まで想像もつかなかったような楽しい空間があなたをお待ちしているはずです。


(但し、カラオケ大好き人間に限る)







2004年06月07日(月)
遅咲きの携帯電話



無題ドキュメント




今日も携帯電話の話です。


 


どこで聞いたかは忘れましたが、


「着メロを良く変える男は、女もよく変える」


なんて言うそうです。


 


なるほどね、飽きやすい、と言う言葉を


携帯電話で比喩してみた、なかなか奥深い言葉


だと思いますよ。


 


せっかくなので、私の着メロを紹介すると、


電話:PADDLE;Mr.children


メール:海辺の街:携帯のプリインストール


となっております。


 


ここで最初の話に戻ります。


私は着メロ等は特に一度決めると、変更しません。


前述の「着メロを変える男は〜」から考えると、


一人の女性を愛する男とでもなるのでしょうか?


 


自分で言っていて、恥ずかしい。


 


でもね、着メロをPADDLEに変える前に、


こんな事があったのですよ。


 


それは、忘れもしない2004年2月のこと、


電車に乗っていて、うっかりマナーモードにするのを忘れていました。


しかもそんなときに限って、なぜか分からないけど、


誰かが電話してくるんですよ。そして社内に響き渡る


「ウルトラ・ソウル By B'z」


 


 


・・・・・・・とりあえず、携帯電話を機種変してみました。